ヘタな人生論よりイソップ物語―こんなに奥が深い“大人の童話” 植西聡著

英文の『イソップ物語』を読み、日本語版でもう一度読んでみようと思っていたところでこちらを借りた。
確かに先日「マウンティング」されて気分が悪く、こちらの本を読んでいくうちに「マウンティングされる私にも原因があったかも…」と反省する気持ちになっていく。
が、ある一説で英文ではその先の文章 が有ったにも関わらず、こちらではカットされており、何のとことはないイソップを引用しつつ自分の思想を主張しまくっている 事に気がつき、その時点で「胡散臭い」と言うか目が覚めたというか…
とどめは、引用に使われているイソップが一体どこの出版社のもので誰の訳のものなのか引用参考文献の記述が無かった。

こうやって口の立つ人はもっともらしいことを言いつつ、自分の意見を押し付けてくるんだよなあ…