今回も解説を重松清さんが担当。
良くも悪くもリチャード・バックらしい不思議な物語もついに本作でひとまずのフィナーレを迎えた。途方に暮れた顔と声になっている人も、きっといるだろうな。
「いやー、まいちゃいましたね」苦笑交じりに僕が感想を口にすると訳者の法村里恵さんはうふふと肩をすくめて笑い返してくれた。(中略)
「確かにストーリー展開はかなり唐突ですよね。省略されているところもたくさんあるので『訳し落としたのでは?』と心配になって原書を確認したことも何度もありました。
でも、原書でもやっぱりその通りなんですよ。』


現役作家も翻訳家さえも戸惑い率200%の作品。
私的には時間の無駄な一冊。

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