この手の出版社にしたら珍しく、童貞男子の妄想、願望設定になっておらず、どちらかと言えば「コバルト文庫」を読んでいるような懐かしい感覚に。
むやみにデカイおっぱいをゆさゆさしながら走るヒロインでもなく、むしろどこかオタク要素(自分の世界にはまり込み過ぎて、世間と距離がある)のマイペース女子なのでその分、余計な修飾が無いからある意味読みやすい。
美形だが超無愛想なヒーロー(?)と妙にハイテンションな明るい女子。
まあ、お約束と言えばお約束設定なんでしょうが…
本作、「香り」(香道)を取り扱っているのに、なぜか美味しい芳醇なコーヒーが飲みたくなります!!!!!笑

「香道」といえばコバルトの『丘ミキ』の朱海さんも香道の家元息子だったような…だから余計にコバルトっぽいと思ったのかも。
あれ、ラストはなんかイマイチで終わった気が。
その後の丘ミキは無いんでしょうか?????

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