「攻撃する人は困っている人である」その認識を持って対処しろ、ってのが著者の持論です。
つまり「攻撃」を受ける側が「攻撃する側」よりも一歩大人になれと言われているような。大きな広い心で相手を受け止めることなく、流せ、と。
そんな余裕ないからこんな本に手を出しているんだけどなあ…
まあ「攻撃」されても「自分は関係ないね」と言われたことに過剰反応しない図太さを身につけることも必要かも。しかしその図太さも時には問題に。
p102
例 先輩から「察しなさいよ。レベル低いわね」と言われた

対処法として
「察しなさいよ」とうのは、「こちらが必要としていることを読み取って、自発的に助けて」と言う意味ですので、相当困っているのだと考えればよいのです。
自分が何に困っているのかどうしてほしいのかを伝えるのは社会人としての基本。それができていないのは先輩の方です。
相手の期待に応えていないということだけは事実ですからそれを言えばよいのです。「すみません」と。


例えばですね、2人勤務の店にいるとして、自分はレジより遠いところで品出しをしている一方、相勤はレジの近くで品出しをしているとして、客がレジにいるのに一向に対応する気配を見せず、自分がだ~~~~~っと走って行って
「お待たせしました。申し訳ございません!!」とレジを打ち始めたら客に
「おっせ~~~ンだよ!!怒」と怒鳴られたとする。
自分的には「なんで怒られるの???」と不満が溜まる。
で、つい例のようなことを口走ることってありませんか?
相勤に「お前がさっさと客に気が付いて、対応したら問題なかったんだよ!!」と。
それを「すみません」の一言で済まし、次回からも全く客に気配を読み取ろうとしなかった=反省しない としたらこの相勤と一緒に仕事する気が無くなりませんか?
私、自分のパート経験からいっつもこの手の人間と組まされてストレスばっかりだった。しかも、違う人と組んでも「一つの仕事に気を取られず、もっと目配り気配りしてよね!!」と怒られる…
なんで私ばっかり…私よりあいつに言えよ…と何度もどんなパート先でもいっつも不満に思っていたなあ…(遠い目)

私が攻撃と言うか怒るのは理不尽な尻拭いをいつもさせられるということで「困るから」なんですが。
尻拭いって問題を起こした本人がちゃんと処理したら他人がしなくていい事ですからね。
やっぱりなんか世の中、不公平…


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