シリーズ第三弾そして完結編。
双子の弟君のはなし。『ジキル博士とハイド氏』と『とりかえばや物語』を足して割ったような展開。
個人的にはもう一人の「分かち合った人」のラストの描写に感動。
「ロマンス」重視になりがちなこの手にしたら「人物」に重きが置かれていて
良かったんだけどなあ…(ロマンスが好きな人には全然物足りないと思うが…)
この作家さん、図書館にはこれ以上蔵書が無いのが残念なくらい、気に入ったんだけどなあ…

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