あの『プラダを着た悪魔』を書いた人の2作目。
めっちゃ、しょ~~もない!!
27歳大学出て一瞬銀行に勤めたと言う設定の割にオコチャマ過ぎ!
田舎の子が「109」で大騒ぎしているような滑稽さ。
「いけてる」ことに命を懸けている、最先端にいることが誇り、新しいものは即試してみる、そんな人ならこの本を読んでも面白いだろうけど。
むしろそんなことに神経を使っている人を気の毒に思うぐらい、薄~い世界。

それ以上に引っかかったのがこの翻訳者である「佐竹史子」さん。
一体おいくつですか?70代???
と言うのも原作を忠実に訳したらそうなるのかどうか知りませんが頻繁に
「はい?」とか←頻繁過ぎて「こいつ、頭悪い?」と思うぐらい。
p121「まぶいだろ」←ジョークで使ってるんですか????
p229「もち、もちよ」と。
この「もち」って「もちろん」の「もち」ですが、15年前に我が家の年賀状を母親に印刷してもらおうと原文を書いて渡したら勝手に「もち××」的な文章に変えられました。
それ見た時「もちって…滝汗」
後年このハガキを見た長男が「もち?なにこれ?」と。
「ばあちゃんが勝手に書き直した」と言ったら納得してました。笑
原作は一体どんな文章だったんでしょう?
せめて「と、当然よお~」とかの方がもう少しましでは?
因みにこれが次男だと多分オタアニメのセリフなのか「当然さあ~」と独特のイントネーションで答えてくれます。
「もちよ、もち」と言って「餅よ、餅」と脳内変換されることなく読まれているか知りたいところ。
邦題と副題の大人っぽさから限りなく乖離した一冊でした。

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