巷によくある『断シャリ』系や片付け系とどう違うのか?
この手の本は一冊読んで、実践したらあとはもう読まなくて良いと思う。
読んで実践した人はこの本を読んでおさらい気分になるし、
読んでも実践しない人は一生ゴミに埋もれた人生を送ってください。
この本、イマイチ「なぜ捨てるのか」を説明せずに結構上から目線文章。
グズグズ捨てることを渋っている人間に、上から目線で「どうして捨てないの!!!!」と言ったところで聞く耳持ちません。むしろ反発すると思う。
子どもと一緒で「勉強、勉強」言ってもね…あれよ、あれ。
自分の気持ちに火がついたとき、というかなぜか捨てる神が降臨する一瞬があると思う。
一旦取り掛かったら、ごみ袋3個以上になっても「もっと、もっと捨てたい!」と言う気持ちで満たされる。
もうすぐ、地域の中学のバザーだから紙袋も不用品もバンバン放出せねば!!
リサイクルショップでは引き取ってくれないものはこういったバザーを活用
(ただし、食器は箱入りが原則)したらいいと思う。

これ、「物」を捨てることとして表現しているけど、要は溜め込んだ「物」ではなく凝り固まった自分の思考・やり方 をいかに捨て去るかかどうかと思う。
服は「いつか着るだろう」と置いておくがコートが何着もあるということは
古いのはもう「着ない」と言う現れなのだが、それを認めたくない思考。
それをすべて処分した時に「すっきりしたから、心置きなく新しいのを買おう!」でいいと思う。タンスの中でしわくちゃになっているよりも最新のコートを着る方が気持ちも上がる、買った甲斐もあると言うもの。
もしくは似たものを持っていても、タンス内でくちゃくちゃになっていて
その存在すらも忘れていて結局似たものが…となるパターン。(例:夫)

新しいものの方が清潔感もあるし、今の自分の気持ちや環境に沿ったものを買える。いつまでも古く、かび臭くなったものを詰め込んで新しい収納を買わないと…とさらに余計なお金を払うのって本当に無駄!!!!!

と、私も何度も夫に言うんだけどねえ…
太っている人=溜め込む体質 と言う説は否定できず、まさに夫がそう。
というより、夫の実家がそう!
まあ、痩せているけどうちの実家もそうだけど…
なんせ、今住んでいる家のほかにも家があるということはそこに不用品がしっかり詰まっており、どんだけ無駄よ?!って感じ。
3LDKで遺品整理に30~50万かかるそうだから
私たちの実家系だと100万ぐらいごみの処理に払うってか?
頼むから自分たちの葬式代(できたら墓石代も)と遺品整理代も残して死んでね、と切に望む。
マイナンバー制度で預貯金まで政府に管理されたら、親がこっそり葬式代に…と残していたお金すらも白日の下のさらされるのか…と思うと、床下に壺埋めてくれ!(マンションだから無理だけど…)と真剣に思う。
頼むから、死んでからも迷惑をかけないように今の内から自分たちの手で不用品処理をして欲しい。
これ、若い世代ではなく高齢世代にお願いしたいが、なんせ「気持ちがあっても、身体が付いてこない」が合言葉ゆえに…

一度捨てる体質になったら後は楽なんだけどねえ…
まあ、夫が死んだらこの家ほぼ空っぽになるから
マンションに即引っ越す算段をしている。
うちの家、夫の物ばかりなんだよなあ…

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