前作でも思いましたが表紙のイラストと邦題が原題『A Royal Pain』と合ってない(内容も)気がするのですが…
古書店に行ったところ殺人に出くわすので確かに古書店には行くんですが、別にそれ重要じゃないから!って感じで。
さらに、イラストでは小柄or標準体型に思えますが本文では「背が高く、美人」…
親友のべリンダの方が小柄でセクシーそして自身のデザインしたパンツスーツを颯爽と着こなして…とありますが、設定逆にした方が良くない??
小柄がパンツスーツ似合うって…似合うのだったら私も着るわ!!怒
そして、大柄で王位継承34番目とはいえ王族の端くれが労働産階級に交じって
探偵ごっこできるわけないし。
日本でたとえたら大阪の西成に丸の内オフィススタイルの子が混じって目立たないわけないでしょ!レベル。
ミステリーレベルは低いのでまあ、貧乏王族の端くれがずるがしこい(?)王妃にいいようにこき使われる奮闘記!と思えば読めないことないんですが…
それにしてもそうなると文体の硬さがアンバランスでめちゃくちゃ読みにくい。
これ、訳が下手なのかな?元々原作がちょっとひねくれた人が書いているのかな?と言う読みにくさがあって題材はいいのに読むのに時間がかかる。
ヒロインがもう少し明るい性格だったとか、トコトンおまぬけさんだった、
もしくはもう話にならないぐらいタカビーで貧民との差を楽しむなどの
エンタメ要素がもっとあればいいのにな、と思うシリーズ。

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