途中放棄。しかも532ページ中114ページ目で…
というのも、まず設定に違和感大!
伯爵令嬢が自分の発言で気になっていた馬番の男が無実の罪で投獄。
その責任を感じて脱獄を手伝う。
これ、ただ気になっているだけの男で別に肉体関係どころかキスもしたことのない
「ただの憧れ(?)」状態。
普通、身分の高い人間がそれだけで危険を冒すとはとてもとても。
しかもそれだけ思いつめる「純情」な女、と思いきや、二人の会話や
力関係は常に男をリードするというより「可愛げのなさ過ぎる、強すぎる女」…

これだけ気が強かったらわざわざ監獄に乗り込んで脱獄を手伝うより
もっと違う方法で乗り切りそうなのに。
「脱獄もの」をしたかったんだろうけど…

この手の話はどんなことになっても最終的には「結ばれる」のがお約束ですが、
ある意味こんな「ジョロウグモ」もどきに一旦からめ捕られたらどんなことをしても
逃げ出すことは不可能のなので、この男気の毒だなあ…と。
脱獄できてもこの女と言う「牢獄」から一生抜け出せないんだから。

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