それでも住みたいフランス 飛幡祐規著
2016年4月12日 読書
ここらで一発、男性が書いたフランス!を読みたいと思い
蔵書検索で引っかけたのがこの本。
しかしですね、なんと著者、女性でした…汗
「たかはた ゆうき」さんとお読みするのだとか。
フランスで暮らして30年。
元々日本を飛び出したのが日本の教育制度に疑問を感じたからと
ちょっと骨太系。
なので、内容も今まで読んだ「専業主婦のお気楽おフランスライフ」や
「ファッションだけしか興味がないおフランスライフ」系に比べて
かなり突っ込んだディープかつ今のフランスが抱える問題引いては
まるでどこぞの国の事が書かれているかと錯覚するぐらい、
今までの表面的なおフランスライフとは一線を引く。
今まで読んでいた「過去」か「幻想」に満ちた内容だったのを証明するかのように、
「子供は小さな頃からしつけて、ホンマ物を見る目が養われて…」
と子供のころから小さなジェントルマン、パリジェンヌと言ったイメージだったのが
この本だと「キャラものにうつつを抜かすガキ」や「ガキに超甘々な親」
「きちんと教えることのできない教師」など
「え?これフランスの話だよね?お侍さんの国の話じゃないよね?」と。
「大人の国」のイメージがかなり壊れる。
元々日本を飛び出したぐらいちょっと「とんがった」人だけに
文章も面白い。
p96
フランスの失業問題など、日本も明日は我が身…と思わせる内容だった…
蔵書検索で引っかけたのがこの本。
しかしですね、なんと著者、女性でした…汗
「たかはた ゆうき」さんとお読みするのだとか。
フランスで暮らして30年。
元々日本を飛び出したのが日本の教育制度に疑問を感じたからと
ちょっと骨太系。
なので、内容も今まで読んだ「専業主婦のお気楽おフランスライフ」や
「ファッションだけしか興味がないおフランスライフ」系に比べて
かなり突っ込んだディープかつ今のフランスが抱える問題引いては
まるでどこぞの国の事が書かれているかと錯覚するぐらい、
今までの表面的なおフランスライフとは一線を引く。
今まで読んでいた「過去」か「幻想」に満ちた内容だったのを証明するかのように、
「子供は小さな頃からしつけて、ホンマ物を見る目が養われて…」
と子供のころから小さなジェントルマン、パリジェンヌと言ったイメージだったのが
この本だと「キャラものにうつつを抜かすガキ」や「ガキに超甘々な親」
「きちんと教えることのできない教師」など
「え?これフランスの話だよね?お侍さんの国の話じゃないよね?」と。
「大人の国」のイメージがかなり壊れる。
元々日本を飛び出したぐらいちょっと「とんがった」人だけに
文章も面白い。
p96
強い個性を持つ人は、ドロップアウトするかあるいは本性を隠して、
適当に対処する術を学んでいく。それ以外の大部分の人の場合は、
硬直したシステムに対する反動として、規則を無視したがる性格が培われる…
などと言ったらフランス人にぶっとばされるかな。
フランスの失業問題など、日本も明日は我が身…と思わせる内容だった…
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