この手の本を借りる時の目安として、裏表紙に簡単なあらすじが書いてあり
それを参考にします。
本書ならば「アメリカですでに十数作発表されている大人気のヒストリカルロマンスシリーズ、いよいよ日本上陸!」とあるので期待してましたが…

描写が全く頭に絵として浮かんでこないし、ページをめくると全く一体今の今まで
どんな話を読んでいたっけ?と見返すぐらい唐突な状況描写になっており
「落丁している?」位の違和感。

一目で恋におちて、結婚してからもラブラブな話。(棒読み)

因みにこの手のタイプのH描写というかラブシーンは他の愛読者さん間では
「Hot シーン」と言うらしいです。
多分この手の一番の「美味しい」ところだと。
でも、私の場合本書では「読み飛ばし」ました。
長い本当に数ページに渡ってのこまか~~い描写なんだと思います。
が!!!
私既婚者で子供もいるので一応「セックス体験者」です。
が!!!!
読んでもその行為の体位とか状況が全く頭の中で変換できなかった。
「え?これ一体どういう状況な訳?????」
もう心は
「おら、まだおどこのひどの体しらね~がら、よんでもぜんぜんわかんないっぺさ~」
って感じ。(↑ こんな方言あるかどうかしりませんが。)

読んで「ドキドキしない」文章なんて何の意味が。
それこそ読んでいて、ふすまのほそ~~~~~~~~~~~~~い
隙間から人様の秘め事をこそ~~~~~~~~~~~~~~~っと
覗き見るようなワクワク感とドキドキ感があってこそだと。
それがまるでお日様の日の下でば~~~~んとヘア丸出して
「みて~みて~見て~私たちのH!!!!!!」みたいに陽気にやられたら
もう本当に「興ざめ」の境地。(本書ではこのような明るい描写はしてません)

で、思い出したのが自分の高校生の時
ラジオの「ヤンタん 金曜日」谷村新司さんとばんばんがやっていた
「聞きこんだら!!!のコーナー」
割と有名な洋楽の一節に
「ビニ本、てにもって~~ええ~~」と聞こえる!!!!!!
と盛り上がっていたなあ…と。笑
当時高校生だった私は勉強しながら聞いてました。

「ビニ本ってどんなだ???」ともう好奇心と妄想とで、うひゃ~ってぐらい
二人が楽しそうに語る「ビニ本」談義をもうワクワクして真剣に聞いてましたね~
谷村さんの低音ボイスで語られる「エロ」笑!!
今だと簡単に雑誌を広げたらヌードはもちろん下手するとヘアまで見ることができて
なんていうのかな、猥雑、淫靡と言った絶対に漢字で書けないような響きを持つものが、
今のエロには無いものが当時はあったような気がします。

因みに「聞きこんだら!!」の語源はリスナーさんが
「巨人の星のOP」で、
「思いこんだ~~ら 試練のみっちいいおおおおおおお~」のバックに
重そうなローラーを引いているのが流れるらしく
それを「重い コンダラ」と言う名称のものだと思っていた…
と言う流れでした。

こんなアホな事をいつまでも覚えている自分って…汗
やっぱり認知症になったらこの当時の事が鮮明に思い出されるんだろうなあ…
朝からエロを語っている時点でもう自分、アウト!!!!!!!


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