しろとましろ 神田職人町縁はじめ 知野みさき著
2016年8月7日 読書
主人公の「咲(さき)」は女だてらに「縫箔師(ぬいはくし)」だ。
※縫箔師とは江戸時代の刺繍職人の事
現在26歳、独身。この時代では年増の部類に入りつつある。
10歳の時に縫箔師の親方のところに奉公にでて、女中見習いから
初めての女弟子となり、兄弟子と結婚するかと思いきや
「仕事は止めて、家事に専念してくれ」的な事を言われて
断わったために破談…
しかし、兄弟子にはほのかな恋心を抱きつつも、自分の刺繍の腕に
「嫉妬」されていることも何気に感じてもいた。
そして兄弟子が他の女との結婚を機に独立、今に至る…
そんな経歴を元に「もったいないねえ」と言われつつも
結婚よりも仕事を優先し今に至る。
実際の江戸時代にここまで頑なに「仕事に生きる女」はほとんどいなかったと
思うので(三味線のお師匠さんレベルならありだけど。)
時代を替えた「仕事に生きる女の苦悩、恋か仕事か悩みは尽きぬ…」
だけの設定だと思う。
その一方で、この咲の「話し方」があまりにも「一井の町人」の話し方とは思えず、
むしろ芸者上がりの30を大きく超えた「大年増」の風格がありすぎて
違和感があり過ぎて読んでいてモヤモヤしっぱなし!
いくら「行かず後家」であっても26歳、独身。
こんなにポンポンというのは「姐さん」その物。
題名の「しろとましろ」は双子の子ども。
なんとなく稲荷神社に居る狛狐の化身かな???と
想像がつくのですがこの作品ではまだ正体が判明せず、
また同じように双子に翻弄される簪職人の「修次」との仲はいかに?
って感じで「待て、次号!」状態で終わる。
※縫箔師とは江戸時代の刺繍職人の事
現在26歳、独身。この時代では年増の部類に入りつつある。
10歳の時に縫箔師の親方のところに奉公にでて、女中見習いから
初めての女弟子となり、兄弟子と結婚するかと思いきや
「仕事は止めて、家事に専念してくれ」的な事を言われて
断わったために破談…
しかし、兄弟子にはほのかな恋心を抱きつつも、自分の刺繍の腕に
「嫉妬」されていることも何気に感じてもいた。
そして兄弟子が他の女との結婚を機に独立、今に至る…
そんな経歴を元に「もったいないねえ」と言われつつも
結婚よりも仕事を優先し今に至る。
実際の江戸時代にここまで頑なに「仕事に生きる女」はほとんどいなかったと
思うので(三味線のお師匠さんレベルならありだけど。)
時代を替えた「仕事に生きる女の苦悩、恋か仕事か悩みは尽きぬ…」
だけの設定だと思う。
その一方で、この咲の「話し方」があまりにも「一井の町人」の話し方とは思えず、
むしろ芸者上がりの30を大きく超えた「大年増」の風格がありすぎて
違和感があり過ぎて読んでいてモヤモヤしっぱなし!
いくら「行かず後家」であっても26歳、独身。
こんなにポンポンというのは「姐さん」その物。
題名の「しろとましろ」は双子の子ども。
なんとなく稲荷神社に居る狛狐の化身かな???と
想像がつくのですがこの作品ではまだ正体が判明せず、
また同じように双子に翻弄される簪職人の「修次」との仲はいかに?
って感じで「待て、次号!」状態で終わる。
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