新聞に掲載されている林真理子さんの新聞小説。
本日も「刺さる」文章があったので抜粋。

この頃ようやく分かった。
介護は優しい人間が負けるのだ。
親を思いやる心を持ち、常識や気配りがある方が負ける。
こういう人間は争うことを放棄してしまうからだ。
親の事できょうだいといがみ合うのはイヤだ、
と当たり前のことを考えた方が損をするのである。
(中略)
誰かがしなくてはならない。
こう思った方が負ける。
つらい目に遭う。
損ばかりして悔し涙を流すのである。


ぶっちゃけ「親を施設に入れるなんて!!」と自分で介護した結果
殺しちゃったら意味ないよねえ…(毒)

コメント

ねこって
2016年8月26日9:22

いや、ホント刺さりますね(笑)
モロ実感するわ。でも私はこれから般若面をかぶるよ(って若くない女は般若とはいわんのだっけ)

yuyu
yuyu
2016年8月26日13:57

確かにそれで会社辞めて貧困になってとか
よく聞きますね(;´・ω・)
ぐっさりきます。

TAWAMI
2016年8月26日14:18

わたし自身ではなく、長女の行く末を重ねてしまい刺さりましたね。
まだ先のことは分からないし、今から何もかも悲観しなくても…とも思うのですが、わたしが元気なうちにいざという時の方針を話し合いたいという気になりました。

涼女
2016年8月27日8:44

ねこって様、yuyu様、CUCKOO様

みなさんそれぞれの立場でこの文章が「刺さった」と言うことは
常日頃色々な思いをされていることなんでしょうね。
私にリンクしてくださっている方々は文章を読む限り全員
「優しい人」なんだろうなあ…と思いながら読ませていただいてます。
いつもありがとうございます。
笑って乗り越えて生きていきましょうね!笑