偶然にも先日何気に問いかけた疑問にこたえるかのような箇所を発見!
p30~
「人間の体を作るのは食べ物、人間の心を作るのは本」
「あやかしの場合は逆だと知っているかな?」
「あやかしの体を作るのが本?あやかしの心を作るのが食べ物?」



『からくさ図書館来客簿』が事実上ネタ切れ感&マンネリ化して
飽きていたところに違う方向から切り込んだ作品。
とはいうものの、『からくさ』に出てきた人物も顔を出しているのが
面白い。

『からくさ』に比べたら歴史を背景にしたり重苦しくも無く
うんちく満載でもないからさっさと読める割にどこか物足りない。
食べ物描写満載の本って実は好きじゃないんですよね…
だって本筋がイマイチでも「おいしそう~」と言う感想で単純な人は
騙されてしまうから。
あと、ウサギが出てきて「かわい~」と言う感想で(以下省略)


ある意味、ラノベ作家らしくなったなあ~それはそれでいいけれど
デビュー作の方が好きなんだけどなあ…


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