アミ様に紹介してもらった田牧さん。
一時期連続して読んでいたものの段々平凡になってきたので中断していました。

ところが、最近駄作続きだったので久々に「面白かった」と思える本だった。
絵師と俳諧師の暁雲(ぎょううん)と其角(きかく)。
吉原で起こった太夫の「神隠し」の真相を追う。
ただ、この「太夫の神隠し」、ドラマでも展開は違うものの似たような話を見たことがある。
それゆえになぜかスッキリしない。
「足抜け」は大罪なので足抜け出来たということは「完全犯罪」とでもいえるのだろうか。
ただ、ラストがかなり切ない終わり方。
英一蝶(はなぶさいっちょう)、其角の好きな女と其角の生まれ変わりの蝶の間に「己」が居る、とまあ何とも。

コメント

アミ
2016年11月8日11:00

私も、かなりの読書量だけれど・・・。
涼女さんには負けます!!(笑)
田牧大和さんのこと、覚えていてくださって、ありがとう~♪
嬉しいです。
今、私は、辻堂魁氏。 読み漁ってます。 (^_-)-☆

涼女
2016年11月8日18:42

アミ様
良い作家さんを教えてくださって本当にありがとうございます。
確かに読書量は図書館のおかげで多い方だと思いますが、
その一方本の内容そのもののレベルが下がっているのか、
こちらの満足度はかなり下がっている状態…涙
なので他の人からの「これ良かったよ」は本当に参考になります。
また自分が普段読まないようなジャンルもお勧めしていただけるので
大変助かっております。
これからもよろしくお願いします!!