水商!とありますが「水産高校」じゃなくて正真正銘の「お水」を学ぶ学校。笑
まあ某官僚が「酒の席」でぶち上げた案がなぜか通ってしまう…という。
専攻科目は「ホステス科」「マネージャー科」「バーテン科」「ソープ科」「ヘルス科」「ホスト科」「ゲイバー科」後に「SMクラブ科」「イメクラ科」が増加。
面白いというか恐ろしいことに「ソープ科」には校内実習もあり校外実習=本当の店に行って「お姐さん」にご指導いただき、お客さんに「どうでしたか?」と感想を聞くという…
しかも学校だから当然、担任の社会の先生も成績を付けるべく横で待機…
(因みに処女では単位がもらえないという…いいのか悪いのか…)
とまあ、初めは成績が悪くてこんな学校に…と後ろ向きだった一期生が、
その内どんどん自分たちでやりがい、目標を見つけて卒業後は即採用!!
レベルに達して行くのである。
内容的には前半は創設前後のこんな学校ですよ~とアイディアたっぷりで面白かったのが後半よくありがちですが「高校野球」話一色になってしまい興味がそがれた。
それもなんか「昭和臭」のする登場人物とか出てくるし…
野球の話をもっと短くしてこの学校独自の特徴を語る方向だったら本当に良かったのに…と残念至極。
一方アイディアとしては「専科」にせずとも普通高校でもこんな実技を教えてくれたら
床上手ゆえに離婚を思いとどまるなんて有りじゃない??
こういった奇抜なアイディアは皮肉なことに生粋な作家先生から出てくるのではなく
別の分野で活躍していた人によって形になるというのがなんとも…

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