ISBN:4478790582 単行本 高橋 克典 ダイヤモンド社 ￥1，470

コレ読んだら、今まで「スタイリスト」が書いた本の
内容が「近くのスーパー」で買い物している感じで
この本を読んだら「有名百貨店」でスタイリング
してもらった感じ。

本の中にもコーディネートしてくれた
写真があるのだけれど、上品。素敵。

「パリジェンヌ」を語ると言うことは
ひいては「フランスの歴史を知る」という
ことに他ならない。
つまりは「いかに自国の文化を理解し
愛しているか」ってこと。

猿真似上手な日本人には到底
この「スピリット」を理解はできないだろうな。

究極は著者が警告を発した
「ミニスカでロングブーツは娼婦の制服」ということ。
ブーツはとくに白いエナメルは
高級娼婦の定番アイテムと
きたもんだ。

このスタイル、「お嬢様」で売った
「J○」なんかでコーディネートの
定番になってるよなあ…

お嬢様＝娼婦って図がさすが
成金日本にふさわしい。
いかに「文化を知らない」似非ってのが
透けて見える。

ようはみんなが持っている＝安心　の
制服文化から
何歳になっても抜け出せないから
いつまでも幼稚な精神構造のまま
実年齢だけ取っていくんだよなあ…

ISBN:4838717180 単行本 倉田 真由美 マガジンハウス ￥1，050

しょうもない。つまらん！
表紙のイラストがおもしろかったから
借りたのだけれど。

そもそも33才になる×1＋子供ありの
女が大学時代の片思いだった先輩の
話を時々取り出してなめて味わっている、って…

寒すぎ。

学生時代もてなかった人がなんぼ
本書いても、おもしろくない。
だって、吸収する「内容」が無い。

これが小学生時代から
男転がしまわった女が
書いたらちょっとは違う。
いかに落として、思いっきり振り倒して
相手を錯乱状態まで追い込んだ、どうだ！！
ってノリが読みたい。
それも犯罪にならない一歩手前、ぐらいのが。

林真理子にしても、もてない時代を
さらけ出して売り出すのは媒体が
「アンア○」だからでしょうか？

下手したらもてない女が読むのが
「アン○ン」って思ってしまいそうだ。

とはいいつつ、占いの特集の時は
買ってしまいそうになるアン○ン…

ISBN:4062128020 単行本 真保 裕一 講談社 ￥1，575

おいら斜面恐怖症、高所恐怖症なとこが
あるのでスキーは行きたくもありません。
山に登るのは「ハイキング、ハイキング、ヤッホー
ヤッホー」のレベルだったら行きたいですが

なんで好き好んで雪山と言うか
氷の壁に登りたがるんでしょう？
山男っていう人種は。

植村直己さんを思い出すなあ…

ISBN:410477801X 単行本 瀬名 秀明 新潮社 ￥1，995

これまた「ロボット」（ヒューマロイド）が
出てくるのですが…


ち〜〜〜〜っっともわかりませんでした。
何がなんだかさ〜〜〜〜っぱり。
日本語で書いてあるのに、ちっとも
日本語として理解できなかった。

ひたすら「？？？？？？？？」って感じで。

だれか「文系」で翻訳してください。

ISBN:4163213104 単行本 瀬名 秀明 文藝春秋 ￥1，750

ロボットに「こころ」はあるか？
と聞かれたら？どう答えるか。
その答えこそが答えた人の
「人間性」なんではないだろうか？

「こころがある」と答えた瞬間、
全ての電化製品が捨てれなくなりそう…
電化製品も「ロボット」と言えば言えなくもない。
ただ、よくSFに出てくるような形をしていないだけ。

擬似的に作られた物に心が無い、とするならば
クローン人間は心を持たない「人間」になる。
じゃ、試験管ベビーは？…
ってなっていって、やっぱり「答え」が見つからない。

ISBN:4062122820 単行本 植松 晃士 講談社 ￥1，260

あの？なんで著者の方、
「男性」なのに「おんな言葉」なわけ？
コレが一番不思議に感じたんですけど…

女性のファッションを辛口でけなす評価
するのはピー子さんが有名ですが。
メイクさんとかおんな言葉を使うらしいのは
化粧される側が「異性を意識しない」為に
使っていると思っていたのですが、
やっぱり「おんなになりたい願望」なんですかねえ？

で、全編この「だめよ」「忘れないでね」
「思うの」「いかがかしら」と書かれると
今時「おんながおんな言葉使わない」だけに
「ご馳走様。おなかいっぱいです」状態で
ヒステリックな女教師が
女生徒を怒っている学校のようで。

怒ってくれるのはありがたいが、
そうですね…と聞き流してしまいそうな
心理になるんだ〜〜と本文と全く違う
感想を持ってしまった。

お上品な言葉使いと言うか

おんな言葉も程ほどになさってくださいませ。
聞き苦しくてよ。

ISBN:4062123320 単行本 恩田 陸 講談社 ￥1，785

「理瀬」シリーズ
以前「理瀬」の本を読んだ記憶はあるけれど
題名を忘れた。
もう一度読み直して「流れ」を掴んでみたい。
女装するお父さん＝学園長だったかな？
なんか「暗い運命」を背負ってしまった美少女の
イメージは残っているのだが。

「理瀬」＝りせ＝リセエンヌを連想するオイラ。
なんつーか、恩田さん学園物の方が上手な気が
するからリセシリーズと常野物語のシリーズを
きわめて欲しいのですが。

実験的な本はもう、付いていけませんから…

「六番目のさよこ」なんて好きなんですけどね。
むしろデビュー作の方がすっきりしていたと思います。

どっちかと言うとこの本ももう少し掘り下げて
説明的要素を加えて欲しいなあ…
続き物要素があるからしょうがないのかもしれない
けど。なんか、すっきりしない。コレを「余韻」という
のかもしれないけど…

ISBN:4022500603 単行本 恩田 陸 朝日新聞社 ￥1，890

残念ながら上巻122ページで断念しました。

イギリスが舞台だとは思うのですが
なぜか「ヒガン」という日本文化が登場し
なおかつ「血まみれジャック」という
「切り裂きジャック」を連想する殺人鬼が
出てくるとこはイギリス文化だと思うのですが…

なんか読み難いんですよね…

ISBN:4476032435 単行本 於保 哲外 第三文明社 ￥903

離婚しそうな危機が訪れて居る夫婦に贈る
「夫婦三点セット」

1、夫婦で腕を組んで外を歩いてみてください
2、夫婦で手をつないでテレビを見てください
3、ご主人の出勤、帰宅時、奥さんは玄関まで
　　出て、首に抱きついてください

です。

うち、1番からダメです。
旦那が手をつなぐことを拒否ります。
夜の本当に人気がない道ぐらいしか、許可してくれません。

2は一緒にテレビを見る、ということすら
　難しいです。テレビを見る時間がない、という
　のが現実です。

3、むしろコレの方が実践しやすいとは思うけど
抱きついたら夏なら「暑い！」と突き飛ばされ
冬なら「疲れているのに…」と言われそう…

ちなみに離婚をしたくてこの精神科医を
訪れた奥さんは「嫌いな旦那に…でも
離婚したいからこの欝を直したいから…」と
3を実践したそうです。
すると意を決して抱きついたら、滝涙になり
次は1を実践したら旦那さんの方が
「引越ししてやり直そう」と申し出てくれたとか。

心の病気で女性は「夫婦関係の悪化」が原因となる
場合が一番多く、男性は「仕事上の悩み」が引き金に
なりやすいとか。その違いは「人生のウエイト」の
おき方にあると、書いてあります。

ちなみに「夫婦は敵か味方かの関係しか
ありえない」とまでかかれています。
結構、納得したりして。

この基礎である夫婦関係に更に上乗せしたのが
家族六点セットなる物。

1、家族でカラオケ大会をすること
2、家族で「あっち向いてほい」をすること
3、家族で互いに誉めあい、おだてあう

の3点をぷらすするそうです。

家族の核となる夫婦に「家族3点セット」を
実践してもらい「健全な家族関係の3点セット」を
上乗せするそうです。

3は特に難しく「感謝は自分を抑えて相手を
立てる面が強いのに対し、誉めるのは対等な
『仲間の視線』で行われること」だからそうです。

いつまでも夫婦、家族仲良く過ごして
いくためにはさまざまなルールがいるんですねえ…

ISBN:4537253622 新書 大島 清 日本文芸社 ￥880

医学博士らしいのですが、どちかというと
年配の人が自分は今までこんな風に生きて
実践しました、って感じのタイプ。

その中で「おお！」の項目が
「実践・パジャマ学習法」というのがあり

1、寝る前に覚えたいものを5つほど
　　用意する。
2、暗記したらすぐ寝る
　　（眠りに着くまでは暗記したことを何度も繰り返して
　　頭に思い浮かべる。）
3、ぐっすり眠る
4、朝目覚めたら、すぐ、復習する
5、翌日の睡眠前に前日の復習をする

びっくりしました、これ、オイラが
高校時代、試験前に世界史を暗記する
時の方法でした。（ちゃんと履修したけど
既に忘却のかなた…）

なんせ、丸暗記して、ページにどこに何があるって
「位置」で覚え、次のページの左上にはこの項目…
と覚えてざっとチラシの裏に覚えたものを書き散らし
大体書けたら、布団に入る。
で、寝ながら「ここにこれ、次は…」と
やって目が覚めたら、また、書きなぐるってのを
試験の前日「だけ」やってました。
大体80点取れてました。
あれだけ記憶力がよかったのは後にも先にも
あの時だけですね〜〜
当然、ページがスポット抜けたらもうお手上げ
でしたけど。
試験終了とともにきれいに消去されたのが
なんともいえませんが…

長男にこの勉強方を説明しても
寝たらきれいに忘れるようで
人に合う合わないの勉強方かと。(-o-;)

ISBN:4087745856 単行本 恩田 陸 集英社 ￥1，680

以前、ミヤベの作品で『蒲生邸事件』（だったか？）
も「2．26事件」を扱っていた。
これはタイムスリップしてしまった青年のさりげない
初恋というかハートウオームな作品だった。

そのときも自分は日本人でありながら
「そういや、2．26事件って一体
どんな事件か知らないな」と
思った記憶がある。
自分達の歴史でありながら、教えられていない
知らないってよくよく考えたら「事実を捻じ曲げられている」
って考えてもいいのだが…
（故意的に事実を伏せた）

で、「過去を修復できるのなら過去を操作してみたい」
って考える人間が出てきてもおかしくない。
あの時こうだったから現在の歴史はこうだけれど
あの時実はこうなっていたら、変わっていたはず、と。

それが「日本人にとって日本が有利な歴史」で
あれば問題ないが、別国が別国にとって有利に
なるために「操作された」らどうなるだろう？

『巌流島』でしたけ？
日米の視点から描かれた映画が上映されるのは？
AからみたらAだけどBからみたらBという
最たる結果。

歴史をいじる人間の心一つで
結果は大違い。
かくして「都合のいい歴史」の出来上がり。

怖いよね

ISBN:4344400046 文庫 恩田 陸 幻冬舎 ￥440

パニック映画というのでしょうか？
主人公が船に閉じ込められるとか
暴走する列車に閉じ込められるとか
ゲリラに拘束されてピンチとか。
この手のジャンル、だめ、なんです。

命がぎりぎりのラインで保たれている
というか、ジャングルに迷い込んで
ライオンとか獣の声が不気味に聞こえる…
なんて状況、耐えれません。

なのに。
この本。
「上と外」って一見なんのこっちゃ？
的題名ですが、読み終わるころには
「なるほどな〜」という仕組み。

それも一組の登場人物が命ぎりぎりの
ラインではなくもう一組もぎりぎりって
ことでどっちに転んでも「え〜〜どうなるの？」
要素がいっぱいで正直、終わるまでどきどき
の連続でした。
（お陰できりがいいトコまで読んだので
夜中の2時まで起きる羽目に…）

世界地図片手にお読みください。

ISBN:4101234175 文庫 恩田 陸 新潮社 ￥660

読み終わった直後の正直な感想。

「ああよかった。ちゃんと恩田作品が
理解できたわ」（爆　　　　でした。

前回「撃沈」したのがあったし。

話の内容そのものは置いといて
この方「青春」を思い出させるのが
上手ですね〜〜

自分の青春なんて全然いいものじゃなかったのに
「振り返ってみたら、楽しかったな〜〜」と
懐かしく思い出せる。

ISBN:4837921124 単行本 浅野 裕子 三笠書房 ￥1，155

『だから、男は恋をする』秋元康

この二冊は借りずに図書館で読んだ。

「こんな…」は相変わらずエレガントかつ
びしっと鋭い目で男を観察して「いい男」の
選び方を指南してくださる。
下手したら旦那はいい男の8割がた当てはまる
のでは…と汗をかきつつ、オイラは「ダメ男」
「最低男」と言い放たれている男に当てはまる。（大汗）

男でなくてよかった（爆

一方「だから…」はもう、さいてー
「俺は業界にこんな知り合いがいる」
「あの曲はこんな背景で生まれた」
「俺って私生活こんなの」

「こんな…」の「いい男に」全く当てはまらない
男が書いた本って感じ。
最後は斜め読みというか読むの止めた。

この人「題名」は結構気を引くのが
多いのだけれど内容はちっとも無い。
業界の人の会話って結局はこんな
「内容は無い。ただひたすら業界人であることを
誇示し、人の話は聞いているようで聞かず、
自分の手柄のように話す」のではないでしょうか？

ISBN:4404032587 単行本 宮部 みゆき 新人物往来社 ￥1，890

鬼の目にも涙…ではありませんが、
泣きました。

なかなか見えてこない不気味さ
一辺倒の上巻と違い下巻のスピード感と
いったら…
荒れ狂う雷、火災、人々の心を
支配していた恐怖から来るストレスによる
暴徒…ありとあらゆる災いがのどかな藩民を
狂気に追い立てる…

そんな苛立ちと猜疑心の中で
「ほう」はひたすら奉公し鬼といわれ
恐れられる加賀様を次第に慕い、逃げろといわれても
「置いてはいけない」と忠義心を見せる。

「ほうのほうは阿呆（あほう）のほう」と
言われて幼いころから虐げられ、馬鹿にされつつも
その「純真さ」や「心の美しさ」は変わらない。
大人いや政治の上の人の陰謀策略も知らずに
ただひたすら「まじめに」生きている。

そんなほうに加賀様は「お前の「ほう」は
今は阿呆の呆かもしれない。しかし人となるには
まだ足りぬ者であるゆえに」とおっしゃる。
さらに段々手習い、算術の教えを請ううちに
次の名前を下さる。
『方』今までのお前はどこに行くのかわから
なかったから阿呆の呆。しかし今のお前は
自分がどこに居るのか、そしてどこへ行くのか
知っているから「方」だ、と。

最後に自分の運命を悟った加賀様が
ほうを逃がし、ある者に託した最後の
ほうの名前は
『宝』

お前の命が宝だと。
加賀殿はお前にその名を下さり、
お前を誉めてくださったのだ…

本編、ミヤベにしたらかなりの
登場人物が命を落とす。
それは当然の結果とは言いがたい
人の為に犠牲になった者、
大切な人の敵を取るために自分の
命を差し出した物。
最後の最後まで自分の仕事に忠実に
従ったために命を落とした者。
そして。
上司の代わりに「詰め腹」を切らされた若者…

死にたくて自らの命を絶った者等
だれも居ないから余計にせつない。
その根底には自分以外の「誰か」を
守るためだから。

ふと、自分の14歳の誕生日に命を絶った
女の子、組織に逆らえずに罪を犯したけれど
それが明るみに出たとき、真っ先に生徒に
すまないと謝罪して命を絶った校長先生とが
ダブった。
女の子のお母さんが
「まじめに生きている子供が犠牲にならない
世の中になって欲しい」と訴えていた。
自分が罪を犯したのに知らん顔してえらそうに
子供に「教えることができない」と自分の
教師としての根本に立ち返ったゆえの自決。

時代背景が全く違うのに
傷つくのはいつも「善良な普通の人」
なのはちっとも世の中が変わっていない
と言うことではないだろうか？

ISBN:4087476898 文庫 藤本 ひとみ 集英社 ￥520

前半読んだだけで「この女、バカ？」と
怒りの突込みを入れそうになった。

バカ女＝45歳公務員中学生の娘二人
　　　　そして旦那も公務員

まあ、働いていたら5時に保育園に迎えに
ダッシュするのも許そう。
しかしだな、全く家事を手伝わない夫に失望しつつ
自分の趣味の絵もあきらめ、ひたすら「耐える女」
じゃないけど「よき母であれ」「よき妻であれ」を
職場で「理想の妻」と嫌味を言われてもなおかつ
それでいいのだ、と信じ込んでいる女。

読んでいて苦痛だった。
なんで娘、しかも中学生なのに
家事を手伝わさないわ、「ママ、新聞」と
言われたら帰宅してご飯を作りつつも
新聞を取りに行くわ、風呂掃除するわって…

ばか、ばか、ば〜〜〜〜〜か

夫が動かないのはそんな家で育ったし
仕方ないにしても娘はあんたが育てたんだから
もっと育てようが（躾けようが）あるだろうに、
とむかつく、むかつく。

後半に入って30年ぶりの中学の
同窓会が有るから一泊していいか？と
3人に聞くと夫はむっつりだんまり、
長女は「いいよ〜」次女は「帰ってくるよね？」と。

30年近く働き続けてなんでこんなダメ夫に
支配されているかと言うと婿としてきてくれる
条件に合うのが職場にコレしかいなかった、と。

で、卑屈なこの女の性格は全てを支配したい
実家の母によって歪んだらしい。
自分の夫が飲兵衛なので娘に「飲み過ぎないように
見張れ」と言って娘（バカ女）が止め切れなくて
不機嫌になると「お前が悪い」。
夫が出て行きそうになると「お前が悪いから
止めれなかった」となんでも娘のせいにする。

「アダルトチャイルド」が出来上がるのは
こんな過程があるからかも、って思ったわけで。

話し全体はフランス物は全く違って
暗いし、好きじゃないけど。

しかし、いくら公務員とはいえ
こんなに家庭に縛られてたら
職場でも「使えねー女」の烙印を
押されまくりなので、もっと自己解放して
くださいね。

ISBN:4087747913 単行本 恩田 陸 集英社 ￥1，575

恩田作品でもこの「常野」シリーズは
結構好きなジャンルかも。
ファンタジーとまでは行かないけれど
「不思議な力を持つ一族」の神秘的な
設定がいいのかも。

それにこの本は結構ラストがはっきりしていたし。

ラストがはっきりしないのはどうも性格的に
受け付けないのが分かりました。

どっちかと言うとハッピーエンドに
近かったのが何よりも嬉しい。

ISBN:404873573X 単行本 恩田 陸 角川書店 ￥1，785

「で、何？結局どうなったわけ？」
って感じでした。

不完全燃焼

ラスト、もう少し何とかしてくれませんかね？

ISBN:4120033368 新書 恩田 陸 中央公論新社 ￥500

ペーパーバックのようにうす＝＝い
本なので2冊あっという間に読んでしまった。
3巻で終了らしいが、これまた借りれなかった…

なんていうんでしょう？
登場人物の母や姉が原因不明で
死んでいるからミステリーなんだけど
（その死に主人公が関わっているかも「しれない」
と言う含みがあるから）
でもそれ以上に、夏のムッとした暑さというか
若かりしころの「青春」の青臭さみたいなものを
感じてしまった。

おいらの青春、特に「少女期」って
どんなんだったのだろう？
記憶がございません。

少女から女に変化する過程を
ミステリー風にしている、と言ったところ
なんでしょうか？？？？

早く3巻目を読みたいっす！！