自分が結婚するまでに毎年初詣に行っていた神社に七福神がいらっしゃったとは。
神社の歴史もあまり調べたことなかったなあ…
かなり由緒正しい神社だったとは…恐れ多い…
そこに有るのが普通過ぎて。
失くして初めてわかるその大切さ。
まあ、一言で題名が表す通りです。
その何ものでもなく。
先日イマイチ評価の『いい女。book』よりもこちらの方が文章も全て納得&共感できます。
もしかするとそれは内容と書いた人の年齢が自分の年齢に近いからかも。
同じ年頃の人が「こう思った出来事」を自分に当てはめて「そうですね」としっくりくるのと
年下人の悩みを自分には過ぎ去ったことだから…と興味が無くなって当たり前。

中でも映画館の椅子に「ドスン!」と座った人から連想的に
「普段から物音を立てて生活している人なんだろうなあ…」と言う感想は
自分に当てはめてみると…汗
でも、歳を取るとついつい楽をしようとしてしまい
(今時の30代はこの年からラクしてを手にしようとしているが…)気配りが忘れがち。
と言うわけで「普段の生活が美人を作る」と言っても過言ではないですね。
気を付けて丁寧な生活を心がけたいと思います。
まあ、無理でしょうが。
著者から7歳年下の私からすれば回答は実に的を得たものばかり。
と言うよりも「相談」内容があまりにも身勝手過ぎ!!
質問と言うよりも「どうしたらいいですか?」=答えを教えてください。
とどこまでも自分で答えを見つけようとしない。
他力本願過ぎる自分たちの幼さを棚に上げまくった質問を読んでいて、
よくもまあ真面目に回答しているなあ…と。

ちなみに私が回答するなら
Q.結婚できないのですが
A.会う男全員に「私が食べさせてやるぜ!」と言えば一人は引っかかるはず。

根底に「結婚できたら楽できる」と言う考え方が滲みまくり。
一方、男は男でセックスできたらそれでよし。結婚して責任を持つのはイヤ!
とまあ、どちらもお互い似た者同士のお似合いな幼い思考者同士。

Q.上司との飲み会が苦痛
A.ボーナス査定の面接と思えばいい


Q.夢を実現させたい
A.グダグダ言ってる暇があれば行動しろ

こんな感じでしょうか?ほとんど切って捨てます!笑
何せ苦労せずにラクして得できる方法を教えろ!ばかりの考え方にびっくり!
すごいね、今時のアラサー

おかんメール5

2016年8月19日 読書
噂には聞いていましたが(?)なるほど面白い。
人様の親子関係を覗いているようで。
ただ、これが「面白い」と思うのは親子でメールのやり取りができる
関係があってこそ。
「親にメール??はあ?」とか「子供が今どこで何をしているかわからない」と
いった人にはちょっとキツイかも。

ところで「中国の母」のメールも掲載されていますが、今後やめた方がいいと思う。
この本を作った人、なぜここまで「おかんメール」が受けているのかちっとも
わかっていない様子。
それがわからずに作っていても意味ないと思うんですけどね。
今までは破壊的威力を持った「おかん」の個性で続編が作ることができていることを
もう少し考慮しましょう。
中国部分を削除して日本のおかんのメールに差し替えてください。

さて次男がバイクで1万円の旅に出ているので、彼から来たメールに対して
私はこう返信したと交互にフォルダーを見ながら夫に説明していた時の事。
彼のバイクは元々、長男に買ったもの。
買う時に夫が「新車と中古、金額的に差が無いのなら新車を買え」と
アドバイスしたのに買ったのは中古。
結局、何回も修理を出す羽目に…
彼の東京行と共に、次男に譲渡されたこの不具合だらけのバイク。
しかもこの旅行中、やっぱり不具合が出て修理に2万かかったとか。
次「一万円の旅のはずが…」
私「だから、買う時にあれほどお父さんが言ったのに。
親のアドバイスは聞くもんですよ。覚えときなさい」
と返信したつもりが、よくよく見返すと
「親のアドレスは聞くもんですよ。」

親のアドレスを今さら聞きたくも無い!!と言う突っ込みは次男から
無かったものの、見直した自分が情けなかった。涙
何この間違い!!恥ずかしい!!

というわけで、おかんメールができる過程に、見直さないという特徴がありますが
これ、子どもと言う「気安い」関係だからこそ。
たまに「私は」の「は」が「ひ」までいってもま、いっか~(あ、ガラケーです)と
そのまま送りそうになるけど夫に送る場合は相手がアホだから
想像力も語彙力も無いから本当はどういう言葉を打ちたかったのか
「推理できない相手」にはキチンとした文章で送ります。
まあ、送信相手次第で文章の格調も変わりますし。笑
子どもにはトコトン甘えているというのがほとんどのおかんの特徴では。

これぐらい許してね、と言うのが母から子へのメールに潜む甘えの表現方法です。
でも、しっかり「説教」は忘れないという…ごめんね。
ツイッターでつぶやかれた言葉から1000人以上から
「お気に入り」登録されたものを集めて、45個に厳選、
エッセイを添えて収録したもの、だそうな。

ごめん。
どれ一つ心に響かず、エッセイもインパクト不足。
20代のうちに良い言葉、いい本、いい出会い、それがあって
人間が作られていくのだとしたらもう50近い私は
「出来上がった」人間なので他人の言葉を受け付けませんよ!
状態なのかもしれない。笑
そうやって頑固ジジイ、頑固ババアが出来上がって行くんだろうな。
我こそは神なり!こんな境地にいつかはなるんですよ。
コーディネイトと言いますか、服装に関しては「正解」は無いと思います。
例えばAさんは「グレイッシュな色味を着ろ」Bさんは「ビビットな色を着ろ」
そしてCさんは「モノトーンを着こなせ!」的に皆好き勝手。笑
結局、自分で組み合わせて失敗してやっとわかる…のかな???

服を買うのって難しい。そして体力がいる。
山の上から海が見える…
まさに別荘地からの眺め。
広大な土地の中にあり緑に覆われひっそりとたたずむ…
オープンなようであってプライベートが守られる。
内部の写真が掲載してあり、階段の優雅な曲線、
庭をパノラマで楽しめる窓。

そして何よりこれらが「家」として元々の持ち主が部屋で
どのように過ごしていたのかわかる貴重な写真の数々。
ただ、家の内部を移しているのではなく、歴史を語ってくれる。




神戸の近代建築に比べて京都の方が保存が良い、というよりも
「京都人はケチだから古いものを再生するのが上手い」と
他の京都人が書いていたのを思い出す。
本当に、外観をうまく利用してファッションビルにしたり、cafeにしたり。
それがまたうまく利用しているから違和感なく溶け込むMagic!
他市の建物が古いから、維持費がかかるからとどんどん壊して、
味もそそけも無いどこにでもある街に退化して行くのとちがって
京都は進化し続ける感じ。
「神戸ゆかりの美術館」で開催されている山本二三展を見た時に
「あ、懐かしい…」と言う気持ちになったので今の建築には無い物を
感じたくて借りてみたのだが…
ちょっと違うんだなあ…
私が感じるのはもっと普通の個人の家の雰囲気なのかもしれない。
外観に魅かれるのではなく人々の生活が息づいた空間。

むしろ神戸市立博物館の常設で展示されている洋館のモデルルーム?の
方が懐かしく感じる。

ただ一つ間違えると「廃墟」になりそうな建物も数件…汗
ちゃんと保存して人が住まないと家って本当に死んじゃうんだろうなあ…
題名が表す通り「ちょっと不思議な事件」を青森の弱小プロダクションの
物まね芸人の「シロクマ大福」が体を張って解決!
表紙のイラストがすべてを表現している。(イメージぴったり!)
「毒」に満ち満ちたラノベを読んだ後だけに、こういった毒の少ない文章が
妙に落ち着く。その一方、もしこれの前に格調高い本(謎)を読んだ後だったら
「つまんね~」になってしまうんだろうなあ…
いつものラノベの様に京都を舞台に似たり寄ったりのぬるい展開…ぐらいにしか
思わずに借りたけど、これが結構グロい内容だった…
個人的にはR-12~R-15指定したいぐらい。

まず、序章でいきなり警察主導の冤罪のでっち上げ描写。
これ最近長期投獄されていた二人の内、女性の方が無事「無罪」を勝ち取った後だけに、妙に生生しく感じた。
「なにこれ?一つ昔の警察小説??」ってぐらい今までのラノベとの違和感に戸惑う。
「これ、ラノベだよね??」

さて、圧倒的な導入部分の違和感を放置してあくまでもラノベ設定のヒロイン。
京都を舞台にと言うことで究極のアイコン、舞妓さん。
が、このヒロイン「超天然」と言うにはあまりにも…
むしろ「知的障害を持つ舞妓さん」レベル…滝汗
そして福井弁を駆使するのでさらに「福井の田舎の人ってこんなに知的レベルが…」
と舞妓さんにも福井の人にも偏見もしくは誤解を生みまくる設定。
京言葉と福井弁を対比することにより「差」を実感させる仕掛けなんでしょうが
あまりにも知的レベルが低すぎるゆえに…

そして話が進むにつれて「事件」が生じるのですがこれがまたグロい。
読んでいて昔読んだ柴田よしきさんの『RIKOシリーズ』を始めて読んだような
衝撃!

これも警察を舞台にした話ですが、ま~~性描写と言うかなんというかがすごかった。
レイプもありますし。
(警察官の主人公もしくは別の婦警が襲われるというのもなんというか…でした)

まあ、一昔のカッパノベルズや光文社文庫だとこういったハードボイルド?系
がたくさん出版されていてセットでエロ&グロ表現で満ち満ちていましたねえ…
しかし、草食系男子の出現でこういった表現はなりをひそめて行った気がします。
単に自分が借りなくなったので読まなくなっただけかも知れませんが。

そう言った崩れた感じのハードボイルドを書いていた人が書けば売れるの世界である
ラノベ界に挑戦した感じがしないでもない本書。
なので、ものすごく設定バランスが悪く感じます。
重すぎる背景と軽すぎる人物構成が。
多分、ほとんどのラノベ作家さんだと実体験、外部との接触が無い人が多いのか、
重い部分は「さらっと」スルー(と言うより書けない)描写する癖があるので
今回の重い部分ももっと当たり障りなく処理(と言うより書けない)して、
主人公の「軽さ」だけに焦点を当てた書き方を(というよりコピペするしか能力が無い)
するはずだと思うんですが。
こちらはわざとこんな重い描写をしつこく書く手法で新境地を目指したのでしょうか?

さて、本書おかしな部分があります。
p244「一花は襟付きブラウスとフレアースカートに着替えた」とあるのに
p258「振り袖をめくりあげられて、一花の白い肌が露わになった」とあります。
洋服着ていたのに、なぜ振り袖?
振り袖を着せられた描写が無いのに。

まあ、作りとしてはかなり微妙な作品ですが、ここに書かれているような
組織的犯罪が現実にならないことを切に願います。

思いっきり途中放棄!!!!!
サブタイトルに「ふつうの女性の為の」とあり、
『はじめに』には「この本は、イケてない女子のためのガイドブックです!」
とあります。
更に著者は1981年フランス生まれの双子姉妹。
一人は喜劇作家兼女優、もう一人はジャーナリスト。
本書はフランスで40万部超のベストセラーと言うことで
早川書房もたいそうな権利金を払っての目玉商品だったんでしょうねえ…

が!!!!!

ひどいわ~これ~~


10年以上前ぐらいにガングロとか女子高生が「ちょ~~いけてる!!」なんて言葉使いで、ばっこした時代のような訳文で。
かなり悲惨な偏差値の女子高生なら最後まで読み通せるかもしれないけど、
大人は無理ね。

図書館ももっと内容を吟味してから購入してほしい。
税金の無駄使い。
フランスでベストセラーでも日本では受けない一冊。

どちらかと言えば20代の働き始めた人用のビジネスマナー本。
あと、30代だったら結婚して子供ができて幼稚園ママとかとの
付き合いの時に参考にするとか。
この人が推奨している「ご機嫌な女(ひと)」の定義が
中庸でいること」。
感情にブレが無く安定していること。
ただ、一つまちがえると「面白くない人」になる危険性大!
近所のあまり親しくないおばちゃんと立ち話した時、
バンバンと背中を「どつかれた」ことがあります。
確かに不快極まりなかったです。
人の体を触る癖(?)がある人は気を付けましょう!

因みに私は笑う時に手を打ってます…汗
あとがきより
女性が就職を考える時、仕事内容、収入面はもちろん大切であるが
その仕事に就くとどのような男性に出会い、恋愛、結婚できるのか
と言うことも重要なのでは?
それが、私がこのテーマに取り組んだきっかけです。


ということで、今まで自分とは縁が無ったけど転職を考えている、
もしくは就いてみたい仕事があるのであれば一読することを勧める。
特に進路を考える高校生。
ちょっと、遅いかもしれないけどリクルート前の大学生。
自分たちはこんな恋愛観を持っているお姉さまたち
(既に自分たちがお局さんに予備軍になっているとは思いもしていないんだろうけど、
ここに掲載されている人たちの行動を見るとすでに局一直線だな…
まだまだ「いけてる感」に満ち溢れているけど…(以下自粛))
と張り合って、男をゲットして行かなくてはいけないと前もって肝に銘じておいた方がいいと思う。

それにしても全職種「不倫率の高さ」と言ったら!!(驚愕)
若さをくだらない不誠実な男(絶対に家庭を壊さない、手放さないとわかっているのに)
相手にそれでもやってしまうんですかねえ…
先日「南綾子さん」だったっけ?『失恋千本ノック』の人。
この人に対して「貞操観念が低すぎる」と評しましたが、今時のアラサーってほとんどが貞操観念が無い、略奪上等!、次行こう次!って感じのハンター系がほとんどだということが分かったので、大変失礼しました。

というか、どいつもこいつも「男選び根本から間違っている!!」と言いたい!!!!!
レベルの低いのとなんぼやったって、自分の体に劣性DNAを覚えさせるだけ!
万が一、結婚して子供ができても出てきた子供、劣性遺伝をきれいに受け継ぎ
女ったらしとかダメンズ好きとかそう言った意味では「お母さんにそっくり!」と
言われる原因になりそうなことを自分から進んでやるのは止めましょう!
自分の優勢遺伝子をきちんと引き継いでもらうためにもいわゆるハイソな男は
「処女」もしくはあまり男関係に乱れていない女を選ぶのかも、とふと思ったのでした。

しつこいけど、一回やった男の遺伝子を女は体に記憶するんですよ!!!

結論を言えば「片付け・整理本」ですね。
なので、そっち系を読んでいる人間にとっては目新しいことは何一つなく。
時間の無駄でした。その一言に尽きる!!
相変わらず面白くない!笑
「京都の知られざる裏歴史をあなたに!!」的な色合いが濃すぎる。
そして、ラストに「さあ、新展開に突入ですよ!」的な描写があるものの
「は?」と言う感じで理解不能。
そしてあっさり「待て!次号!!」状態で空中に放り投げられた感じ。
言わゆる背景は凝っているのに人物が書けていない状態。

月下の想い…上村松園(うえむらしょうえん、女性画家)
親王のアキケナス…高岳親王(たかおかしんのう、ペルシアで買った短剣)
八瀬童子…赦免地踊り(しゃめんちおどり、奇祭)

と、3篇収録ですがこれを書くために読み返しても内容が思い出せない。笑
それぐらい内容にインパクトが無いというかなんというか…
もうそろそろ終わりにしませんか?
題名と表紙の雰囲気からなんとなく和やか系、ほんわか系に感じられたのですが
なんのなんの結構重たい話でした。

主人公「みずき」は一人目の父親の病死、二人目の父親の家出、
そしてあろうことか実母の突然の失踪(家出)と言う事態に遭遇。
しかし母親のキャラから「なんとなくそうなると思っていた」とばかりに
そんなにあわてることなく日常生活を継続。
もちろん、警察に届けるなんて思いもしないしそれで不都合が生じるわけでもない
と言うところにすでにこの母子の関係が破たんしていたと思う。

そして、いつも通る交差点で子猫の轢死死体を見つけて箱に入れては
自宅の庭に埋葬するのが「儀式」というか「習慣」になりつつあるという
これまたどこか「壊れた感」のする行為にはしり、展開として
複数猫を飼っている女がいてそいつが不妊手術もせずに放し飼いしているので
子猫が生まれる→段ボールに詰めて捨てる→這い出た子猫が轢死…
と言い何とも言えない負の連鎖が生じていることに「怒り」を感じ
ある行動に出るのである。

先日まで読んでいた「殺処分」の元となる理解の無い飼い主による命の犠牲が
書かれている。とはいえ、これがメインテーマではなくどちらかと言えば
もう「親に期待していない子供の自立の話」であり「親捨て物語」でもある。
親がいなくても子供が高校生にもなればそれなりに生きていけるのである。
あっさり見捨てられた母親。悲惨な書き方、文体ではないのであまり深く考えずに
さらりと読めるのだが「こんな親、いらね~~」と思う親が最近増えているんだろうな。
自分の事しか考えない親。自分の恋愛に走って子供を置き去りにする母。
結局、男にまたもや逃げられて何も無かったかのように自宅に戻ってきた母に対して
なじることなく普通に受け入れる娘。
まるで一泊二日の旅行に行っていたかのような感じ。
でも、お金の都合さえつけば親なんて要らない、と思う子がいてもおかしくないな。

親と言う存在が「欠損」したまま育つと、こうもクールになってしまうのかな?
少し「心が壊れた」感がしないでもないと思った。
主人公の「咲(さき)」は女だてらに「縫箔師(ぬいはくし)」だ。
※縫箔師とは江戸時代の刺繍職人の事
現在26歳、独身。この時代では年増の部類に入りつつある。
10歳の時に縫箔師の親方のところに奉公にでて、女中見習いから
初めての女弟子となり、兄弟子と結婚するかと思いきや
「仕事は止めて、家事に専念してくれ」的な事を言われて
断わったために破談…
しかし、兄弟子にはほのかな恋心を抱きつつも、自分の刺繍の腕に
「嫉妬」されていることも何気に感じてもいた。
そして兄弟子が他の女との結婚を機に独立、今に至る…
そんな経歴を元に「もったいないねえ」と言われつつも
結婚よりも仕事を優先し今に至る。


実際の江戸時代にここまで頑なに「仕事に生きる女」はほとんどいなかったと
思うので(三味線のお師匠さんレベルならありだけど。)
時代を替えた「仕事に生きる女の苦悩、恋か仕事か悩みは尽きぬ…」
だけの設定だと思う。
その一方で、この咲の「話し方」があまりにも「一井の町人」の話し方とは思えず、
むしろ芸者上がりの30を大きく超えた「大年増」の風格がありすぎて
違和感があり過ぎて読んでいてモヤモヤしっぱなし!
いくら「行かず後家」であっても26歳、独身。
こんなにポンポンというのは「姐さん」その物。

題名の「しろとましろ」は双子の子ども。
なんとなく稲荷神社に居る狛狐の化身かな???と
想像がつくのですがこの作品ではまだ正体が判明せず、
また同じように双子に翻弄される簪職人の「修次」との仲はいかに?
って感じで「待て、次号!」状態で終わる。



文頭に「これは私、南綾子の実体験を元に3割ぐらいを嘘で…」的な説明から始まっている。
まあ、幽霊の山田の存在は嘘としても、山田の代わりになるオカマレベルのアドバイザーはいたのではないかと思う婚活奮闘記。
一言言わせていただくと「南さん、アンタ貞操観念低すぎ。と言うかなさ過ぎ」。
会ったその日に寝たらそりゃ、男にしたら「え?本当に結婚したい気があるの?」と
なりますよね。むしろ自分が男だったら
「こうホイホイと簡単に寝る女って、病気もってそうで怖い…」位の警戒するな。
当然、「やり逃げ」しますがな。
と言うより「え?本気だったの?嘘!自分も遊ぶ気満々だったのに何を今さらやり逃げって…人聞きの悪い」と反論されても仕方ない。
既婚者の自分がこれを読んでいると「この女、40になっても無理だな…」と言う感想。
ラスト少しは明るく終わっているけど、無理だろう。
意外と相手の男の方が人間としてまじめすぎる。ああ見えてもこの男は真面目だ。
むしろ年下の清潔感あふれる女が現れてあっさり結婚するだろう。
南さんの容姿を見たことは無いが、多分男が本気になるにはどうしても「崩れた」感じが
付きまとっているというか自堕落がもう身に付きすぎて腐臭がしてそう。
貞操帯を付けているような女も男にしたら「めんどくせえ…」とこれまた敬遠されがちなので、何事もほどほどが一番。
もっと言えば自分の容姿に自信が無い女はさっさと自己評価を勘違いしないうちに、
そう20代のうちにさっさと自分を売り飛ばすセールをした方が賢明かと。
もっともっといい男が…と勘違いしている女ほど40になっても独身。
それ以上にクソ男と縁ができて腐臭が漂うことになる。

猫とかの純血種が一度でも非純血種とやったらもうそこで「純血種」の血は途絶え、
次からは「雑種」扱いになるのはメスは一回でもHしたら、相手のDNAが体に染み込んでしまい、いろんな男とやればやるほど色々な男のDNAが染み付くのである…的な事を
読んだ事がある。
だから「この子、一体誰に似たのかしら?」と姑や他人に言われるたびに
「種が違うんですよ」と内心で思いつつも平然としている女はまだしも
「そりゃ、結婚前に××人とやりまくったから…」と心の中で思う女も世の中に居るってことで。
そう考えたらHする相手をよく吟味しないとえらいことになりまっせ、やりまんさん。

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