日常の謎をなぜかどこからともなく現れるアルパカが解きます。
アルパカの存在が一番の謎!なんですけど…滝汗
その内「ミーアキャット探偵」だとか「ホワイトクロウ(白い鴉)探偵」とか
際限なく出てきそう。要は他と差別化を図るためには何でもアリ!ってことで。

中高生には楽しめるかな。それぐらいの謎解きレベル。
ぶっちゃけ、各題名を見たら内容がわかるという…

最近こういった高学歴の理数系の人が書く作品増えましたよね。
(この人は東大らしい…)
小説と言えば昔は「文系」と思われていたのに、こうも理数系が進出してくる
割合が増えたのは、もう、今までの概念では読者に通用しないぐらい作家のレベルが
落ちているからかも。
多分文系の編集者では出し切れないアイディアをむしろ作家の方がうまく
料理できるようになったのでは?
確かに推理小説などでは物理的なそれっぽい説明があると実はトリック的には
無理なんだけど良いように丸め込まれても読者は気が付かない、ってのが
多いんだろうけど。
文中に数式をさりげなく出して来たり、嫌味なほど出してきて読み飛ばさせたりと
文系読者には辛い試みが多数なされてきているのが最近の傾向。

今の流行は理数が書く、ラノベってとこでしょうか?
掲載されている「チャンスをつかむ体操」を数回しただけで
疲れた自分って…滝汗
腹筋の無さが姿勢の悪さに繋がっていることを実感。

ところで姿勢を正しくして歩いていると、結構じろじろ見られることって
無いですか?とウオーキングしている人たちに聞きたい私。
無駄に題名が長い。
端的に内容をまとめることができない作者の能力が題名にも表れているのを
証明するかの如く、内容もちっとも進展しない。
よって、このまま読み進めて行ってもいいのだろうか?と思い
カンニングのごと「密林」の口コミを見たらやっぱり低評価だったので
p94であっさり途中放棄。
その一方で早6巻を迎える本作。
時間とお金のある人が今の世の中いるんだな…と違うところで感心した一冊。
毎日新聞の朝刊に掲載されている、林真理子の新聞小説『我らがパラダイス』。
毎日楽しみに読んでいる。この人やっぱり社会問題を取り上げた小説の方が
向いていると思う。
先日の寝ぼけたような読者が限定される「美女」の話よりも。

さて、メインテーマはズバリ!「介護」。
今日の話は共感しまくりなので抜粋。
因みに今日の主人公は実家の父親がぼけてしまい、自宅に引き取ったまではいいけれど… と言う流れ。

五年後か十年後、とにかく近い将来姑が寝たきりになる。
その時、面倒を見てくれないとかと頼む夫に、こう言い放つ。
(中略)
自分に浴びせられた言葉をすっかりそのまま返すことができたらどんなに気持ちいいだろうか…
夫は怒り狂うだろう。今度の事で良くわかった。
自分の親への感情と、義理の親への感情とは全く違うものなのだ。
いや、反比例すると言ってもいい。
どれほど面倒をかけられさえ、疲れ果てた生活が続いても、
親を見捨てることはできない。
腹立たしさやむなしさの奥に哀しくいとおしい感情がある。
それを意識すればするほど、あちらの親が煩わしいものになるのだ。
それはもしかすると、夫をもう愛していないからかもしれない。
(中略)
目の前にしなくてはいけないことが山のようにあるのだ。
ボケかかった親を介護しながら離婚の話し合いをする、
そんなことができるのは超人だけだ。
普通は目の間の問題に手一杯で、毎日息も絶え絶えに生きているのだから。

墨田区Y町、荒川と隅田川に挟まれ丁度三角州の様になった地帯に住む
73,4の幼馴染の爺さん二人の友情物語。
面白くないことは無いけど、スッと読めると言えばそうなんだけど
物足りなさ過ぎてこれまた残念。
ドラマの原作またはマンガの原作に向いてそう。
円陣闇丸さんと言う方のイラストが付いてるんですが、
政さんのキャラと若干違和感があって…
まあ、人間的過ぎるキャラ過ぎるんでこんなダンディな絵だとちょっと…
出来れば奥さんと上手くいってほしいなあ…と思ってしまうあたり。
2巻目というか続編は無いのでしょうか?
表紙のイラストというか浮かし彫りが洒落たつくりだな、と。

ところで本作「つまみ簪」と言う職人さんを取り上げていて、
http://tsumami-do.com/about/

一般人に向けての商売のメインは成人式&七五三らしいのですが、
(普段は舞妓さん達に作っている)
人気ブロガーや芸能人が今風にアレンジしたものを付けて売り出したら
一気に人気出ると思うんですけどね。
私、欲しい…


言葉は悪いですが近所のおばちゃんにファッションの悩みを相談したら
こんな回答が返ってきましたよ、と言うぐらいフランクに50代以降のファッションを語ってくれています。
全然「~しなければならない!!!」と上から目線で言われることなくものすごく気が楽になります。
ご自身が『ファッション鬱』になったからこそ体験談で素直に語ってくれているから
共感が持てるのだと思います。


ファッションに疎くならない、今の流行を知るためにも別に毎回買わなくていいから
出かける機会を持ちなさい、とありました。
これから暑くなるしなあ…
より一層出かけるの億劫になる季節なんだよなあ…

もっと突き詰めて言えば若い子じゃあるまいし、おばはんの服装チェックとか
したりされたりするものなのか?とも。
身近で「うわ~この人のファッションステキ!同じものを持ちたい!」
なんてこと今まで一回も思ったことないでけど…
むしろそんな人、いるの??????????????って感じ。
林真理子にしては「毒」が無く、イマイチな作品。
過去に実際の体験談(?)
http://75552.diarynote.jp/201112271346229159/
こちらを読んでいたら改めて林作品で読むまでも無い。

本書の感想で言えばだれがグランプリを取るかは
冒頭の「ドレスの色」がだれに似合うのかを考えたらオチはすぐにわかるはず。
そういった意味でも、こんな淡々とした第三者から見た「観察記録」よりも
人間性を重視したドロンドロンの駆け引きの話の方が面白かったかも。
ただ、イネスに関する本が林真理子のこの『ビューティキャンプ』と同じ
出版社から発売されていることに気が付き、なんか宣伝として発表された
本なのかな?と。

それにしても読み終わった後に、しげしげと表紙の写真=ミスユニバースを見ると
明らかに「ひいき」されている人と、いつまでたっても二番手三番手の地位しか
手に入れられない人とがはっきり見て取れる。
顔しか写してもらえないなんて…
向かって右側の人たちが体を半身にしたら後ろの二人が入るスペースぐらい
あるでしょうに…
いや~ね~ 内容よりもこの写真そのものがえげつない。
兄弟入れ代わり作戦など目新しい切り口だったのに、
すぐにそれも読者側には見抜かれるぐらい作りは浅い。
しかもラストの首謀者は…という結果等がかなりの投げっぱなし。
ラノベか…(呆)と思うぐらい。
実際日本のラノベでは常套句の「篠突く雨」が出てくるし。
英訳で「篠突く雨」と訳す英文って一体どんな文なんだろう?

美について書く人ってどうしてこう上から目線の文章なんだろう?
「~だ」とか「~あるべき」と言い切り文章。
10代20代に向けて書いているならまだしも、40代に向かって
この文章と言うか上から目線な雰囲気で来られてもなあ…
また、チークのいれ方など、全て文章で表現しようとはせずに
図で説明してくれる方が親切だと思う。
文章って人を表すよね。

読んだ割にちっとも内容が頭に入らなかった。
多分言いたいことが多すぎて力み過ぎ。
夫が自分より先に死ぬとこんなに金銭的にめんどくさいのか…滝汗
クレジットカードは家族カード、携帯も旦那名義なので
財産分与が終わるまで私、何もできないし、ネットで買い物できない…
自分名義のものを持つ、ってこれから大切なんだろうなあ…

夫が定年してからの手続きの例と定年前の死亡の例とはっきり
分けて書いてほしかった。

ということで、夫より自分が先に死ねばそんな心配をしなくて済むってことで。
さっさと死にたいですね。
後はよろしく~~~~~
肩書が「CA流 美容コンサルタント」と言う割に、
美容の方が全然参考にならず。
時間との闘いの仕事ゆえの時短メイク、逆算行動を挙げていますが
これ、「主婦」だと当たり前すぎて…
これを読んで「参考になった」と感じたり感想を書く人は
普段どれほどだらだらだらだら~~~~~~~~っとした無駄な
時間の使い方を平気でしている人たちなのか。

予定外なことに時間を使ってしまった、となると一日24時間残り使える時間は…
と考えるとその他もろもろを効率よくこなして当然。
その時間調整がうまくいかないからついつい子供に「早く!!」と
言う羽目になるんですけどね。
この本に書かれているようなことは、別に教えられなくても
自分で学習せざる得ない状況になります。

自分の事だけにかまけていられる独身時代で「時間がない」を言う人は
今のうちに自分の行動を見直さないと、子どもや介護、ペットその他もろもろ
自分以外の事の為に時間を使うようになると悲惨な目に遭うと思います。
そこで「めんどくさい」と美容・しぐさに気を使わない方に傾くと
これまたオジサンおばさんになってしまうという…
美しさを保つって本当に中々道は険しい。


普段アクセサリーをほとんどしません。
特に夏場。
汗でチクチクするので。
他人から貧相に見えても構いません。
自分が痒みを感じるのを我慢するぐらいなら、他人に服装をどう思われようと。
また、背が低いのでこの本で紹介されているような大ぶりのネックレスを
初めから持っていません。
確かに写真で全く何も付けない例と様々なパターンで付けた例を見る限りは
付けた方がインパクトがあるな、とはっきりわかりますが。
それを見る限りは付けた方が「おしゃれ」です。
が、やっぱりかゆいのは我慢できないので買うことも無ければ
付けることも多分無いでしょう。

それよりも姿勢を正して、限りない自分自身の絶対オーラを醸し出した方が
いいと思います。
ただの服を着ているだけなのに、何かが違う、一体何者?的な。笑
『霊能動物館』も正直、イマイチだったがこちらはもっと…
加門さんの出身地の江東区、墨田区を中心とした土地めぐり??
東京に土地勘があれば面白いのかもしれないが…
何が書きたかったのか、断片的過ぎて何が何だか…
小学校の同窓会に行って、学校の前にあった店の名前を挙げて
それが何の店だったのか今さら説明するまでも無い、みんな知っていて当然!
的なノリで話がどんどん進むので完全に土地勘のないものは置いてけ堀。笑

途中放棄
いつものようにヒストリカルロマンスだと思って借りたのに、
なんか変だな?と思っていたら早川ミステリだった…滝汗

結婚を機に、養女だった為実の親が知りたい…と何気に探し出したら
母親はレイプ殺人の唯一の生き残った被害者。
当然、父親はレイプ殺人犯と言うまさに「知らずにいれば…」な
生い立ち。
知ると同時に「お前の父親だ」と名乗る(本当に父親だったりする…)
奴と始終電話をする羽目になり、婚約者ともぎくしゃくするわ
養父母や義姉妹ともイマイチな関係に。
と、四面楚歌な展開。
更に味方のはずの警察にもなぜか嫌われているというか、
冷たい態度を取られるヒロイン。
実際、中々物語に感情移入と言うか集中できず読んでは止めを繰り返すほど、
イライラする。ヒロインの性格に特にイラつく。
中途放棄しそうなところを踏みとどまったけど、ラストもイマイチ。
ああ疲れたな、というのが感想。

【目次より】はじめに──この本を書いた理由と、この本の使い方
1「私が世界の中心だ」──ナルシシスト
2「好き、嫌い、でも愛して」──情緒不安定
3「誰も、何も、信じない」──パラノイア
4「すべては俺のためにある」──プレデター
5 最悪のモンスター──混じり合った人格
6 危険な人格から身を守るには


1「私が世界の中心だ」──ナルシシスト
自己中心的、自分を過大評価、他者を過小評価
思いやりがなく、横柄で、権利を主張
近道をし、規則を曲げ、境界を超える
支配が必要

2「好き、嫌い、でも愛して」──情緒不安定
過敏症、愛情に飢えて要求が多く、境界が無い
人を巧みに操る
 理不尽な、黒か白かを思考
激しく直情的に、刺激を求める

3「誰も、何も、信じない」──パラノイア
過度に疑い深く、恐怖心を抱き、秘密主義
自説を曲げない、議論好き、嫌悪する傾向
傷を集め、怨みを抱く

4「すべては俺のためにある」──プレデター
思いやりも、後悔の念も、良心も無い
薄情で冷淡、計算高く支配的
衝動が強く、ほとんど抑制がきかず、全く考えない


とまあ、こんな特徴があります。
4項目に各130の該当するかどうかのチェック項目があります。
でも人間だれしも10項目ぐらいは当てはまりそうだと思います。
(ただしプレデターは除く。これ該当したら思いっきり犯罪者予備軍)

特に1の「ナルシスト」を実家父と姑に当てはまるかを念頭に置いて
チェックすると…笑
と言うのも
p37
ナルシストと話せば話すほど、相手を思いやっていないということがますますハッキリわかってくる。ナルシストは相手についてあまり知ろうとしない。
本当に望んでいるのは、相手が自分に対して、または自分に必要なものや自分の
望みに対して気を配ってくれること。あるいは自分の命令に従ってくれること。
それでも自分が周囲からどう見えているかを過剰なほど気にするから、
大抵は行動を適度に抑えて、うまく外面をコントロールする。
だかそれが功を奏するのもしばらくの間で、最後には本当の気持ちが明らかになってしまう。


姑が私が結婚前に免許を持っていないと言った時、
即座に「取った方がいいわよ」と言い、
取った今でも事あるごとに「ね、取ってよかったでしょ」と自慢げに言う。
あんた、何の努力もしてないやん。何自慢げに言うのさ!と毎回心の中で思う。
それ、自分が単に都合のいいときには「足代わり」に都合よく利用できるからだけの事でしょ、といまだにに思う。
墓参りの時も、シーズン中はちゃんと臨時バスが駅から出ているのに
「足が無い~足が無い~」と人を人間扱いせず「足」扱いする発言をする。
墓参りする気があればバスに乗って行けよ!
だからいまだに(墓園内の)墓の場所がわからないんでしょ。

自分もこの「1」は結構当てはまるな、とおもった。
ただ「2」みたいに一旦人の背中に取り付いたら絶対にはなれない!
みたいな「1,2」混合型も結構周囲にいるよなあ…と。
「3」は年取って偏屈になった人がこれになりそうだ。
「4」に至ってはもう明らかに犯罪者予備軍。
自分の子ども(赤ん坊)がうるさいからと言う理由だけであっさり殺しちゃう人が
最近多いから「4」も実は自分の周囲に多数生息しているだろうな、と。

身を守るためにも「直観」を働かせて、ぼ~~~っとスマホしながら歩くような
軽率な行動はしない方が生き延びれると思います。
今の日本全然「安全」じゃないと思うんだけどなあ…

ダイエットの実践本かと思ったら、メンタル本。
デブの苦しみを切々と訴えてくる。

名言「太ってたっていいんだぞう」

けど、やっぱり健康の為には限度があると思いますが…
もう本人の責任に任せるしかないですよね…
神社等でおなじみの眷属について書かれた本。

一つの結論ではなくあくまでも加門さんの一考察。
私的にはかなり物足りない出来。
これらを基にした「小説」だったら面白かったかも。
言いっぱなしで放り投げられても…と言う感じだった。
2014年発行
その為かコーディネートが参考になる。
その反面、料理のレシピ必要????
せめて巻末にまとめて載せてほしかった。
黒のお皿に乗せても美味しそうに見えないと思うんだけどなあ…
う~~ん。
どうも私はエルフだとかドラゴンと言ったファンタジー色が強いものは
ダメみたい。
なんかラノベみたいだなあ…と思っていたら案の定「逆鱗に触れた」と言う
ラノベでは必ず出てくるフレーズが…汗
訳もイマイチ。
題名も『氷の仮面溶かして』
にして欲しかった。

熱心なキリスト教信者でもない人間に向かって、
「ガブリエル」だとか「ラファエル」だとか…
これが「日光菩薩様が…」「大日如来様が…」と言っても全然
おしゃれじゃないからありがたみが薄れる気はするけれど…
まあ、ねえ、「天使様のお導き…」と言われた方がなんか効き目ありそう。
そう言った意味でもある種の「詐欺」なんだと思う。
その点では「信じるから騙される」と言う論があるのをお忘れなく。
全ては「自己責任」で。

ただ、p61を読む限り腑に落ちる箇所もあります。
他にも天使があなたにとって必要なものをピカッと光らせて、
教えてくれることもあります。
例えば、本屋さんに行って棚を何気なく見ている時に、
パッと光ったように見える本や雑誌があったら、それは、
貴方の人生に必要な情報がそこに有るという天使のサインです。

自分が図書館で本を借りる時がまさにこれで
「背表紙が訴えかけてくる」状態。

では、天使がいるとその存在を「信じて」お願いします。
「天使様。どうかこれ以上九州に余震を起こさず、
人々が日々安心して平穏な生活を過ごすことができるように
神様にぜひ一言申し上げていただけるようお願い申し上げます。」

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