獣医さんだけが知っている 動物園のヒミツ 人気者のホンネ
2016年7月10日 読書
動物園の飼育員さんの苦労話を読んだので、
なんとなく動物園に行きたくなったので借りてみた。
そして、ここに書かれているようなポイントを気にしながら、
秋以降には動物園に行ってみたいな。
因みに「全部見ないともったいない」と言う考え方は捨て、
ピンポイントでお気に入りをじ~~っと観察する方法が
お勧めされてました。確かに。
ついつい欲張って「次行こう、次!」となるとじっくり観察する、向き合う
と言う目的を忘れただ動物園に来たという事実だけが残る。
でもやっぱり、全部見たいな、と思ってしまうのであった…
(だって、せっかく来たんだも~んとケチは思うのですよ…)
なんとなく動物園に行きたくなったので借りてみた。
そして、ここに書かれているようなポイントを気にしながら、
秋以降には動物園に行ってみたいな。
因みに「全部見ないともったいない」と言う考え方は捨て、
ピンポイントでお気に入りをじ~~っと観察する方法が
お勧めされてました。確かに。
ついつい欲張って「次行こう、次!」となるとじっくり観察する、向き合う
と言う目的を忘れただ動物園に来たという事実だけが残る。
でもやっぱり、全部見たいな、と思ってしまうのであった…
(だって、せっかく来たんだも~んとケチは思うのですよ…)
響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ 武田綾乃著
2016年7月9日 読書
無料動画で先にアニメを見たので、原作はどうよ?と言うことで。
アニメははっきり言って既存の人気アニメキャラの使いまわしのような外見でちっとも今時の高校生ではなかったのに対して、こちらは京都弁丸出しの「若さゆえの…」があふれ出ておりました。
今時のラノベに良くある「明るさ」だけで構成されておらず、若さゆえのドロドロ…が思いっきりてんこ盛り!!!!!
部活内のドロドロなどもう若くない人間には「そういえば、あったな…」と言う懐かしさを味わえます。
逆にこれを書いたときは作者はまだ大学生ぐらいだったようでなるほどな、と納得できます。
文章も正直洗練されておらず無駄に長いところも多々あります。
読者側が読みやすいように「文体、文章のリズム」ってあるじゃないですか。
それが、ちょっと無視されていて正直読みずらかったです。
が!
それ以上に、きちんと書いている。
硬すぎるなあ…と言う気がするぐらい、どこか教科書を読んでいるかのような真面目な文体!笑
それはヒリヒリするぐらい、今を書きとめておかないと!!と焦りすら感じるほどに。
ラノベには無い硬さ。
キラキラとまだ崩れていない清潔感の漂う作風を維持しつつ洗練して行くと、
いつの日か直木賞を取りそうな反面、社会の波の揉まれてただのしょうも無い作品に劣化せずにキープし続けて行けるのか楽しみです!(鬼)
アニメははっきり言って既存の人気アニメキャラの使いまわしのような外見でちっとも今時の高校生ではなかったのに対して、こちらは京都弁丸出しの「若さゆえの…」があふれ出ておりました。
今時のラノベに良くある「明るさ」だけで構成されておらず、若さゆえのドロドロ…が思いっきりてんこ盛り!!!!!
部活内のドロドロなどもう若くない人間には「そういえば、あったな…」と言う懐かしさを味わえます。
逆にこれを書いたときは作者はまだ大学生ぐらいだったようでなるほどな、と納得できます。
文章も正直洗練されておらず無駄に長いところも多々あります。
読者側が読みやすいように「文体、文章のリズム」ってあるじゃないですか。
それが、ちょっと無視されていて正直読みずらかったです。
が!
それ以上に、きちんと書いている。
硬すぎるなあ…と言う気がするぐらい、どこか教科書を読んでいるかのような真面目な文体!笑
それはヒリヒリするぐらい、今を書きとめておかないと!!と焦りすら感じるほどに。
ラノベには無い硬さ。
キラキラとまだ崩れていない清潔感の漂う作風を維持しつつ洗練して行くと、
いつの日か直木賞を取りそうな反面、社会の波の揉まれてただのしょうも無い作品に劣化せずにキープし続けて行けるのか楽しみです!(鬼)
捨てられたいのちを救え! 生還した5000匹の犬たち
2016年7月6日 読書
今回は動物愛護協会の支部長さんが語った(インタビュー?)のを文章にまとめたかのような口語体。
だから今まで読んできたようにまさしく「死と隣り合わせ」の緊張感も無ければ
「死刑執行人」の苦悩も無く、ぶっちゃけ「どこかお気楽お助けモード」感全開!です。
正直、どこか偽善的とすら感じてしまうような軽い文章。
捨てられた犬猫、もしくは通報で捕獲に行くなどの、
どちらかを言えば愛護協会の活動を宣伝しているかのような一冊。
因みに愛護協会に動物が委託されるまでに、保健所で捕獲され→動物愛護センター
(実態は死刑執行場)に連れて行かれた動物のあくまでも「一部」の動物だけが
譲渡されるために愛護協会に救出される。
なので、センターに行った全部の動物が救われるわけで無い。
逆に「愛護センター」なんていうふざけたネーミングゆえに
「ここで飼ってもらえるかも…」と持ち込んだり、入り口に捨てたりしても助かりません。
むしろ「どうか殺してください」と飼い主もしくは拾い主が間接的に動物の命を短めているだけ。
このことをもっと広報すべきかと。
愛護センター?はあ??殺処分場ですよ。
日本全国の動物愛護センターは動物殺処分センターにすべきなんですよ。
物はいいようですね。日本語って素晴らしい!
だから今まで読んできたようにまさしく「死と隣り合わせ」の緊張感も無ければ
「死刑執行人」の苦悩も無く、ぶっちゃけ「どこかお気楽お助けモード」感全開!です。
捨てられた犬猫、もしくは通報で捕獲に行くなどの、
どちらかを言えば愛護協会の活動を宣伝しているかのような一冊。
因みに愛護協会に動物が委託されるまでに、保健所で捕獲され→動物愛護センター
(実態は死刑執行場)に連れて行かれた動物のあくまでも「一部」の動物だけが
譲渡されるために愛護協会に救出される。
なので、センターに行った全部の動物が救われるわけで無い。
逆に「愛護センター」なんていうふざけたネーミングゆえに
「ここで飼ってもらえるかも…」と持ち込んだり、入り口に捨てたりしても助かりません。
むしろ「どうか殺してください」と飼い主もしくは拾い主が間接的に動物の命を短めているだけ。
このことをもっと広報すべきかと。
愛護センター?はあ??殺処分場ですよ。
日本全国の動物愛護センターは動物殺処分センターにすべきなんですよ。
物はいいようですね。日本語って素晴らしい!
ドリームボックス―殺されてゆくペットたち 小林照幸著
2016年7月5日 読書
なんと皮肉な題名なんだろう。
ドリームボックスとは、
「炭酸ガスドリーム装置=通称ドリームボックス」つまり
犬猫の殺処分の道具の事である。
「ドリーム」なんて言うふざけた言葉の裏には、その前は「毒殺」そして
野犬がメインだったころは木製バットでの「撲殺」に比べたらまだマシ…
との気持ちを込めての言葉なのかもしれないが。
片野さんの書いた『ゼロ!』とは違い、小説に仕上げている。
けれど、書かれているのは特定されないようにしたあくまでも
日本全国にある保険所や愛護センターの話をまとめたに過ぎない。
そして、これが書かれた当時まだ「くまもと」の成功はなかったので
生かすより殺すことがメインの活動内容が書かれている。
殺処分する獣医師の葛藤、どうしてもこの仕事が受け入れられずに
公務員獣医師を辞めて開業した獣医師の気持ちも盛り込まれている。
動物病院で安楽死を望む家族の意見に従って注射をするが、
やはり1時間は泣いている家族を前にやはり目が熱くなるのを
押さえきれないのだとか。
また、引き取りに来たものの飼い主から出た言葉は
「この犬より、あっちの犬が欲しい。飼ったことの無い犬種だから」と
飼い主に再会できて狂わんばかりに喜んでいる犬を前にしても
そんなことを言うバカ夫婦。しかも、犬は捨てやすい場所に
紐でくくられて放置されていたという。
一度ならずとも二度も飼い主に捨てられる犬。
救いがない。
読んでいて暗澹たる気持ちになり、自分の家にいるペットを前に
むなしさが募る。
救えない命がこれほどまでこの日本にいるのか…
飽きたから捨てる。
おもちゃ感覚でペットを飼う感覚。
どこかやっぱり日本と言う国はおかしくなっているのかも。
ペットショップで安易な気持ちで買うぐらいなら、
譲渡会に行って飼い主としての責任をかみしめて
一匹でもいいから助かって欲しい。
そう願わずにはいられない。
ドリームボックスとは、
「炭酸ガスドリーム装置=通称ドリームボックス」つまり
犬猫の殺処分の道具の事である。
「ドリーム」なんて言うふざけた言葉の裏には、その前は「毒殺」そして
野犬がメインだったころは木製バットでの「撲殺」に比べたらまだマシ…
との気持ちを込めての言葉なのかもしれないが。
片野さんの書いた『ゼロ!』とは違い、小説に仕上げている。
けれど、書かれているのは特定されないようにしたあくまでも
日本全国にある保険所や愛護センターの話をまとめたに過ぎない。
そして、これが書かれた当時まだ「くまもと」の成功はなかったので
生かすより殺すことがメインの活動内容が書かれている。
殺処分する獣医師の葛藤、どうしてもこの仕事が受け入れられずに
公務員獣医師を辞めて開業した獣医師の気持ちも盛り込まれている。
動物病院で安楽死を望む家族の意見に従って注射をするが、
やはり1時間は泣いている家族を前にやはり目が熱くなるのを
押さえきれないのだとか。
また、引き取りに来たものの飼い主から出た言葉は
「この犬より、あっちの犬が欲しい。飼ったことの無い犬種だから」と
飼い主に再会できて狂わんばかりに喜んでいる犬を前にしても
そんなことを言うバカ夫婦。しかも、犬は捨てやすい場所に
紐でくくられて放置されていたという。
一度ならずとも二度も飼い主に捨てられる犬。
救いがない。
読んでいて暗澹たる気持ちになり、自分の家にいるペットを前に
むなしさが募る。
救えない命がこれほどまでこの日本にいるのか…
飽きたから捨てる。
おもちゃ感覚でペットを飼う感覚。
どこかやっぱり日本と言う国はおかしくなっているのかも。
ペットショップで安易な気持ちで買うぐらいなら、
譲渡会に行って飼い主としての責任をかみしめて
一匹でもいいから助かって欲しい。
そう願わずにはいられない。
お家に、帰ろう~殺処分ゼロの願い 尾崎たまき著
2016年7月3日 読書
この表紙の犬の写真を見て何も感じない人は、一生ペットを飼わないでほしい。
片野ゆかさんの『ゼロ!』↓
http://75552.diarynote.jp/201606260816257449/
を先に読んで予備知識があったとはいえ、今回の本の作者は「写真家」。
そうダイレクトに写真で現実を教えてくれる。
例の「殺処分」の処理場。
処理場に入る前の犬のおびえた表情。
そして何よりエピソード6の「白い犬」。
全てを悟り、受け入れ、そして許してくれている慈悲すら感じるそんな目をした犬。
この写真を見たら涙が止まらなかった。
多分一緒に死ぬことになった犬たちがおびえていたのだろう。
それを「大丈夫だよ」と言うように抱きしめている白い犬。
そして、処分された犬たちの山の上で「私が守ってあげるよ、大丈夫」と
言うかのように横たわっている白い犬。
そして、燃やされ灰になっていった犬たち…
また、ハンドタオル一枚の上に安楽死させられた2匹の子猫。
本当に小さな、小さな命。さっき生を受けたばかりの命なのに。
それを…
「鬼、畜生」と言う言葉があるがそれ以上に残酷なのは「人間」、
もっと言えば「日本人」なのかもしれない。
日本人の残酷さ、身勝手さがこの一冊に詰まっていると言っても過言ではない。
その一方で譲渡され一度は消えかかった命の火を「一緒に暮らそう」
と言ってくれるのも日本人。
この両極端な感情を持つ民族に生まれたからにはやはり、
「ともに暮らそう」と言える側でいたいと心から思う。
片野ゆかさんの『ゼロ!』↓
http://75552.diarynote.jp/201606260816257449/
を先に読んで予備知識があったとはいえ、今回の本の作者は「写真家」。
そうダイレクトに写真で現実を教えてくれる。
例の「殺処分」の処理場。
処理場に入る前の犬のおびえた表情。
そして何よりエピソード6の「白い犬」。
全てを悟り、受け入れ、そして許してくれている慈悲すら感じるそんな目をした犬。
この写真を見たら涙が止まらなかった。
多分一緒に死ぬことになった犬たちがおびえていたのだろう。
それを「大丈夫だよ」と言うように抱きしめている白い犬。
そして、処分された犬たちの山の上で「私が守ってあげるよ、大丈夫」と
言うかのように横たわっている白い犬。
そして、燃やされ灰になっていった犬たち…
また、ハンドタオル一枚の上に安楽死させられた2匹の子猫。
本当に小さな、小さな命。さっき生を受けたばかりの命なのに。
それを…
「鬼、畜生」と言う言葉があるがそれ以上に残酷なのは「人間」、
もっと言えば「日本人」なのかもしれない。
日本人の残酷さ、身勝手さがこの一冊に詰まっていると言っても過言ではない。
その一方で譲渡され一度は消えかかった命の火を「一緒に暮らそう」
と言ってくれるのも日本人。
この両極端な感情を持つ民族に生まれたからにはやはり、
「ともに暮らそう」と言える側でいたいと心から思う。
動物翻訳家 心の声をキャッチする、飼育員のリアルストーリー 片野ゆか著
2016年7月2日 読書
片野さんの本は「殺処分」や「愛護」と言ったものばかりだったので
正直読むのが苦痛でしたが、こちらは「死」とは少し距離のある
動物園の動物と飼育員の関係の話。
そう言われたら最近の動物園はただ見せるだけからより自然に近い
生態を見せる展示に代わって言っているなあ…と。
まあ、ぶっちゃけただ展示していれば珍しさから集客できた時代は終わり、
より興味を持ってリピしてもらえる経営努力を常にしなければならない時代
になったということに加えて、ワシントン条約で動物の輸入が禁止され
国内産ブリードを成功させてレンタルもしくは交換といった形で
何とかして種を残す努力も必要になってきてるので、
動物にストレスを与えることなく、
自然な形で長生きしてもらわなければならいと言う裏事情もあるけど。
本書で登場するのは
ペンギン…埼玉県こども動物自然公園
チンパンジー…日立市かみね動物園
アフリカハゲコウ…秋吉台事前動物公園サファリランド
キリン…京都市動物園
飼育員さんは最大の愛情と神経を注いで担当動物を世話をする。
「野生動物」と言われても上記の理由で最近はほとんど「国内産ブリード」。
自然に返されたら生きられない。動物園産の生き物ばかり。
またはアイドルペットとして芸をしていた過去を持っていても、
何らかの理由でアイドルを引退。そこから自然な動物の群れに戻ることも
仲間に入れてもらうこともできない。
人間のエゴで動物本来の本能や仕草が出来なくなった哀れさが漂う。
人間でも幼いころから芸能活動をしていたら周りは大人ばかりなので
子ども本来の付き合いが出来なくなって、大人になっても自然な交流ができない…
的な事を聞くのと似ている。
種があるべき姿を幼い頃に奪うと人格形成に問題が生じる。
より自然に、より健やかに。
けれどこんなに神経を使って毎日を過ごしているのに、
エピローグにこんな飼育員の言葉が…
切ないなあ…
確かに、ライオンと一緒の部屋にいて油断したら…ねえ…
翻訳家と言うより永遠の片思いの気がするんですけど…
正直読むのが苦痛でしたが、こちらは「死」とは少し距離のある
動物園の動物と飼育員の関係の話。
そう言われたら最近の動物園はただ見せるだけからより自然に近い
生態を見せる展示に代わって言っているなあ…と。
まあ、ぶっちゃけただ展示していれば珍しさから集客できた時代は終わり、
より興味を持ってリピしてもらえる経営努力を常にしなければならない時代
になったということに加えて、ワシントン条約で動物の輸入が禁止され
国内産ブリードを成功させてレンタルもしくは交換といった形で
何とかして種を残す努力も必要になってきてるので、
動物にストレスを与えることなく、
自然な形で長生きしてもらわなければならいと言う裏事情もあるけど。
本書で登場するのは
ペンギン…埼玉県こども動物自然公園
チンパンジー…日立市かみね動物園
アフリカハゲコウ…秋吉台事前動物公園サファリランド
キリン…京都市動物園
飼育員さんは最大の愛情と神経を注いで担当動物を世話をする。
「野生動物」と言われても上記の理由で最近はほとんど「国内産ブリード」。
自然に返されたら生きられない。動物園産の生き物ばかり。
またはアイドルペットとして芸をしていた過去を持っていても、
何らかの理由でアイドルを引退。そこから自然な動物の群れに戻ることも
仲間に入れてもらうこともできない。
人間のエゴで動物本来の本能や仕草が出来なくなった哀れさが漂う。
人間でも幼いころから芸能活動をしていたら周りは大人ばかりなので
子ども本来の付き合いが出来なくなって、大人になっても自然な交流ができない…
的な事を聞くのと似ている。
種があるべき姿を幼い頃に奪うと人格形成に問題が生じる。
より自然に、より健やかに。
けれどこんなに神経を使って毎日を過ごしているのに、
エピローグにこんな飼育員の言葉が…
深い愛情を感じているし、信頼関係を築けていると思います。
でもフェンスも何もないところで、絶対に背中を向けることはできません。
(中略)
犬はいいです。ほろ酔いになろうが、そのまま眠ってしまおうが、
全く身の危険を感じないんですから。
同じ部屋にいて、あれほどリラックスできる動物は他に居ませんよ。(中略)
「一緒の部屋でビールが飲めるところが素晴らしい。」と言う人に出会ったのは
初めてで、この次元で犬と言う動物を語ることができる動物園の飼育員の
仕事と言うものに、ただただ圧倒されるばかりでした。
切ないなあ…
確かに、ライオンと一緒の部屋にいて油断したら…ねえ…
翻訳家と言うより永遠の片思いの気がするんですけど…
ナショナルジオグラフィック1998年4月号
2016年7月1日 読書さすがの「アマゾ×」でも古すぎて在庫が無かった。
参考までにこんな表紙。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/bn/199804.shtml
特集は「危うし草原のプレーリードッグ」
今でこそ日本ではプレはもう希少価値過ぎて飼えないペットの一つ。
ホームセンターに普通に売っていたのがウソのよう。
そんなプレたちが国内に輸入される前、本国のアメリカではこんな風に
虐待どころか惨殺されていました。
p146
『果てしなく広がる、米国コロラド州東部の草原地帯。
早朝から照りつける日差しの下でプレーリードックが銃弾に当たって
左へ右へ、次々はじけ飛ぶ。
数百メートル先で銃を構えているのは、ケン・ホームズだ。
25倍の照準器越しにじっと狙いを定め、引き金を引く。
一瞬ののち、400m先のプレーリードッグの下半身が散弾で粉々に吹き飛んだ。』
見出しのページには白黒写真ながらもプレの累々と重なった死体の山が写っている。
説明文には
『アリゾナ州で1900年代初め、大量に毒殺されたプレーリードッグだそうだ。
既に生息地の98%から姿をけし、保護を求める声も高まっている。』と書かれている。
これ、白人がインディアンを追い出したり、先住者を征服者が追い出した形と同じ。
元々住んでいた動物を「牧草を食い荒らすから」と虐殺して、自分たちの為の土地として利用している。
プレとバイソンは共存しているという説を今では学者が唱えているから
なんとなく浸透しているけれど、1998年の段階では銃で虐殺されるのが
当たり前だった模様。
殺すぐらいならこっちにくれ!と言うのがプレ飼いの叫びだが、
2003年ぐらいのペスト媒介説と言う冤罪&陰謀と共に国外のプレが輸入されなくなった。
こんなかわいい、生き物を平然と銃で撃ち殺すその神経がもうすでに終わっている。
当たり前のように生活していた場を追いやられ、種としても存続の危機にさらされている。
これも人間の身勝手さから生じたこと。
飼い犬をあっさり放り出すように、野生動物が元々住んでいた場すらも奪う人間と言う生き物。
もし自分たちが同じ目に遭ったら…なんて考えもしないのだろうなあ…
今いる国内産のプレって、こういった虐殺から生き延びた「サバイバー」を
ご先祖様に持つ幸運な一族の末裔なのかも…
もっとプレたちが日本の先住動物を駆逐する勢いで増えていたら良かったのに…
とか思ってしまう。
「ラスカル」ことアライグマがアニメの影響でペットになったものの、
凶暴過ぎて野に放され今では「害獣」になってしまったが
庭にプレが穴を掘っていたら可愛いと思うんだけどなあ…
まあ、日本古来の動物の事を考えたら無理なんですけど。
ブルーギルやその他外来種が今では「厄介者」扱いされているのを思うと
プレも増えなかったからこそ今でも大事にペットとしての地位を保てているのかも
知れないが。
ところで最近「熊」が出没しまくっているとニュースで聞いた。
例年の目撃情報をかる~~く上回るほどの件数で。
しかしこれを「熊」が出るとわかっていても「山菜取りに行って…」と
襲われているのを冷静に考えてみると「熊」に対して恐怖心を持っていないのが
原因では?
これが「熊」ではなく、チェーンソーを持った「ジェイソン」が出るから
立ち入り禁止です!と言ったら心理的に「止めとこう」ってならないかな?
どこか自分はクマに出くわさない、と甘く見ているから被害に遭う気がする。
そして、そんな人間のあほさ加減によってクマが射殺されることだけは絶対に
して欲しくない!!!!
元々クマが住んでいた土地なんだから、共存をもっと意識してほしい。
参考までにこんな表紙。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/bn/199804.shtml
特集は「危うし草原のプレーリードッグ」
今でこそ日本ではプレはもう希少価値過ぎて飼えないペットの一つ。
ホームセンターに普通に売っていたのがウソのよう。
そんなプレたちが国内に輸入される前、本国のアメリカではこんな風に
虐待どころか惨殺されていました。
p146
『果てしなく広がる、米国コロラド州東部の草原地帯。
早朝から照りつける日差しの下でプレーリードックが銃弾に当たって
左へ右へ、次々はじけ飛ぶ。
数百メートル先で銃を構えているのは、ケン・ホームズだ。
25倍の照準器越しにじっと狙いを定め、引き金を引く。
一瞬ののち、400m先のプレーリードッグの下半身が散弾で粉々に吹き飛んだ。』
見出しのページには白黒写真ながらもプレの累々と重なった死体の山が写っている。
説明文には
『アリゾナ州で1900年代初め、大量に毒殺されたプレーリードッグだそうだ。
既に生息地の98%から姿をけし、保護を求める声も高まっている。』と書かれている。
これ、白人がインディアンを追い出したり、先住者を征服者が追い出した形と同じ。
元々住んでいた動物を「牧草を食い荒らすから」と虐殺して、自分たちの為の土地として利用している。
プレとバイソンは共存しているという説を今では学者が唱えているから
なんとなく浸透しているけれど、1998年の段階では銃で虐殺されるのが
当たり前だった模様。
殺すぐらいならこっちにくれ!と言うのがプレ飼いの叫びだが、
2003年ぐらいのペスト媒介説と言う冤罪&陰謀と共に国外のプレが輸入されなくなった。
こんなかわいい、生き物を平然と銃で撃ち殺すその神経がもうすでに終わっている。
当たり前のように生活していた場を追いやられ、種としても存続の危機にさらされている。
これも人間の身勝手さから生じたこと。
飼い犬をあっさり放り出すように、野生動物が元々住んでいた場すらも奪う人間と言う生き物。
もし自分たちが同じ目に遭ったら…なんて考えもしないのだろうなあ…
今いる国内産のプレって、こういった虐殺から生き延びた「サバイバー」を
ご先祖様に持つ幸運な一族の末裔なのかも…
もっとプレたちが日本の先住動物を駆逐する勢いで増えていたら良かったのに…
とか思ってしまう。
「ラスカル」ことアライグマがアニメの影響でペットになったものの、
凶暴過ぎて野に放され今では「害獣」になってしまったが
庭にプレが穴を掘っていたら可愛いと思うんだけどなあ…
まあ、日本古来の動物の事を考えたら無理なんですけど。
ブルーギルやその他外来種が今では「厄介者」扱いされているのを思うと
プレも増えなかったからこそ今でも大事にペットとしての地位を保てているのかも
知れないが。
ところで最近「熊」が出没しまくっているとニュースで聞いた。
例年の目撃情報をかる~~く上回るほどの件数で。
しかしこれを「熊」が出るとわかっていても「山菜取りに行って…」と
襲われているのを冷静に考えてみると「熊」に対して恐怖心を持っていないのが
原因では?
これが「熊」ではなく、チェーンソーを持った「ジェイソン」が出るから
立ち入り禁止です!と言ったら心理的に「止めとこう」ってならないかな?
どこか自分はクマに出くわさない、と甘く見ているから被害に遭う気がする。
そして、そんな人間のあほさ加減によってクマが射殺されることだけは絶対に
して欲しくない!!!!
元々クマが住んでいた土地なんだから、共存をもっと意識してほしい。
保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと 片野ゆか著
2016年6月29日 読書
p23
p24
先に感想を書いたくまもと市の成功を経て、多くの自治体が殺処分より譲渡へ、と
方針を転換しつつある半面、やっぱり殺される動物も出てくるのは仕方ない事。
なので、一度でも救われた命が再びここに戻ってくることないように
先に説明会、ふれあい会、しつけ教室など自治体が開いているのはこういった努力の表れ。
ただ単なる税金の無駄使いではなく、一匹でもセンターに戻ってくることが無いようにと言う「祈り」「願い」だと思う。
因みに生まれたばかりで手のかかる子猫は残念ながら即殺処分になるという…
(猫の殺処分数が多いのはこのため)
捨て猫を下手に届け出るより、飼える状況でなければそのままそっと母猫が
授乳してそこそこ大きくなるまで見逃してほしいというのが私の本音。
どうかこれ以上、小さな命が人間の身勝手さでなくなることが無いよう心から祈る。
保健所犬とは何なのか?(中略)
全ての保健所犬に共通するもの。
それは最低でも一度は、命の危機にさらされた経験があるということだ。
犬と言うのは、長い年月をかけて人の手で改良を重ねられ、
ほぼ百パーセント人間に依存している生き物だ。
食べ物の確保どころか、自力で出産できない犬種も珍しくない。
野生動物の様に人間から完全に離れて暮らすことは不可能で、
だから犬にとって飼い主がいないというのは、絶対絶命の大ピンチなのだ。
しかし、この国にはそんな窮地に陥る犬が数えきれないほどいる。
その原因は、人間の身勝手や無計画、ご都合主義、無知、情報不足など。
世話ができないと飼育放棄したり、迷子になっても探そうとしない。
また探す方法を知らない飼い主によって、たくさんの犬が行き場を失っているのだ。
p24
因みに保健所、動物管理センター、動物愛護センターと名前が違っていても行っている業務は基本的には変わらない。
動物愛護と言う名称から保健所とは違って動物を救ってくれるところ、
飼えなくなった動物を引き取って代わりに世話してくれそうなイメージがあるが、
そうした代理飼育機能を持っている自治体は、今のところこの国には無い。
飼い主に捨てられたり、迷子になって保険所に収容された犬達の
命のほとんどは期限付きで、短ければ数日しかない。
再び施設の外に出られる犬はごく一部で、いまだ多くが殺処分されてしまうのだ。
先に感想を書いたくまもと市の成功を経て、多くの自治体が殺処分より譲渡へ、と
方針を転換しつつある半面、やっぱり殺される動物も出てくるのは仕方ない事。
なので、一度でも救われた命が再びここに戻ってくることないように
先に説明会、ふれあい会、しつけ教室など自治体が開いているのはこういった努力の表れ。
ただ単なる税金の無駄使いではなく、一匹でもセンターに戻ってくることが無いようにと言う「祈り」「願い」だと思う。
因みに生まれたばかりで手のかかる子猫は残念ながら即殺処分になるという…
(猫の殺処分数が多いのはこのため)
捨て猫を下手に届け出るより、飼える状況でなければそのままそっと母猫が
授乳してそこそこ大きくなるまで見逃してほしいというのが私の本音。
どうかこれ以上、小さな命が人間の身勝手さでなくなることが無いよう心から祈る。
ゼロ! こぎゃんかわいか動物がなぜ死なねばならんと? 片野ゆか著
2016年6月26日 読書 コメント (2)
現在ペットを飼っている方、そしてこれからペットをお迎えする方には特に
一度は読んでほしい一冊。
能天気な内容をイメージする表紙のイラストとは真逆の本当に重たい、
読み進めるのが苦痛な位辛い一冊だった。
動物の殺処分。
この現実を知っている人がどれだけいるのだろう?
長いですが、ある職員が初めて殺処分をする場面を引用します。
p10~
このように、現在メインで行われているガスによる殺処分。
これらが行われる前は以下の手順で殺処分が行われた。
p59~
そもそも、飼い主が飼いきれなくなってセンターに犬を持ち込むという事実。
自分の手では殺すのが嫌だから後は任せた!みたいな気楽な気持ちで連れてくる人が
現実に居るんだ…と読みながら信じられない気持ち。
今の今まで「家族」として一緒に暮らしてきたのに…
野犬、野良犬と言った凶暴な犬だから、人に危害を加えるから…と言った理由ではなく
ただ「要らなくなったから」と言う残酷かつ身勝手な理由で連れてこられる犬たち。
または、ペットを飼っていて迷子になったときにどうして探さないのか前から
不思議だったが、理由も書いてあった。
p34
舞台は「熊本市動物愛護センター」。
先の地震でこれらの施設に大きな被害が無いことを祈ります。
http://doubutsuaigo.hinokuni-net.jp/earthquake/
↑やっぱり被害があったようです…
そして何より、無知、無責任の飼い主のよって小さな命が奪われることが無い国になって欲しいと心から願います。
行政が、個人がどんなに頑張って保護して譲渡しても捨てる人間がいる限り、
この負のループが断ち切られることは無い。
まずは「ペットを飼うということは、その命を預かること」と言う基本をもっと
指導する方向にもっていかないと改善は望めない気がする。
ペットショップに行く前にこのような譲渡会場にどんどん足を運ぶように
して欲しい。そして「運命の出会い」がたくさんあることを望む。
一度は読んでほしい一冊。
能天気な内容をイメージする表紙のイラストとは真逆の本当に重たい、
読み進めるのが苦痛な位辛い一冊だった。
動物の殺処分。
この現実を知っている人がどれだけいるのだろう?
長いですが、ある職員が初めて殺処分をする場面を引用します。
p10~
職員がスイッチを押すと、動物管理棟の中に自動制御装置のモーター音が響きだした。
しかし、機械が対応するのは犬舎の奥にある通路部分だけ。
収容スペースから通路へ犬たちを移動させるのは、
職員が手作業で壁を押して行わなければならない。
これを”手追い”と呼ぶ。(中略)
バムッ!
これはこの世とあの世を分ける音だ。
制御室のコントロールパネルの赤いボタンが押されると、
ステンレスの箱の中に炭酸ガスが注入された。
扉の前で職員が手を合わせる。
箱の中からは、犬たちの吠え声やヒンヒンと言う鼻笛が聞こえてくる。
しかし、それも数分で乾いた爪音に変わる。
カリカリ、カリカリ、カリカリ…
犬たちがステンレスの床をひっかく音が動物管理棟の中に響き渡る。
注入開始から5分。最高濃度になった炭酸ガスは、犬たちを窒息死へと導いていく。
ステンレスの箱の中からは時折、バタバタッ、ゴトンという鈍い音が聞こえてくる。
息苦しさに耐えられなくなった犬たちが倒れ、壁や床に体を打ちつけているのだ。
動物管理棟にやがて無音の世界が訪れた。
このように、現在メインで行われているガスによる殺処分。
これらが行われる前は以下の手順で殺処分が行われた。
p59~
1960年代末当時、動物行政の現場には現在のようなガス処分機は導入されていなかった。予算もほとんどない。
狭い犬舎の中に押し込められた犬たちのフード代さえ支給されず、
そして殺処分はもっと経費のかから無い方法が選ばれた。
それは 撲殺 だった。
この仕事に就いて、湯田は初めて分かったことがあった。
テレビドラマの殺人シーンは、きっと現実とは程遠い。
あんな殴り方で、生き物は死なない。
画面を眺めながら、そんなことを考えてしまう自分が恐ろしかった。
そもそも、飼い主が飼いきれなくなってセンターに犬を持ち込むという事実。
自分の手では殺すのが嫌だから後は任せた!みたいな気楽な気持ちで連れてくる人が
現実に居るんだ…と読みながら信じられない気持ち。
今の今まで「家族」として一緒に暮らしてきたのに…
野犬、野良犬と言った凶暴な犬だから、人に危害を加えるから…と言った理由ではなく
ただ「要らなくなったから」と言う残酷かつ身勝手な理由で連れてこられる犬たち。
または、ペットを飼っていて迷子になったときにどうして探さないのか前から
不思議だったが、理由も書いてあった。
p34
熊本市動物管理センターで捕獲される犬のうち、野良犬は少数派で、
ほとんどは飼い犬だ。しかし飼い主の元に戻れるのは全体の一割程度しかいなかった。
飼い主は愛犬の事が心配ではないのか。
なぜ捜そうとしないのだろう?松崎は不思議で仕方なかったが、仕事をするにつれて
状況が少しづつわかってきた。その理由は、主に三つあった。
ひとつは飼い主が迷子になったことに気が付いていないケースだ。
数日前から姿が見えないが、その内帰ってくるだろう。そう考えているうちに一か月近く経ち、行政に問い合わせをした時にはすでに手遅れ。あるいは飼い主がそれを知ることも無く犬が処分されてしまうことも少なくない。
また探し方を知らなかったという人も多い。
犬や猫がいなくなったとき、すぐに市役所と保健所、警察に問い合わせをすれば手がかりが得られたはずなのに、それを知らない為に救えないパターンだ。
もう一つは保険所などに問い合わせをしているのに探し出せないパターンだ。
舞台は「熊本市動物愛護センター」。
先の地震でこれらの施設に大きな被害が無いことを祈ります。
http://doubutsuaigo.hinokuni-net.jp/earthquake/
↑やっぱり被害があったようです…
そして何より、無知、無責任の飼い主のよって小さな命が奪われることが無い国になって欲しいと心から願います。
行政が、個人がどんなに頑張って保護して譲渡しても捨てる人間がいる限り、
この負のループが断ち切られることは無い。
まずは「ペットを飼うということは、その命を預かること」と言う基本をもっと
指導する方向にもっていかないと改善は望めない気がする。
ペットショップに行く前にこのような譲渡会場にどんどん足を運ぶように
して欲しい。そして「運命の出会い」がたくさんあることを望む。
リス暮らしの本: 育て方から食事、上手な付き合い方まで
2016年6月24日 読書うちの火星人 5人全員発達障がいの家族を守るための「;取扱説明書」
2016年6月23日 読書
先に読み始めた本が重たい内容だった為、ついつい軽めを…と手に取ったのが本書。
これもまたある意味重たい本だった…
火星人=発達しょうがいを持つ家族についての説明。
旦那さん以外全員発達しょうがい…滝汗
それも出かたが全員バラバラ…
とはいうものの世間一般に「あの人、へんよね~」と言われる人たちが
実はこの発達しょうがいの該当者だったのでは?と。
それにしても「あなたは超能力者?」と言ってもおかしくないような
能力を持っていたり、それっていい方に持っていったら作家、詩人と言った
言葉を紡ぐ人にもなれそう…と思ったり。
ひとつの事が出来ないからダメな人!と決めつけるのではなく
その他の能力を生かせる方向に持っていたら無敵!ってことを
教えてくれる一冊。
ただ個人的には例えば仕事の場で有れば早めにカミングアウトしてくれて
「私はこういうことができません、苦手です」と言ってくれる方が
要らない誤解を招かないと思う。
これもまたある意味重たい本だった…
火星人=発達しょうがいを持つ家族についての説明。
旦那さん以外全員発達しょうがい…滝汗
それも出かたが全員バラバラ…
とはいうものの世間一般に「あの人、へんよね~」と言われる人たちが
実はこの発達しょうがいの該当者だったのでは?と。
それにしても「あなたは超能力者?」と言ってもおかしくないような
能力を持っていたり、それっていい方に持っていったら作家、詩人と言った
言葉を紡ぐ人にもなれそう…と思ったり。
ひとつの事が出来ないからダメな人!と決めつけるのではなく
その他の能力を生かせる方向に持っていたら無敵!ってことを
教えてくれる一冊。
ただ個人的には例えば仕事の場で有れば早めにカミングアウトしてくれて
「私はこういうことができません、苦手です」と言ってくれる方が
要らない誤解を招かないと思う。
いいですねこれ~ほんと、大図鑑と言う言葉がふさわしい!!
一般に売られている「医食住」の「お世話本」だと似たり寄ったりの
写真しか掲載されていなくて(内容もほぼコピペ…)
ひとつの品種にこれだけの毛皮の色、目の色…と詳細に載せてくれていると
「こんな種類もあったのか~」と感動もの。
ただ、単色(セルフ)を見慣れていると「ブロークン」などを見たら
犬でいうところの「ミックス」じゃないの?と思ってしまうのですが…
一般に売られている「医食住」の「お世話本」だと似たり寄ったりの
写真しか掲載されていなくて(内容もほぼコピペ…)
ひとつの品種にこれだけの毛皮の色、目の色…と詳細に載せてくれていると
「こんな種類もあったのか~」と感動もの。
ただ、単色(セルフ)を見慣れていると「ブロークン」などを見たら
犬でいうところの「ミックス」じゃないの?と思ってしまうのですが…
世界でいちばん、ねこが好き!
2016年6月19日 読書
「ねこ」の部分には猫以外のペットを飼っている人は
各自のペットが当てはまるんでしょうね~
犬猫はいいですよね~こんな風にたくさん書籍があって。
それ以外のマイナー系は動物病院を探すことから始まるような…
p24
ねこってさん、だそうですよ~
「引っ越しをすれば…」まあなんて「暗示的」な言葉の出会いなんでしょう!!笑
各自のペットが当てはまるんでしょうね~
犬猫はいいですよね~こんな風にたくさん書籍があって。
それ以外のマイナー系は動物病院を探すことから始まるような…
p24
『外へ出たいんですけど!』
のみやダニによる皮膚炎のほか、猫同士で喧嘩をして負傷したり、
交通事故に巻き込まれることも心配されます。
(中略)
更に野良猫を増やすことにもなりかねません。
昔は猫は外を歩き回る動物と言うイメージが強かったかもしれまんが、
今では完全室内飼いを推奨している動物病院がほとんどです。
猫は外を縄張りだと思っているうちはずっと外に出たがります。
ですから飼い主さんは室内が縄張りであると思わせる工夫をすることが大切。
例えば室内のあちこちに食べ物を隠してそれを探させるようにしたら
満足したというケースもあります。
要はここが外よりも楽しいところで、居心地が良いところだとなればいいのです。
またなかなか難しいかもしれませんが、
引っ越しなどで生活環境が変わればパタッと静かになるともいわれています。
ねこってさん、だそうですよ~
「引っ越しをすれば…」まあなんて「暗示的」な言葉の出会いなんでしょう!!笑
ダイアルAを回せ ジャックリッチー著
2016年6月18日 読書
今回作品が偏っているな、と思った。
初めは夫殺し、妻殺し的な事がテーマで、私立探偵のカーデュラ、
そして迷推理のヘンリー・ターンバックル部長刑事もの。
ばかばかしいけど、ついつい読んでしまう短編集。
それにしても「読んでいる時はドキドキハラハラ、けれど読み終わった後は
何も残らない」と言うキャッチフレーズ、すごいと思う。
初めは夫殺し、妻殺し的な事がテーマで、私立探偵のカーデュラ、
そして迷推理のヘンリー・ターンバックル部長刑事もの。
ばかばかしいけど、ついつい読んでしまう短編集。
それにしても「読んでいる時はドキドキハラハラ、けれど読み終わった後は
何も残らない」と言うキャッチフレーズ、すごいと思う。
ミニウサギの医・食・住
2016年6月17日 読書
この本における「ミニウサギ」は体重が3キロ以下のウサギを示してます。
「医」の部分も充実した説明になっていて、一読しておくといいと思う。
しかし、うちの「くろ」は先日の病院にて1.7㌔ですが、
それでも大きく見えます。とてもミニには…汗
そう簡単にひっくり返させてくれないので、爪を切るのも二人がかり…
「医」の部分も充実した説明になっていて、一読しておくといいと思う。
しかし、うちの「くろ」は先日の病院にて1.7㌔ですが、
それでも大きく見えます。とてもミニには…汗
そう簡単にひっくり返させてくれないので、爪を切るのも二人がかり…
10ドルだって大金だ ジャックリッチー著
2016年6月14日 読書
相変わらず冴えてますな、というかこれだけ短編を書いていて
常に一定の基準を保っているってすごいと思う。
例えば日本なら「赤川次×」がハイペースで出版していますが
20年前それこそ『セーラー服と機関銃』でヒットした途端
ワンパターンと言うか面白くなくなったので(似たり寄ったりの話)
読むのをパタリと止めたのとは大違い。
似ている題材なのに、結末やにニュアンスが全て違うって
相当な才能だと思う。
常に一定の基準を保っているってすごいと思う。
例えば日本なら「赤川次×」がハイペースで出版していますが
20年前それこそ『セーラー服と機関銃』でヒットした途端
ワンパターンと言うか面白くなくなったので(似たり寄ったりの話)
読むのをパタリと止めたのとは大違い。
似ている題材なのに、結末やにニュアンスが全て違うって
相当な才能だと思う。
クライム・マシン ジャックリッチー著
2016年6月12日 読書
『ジャックリッチーのあの手この手』を読んで、この作家さん気に入ったので
借りてきた。
(すでに書庫扱いになっていた…)
星新一さんがお好きな方にはお勧め。
結末が「摩訶不思議」「え?どっち?」と言った普通ならこう終わるのに…
と考えがちな流れに対してこの人の結末は予想が付かない。
「え?そっち?」みたいな予想外すぎて。
一定の考え方ばかりしている人間には、世の中思う通りにはいかないんですよと
影で笑うとは言わないまでも諭されているような…
借りてきた。
(すでに書庫扱いになっていた…)
星新一さんがお好きな方にはお勧め。
結末が「摩訶不思議」「え?どっち?」と言った普通ならこう終わるのに…
と考えがちな流れに対してこの人の結末は予想が付かない。
「え?そっち?」みたいな予想外すぎて。
一定の考え方ばかりしている人間には、世の中思う通りにはいかないんですよと
影で笑うとは言わないまでも諭されているような…
名著『動物のお医者さん』をイメージすると痛い目に遭う。
『動物…』は獣医を目指す若者&変わった先生と言うキャラに非常に癖がある「読み物」なのに対してこちらは獣医を目指す学生までは同じなのに
「動物愛護」と言うテーマが絡んだ為に重苦しい。
理想と現実のはざまで苦労する学生たちの姿が浮かび上がる。
「獣医を目指しているんだから…」
「獣医を育成する大学なんだから(その学生なんだから)」
と言った世間(大人)の自分勝手な言い分に押し切られ
「動物が好き!」「助けたい」といった純粋な気持ちを
良いように利用されているとしか思えない。
しかも治療に充てる費用は自腹。
多分世間一般では「大学の病院で見てもらえるんだからただに決まっている」
と言った思い込みでどんどん動物を持ち込み、
「渡せばどうにかしてくれる」とどこまでも他力本願。
自分の手で殺傷処分にするのはいや!
だから大学の側に捨てたら学生がどうにかしてくれるかも…
そんな気持ちでどんどん持ち込み、後は知らん顔。
また、ペットが逃げ出したのにそれを探すすべを知らない飼い主の
多い事と言ったら…呆
最低、警察&保健所&近所の獣医そして動物を扱っている店があれば
問い合わせの一つでもすればいいものを…
読んでいて思うのはどれだけ学生がそれこそ勉強時間やあらゆるものを
犠牲にして救って世話をしても
「飼い主の心構えが低すぎる人間(大人)が多すぎる」
と言うこと。
「最後まで面倒を見る」と言う強い意志と時間そしてお金。
これらが無い人間がペットを飼うな!!!!怒
あ、愛情もだ。
華やかなペット産業の陰に捨てられ、ツライ思いをしている動物が
多数いることをもっと知るべきである。
偶然手に取ったとはいえ、自分の今の状況にどんぴしゃり!な内容だけに
この本が発行されて数年たっているので学生たちの立場が少しでも改善されて
居ることを心から願う。
それ以上に「獣医学部」があるのなら、これほど実践的に動物と関わりあえる
状況を利用すると言う考えを持たない大学の姿勢をどうよ?と
思ってしまった。
授業で「行動学」の知識をえらそうに述べる暇があったら
実際的に動物がどのように行動しているのか教授こそが知ればいい。
「犬部」を設立した学生があまりにも誉められた生徒ではなかったとは思うが
それは「学生ゆえの青さ、世間一般の常識を知らない」のだから
もう少し大らかな目で見て、サポートしてやればいいものを。
子どもに物を教えるのが大人の役目ではないのかな?
『動物…』は獣医を目指す若者&変わった先生と言うキャラに非常に癖がある「読み物」なのに対してこちらは獣医を目指す学生までは同じなのに
「動物愛護」と言うテーマが絡んだ為に重苦しい。
理想と現実のはざまで苦労する学生たちの姿が浮かび上がる。
「獣医を目指しているんだから…」
「獣医を育成する大学なんだから(その学生なんだから)」
と言った世間(大人)の自分勝手な言い分に押し切られ
「動物が好き!」「助けたい」といった純粋な気持ちを
良いように利用されているとしか思えない。
しかも治療に充てる費用は自腹。
多分世間一般では「大学の病院で見てもらえるんだからただに決まっている」
と言った思い込みでどんどん動物を持ち込み、
「渡せばどうにかしてくれる」とどこまでも他力本願。
自分の手で殺傷処分にするのはいや!
だから大学の側に捨てたら学生がどうにかしてくれるかも…
そんな気持ちでどんどん持ち込み、後は知らん顔。
また、ペットが逃げ出したのにそれを探すすべを知らない飼い主の
多い事と言ったら…呆
最低、警察&保健所&近所の獣医そして動物を扱っている店があれば
問い合わせの一つでもすればいいものを…
読んでいて思うのはどれだけ学生がそれこそ勉強時間やあらゆるものを
犠牲にして救って世話をしても
「飼い主の心構えが低すぎる人間(大人)が多すぎる」
と言うこと。
「最後まで面倒を見る」と言う強い意志と時間そしてお金。
これらが無い人間がペットを飼うな!!!!怒
あ、愛情もだ。
華やかなペット産業の陰に捨てられ、ツライ思いをしている動物が
多数いることをもっと知るべきである。
偶然手に取ったとはいえ、自分の今の状況にどんぴしゃり!な内容だけに
この本が発行されて数年たっているので学生たちの立場が少しでも改善されて
居ることを心から願う。
それ以上に「獣医学部」があるのなら、これほど実践的に動物と関わりあえる
状況を利用すると言う考えを持たない大学の姿勢をどうよ?と
思ってしまった。
授業で「行動学」の知識をえらそうに述べる暇があったら
実際的に動物がどのように行動しているのか教授こそが知ればいい。
「犬部」を設立した学生があまりにも誉められた生徒ではなかったとは思うが
それは「学生ゆえの青さ、世間一般の常識を知らない」のだから
もう少し大らかな目で見て、サポートしてやればいいものを。
子どもに物を教えるのが大人の役目ではないのかな?
要は「冤罪であった」ってことだよね?
ただ、「作品」として見たら「なにこれ?これのどこが売れてるわけ?」と
理解不能。ただのコピペ。
因みに旦那が「借りてきて」と言ったので予約100人待ちの末。
2,3時間で読み終えていたので、旦那に感想を聞いたら
「初めは面白かったのに段々…しかもあとがきが長い!」と。
と言うわけでせっかく借りたんだから…と思って読んだのに
↑の結果に…
ただ、「作品」として見たら「なにこれ?これのどこが売れてるわけ?」と
理解不能。ただのコピペ。
因みに旦那が「借りてきて」と言ったので予約100人待ちの末。
2,3時間で読み終えていたので、旦那に感想を聞いたら
「初めは面白かったのに段々…しかもあとがきが長い!」と。
と言うわけでせっかく借りたんだから…と思って読んだのに
↑の結果に…