ゲイのカップルや電動ボーイフレンド=バイブなど
設定が現代のせいかこの手の小説では今まで登場しかなった
「わき役」(?)のご出演が面白い。
ヒロインがイタリア人だという設定の供述も無く、
なぜイタリア語で…?と不思議だったけど前作が存在する
と言うことが訳者あとがきでわかって納得。
まあ、アナベルと言う名前がイタリア人特有だという知識が
ある人には何の問題も無いのでしょうけど。

テンポがいい反面、誰の事を書いているのかわからなくなる時もあり
それ以上にどうしてこうすったもんだするのかもよくわからない
退屈さもあった。


ある意味日本人(の一部の人種)にしか受けない邦題だな、と。

日本酒事典

2016年3月18日 読書
子供二人、京都の個人料理屋で各自バイトしておりますが
各大将から
「他はまあ見逃すけど、『魔王』『獺祭』『森伊蔵』だけは瓶を割るな!」と
言われたそう。
本書、『獺祭』のみ掲載されておりますが、それでも
手に入りにくいのだとか。
一方、25年前私が社会人で二次会に連れて行ってもらった時
『越乃寒梅』はめったに飲めない希少種と教えてもらいましたが
今では手に入るのか掲載されていました。
因みになぜ「幻の酒」だったかと言えば
1960年代雑誌『酒』の編集長に取り上げられたのが
きっかけ。
地酒ブームと共に需要が急増するが、増産せず品不足になったから。


今だったらあっさり増産して品質落ちさせそうですね。
幼稚園の頃から「賢いね」と言われるたびに、
「なめやがって!!」といつも思っていた少年と、

転校ばかりで友人を作ることができない少年が
「今度は絶対に友人を作ろう!」と。

結果
今でも「賢いね」と言われるが素直に
「ありがとうございます!!」と言えるようになった青年と
大切な友人を手に入れた青年の話。
テレビ見ないのでこのお二方がどのような内容の漫才をなさっているのか知りません。
もっと言えば、顔もわからない。裏表紙の著者近影を見ても
「ああ、あの二人ね」とは絶対に言えない。
因みにピンクのベストを着ている春日さんならあのベストを着ている限りわかる。
相方さんは名前も顔もわからないけど。
目に見えない学歴よりも、印象に残るピンクのベストの方が記憶に残るという
意味では戦略勝ちかと。

って、感想とは別の事書いているし。
まあ、京大に合格するにはいかほどの勉強をすればよいのか、
と言う視点で読めばそれなりになるほどな、ですが
根本的に頭のつくりが違うから宇治原さんの勉強時間(11時間)を
真似たところでしんどいだけなんでしょう。
ただ、まだ現役の人ならば
「授業はしっかり聞き、教科書は丸覚え」するぐらいの努力は
最低真似てもいいのでは?

あと、受験勉強と実践は全く別なんだな、と理解できたのが
p100~101の
センター試験の発音問題は4択で…(以下中略)

宇治原はもちろんそんなことをそんなことをせずに発音の問題が解けていた。
「なんで発音わかるの?」
「元からそういう風に憶えてん」
「どいういうこと?」
「英会話するわけじゃないから、ちゃんとした発音憶えんでいいやん。
だから猫やったらキャットって覚えるんじゃなくて、
発音問題に出てくるアとエの中間の音でケアットって覚えてしまうねん。
あと同じように聞こえるやつあるやん?」
「同じように聞こえるやつ?」
「boatとboughtとかは無理やり昔からボウトとボ________トみたいに
して覚えてたから発音の問題は簡単やわ」
「アメリカ人に本気で怒られたらいいのに」と思ったが…(以下略)』


I ボ______ト this bag yesterday.
って、英会話の時に言うのでしょうか???
そりゃ、(一部の高学歴な大卒の)日本人の英語がどこか変なのは
(というより、大学の教授なのに英語の発音とか変な人多いのはこれ?)
ある意味「賢い」けどそれは「覚え方が秀逸」であって
実践とは違うということだと思う。

あと、本文中に多々「宇治原と喋っていて面白い」とある割に
どのような会話がなされてそれがどう面白いのかの例は無く
むしろ彼らの周囲の人間(山菜取りのお母さんや忍者の伊藤君)の方が
面白いんだけど…汗

う~~ん。
何を狙って書いたのかな?
京大に受かった本人が書いたのではなく、その相方が勉強方法を
伝えたかったのか、なれそめを書きたかったのか。
とはいうものの、宇治原君は正真正銘の「京大卒」の人間=変人なのに
対してこの管君がどこまでも普通人感覚でいてくれるから
京大卒の変人と一般人との橋渡しをしてくれているんだな、と。
多分、菅君の感覚がこれまた京大卒感覚だったら一般人には絶対に受けない
と言うより理解できないと思う。

個人的にはなぜ宇治原君があっさり「芸人になってもええで」と答えたのか
その心境が知りたい。
今度自分が今の家より狭いマンションとか一軒家を買った時は
このような「な~~んにも無い家」にしたい!!!
だって無駄に広いと、ついつい「とりあえずここに…」と言うブラックホールが
家にできてしまう。

大事なもの、厳選されたものだけがあるからその一つ一つを丁寧に扱う…
と言うくだり。
「ああ、なんでも100均で済まそうとする自分は…」涙
確かに、一客3500円もするようなコーヒーカップで
毎日珈琲を飲めば洗う時も飲むために手で持ち上げる時も
それなりに神経を使って=上品な所作で毎日過ごせるなあ…と。
また服装がシンプルになれば姿勢が悪いと目立つのだとか…
それ、わかる。
「貧乏だからそんな使いまわしのきく白のシャツばっかり着ているんでしょ」と
言われかねないドツボにハマりやすいシンプルファッション。(無印とか?)
これがアイロンがビシッと効いていて、なおかつ姿勢正しくスッと立っているだけで
オーラが出ている人に早変わり!!
姿勢は貧乏も、O脚も制す!(何のこっちゃ)

モデルルームよりも何もないこの方の家。
人によっては「人の気配がしない…」と受け入れられない人もいると思うけど
物がないのはあくまでも共通スペースのみ。
各個人の部屋にはちゃんとものがあり(?)、
著者も他人のものには手を触れないというルールもあるし、
他の家族も一旦きれいな家、スペースを体験したら
その後は自然と「物がなくても平気よね」と言うあの
「捨てのK点越え」を味わったのか、必要以上ものが増えないといういたって
快適&さわやかな環境らしいので、夫がこの本を読んで心を入れ替えてくれたら…涙

でもやっぱり花ぐらい飾りましょうよ、と思ったりもした。

ネットサーフィンしていた時にお悩み相談の掲示板みたいなとこに
p114
僕が芸能界に入るか入らないかの頃、親父の部屋の壁に
「あいさつひとつできない人間が、ほかに何ができるんだ」
と言う言葉が書いて貼ってあったのを目にしました。

と引用されていたので、借りてみた。

ん~~~微妙。笑
お笑い芸人(?)なので笑いを意識するのは職業病かもしれませんが
それでもちょっと「痛い…」感じがして。
むしろ根は真面目な人だからもっとストレートな文章にした方が
好感が持てたのでは?
男性向けに書かれた文章なので色々あるんでしょうが…
いや~も~想定内過ぎる設定内容に半端ない「ああ、やっぱり…」感。
百合子の本当の父とかその他もろもろの関係性とか。
と言うより先が読めない方がおかしいよね状態。
「囚人のジレンマ」は他の作家(やっぱり理系作家)が引用していて
「どこかで読んだような…」感が増大。

もしかしてこの作家、今回の「ダンジョン」ものから推測するに
ゲーム作りしたことあるのかも。
それなら文中に多々用いられる「××する百合子」みたいな
「ト書き」ぽい変な文章があるのも納得できる。

どこかで見たような、聞いたような、読んだような…
5作に全部共通するのよね。
一作目から比較すると作風も変わり、迷走しまくっている感大!
編集者があれこれ知恵を付け過ぎて、基本コンセプトを逸脱して
収拾が付かなくなった上、打ち切られたマンガ状態になりそう…
数学がどうたらはいいから、読者が最後に納得するような
「小説」であればこっちは文句を言わないのだから。
今回のトリック、正直これをトリックと言うにはあまりにも…
正直「無い、無い」の世界。
と言うか、本作はトリックその他云々は置いておいて
ただひたすらに「22、23年前」に一体何があったのか?
と言う説明の為だけに存在する感じ。
前作で「司と百合子は血のつながった兄弟?」と疑問を呈しましたが
今回ハッキリと
P154
たとえ血を分けないと知っていたとしても。
と。
全然面白くない一冊で、超斜め飛ばし読み。
前作2巻にあった数学の邪魔なだけのうんちくが若干影をひそめた分、
普通のミステリーとしてまあ、なんとか読めた。
ただ、ところどころ出てくるまるで脚本のト書きのような描写は
ほんと、止めてほしい。
そこだけなぜか急に「クサく」なる。

立ち止まる、××
振り返る、××
そんな感じ。大体、百合子の時が多いけど。
ただでさえ「どこかで読んだような…」と指摘されている事を考えると、
それって作者がどこかで読んだり見たりしたのを
思い出して回想しながら書いているからそうなるの?と、勘ぐってしまう。
また、百合子の口調が22,23歳とは思えないほど幼稚
「大丈夫だよ」って…汗
それほど親しくない同級生やその親族がいる場で発する
言葉じゃないでしょう。
これが中高生ならまだしも。
T大院生、才色兼備と言う設定にしてはあまりもお粗末。
リアルの女性との接触が少ないのか?作者。
まるでラノベと専門書を足して割ったかのようなごちゃまぜ感の
ある本書。


そして、司と百合子って本当に血のつながった兄妹?
悟同様、養女なんでは??と。
23年前に何があったのか。
このシリーズは最終的にそこを追求するんだろうか?

あと時代設定を2000年にしているが、
その時代、一瞬電源を入れただけで電波を拾えるだけの能力が
あったのか?とかバックライトが懐中電灯代わりになるほど明るかったのか?
と疑問は尽きない。笑
ある漫画家が「表紙に携帯電話を使うと、時代を感じる。
形状で古さが明白になってしまうから描き直して発行した」とあったけど
時代を現すものを小道具にするときは細心の注意が必要だと思うんだけど。
冒頭で車の運転をしながら携帯電話をかけています。
普通の人なら良くある話。
いや、あったらダメなんですけど。
法律違反ですから。
が、話が進むと喋っているのは警察官とわかってくる。
しかも警察庁に勤める警視ときたもんだ。
じゃ、ハンズフリーなのか?と思っていると
通話が終わったら
端末を無造作に折りたたんで、助手席に放り投げると…

と言う描写。
ありえない…滝汗

とまあ、警察庁と警視庁の区別もついていないかのような
描写によって、話がどんどん進みます。
普通、官僚さんが白手袋を普段から持ち歩いているわけない。
事務屋さんなんですから。

トリック以外の描写で突っ込む点が多すぎるので
退屈しませんが。
犯人はすぐわかりました。
むしろ十和田のうんちくが内容をややこしくする任を帯びているとすら
思うのですが。
この数学のわかりにくいうんちくが無ければもっと単純な話にしかならないので
「余計にわかりにくくするために」
数学者:十和田と言うキャラを当てているんだな、と。

一見、本格派。
実際はハリボテ。

著者注釈の「本作は1999年の出来事である」とありますが
この時代設定において、携帯電話の普及率&電波の調子など
今とは比べ物にならないのに現代のように書かれているのはどうかと。
「××館の殺人」って綾辻幸人さんでよく読みました。
そして天才物理学者と言うのは東野さんで。
(本作は数学者ですが)
読者への挑戦も懐かしい…
足して割ったような設定だなあ…

十和田の人物描写と表紙のイラストが合っていないと思う。
今回は宮島こと厳島が舞台。
偶然、次男がヒッチハイクで訪れた場所で…
いや~シンクロ、シンクロ。
と言うよりこの説を信じるとしたらこんなに怖い島だったのかよ…滝汗
まあいつものように大騒ぎ(大惨事の一歩手前)で、
これまた一瞬で片が付くお約束通りの展開。
幽霊の「新説」の部分を読むだけで十分な内容。
「非言語情報」について書かれた本。
ある一定の内容を題名から期待して買ったり借りた人にとっては
完全な「肩透かし」本。
図書館で借りるか、中古本で108円で買うのが妥当。
私にしたらこの内容に108円払うことすら腹がたつ!

この人「見た目」とついた題名で売ることしか考えてないの?
浅草にあるおもちゃメーカーに勤める
子(とみたたからこ)」。
…って、タカラトミーかよっ!

宝子の時間の無駄な一方的な片思いをベースに話が展開。
この人が書く「男」って一体どこに魅力があるのか全く不明過ぎ。
読んでもヒロインが好きになる理由すらわからない。
また、この人が書くヒロインって外見は違えども全員
「自己愛の塊」でしかなく、
自分しか世の中に存在していないという暑苦しさが充満しており、
林真理子の書く女にも似ているようだけどカラット感が無く、
ネチャネチャ感だけが残り不愉快。
まさしく「重い」女ばっかり。
『ねじまき肩重い』に改題したらいいのに。
「あんた別にほかに人間が居なくても独りで十分生きていけるよ」と
こちらから突き放して、離れて行きたくなるタイプばかり。
この人の本を読むと疲れる。

いつも性格が「変」なヒロインと魅力がちっとも伝わらない「ヒーロー」ばっかり…
ん~~~~~~~~~~
バブル期のあの狂った一時期をベースに、
東京の老舗寿司屋でカウンター越しに「成長」していく女の話。

この人の本を読んでいると林真理子の本を読んでいるような
錯覚に陥る。
ガツガツしていて正直疲れる性格の女。
でもバブル期の設定だからほとんどの人が野心に燃えて
ガツガツしていたなあ…と受け入れられるんだけど
今の時代にこの性格だと本当に疲れる。
「伊藤くん」と言う、
題名からくる軽さから想像もつかないほどドロドロ感満載!

「伊藤君」なるどうしょうもないクズ男とそんなクズ男を好きになる
アホ女たちやクズに好かれてしまう女など。
そもそもその「伊藤くん」のどこがいいのか
ちっとも理解できないから話にのめりこめない。
むしろ嫌悪感の方が勝る。

ページに「毒」が仕込んであるのでは?と思うぐらい
読んだ後のイライラ度モヤモヤ度は半端ない。
体調悪い人や精神的に落ちている人は読まない方がいい。
最後の「E」に関してはもしかしたら、
柚木麻子自身に向かって書いているような気がする。

痩せる為にはまずメカニズムを知ってから。
真贋定かではない情報に踊らされるな!
前巻同様の展開(呆)
今回は奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)。
サブキャラの女がアホすぎてイラつき度120%!!
先日見知らぬ女と知り合って痛い目に遭っているのに、
性懲りもなくまた騙されて…
挙句「洋一君、助けて」だと!!!!怒

ところで、このシリーズを読んでいると、
今までお参りに行っていた神社全てに意味がなかった気がする。
拝殿があって自分は神様にお参りした気持ちになっていたのに
神様の方を向いていなかったなんて…涙
しかも古くからある神社(神様)ほど怨霊の力が強いから
封じ込められているという…
これじゃいくらお参りに行ったって…
下手すると神社と言う神社(天皇系は除く)は実は崇め奉られているのではなく
ただただ封じ込め、閉じ込められているような気がして気の毒。
えらくボロボロの本だなあ…と思って裏を見ると
2003年発行。
そりゃ、ボロボロだわな。
まあこの後で「断捨離」などのブームが来るわけですが。
内容は「捨てることに罪悪感を持たない」というか
「こう考えると捨てるの辛くないでしょ?」って感じで
かる~~~~~~~い文体で捨てることを提唱しています。
男性が書いているせいなのかどうかわかりませんが
女の人が書く「捨てる本」より気軽に捨てることに取り組める
気がする。
それにしてもどうしてこう、物って捨てても捨てても
増えるんでしょうねえ…
なるべく買わないようにしているのに…
まあ、なんてタイムリーな一冊を見つけちゃたんでしょう!
てなわけで、
薬物依存は病気です。
刑務所に入っても治りません

これ重要!かもよ!!!


清×さん、のりぴ×、アス×と言ったみなさん、病院で治しましょうね!
(でも、そう簡単には脳が破壊されているので完治は相当時間がかかるみたいね…)

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