「女」ゆえの悲しさ。
『このミス2014年版』の国内編2位に輝いた作品。特に説明に『必要な人材を育てる前に、不要な人材をふるい落とす場』として警察学校を舞台に取り上げているところに興味を持った。
が、登場人物が「犯罪者か?お前ら…」ってぐらいひどくて。
これを読んで警察官になりたいって子がいるかな?
ホラーミステリーかとおもいきや、猫の話。肩透かし。
3篇に分かれつつも関係は若干あると言えばあるけど消化不良。
最後の一遍は猫の老後介護話。猫を飼っている人にはいいかもしれないけどその他のペットの場合全く共感せず。
秦建日子著

安っぽい2時間ドラマのような内容の薄さで、途中放棄。
因みに表紙の真ん中にある赤い物体はトラクター? と思っていたら
特別仕様のベビーカーだった…

ジェノサイド

2015年3月1日 読書
高野和明著

『このミス2012年度版』にて国内編第一位に輝いた作品。
2月で読んだ本の中で一番のお奨め!
ただし、この内容を「ミステリー」と分類するにはかなりの抵抗有!
前半は文系にはちょっと辛い描写。理系の人ならスラスラ~~と入り込めるのでしょうが。
ここはザクッ!と読み飛ばして(!)中盤のページだけでも読んでほしい!
特に今「いすらむ国」といった常識が通じない人々の存在があり、新聞を読んでいると世界各国のどこかで「戦争」していることに気が付く。平和ボケしていていいのか日本人!
情報操作されまくっているんだろうなあ…
特に「少年兵」の成り立ちやそれを殺すのが他国民の設定にしていないのが秀逸!
一番残酷で残虐なのが日本人かも。だって主たる宗教を持っていないから「神をも恐れぬ行為」が平気で出来る。「神がいないから」、信じる者が無い恐れるものが無いということは紙一重で悪魔と相違ない。
ラストはこれまたえらく「メルヘン」になって肩透かしは否めないけれど、中盤の部分だけでも読む価値はあると思う。

国内編第一位『ジェエノサイド』2位『折れた竜骨』3位『開かせていただき光栄です』

果てしなき渇き

2015年3月1日 読書
深町秋生著

自己中炸裂!!!!!!!!のイタイ親父の奮闘記?!
性格が破たんしすぎていてこれの一体どこがいいのやら??
中村啓著

設定が某コーヒーのCMかと錯覚するような外人さんで実は「宇宙人」設定
どうしてこれで「大賞」なのか???レベル低すぎ~~
「ザク」のような「悪」ではなく装備もチャチで一瞬で画面から消える「ジム」である。
そのことを肝に銘じて人生を生き延びろ!
確かに「自分の怒り」は一時的に無くなるかもしれないけど、多分友人の多くを無くしそうな実践するには恐ろしいことが書かれている本

荒神

2015年3月1日 読書
宮部みゆき著

前半の相手の正体がわからないところまでは正直不気味さマックス!で面白いのに例によって例のごとく後半になると体力が続かないのか失速…
皆川節子著

『このミス2012年度版』にて国内第3位に輝いた作品。
内容は死体の解剖とグロいけど、文体が超上品なので下品さを感じさせずに18世紀ロンドンを舞台に格調高く話が進んでいく。
古き良き正統派ミステリー
沼田まほかる著

ホラー大賞って言うだけあって「イヤ汁」ダダ漏れ。
ただ、気持ち悪さがあっても小説として肝心な人物像描写が甘い。
精神科医が患者に手を出して妊娠させるって…
もう一度きちんと練り直してほしいなああ…
沼田まほかる著

イヤ汁ただもれ。
読んでいてイライラ感マックス!!

ユリゴコロ

2015年3月1日 読書
沼田まほかる著

毒が薄めというか「え?どんでん返しなし?」って感じの肩透かし。
ドロドロが無かったらこの人の良さはなく、ただのどこにでも転がっている小説の一つに早変わり。本を閉じた瞬間内容を忘れる。

痺れる

2015年3月1日 読書
沼田まほかる著

短編集
珍しく読みやすかった

アミダサマ

2015年3月1日 読書
沼田まほかる著

理解不能
太田紫織著

アラサーなのに「お嬢様」(痛い)
生身の人間より「骨」の好きな、性格の悪いお嬢様と高校生の癖に部活もせずに暇なお嬢様のパシリを嬉々としているヘタレの話。
かたやま和華著

こんな表紙なのにラノベ…
超期待外れ

デアラピス

2015年2月10日 読書
小瀬木麻美著

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