このシリーズの中で一番マシ！って感じ。
今までの「なんとなく不思議な、けどオチ無し」内容から「ちょっと不思議な学園ミステリー」に格上げ。
このシリーズを読んでいなくても話が通じる内容。（読むほうが時間と金の無駄遣い）

想像していた内容と違っており、途中放棄。
著者は男性。おっさん。
服を脱ぐのもめんどくさいという性格の人が風呂に入るのにいちいち脱いだり来たりするのが面倒なのになぜ人は皆温泉好き？みたいなちょっと観点が違うところから始まり
泉質よりも旅館の迷路的構造に重きを置きすぎてしかも写真が載っていないから
文章だけではその複雑さが全く理解できず。

せめて「増築しすぎでこんなに複雑になっているんです～」と写真で紹介してくれたら
もう少しおもしろいだろうし、文章も廃墟じゃなくて現役の旅館だけに下手なことを
書いたら営業妨害になるからか、おとなしめというか、消化不良。

関西ではヴォーリズと言えば結構有名と言うか、すぐに「関西学院大学（かんせいがくいんだいがく）」や「神戸女学院」の校舎が頭に浮かびます。
関学は本当に素敵～～～～～

建築の本なのに文章が多すぎてその割に建築物の写真が白黒で小さいという不満大！
な内容。で消化不良の一冊。
同じなら、カラーが無いのならせめて白黒でいいから大きな写真で、さらにここはこうで見どころがある！！みたいな案内なら良かったのに…

写真を見る限り、可愛いし欲しい！と思う商品がたくさんある。
しかし掲載されている店がどれも高い！
例えばある店では「オリジナルの（カバンの）木の持ち手」
「だけ」が
４４１０円！！！！！！！！！！！
カバンの持ち手だけですよ！！
布も売っている店だからそこで自分で選んで自分で縫うとしても１万円ぐらいには
なりそう…
一万円も出して自分で作って失敗したら…
（そんな下手な人は初めから買わないか。笑）


あと、ほとんどの店が「昼の１２時からオープン」だとか
「×曜日、×曜日のみオープン」だとか…
舐めてんのか？って思うぐらい。
子供が学校に行っている間に雑貨屋を覗いてリフレッシュ…なんて人種には
冷たく感じるんですが。
まあ、雑貨好きな人って若干ちょっと逝っちゃっている人が多いから
親や夫に子供を押し付けてでも自分の好きなことをやり遂げるパワーだけはすごいし。
問題ないのかもしれませんが、私の行動パターンだったら昼から店を覗くことは
まず無理なので（３時には洗濯物を片付けたい＝帰宅していないといけない）
ともう子供の手が離れてもそんな状態。

眺めるだけで十分な一冊。

表紙の猫イラストに惹かれて借りましたが、どうも文章が下手…
いえ、相性が悪そうなので数ページで読むのを止めました。
エッセイスト、イラストレーターでもあるらしいのですが…

偶然先に書いた『レトロなつかしダイアリー』と同じ作家さん。
よくもま猫グッズがこんなにたくさんあるもんだな～と。
ご本人が飼っている猫４匹も猫服のモデルになったりと猫好きさんには
たまらん一冊でしょうね。
しかし、本当に猫のグッズって沢山あるんだな～
私もウサギ＆リス＝プレーリードッグのグッズがあればゲットしたいところ。
その一方であれだけのレトログッズもあり、これだけの猫グッズも持っているとしたら
この作家さんの家って…汗

猫の毛で作るフェルト指人形はうちのウサギの毛を集めたらできそうだなと。

内容は至ってフツーの「わ～なつかし～」系。
『まだある』と言う昔からあるおやつやグッズを掲載している本がありますが
あれはどちらかと言えば男子向き。
こちらは女子向き。
なので、実家に私が持っていたもしくは有った系がたくさん。

ところで中に掲載されていた「野球カステラ」。
バットやグローブの形をした簡単に言えば縁日で売っているベビーカステラ
（夫は「福玉焼」と言います。方言？？）。
ありがたいことにHPが載っていたので、王子動物園のそばにある店らしいので
今度からちょっと気にしておこっと！！！
http://www.jujido.co.jp/

昔、別の店で買ってもらう「野球カステラ」が本当に好きで。
大人になったら自分で買おう！と思っていたのにいつの間にやら閉店。
やっぱり瓦せんべいも売っていました。
これって神戸特有の売り方なんだろうか？
瓦せんべい＋野球カステラ＋おせんべいにピーナッツが入っているタイプとかが一つの店で売っているのって。
今住んでいるところってホントに何もない。店そのものが無い。
ああ都落ちしちゃったんだな～と感じるのは神戸では当たり前に売っているものが何も無いということ。

それでも昔ながらのパッケージでいまだに現役の商品の写真を見ると、
どこか安心しますよね。

学生時代までは親に服を買ってもらっていたので、着たいデザイン、色をことごとく却下されたので正直自分のファッションセンスが磨かれる機会がなかったと思う。
働き出して、自分の金で好きな服を買うことのできた時の喜びと言ったら！！
まあ基準が「値段」だったけど…笑
「値段」「デザイン＆色」でしたかねえ…次第に似たような服ばかり買うようになりましたが。
で、結局自分が好きな服って言うか似合うな、って思うのが
「ミニスカ＆　Vネック」なんですねえ…
普通の人が穿くと膝上になるタイトスカートが私の場合はひざ下５センチぐらいになり、しかも時代を反映してタイトスカートなので超歩きにくいことこの上なかった。
何度、後ろのスリットを破った事か…大股で歩けないし（時代的にこれでも良かったのかもしれないが）階段も登りにくい、と悪いことづくめ。
なので、ミニスカだと足も開くし歩きやすい。そして背が低い人間にはコンパクトにまとまるし。昔はパンスト＆パンプスが当然だったのでそのおかげか当時は足がきれかったから見せるのが苦にならなかったし…

本書内でも小柄さんはコンパクトにまとめて…と言うことで自分が似合うと潜在的に思っていたスタイルが奨励されているのですが、
なにせ、寒い！！！！
この年でミニスカ＆Vネック…
それどころか、ユニクロの裏地フリース＆ヒートテックタートルネックが定番。
ここを努力してニットに置き換えたらファッション性も若干アップするんでしょうが、
洗濯がめんどくさいと言うわかりやすい理由から着ません。

Vネックねえ…
鎖骨を見せて女らしさをアピールとあるのですが、確かにUネックよりはすっきり感は
あります。
一番小柄に似合わないのがタートル…滝汗
理由は首が詰まって重量感アップしてしまうので。
小柄は目線が上へ上へ行くことを心がけたらいいそうな。
Vネック＋毛皮のファーなんぞがおしゃれかと。
と言うわけで掲載されているモデルさんが１５５センチどまりと共感でき
さらに無理やりナチュラル系ばかりのなんていうのか女性性が低めのファッションでは
なく、きれい目OL系（３０代ぐらいか？）の写真が多いのでそんなところに行く機会が
多い場合は大変参考になります。

まあ、私のように引き籠っている人には「似合うと思うけど、着ていくところが無い」
と、なんというか自分で自分の可能性を捨てているなあ…と思ったり。
きれい目が多いのでユニクロのようにバリバリカジュアルの着こなし方も載せてくれたら
良かったのになあ…と。
カジュアル、ジャージやスポーツ系、そしてヤンキー系はものの見事に似合わない。
普段からきれい目オフィス系を着る習慣を持てばいいんですけどね。
それで毎日掃除やペットの世話をするって無理かな？
着替えたらいいんですが、それもめんどう。

自分、最近「面倒」が口癖になってきているなあ…
年取った証拠かしら？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

目にインパクトのある人だな、と。
これだけ顔が整っていたらシンプルなブラックドレスだけでも相当な存在感を示せそうな圧倒的。
顔だけ見たら「冷たそう」「性格悪い」と散々悪口を言われそうな雰囲気をお持ちなところを
フォークロアやカジュアルな重ね着をすることによって柔らかさが出て、悪口を好意に変える武器にしているようにすら思えた。
何気ないシンプルな服を小物でここまでグレードアップするこの人のセンスってすごいな～と。
掲載されているものがすべて私物と言うことで（娘さんの物まで着用している）、
同じ商品が何回も使いまわされているので「同じものでも服が違うと雰囲気が違うのね～」とたくさん持たなくても良い的なお手本。

あと、女性は首、手首、足首と「首」が付くところを意識して出すといい！的な記事を読んだことがあるのですが、この方はちゃんと実践されていて「あ、ほんとに見せているんだ」と。
見せることによって「抜け」感が生じるのだとか。
たまに全部隠している写真があるので「この人でもやっぱりもっさり見えるコーディネートになるんだから私だともっとひどいんだろうなあ…」と。
でも、寒いから首元とか見せるなんて無理無理！と思っているような奴におしゃれを語る資格なんぞ無いんだろうなあ…

色々重ね着ができる人が本当にうらやましい…

つまらない。笑
子供の日記いや作文を読まされているかのよう。
「朝起きました、歯を磨きました。学校に行きました、寝ました」こんな感じ。
読者はそんな平凡を求めているのではなくむしろ「朝起きたら両親が死んでいて、
自分の手に包丁が有った…」的な非日常を求めて本を読むのではないだろうか。
いつもと一緒、毎日同じ…
なら同じ「起きた」だったら

ほっ　まぶしいな
ほっ　いぬのふぐりが咲いている
ケルルンクック　けるるんくっく

の方がよっぽど春の喜び、冬眠からの目覚めが伝わってくる。

確かに小説なので話は
一応 進行している。イベントもある。
けれど子供の作文のように何も残らない。
「つまらない。時間の無駄」と思いつつも読み進めるのは一旦読み始めたらもしかしたら最後に「何か」があるかもしれない、と期待して読むのだがやはり何もなかった。
これ、現実の世界でも人の話を聞いていて「つまらない」と思いつつも最後まで聞いてしまい、帰宅して「ああ時間の無駄だったな…」と自己嫌悪に陥るのと似ている。
途中で話をさえぎって「ああ、もうその話は聞き飽きた！！！」と言い放てない自分が悪いのか。

この本を写真として引っ張ってくるにあたって『幻想日記店』
http://www.amazon.co.jp/%E5%B9%BB%E6%83%B3%E6%97%A5%E8%A8%98%E5%BA%97-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%A0%80%E5%B7%9D-%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%B3/dp/4062776995/ref=pd_sim_b_2?ie=UTF8&refRID=14WACBRVCXW6B8S99K0B
として「大幅加筆、改題」して売られていることを知った。
やっぱりな。
オリジナルだと買って読む価値は全くないから。
『幻想』シリーズに組み入れて、主人公も設定もやり直さない限り無理！

イメージとしては漫画の「ほりっく」に似ているのだが、あの独特のゾクッと感が無く
上滑り。

電氣館＝映画館
文庫になったら「映画館」に改題した模様。
『幻想郵便局』に続く第二弾。
郵便局が映画館になった、まあそんな感じ。
確かに「郵便局」のラストでマリコさんが「乙姫市の駅裏にも似たような場所があるみたい。
そこは郵便局じゃなくて映画館なんだけど。」と。
ちゃんと伏線張っていたんだな。
それと、主人公が２２歳のプータローから高校生になったのでまあ若干この年齢ならこのストーリー展開でも許せるかあ…って感じ。
これももし２２歳以上の女が主人公だったらバチ切れ！笑

けれど、このシリーズのレビューが高評価なのはおばちゃんには理解できない。
ごめん、やっぱり現実を知りすぎているからこの手のファンタジーに「救い」というか
「逃げ」は無理なのよ。
そう、この手の「ありえない世界」を「面白い」「楽しい」と思える人とって多分現実から逃げたい人なんじゃないかな？逃避？
と、逃げたい人に毒吐いているんだから私も俗世まみれなんだろうなあ…

とりあえず、このシリーズ、読み終わって本を閉じた途端内容をすっかり忘れてしまうので明日書く日記の分を前倒しして読んだその日に書き込んでいる。
文庫ならまだしもハードカバーの１５００円＋税を払ってまで読む価値が私にはないと思うシリーズなんだけどなあ…

講談社から出ているけど平安もの。
この作家さん、この手のファンタジーと言うか摩訶不思議と言うか見えないもの系を扱うのなら、現代ものではなく平安や室町と言った怨霊が「生きている」時代で勝負したらいいのに…
この平成の人工的な明るさの元で「目に見えないもの」をいくら表現しても滑稽なだけ。
魑魅魍魎、人が人を喰らう、鬼がいる…そんなおどろおどろしいものを書くのなら舞台設定にこだわった方がいい。
例えば、TV番組で「怖い話」をするときにLEDがこうこうとともっているところでどんなに怖～い話をしても怖いとは絶対に思わない。そこで一つの電燈（できたらろうそくが望ましい）
だけ付けている雰囲気でしゃべったら同じ話でも「怖い」と思うのと同じ。
「闇」ってやっぱり人間には怖いって言う遺伝子がしっかり残っている証拠だと思う。

と言うことで舞台設定を「平安」に人が人を喰らうと言いう設定な本作。
いや～かわいい顔して性格超悪いって魑魅魍魎より怖いよね。
うんうん。性格の悪い人っていつの時代でも最悪！

新潮社から講談社に変わった途端、作風が劣化＆悪化 。
ラノベ風、底が浅い、軽い、起承転結なし。
ファンタジーで売っている作家さんなので仕方ないとはいえ、正直主人公が全然魅力無！
就活もせず流されまくり。ここで少しはスーツを着て少しでも普通感があればまだしも、
いいや～的というか正直、リアルでこのタイプが居たら「嫌い」なタイプ。笑
２２歳の大学卒業した女でなく、中高生だったらまだ読めたかもしれない。
冒頭に主人公が小学校２年生だった時の描写があるんですが、このまんま。
全く成長してない状態で話が進んでいくので苦痛。
これだけ「幼い」主人公で話を進めるのならば、中高生でじゅうぶんかと。

しかも。
肝心の四人がなぜどのようにして仲直りして復活したのかその描写が全くないままに終わる。そこが一番肝心じゃないんですか？
何この中途半端な内容！！！！！！怒！
前３三作とは全く作風も違うし、感動すらない。（前３作も無いんですけどね）
表紙と題名だけがきれいで後は空っぽ。
なぜここに郵便局があってとか詳細な意味のある設定が全く無い。

ああ、この人の本ばかり借りてきているのに…涙
担当さんが変わればここまで実力の無さが露呈するのかと思うと、作家になる人は出版社を特に優秀な編集さんがいるかどうかって調べてから作品投稿した方が良いと思う。
才能を伸ばしてもらう前に読者に見放されてしまう、そんな気がする。

この作家さんのデビュー作
ファンタジーノベル大賞を受賞したとか。
確かに現実かうつつかまぼろしか、みたいな話の進み方で眠たくなる 、
これは誰のセリフ、状況なのか？と。
もうそこで作者のペースにはまっているというか、読み終わって振り返ると
「そうか、これは室町を舞台にしたミステリーなんだ！」とわかって読めばミスリードや
伏線にも気が付く。
一体どんなジャンルなのか見当もつかずに、どう着地するタイプなのかはっきりしないまま読み進めていくので正直混乱する。
しかも舞台は室町、とマイナー…
人が人を思う気持ちが真っ直ぐゆえにそれがゆがんだ時に悲劇は起こる。

それは先に読んだ『たましくる』でも千歳がイタコになったのは盲目になったからではなく
結婚半年で死んでしまった、ただ愛しい夫の声が聞きたいが為。
「どうしてあの人の声が聞こえないんだろう…」切ないぐらいの一途な思い。

…それにしても最近パソコン、打ちにくい。
変換の速度が遅すぎて、それを待っている間に頭に浮かんだ感想がどんどん消えて行ってしまい「さっき、何考えてたっけ？」と意味不明な文章になっていく…

本日発売でございマッスル！
朝一に駅前の本屋に行ってゲット！
と言うのも、この本を取り扱っているのがこの本屋だけ！！
しかも、来年の１月にこの本屋閉店…滝汗＆滝涙
ネットで買うにはやっぱり中身を確認しないことにはこの手の雑誌って当たり外れがあるし…
とりあえず今回は半年に一度の運勢の特集なのでこれだけは何としても手に入れたい！
のノリで買いましたが…
もう一つ離れた本屋にこれを置いてくれたら助かるのになあ…