そういえば恭子さんあんまりテレビで見なくなったな。(って、私がTv見ないからか)
この本を通じて5週間で「きれい」をゲットするという趣旨なんですが、おしゃれな彼女のイメージだとすぐにメイクやファッションから話が始まると思いきや、
なんと、一週目が 思い切りよく捨てよう から始まっているのにはびっくり!
発売されたのが2001年の描き下ろしの本書。
この時まだ「断捨離」や「気づきの法則」といった自己啓発的なものはまだ流行っていなかった時期にもかかわらずいきなり「捨てる」から入っている。
2年着ていない服は捨てる。お気に入りのものだけ残してそれに囲まれて過ごす。
今では色々な本に書かれた内容がこの時すでに書かれていたとは!!
2週目は「心のトリートメントをしよう」でまだゆったりと一人で過ごすことを楽しもう的なことをが書かれている。
3週目は「本当に必要なものは何?」ということでここでやっとファッションについて書かれている。けれどどこまでもストイックで「本当に必要なものだけを買う、選ぶ」審美眼についての言及。
4週目は「おしゃれを豊かにするアイテム」の選び方。3,4週目はファッションについてですがこれまた具体的にこんな色のこんなアイテムにこんなものを合せたら素敵!と書いて説明してくれているので頭でそのアイテムを想像して組み合わせてみたらなんというか大人シックな服装が出来上がり!
ヘタに「劇場マダム」なんぞと言ってまったく具体例を挙げていなかった某書と偉い違い。(笑)
そして最終の5週目は「体から、こころから、きれいを目指す」とあり、ボディケアに言及。
そこにはやっぱり「立ち方、歩き方、座り方」についてや「物を慈しんで生活するということ」など堅実な彼女の考え方が書かれている。
一見華やかに見える彼女のイメージとは違ってどこまでも「必要なもの」「価値ある物」を探し求める姿は堅実な大人の女性でしかない。
この本がもう廃版になりつつあるのが残念。
上級エレガントマナー本としても十分価値があると思う。
P.S
本書でも2週目の段階で「じっくりと髪のお手入れ」が挙げられています。
この本を通じて5週間で「きれい」をゲットするという趣旨なんですが、おしゃれな彼女のイメージだとすぐにメイクやファッションから話が始まると思いきや、
なんと、一週目が 思い切りよく捨てよう から始まっているのにはびっくり!
発売されたのが2001年の描き下ろしの本書。
この時まだ「断捨離」や「気づきの法則」といった自己啓発的なものはまだ流行っていなかった時期にもかかわらずいきなり「捨てる」から入っている。
2年着ていない服は捨てる。お気に入りのものだけ残してそれに囲まれて過ごす。
今では色々な本に書かれた内容がこの時すでに書かれていたとは!!
2週目は「心のトリートメントをしよう」でまだゆったりと一人で過ごすことを楽しもう的なことをが書かれている。
3週目は「本当に必要なものは何?」ということでここでやっとファッションについて書かれている。けれどどこまでもストイックで「本当に必要なものだけを買う、選ぶ」審美眼についての言及。
4週目は「おしゃれを豊かにするアイテム」の選び方。3,4週目はファッションについてですがこれまた具体的にこんな色のこんなアイテムにこんなものを合せたら素敵!と書いて説明してくれているので頭でそのアイテムを想像して組み合わせてみたらなんというか大人シックな服装が出来上がり!
ヘタに「劇場マダム」なんぞと言ってまったく具体例を挙げていなかった某書と偉い違い。(笑)
そして最終の5週目は「体から、こころから、きれいを目指す」とあり、ボディケアに言及。
そこにはやっぱり「立ち方、歩き方、座り方」についてや「物を慈しんで生活するということ」など堅実な彼女の考え方が書かれている。
一見華やかに見える彼女のイメージとは違ってどこまでも「必要なもの」「価値ある物」を探し求める姿は堅実な大人の女性でしかない。
この本がもう廃版になりつつあるのが残念。
上級エレガントマナー本としても十分価値があると思う。
P.S
本書でも2週目の段階で「じっくりと髪のお手入れ」が挙げられています。
流行のスタイルを追うより、ナチュラルで艶のある髪を保つ方が素敵。
どんなにきれいな服を着ておしゃれしても、髪がぼさぼさだったり、形がまとまっていなければ素敵に見えません。艶のない髪、パーマが取れかかっていたり、染めむらがあり傷んだ髪、手入れがされていない髪などもってのほかです。
美容院に行きましょう。新しいバックを買うぐらいなら髪のために美容室でそのお金を使いましょう。何より健康的で、手入れのされた髪はそれだけで美しくおしゃれです。
美人をつくる逆転の法則 大人の美容53 松本千登世著
2014年9月1日 読書
いわゆる「美容エッセイ」
多分読者ターゲットが40代以上(著者が1964年生まれ)だと思うので若い子(20代)が読んでも参考にならないだろう一冊。(それを証明するかのように読書メータ×にもアマゾ×にもレビューが無い)
さて、本書要は簡単に言えば
老いを認めろ!
いつまでも若い時のメイクをするな!
ましてや、今時の若い子のメイクを真似するな!
今の自分を自覚しろ!
って感じですね。
化粧で美しくならない、要は生き方!みたいにもう最近この手の本に書かれているのと大差ない。例え肉体的に背筋を伸ばして生きることができなくても、精神はいつもまっすぐ伸ばして前を向いて生きていけば美しくなるんじゃないですか?
「若い」と言われたいがために本当に若い子の「真似」をするのではなく、老いも認めて受け入れてそれでもそれ以上ひどくならないために努力する。
ただ単に朝、機械的に化粧水を叩き込むのではなく自分の肌の調子を確認しながら丁寧に物事を行う。まあ、「生き方」に通じていくわけですね~
普通の人間にいわれたら腹が立つのだけれどブッダなら許せるよね、この言葉。笑
違う本でも引用したけどココシャネルはかなりいい名言を残している模様。
一度本を探してみたい。
多分読者ターゲットが40代以上(著者が1964年生まれ)だと思うので若い子(20代)が読んでも参考にならないだろう一冊。(それを証明するかのように読書メータ×にもアマゾ×にもレビューが無い)
さて、本書要は簡単に言えば
老いを認めろ!
いつまでも若い時のメイクをするな!
ましてや、今時の若い子のメイクを真似するな!
今の自分を自覚しろ!
って感じですね。
化粧で美しくならない、要は生き方!みたいにもう最近この手の本に書かれているのと大差ない。例え肉体的に背筋を伸ばして生きることができなくても、精神はいつもまっすぐ伸ばして前を向いて生きていけば美しくなるんじゃないですか?
「若い」と言われたいがために本当に若い子の「真似」をするのではなく、老いも認めて受け入れてそれでもそれ以上ひどくならないために努力する。
ただ単に朝、機械的に化粧水を叩き込むのではなく自分の肌の調子を確認しながら丁寧に物事を行う。まあ、「生き方」に通じていくわけですね~
「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」
ココシャネルの名言をかみしめている今日この頃。
表情が顔を作るのと同じように、姿勢が体型を作り、意識が仕草を作り
暮らしぶりが雰囲気を作る。大人になるほど生き方が自分自身、そういうことか。
「すべてがあなたにちょうどいい。
今のあなたに今の夫がちょうどいい。今のあなたに今の妻がちょうどいいい。
今のあなたに今の子供がちょうどいい。今のあなたに今の親がちょうどいい。
今のあなたに今の兄弟がちょうどいい。今のあなたに今の友人がちょうどいい。
今のあなたに今の仕事がちょうどいい。
死ぬ日もあなたにちょうどいい。
すべてがあなたにちょうどいい。」
『大蔵経』と言う経典にあるブッダの言葉なのだという。
普通の人間にいわれたら腹が立つのだけれどブッダなら許せるよね、この言葉。笑
違う本でも引用したけどココシャネルはかなりいい名言を残している模様。
一度本を探してみたい。
似合う服がみつかる「おしゃれ断食」 葉山莉江著
2014年8月31日 読書
さて「おしゃれ断食」とは
とのこと。
著者は「劇場マダム」にあこがれて服の断舎離をするきっかけになったそう。
その結果ですが、裏表紙にある著者の写真を見る限り私より8歳も年下にもかかわらず
「50代の思いっきりおばさん」に見えます。
実際、
それ、なんか間違ってませんか?方向性。
劇場セレブマダムを目指すにしてももう少し年齢に合ったものを目指すべきでは?
多分、私のように子育てもひと段落して「さてお芝居でも楽しみましょうか」(そんなことででもして時間を潰しましょうか)と精神的、経済的にも余裕がある人が自然とそんな風な雰囲気を「時間と共に」身に着けた結果であって「あこがれる」からそのスタイルに「形から」入るのとはまた別問題なのでは?
(私は時間があってもお芝居見に行くタイプじゃないけど…ひたすら引き籠っている方が精神的に落ち着くんだけどなあ…)
てなわけでまあ色々と「やり方」が書いてますが、一冊でも断舎離系の本を読んでいたら読まなくても全然問題ない一冊。
というより、その手の話のコピペと言っても過言はない。
著者自身『新月&満月のリズムで夢をかなえる』と言う本をきっかけに処分を始めたそうなので。
あと、こうなりたい!と言うイメージを具体的に書くなんて言うのももう言い古された自己実現方法ですし。
そしてなにより、表紙の写真と多分「劇場マダム」との服装に「乖離」がありすぎだろ!
って感じ。
ならいっそのこと数ページ本人の手持ちの服を写真で掲載したら一発で
「ああ、こうすれば着まわせるんだな」と言うヒントになるのに。
それすらもせずにコピペで勝負するなんて…
表紙の写真の服を着て「劇場」に行くとは到底思えない。
なぜ、この写真でOKしたのか理解に苦しむ。
まあまだ一回も自分の服や持ち物、しいて言えば家にある物を整理したことのない人には一読したら立つとは思うけれど、自分の目標を書きだす!ってこと以外は大体書いてあることを実践してました。独りファションショーの結果「付け襟」が欲しい!と
思ってしまいさらなる「物欲」を生みましたが。笑
「おしゃれ断食」とは「迷ったら買わない」の精神で、できるだけ買い物を控えることを言います。具体的にはまずワードローブを整理し、持っているアイテムを最小限に絞ります。新しいアイテムを増やす時は厳選に厳選を重ねます。
「おしゃれ断食」を実践すると、買い物に関する感覚が鋭敏になり、本当に欲しいもの
似合う服が見つかります。
とのこと。
著者は「劇場マダム」にあこがれて服の断舎離をするきっかけになったそう。
その結果ですが、裏表紙にある著者の写真を見る限り私より8歳も年下にもかかわらず
「50代の思いっきりおばさん」に見えます。
実際、
上品なマダムとみられるまでに自己プランニングし、独身にも関わらずセレブママと間違われることもしばしば
それ、なんか間違ってませんか?方向性。
劇場セレブマダムを目指すにしてももう少し年齢に合ったものを目指すべきでは?
多分、私のように子育てもひと段落して「さてお芝居でも楽しみましょうか」(そんなことででもして時間を潰しましょうか)と精神的、経済的にも余裕がある人が自然とそんな風な雰囲気を「時間と共に」身に着けた結果であって「あこがれる」からそのスタイルに「形から」入るのとはまた別問題なのでは?
(私は時間があってもお芝居見に行くタイプじゃないけど…ひたすら引き籠っている方が精神的に落ち着くんだけどなあ…)
てなわけでまあ色々と「やり方」が書いてますが、一冊でも断舎離系の本を読んでいたら読まなくても全然問題ない一冊。
というより、その手の話のコピペと言っても過言はない。
著者自身『新月&満月のリズムで夢をかなえる』と言う本をきっかけに処分を始めたそうなので。
あと、こうなりたい!と言うイメージを具体的に書くなんて言うのももう言い古された自己実現方法ですし。
そしてなにより、表紙の写真と多分「劇場マダム」との服装に「乖離」がありすぎだろ!
って感じ。
ならいっそのこと数ページ本人の手持ちの服を写真で掲載したら一発で
「ああ、こうすれば着まわせるんだな」と言うヒントになるのに。
それすらもせずにコピペで勝負するなんて…
表紙の写真の服を着て「劇場」に行くとは到底思えない。
なぜ、この写真でOKしたのか理解に苦しむ。
まあまだ一回も自分の服や持ち物、しいて言えば家にある物を整理したことのない人には一読したら立つとは思うけれど、自分の目標を書きだす!ってこと以外は大体書いてあることを実践してました。独りファションショーの結果「付け襟」が欲しい!と
思ってしまいさらなる「物欲」を生みましたが。笑
おしゃれの教科書―女の子のための映画スタイルブック 杉浦さやか著
2014年8月31日 読書
おおたうにちゃんの『乙女の教科書』に全体的に似ているんだけど、同じ出版社???
確かうにちゃんも映画のファッションを取り上げたイラストエッセイを出していたはず。
まあ、こちらは絵がどこまでも我流?というかオードリーですら「オードリー?」っていうぐらいデフォルメされているのでその女優を知らない人でもただのイラストとして楽しめるかも。
で、やっぱりありました。笑
P48から「ロマンチックが好き」と題して
というわけで、ここでとりあげられているのが
『眺めのいい部屋』(86年・イギリス)
『テス』(79年・フランス=イギリス)
『エマ』(96年・イギリス)
ところで先日買った黒のワンピ、付け襟付けたらいいかも!と思い立ち検索したら
今、流行っているんですね!びっくり。
ただ、流行りはとんがった三角の形にビジューが鬼のように付いたものが多いけど
私はアンティークによくあるレースの丸い形が欲しい。
ということは、きっと「襟」の方がワンピよりも高くなるんだろうなあ…
なら、いっそのこと襟のついた服を買え!ってことになるのですが、多分私が欲しい
襟の形のついたワンピなんぞいまどき売ってないと思う。
さらにアンティークつながりで見ていくと、実家に転がっていそうな昭和の食器、
姫フォークなども販売されており、うちの実家の不用品はどこに売ったらいいんだろう?
なんて思ったり。
「未使用品」とは書いてあるけど、使用していてもわからないよね?箱が残っていても
多分潰れているからむしろ無い方が見栄えもいいし。
親の遺品を整理するときにこんな昭和の食器を受け入れてくれる業者さんているのかな?「遺品整理」屋さんにこの乙女のニュアンスが通じるとは思えないんだけど…
確かうにちゃんも映画のファッションを取り上げたイラストエッセイを出していたはず。
まあ、こちらは絵がどこまでも我流?というかオードリーですら「オードリー?」っていうぐらいデフォルメされているのでその女優を知らない人でもただのイラストとして楽しめるかも。
で、やっぱりありました。笑
P48から「ロマンチックが好き」と題して
私はロマンチックなテイストにとても弱い。
クラシックでノスタルジックで、甘い香りのするもの。
レースとフリルとリボンでいっぱいのコスチュームものに目がないし、
王子さまとのハッピーエンドの恋愛映画が何よりも好き。
というわけで、ここでとりあげられているのが
『眺めのいい部屋』(86年・イギリス)
『テス』(79年・フランス=イギリス)
『エマ』(96年・イギリス)
ところで先日買った黒のワンピ、付け襟付けたらいいかも!と思い立ち検索したら
今、流行っているんですね!びっくり。
ただ、流行りはとんがった三角の形にビジューが鬼のように付いたものが多いけど
私はアンティークによくあるレースの丸い形が欲しい。
ということは、きっと「襟」の方がワンピよりも高くなるんだろうなあ…
なら、いっそのこと襟のついた服を買え!ってことになるのですが、多分私が欲しい
襟の形のついたワンピなんぞいまどき売ってないと思う。
さらにアンティークつながりで見ていくと、実家に転がっていそうな昭和の食器、
姫フォークなども販売されており、うちの実家の不用品はどこに売ったらいいんだろう?
なんて思ったり。
「未使用品」とは書いてあるけど、使用していてもわからないよね?箱が残っていても
多分潰れているからむしろ無い方が見栄えもいいし。
親の遺品を整理するときにこんな昭和の食器を受け入れてくれる業者さんているのかな?「遺品整理」屋さんにこの乙女のニュアンスが通じるとは思えないんだけど…
ロスジェネの逆襲 池井戸潤著
2014年8月27日 読書
実はあんまりこのシリーズ好きではありません。笑
一作目は面白い!と思ったのに2作目とか似たり寄ったり なんていうのか、
銀行ってこんなにタヌキとキツネの化かし合いが日常茶飯事なのか?と。
騙し騙されのコンゲームが根本にある企業なのか?と。
読んでいて正直ぐったりするというか疲れるというか楽しい気分にはなりません。
因みに今回は若干いつもの踏んだり蹴ったりを他の人がされるのでそういった意味では
「良かったね~」ですが、やっぱり結局だまし騙されの図は変わらずで。
因みに題名の「ロスジェネ」は
本作、2010年~2011年にかけて雑誌掲載されたものであるにも関わらず
舞台は 2004年 。
まあ今回の舞台となったのがIT,ITと騒いでいたのがその時代だから仕方ないにしても、作者がお持ちの情報がその時代止まりってことですか?
それって…以下自粛
一作目は面白い!と思ったのに2作目とか
銀行ってこんなにタヌキとキツネの化かし合いが日常茶飯事なのか?と。
騙し騙されのコンゲームが根本にある企業なのか?と。
読んでいて正直ぐったりするというか疲れるというか楽しい気分にはなりません。
因みに今回は若干いつもの踏んだり蹴ったりを他の人がされるのでそういった意味では
「良かったね~」ですが、やっぱり結局だまし騙されの図は変わらずで。
因みに題名の「ロスジェネ」は
世の中延滞がバブル崩壊との不景気と言う名のトンネルにすっぽりと入りこんでしまい、出口を見出そうともがき苦しんでいたこの十年間。
1994年から2004年にわたる就職氷河期に世の中に出た若者たち。
その彼らを後に某全国紙の命名により「ロスト・ジェネレーション」、
略してロスジェネ世代と呼ぶようになる。
本作、2010年~2011年にかけて雑誌掲載されたものであるにも関わらず
舞台は 2004年 。
まあ今回の舞台となったのがIT,ITと騒いでいたのがその時代だから仕方ないにしても、作者がお持ちの情報がその時代止まりってことですか?
それって…以下自粛
ビブリア古書堂の事件手帖 (4) 三上延著
2014年8月26日 読書
店主の母親の実体登場で雰囲気が一転。
個人的には店主の性格、嫌い。笑
男性読者が多いから男の「理想」的な人物描写で「かわいい」とか「可憐」と言ったファンが付くんだろうけど…
女子高出身で「これ」だと確実に「生贄」にされるだろうなあ…
女子高って本当に男の夢の世界なんだろうけど、女子高の教師になった男性は先輩から「理想を打ち砕かれるぞ。覚悟しろ」と言われるそうな。
特に大卒の若手バリバリだと一回目の授業の「洗礼」はきっちりと受けてもらう。
例えばチョークを全部隠され、紐の切られたタンポンが並べてあるとか、
梅干しの種がカ~ンと黒板に飛んでくるとか。笑(実話だよ。笑)
なので、人と喋るときに「どもる」人間なんて、ねえ。
登校拒否に追い込んでゴール!かな。(鬼)
まあ、そこまでうちの学年はしなかったけど、少なくとも「からかう」ことはしてました。
大体、女子校って当たり前だけど男がいないからすべて自分たちでしなければならない。
重たいコンパネを運ぶのも自分たち。「誰か」がしてくれるのを待っているはずがない。
なので、現実の女子校卒業生は「男らしいお母さん」になるのが定説。
なよなよして声が小さい、かよわい、守りたくなるっていう「女子高出身者」ってのは幻想ですね。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/plus/spice/20130819-OYT8T00944.html
そうそう、実感しました。社会に出て。
しょ~もないことでも共学出身者は男性に「やって~」とお願いしてました。
それを横目に「それぐらい、自分でしろよな!!怒」とイライラしたことを思い出しました。
おかげで結婚してからも旦那に頼むより自分でした方が早い!!と頼ること自体がもう
面倒くさい。腰の軽い男性ならまだしも100キロの男を動かすより脚立持ってきて自分でした方が早い、と常に思う日々…
妊娠ハラボテの時に足場が不安的な場所で踏み台に乗って物を取ろうと手を伸ばしている時に夫が「言ったら取ったのに」と言う言葉がものすごく印象に残っている。
「そうか!言えばいいんだな!」と。
それぐらい「頼む」と言う習慣がなかった当時。
今じゃ「じじい転がし」と言われるほど男(町内会の爺さんたち)をうまく操っている日々。笑
男(夫)を転がして楽しい専業主婦の日々。やっほ~い!
個人的には店主の性格、嫌い。笑
男性読者が多いから男の「理想」的な人物描写で「かわいい」とか「可憐」と言ったファンが付くんだろうけど…
女子高出身で「これ」だと確実に「生贄」にされるだろうなあ…
女子高って本当に男の夢の世界なんだろうけど、女子高の教師になった男性は先輩から「理想を打ち砕かれるぞ。覚悟しろ」と言われるそうな。
特に大卒の若手バリバリだと一回目の授業の「洗礼」はきっちりと受けてもらう。
例えばチョークを全部隠され、紐の切られたタンポンが並べてあるとか、
梅干しの種がカ~ンと黒板に飛んでくるとか。笑(実話だよ。笑)
なので、人と喋るときに「どもる」人間なんて、ねえ。
登校拒否に追い込んでゴール!かな。(鬼)
まあ、そこまでうちの学年はしなかったけど、少なくとも「からかう」ことはしてました。
大体、女子校って当たり前だけど男がいないからすべて自分たちでしなければならない。
重たいコンパネを運ぶのも自分たち。「誰か」がしてくれるのを待っているはずがない。
なので、現実の女子校卒業生は「男らしいお母さん」になるのが定説。
なよなよして声が小さい、かよわい、守りたくなるっていう「女子高出身者」ってのは幻想ですね。
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/plus/spice/20130819-OYT8T00944.html
そうそう、実感しました。社会に出て。
しょ~もないことでも共学出身者は男性に「やって~」とお願いしてました。
それを横目に「それぐらい、自分でしろよな!!怒」とイライラしたことを思い出しました。
おかげで結婚してからも旦那に頼むより自分でした方が早い!!と頼ること自体がもう
面倒くさい。腰の軽い男性ならまだしも100キロの男を動かすより脚立持ってきて自分でした方が早い、と常に思う日々…
妊娠ハラボテの時に足場が不安的な場所で踏み台に乗って物を取ろうと手を伸ばしている時に夫が「言ったら取ったのに」と言う言葉がものすごく印象に残っている。
「そうか!言えばいいんだな!」と。
それぐらい「頼む」と言う習慣がなかった当時。
今じゃ「じじい転がし」と言われるほど男(町内会の爺さんたち)をうまく操っている日々。笑
男(夫)を転がして楽しい専業主婦の日々。やっほ~い!
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ 三上延著
2014年8月25日 読書
店主の母親について語られていく一冊。
だんだん、初めに思っていた内容と違ってくる感じ。
謎を解くのではなく、家族の謎を解く感じ。(母親はなぜ家を出たのか)
そして、ラストのオチを読む限り店主は実は人に嫌われやすい性格なのかも。
獅子身中の虫、ですね。で、語り手=男の察しの悪さってお約束なのかな?
古い本ってそんなに価値があるのか?今まで捨ててきた本を置いておけばよかったと後悔したけどやっぱりいつまでも物を家に置いておくのはどうかと。
今回実家に行ってつくづくそう思った。家一軒丸ごと倉庫って…滝汗
両親が死んだあといったい誰が整理するんだ?兄貴の荷物まで持ち込んでいるらしい…
だんだん、初めに思っていた内容と違ってくる感じ。
謎を解くのではなく、家族の謎を解く感じ。(母親はなぜ家を出たのか)
そして、ラストのオチを読む限り店主は実は人に嫌われやすい性格なのかも。
獅子身中の虫、ですね。で、語り手=男の察しの悪さってお約束なのかな?
古い本ってそんなに価値があるのか?今まで捨ててきた本を置いておけばよかったと後悔したけどやっぱりいつまでも物を家に置いておくのはどうかと。
今回実家に行ってつくづくそう思った。家一軒丸ごと倉庫って…滝汗
両親が死んだあといったい誰が整理するんだ?兄貴の荷物まで持ち込んでいるらしい…
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 三上延著
2014年8月23日 読書
個人的には「1」のトーンの方が好き。
もっと言えば作者が書いた内容そのものより引用に使われた司馬遼太郎の
『豚と薔薇』を読んでみたい。
その本のあとがきにはこんな衝撃的なことが書いてあるそう。
P132
すごい!すごすぎるよ司馬遼太郎!!!!!
たったこれだけのあとがきにギュッと人を引き付ける文章があるなんて!!
ビブリアの本一冊読んだ感想よりもこちらの「あとがき」を読むほうが印象に残るなんて!(超失礼。笑)
これが大小説家たるゆえんなんですねえ…
コナ×君や金×一君を見ていてまさにその通りだと思う。特にコナ×君。
たかが「探偵」の癖に犯人を罰する権力も無いくせに「真実は一つ!」と言い放って
得意げにあばきたてる姿って鼻につくんで最近見なくなった気がする。
アンタがだまってりゃこの人は復讐できたのに、って思うパターン多すぎ。
確かに人を殺すことは罪ですよ。でも、殺されてもしかたないヤツがのうのうとしている
今の世の中だからこそそれこそ「必殺仕事人」とかが支持されるわけですよ。
それをまあ小学生のガキが得意げに…
探偵もの好きですよ。でもやっぱり殺された人の恨みを晴らせるようなパターンは好きですけどね。警察では追及できなかった犯人を見つけ出すのなら。
けれどそうじゃない場合は、ね。
というわけで、他人の書いたあとがきの方が印象に残った一冊。
もっと言えば作者が書いた内容そのものより引用に使われた司馬遼太郎の
『豚と薔薇』を読んでみたい。
その本のあとがきにはこんな衝撃的なことが書いてあるそう。
P132
…別に動機はない。推理小説がはやっているからお前も書け、ということで、誌面を与えられたのである。
私は、推理小説にほとんど興味をもっておらず、才能も無く、知識も無い。
書けと言われて、ようやく書いた。むろん、推理小説と言うものはこれ一作で、
生涯書くまいと思っている。
(中略)
私は、探偵小説に登場してくる探偵役を、決して好きではない。
他人の秘事を、なぜあれほどの執拗さであばきたてねばならないのか、
その情熱の根源がわからない。
それらの探偵たちの変質的な詮索癖こそ、小説のテーマであり
もしくは、精神病学の研究対象ではないかとさえ思っている。
すごい!すごすぎるよ司馬遼太郎!!!!!
たったこれだけのあとがきにギュッと人を引き付ける文章があるなんて!!
ビブリアの本一冊読んだ感想よりもこちらの「あとがき」を読むほうが印象に残るなんて!(超失礼。笑)
これが大小説家たるゆえんなんですねえ…
コナ×君や金×一君を見ていてまさにその通りだと思う。特にコナ×君。
たかが「探偵」の癖に犯人を罰する権力も無いくせに「真実は一つ!」と言い放って
得意げにあばきたてる姿って鼻につくんで最近見なくなった気がする。
アンタがだまってりゃこの人は復讐できたのに、って思うパターン多すぎ。
確かに人を殺すことは罪ですよ。でも、殺されてもしかたないヤツがのうのうとしている
今の世の中だからこそそれこそ「必殺仕事人」とかが支持されるわけですよ。
それをまあ小学生のガキが得意げに…
探偵もの好きですよ。でもやっぱり殺された人の恨みを晴らせるようなパターンは好きですけどね。警察では追及できなかった犯人を見つけ出すのなら。
けれどそうじゃない場合は、ね。
というわけで、他人の書いたあとがきの方が印象に残った一冊。
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち 三上延著
2014年8月22日 読書
この本を読むきっかけになったのが先日(と言っても8月上旬)読んだ
『珈琲店タレーランの事件簿』のレビュー等に『ビブリア』と比較されているが全然違う!的なことが書かれていたので「じゃ、実際はどうよ?」と言う興味から。
結果としては『ビブリア』に軍配を上げる。笑
2作ともコーヒーのうんちくと小説(古本)のうんちくを織り交ぜているので「似ている」と言う扱いを受けてしまうんだろうけど、絶対こっちの方が人物のつくりが上手い。
「珈琲」はどこかで読んだ本のコピペと言うか本当は人間と付き合ったことない人間が
頭だけで書いているような印象。なので人が真剣に出した結論を即座に「違います」と切って捨てるようなヒロインが誕生してしまう。
反対にこちらは私ぐらいの年代の人が書いたのか?と調べると1970年生まれとのこと。
文中に「松田優作主演の『それから』を見た、とあるので。私も見ましたもん。美和子ちゃんの独特な雰囲気とゆったりとした女性らしいあの時代の喋り方。
女性はやっぱりゆったりと丁寧な女言葉でしゃべる方が色気がある、とあの作品を見て思いましたから。と、世代的に重なるものがあったから余計に共感できたのかもしれませんが、やっぱり大学生の時に器用に書いた文章より、30.40と生きてきて身に着けた人間関係の機微が至る所にちりばめられている本書の方が深みがあると思う。
例えば、大切にしていた一冊の本を売ることになった夫に対して「絶対に売るはずがない。その理由が知りたい」と一見「おばか」な妻が買い取りを拒否する話で
理由を聞いた妻が一言「じゃ、私が読んで聞かせてあげるよ」と言うくだりは
人を愛したことのある人しか書けないと思う。これを20歳そこらの頭のいいガキがこの
夫婦の機微をかけるわけないじゃん。本人、きっと真面目な恋愛したことないだろうし。
ところで本書内で「本の虫ってのは同類を好きなるもんだ」と言う一説がありまして
悲しいことに夫は本、読まない人。自分の趣味に関するものは読んでも普段、全く違うジャンルに手を伸ばすことは無い。漫画もアニメも。
一方、私はスポーツをしない人間だから相手から見たら面白みのない人間なのだろうな。
まあ、お互いそれこそジャンルが違うからバッティングしない共存関係が築けるのかもしれないけど。
確かに自分の興味のある内容を飽きずに聞いてくれる存在が居たら大切に思ってしまうだろうなあ…
てなわけで、ラノベ分類されているにしては装丁を変えて何気ない風を装ったら
一般小説として十分やっていけると思うのですが。
それこそ一般小説なのに大学が一流だとか医者だとか内容以外のポイントで興味を持たせる商法も存在していますもんね。
『珈琲店タレーランの事件簿』のレビュー等に『ビブリア』と比較されているが全然違う!的なことが書かれていたので「じゃ、実際はどうよ?」と言う興味から。
結果としては『ビブリア』に軍配を上げる。笑
2作ともコーヒーのうんちくと小説(古本)のうんちくを織り交ぜているので「似ている」と言う扱いを受けてしまうんだろうけど、絶対こっちの方が人物のつくりが上手い。
「珈琲」はどこかで読んだ本のコピペと言うか本当は人間と付き合ったことない人間が
頭だけで書いているような印象。なので人が真剣に出した結論を即座に「違います」と切って捨てるようなヒロインが誕生してしまう。
反対にこちらは私ぐらいの年代の人が書いたのか?と調べると1970年生まれとのこと。
文中に「松田優作主演の『それから』を見た、とあるので。私も見ましたもん。美和子ちゃんの独特な雰囲気とゆったりとした女性らしいあの時代の喋り方。
女性はやっぱりゆったりと丁寧な女言葉でしゃべる方が色気がある、とあの作品を見て思いましたから。と、世代的に重なるものがあったから余計に共感できたのかもしれませんが、やっぱり大学生の時に器用に書いた文章より、30.40と生きてきて身に着けた人間関係の機微が至る所にちりばめられている本書の方が深みがあると思う。
例えば、大切にしていた一冊の本を売ることになった夫に対して「絶対に売るはずがない。その理由が知りたい」と一見「おばか」な妻が買い取りを拒否する話で
理由を聞いた妻が一言「じゃ、私が読んで聞かせてあげるよ」と言うくだりは
人を愛したことのある人しか書けないと思う。これを20歳そこらの頭のいいガキがこの
夫婦の機微をかけるわけないじゃん。本人、きっと真面目な恋愛したことないだろうし。
ところで本書内で「本の虫ってのは同類を好きなるもんだ」と言う一説がありまして
悲しいことに夫は本、読まない人。自分の趣味に関するものは読んでも普段、全く違うジャンルに手を伸ばすことは無い。漫画もアニメも。
一方、私はスポーツをしない人間だから相手から見たら面白みのない人間なのだろうな。
まあ、お互いそれこそジャンルが違うからバッティングしない共存関係が築けるのかもしれないけど。
確かに自分の興味のある内容を飽きずに聞いてくれる存在が居たら大切に思ってしまうだろうなあ…
てなわけで、ラノベ分類されているにしては装丁を変えて何気ない風を装ったら
一般小説として十分やっていけると思うのですが。
それこそ一般小説なのに大学が一流だとか医者だとか内容以外のポイントで興味を持たせる商法も存在していますもんね。
私を見つけるのはあなだだけ セレステ・ブラッドリー著
2014年8月21日 読書
先に例の「鬼畜」小説を読んでいなかったら感想は違っていたかも。
恐ろしいもので刺激のあるものを一旦味わうとそれより薄味のものに対して感覚がマヒしてしまうのは薬だけじゃないようで。
とはいうものの、本作本物のスパイをも出し抜いて何もなかったかのように澄ましている
ヒロインのあっぱれ振りは見事!!
テンポも比較的よく、トーンは常に明るめなので読んでいてイライラすることは少ない。
ただ、邦題が…汗
原題は「The Pretender」
http://ejje.weblio.jp/content/pretender
ということと、スパイを扱った内容と文体の明るさからもっと元気な活発な訳にしてほしかった。(冒険活劇といってもいいほどなので)
やっぱりこの「いかにも」的な題名しか付けれないとしたらこの風潮、非常にマイナスな傾向。
恐ろしいもので刺激のあるものを一旦味わうとそれより薄味のものに対して感覚がマヒしてしまうのは薬だけじゃないようで。
とはいうものの、本作本物のスパイをも出し抜いて何もなかったかのように澄ましている
ヒロインのあっぱれ振りは見事!!
テンポも比較的よく、トーンは常に明るめなので読んでいてイライラすることは少ない。
ただ、邦題が…汗
原題は「The Pretender」
http://ejje.weblio.jp/content/pretender
ということと、スパイを扱った内容と文体の明るさからもっと元気な活発な訳にしてほしかった。(冒険活劇といってもいいほどなので)
やっぱりこの「いかにも」的な題名しか付けれないとしたらこの風潮、非常にマイナスな傾向。
罪深き愛のゆくえ アナ・キャンベル著
2014年8月20日 読書
この手の本で鬼畜的な一冊。笑
身もふたもない言い方をすると
ストーカー 拉致監禁 レイプ …
設定としてヒロインがこの作家さん好物の「高級娼婦」。
ヒーローが爵位としては最高の公爵。
一年とはいえ愛人契約をした娼婦があと少しで一年と言う時に失踪。
けれど契約書にはどちらかが契約解除を申し出た場合は速やかに認めること、と有ったにも関わらず執着心の強い男があっさり手放すとは思えないということでの失踪。
しかし、ものすごい執着ぶりそれこそ「あれだけ貢いだんだから金返せ!」レベルで
可愛さ余って憎さ一千倍以上!!的な執着ぶりで居場所を見つけだし、片田舎に閉じ込めもう契約外なので体を開く気も無いヒロインを無理やり蹂躙…
女性の人権を全く無視した横暴ぶりもう読んでいて吐き気そうだった。
と言うか男の一方的な考え方にイライライライライラ…
途中で読むの止めよかなと。
ヒロインが「愛人」だったのは「契約」であり肉体の提供は金のためのサービス。
それを「愛」だと思い込んでいる男。
キャバ嬢に貢いだ挙句相手にされなかったと殺す事件と変わらなさぶりにうんざり。
またこんなことをされても「自決」と言う手段は一切思いつかないヒロインにも共感できないことがイライラ度に貢献。笑
まあ、当たり前のようにきれいに収まって終わったけど、これならいっそのこと男が死んだり、女が死ぬラストの話の方が個人的にはすっきりすんですけどね。
それは別のジャンルの話になるから無理とはいえあまりのご都合主義に鼻で笑ってしまった。
因みに読むのがあまりにも苦痛だったのでカンニングとして「読書めータ~」で
ほかの人の意見を読みましたが恐ろしいことに「感動」とか「これも愛」じゃないけど
絶賛の方が多くて…
前から思っていたけどここの感想よりあまぞ×のレビューの評価の方が自分の感想と近いものが多い。
メーターの方はどうも感性が違う人が多くいるようで。(男にモテたことない女が多数集っているのか?)
というか、自分にこのヒロインのやられたことを置き換えたら許せるか?
公爵がブ男だったら許せるか?
確かにこの作家の設定はどちらかと言うと定石外でインパクトは大きいとは思う。
ある意味、斬新、新鮮。面白い。
けど女性の人権を無視した設定はどうかと思う。
身もふたもない言い方をすると
ストーカー 拉致監禁 レイプ …
設定としてヒロインがこの作家さん好物の「高級娼婦」。
ヒーローが爵位としては最高の公爵。
一年とはいえ愛人契約をした娼婦があと少しで一年と言う時に失踪。
けれど契約書にはどちらかが契約解除を申し出た場合は速やかに認めること、と有ったにも関わらず執着心の強い男があっさり手放すとは思えないということでの失踪。
しかし、ものすごい執着ぶりそれこそ「あれだけ貢いだんだから金返せ!」レベルで
可愛さ余って憎さ一千倍以上!!的な執着ぶりで居場所を見つけだし、片田舎に閉じ込めもう契約外なので体を開く気も無いヒロインを無理やり蹂躙…
女性の人権を全く無視した横暴ぶりもう読んでいて吐き気そうだった。
と言うか男の一方的な考え方にイライライライライラ…
途中で読むの止めよかなと。
ヒロインが「愛人」だったのは「契約」であり肉体の提供は金のためのサービス。
それを「愛」だと思い込んでいる男。
キャバ嬢に貢いだ挙句相手にされなかったと殺す事件と変わらなさぶりにうんざり。
またこんなことをされても「自決」と言う手段は一切思いつかないヒロインにも共感できないことがイライラ度に貢献。笑
まあ、当たり前のようにきれいに収まって終わったけど、これならいっそのこと男が死んだり、女が死ぬラストの話の方が個人的にはすっきりすんですけどね。
それは別のジャンルの話になるから無理とはいえあまりのご都合主義に鼻で笑ってしまった。
因みに読むのがあまりにも苦痛だったのでカンニングとして「読書めータ~」で
ほかの人の意見を読みましたが恐ろしいことに「感動」とか「これも愛」じゃないけど
絶賛の方が多くて…
前から思っていたけどここの感想よりあまぞ×のレビューの評価の方が自分の感想と近いものが多い。
メーターの方はどうも感性が違う人が多くいるようで。(男にモテたことない女が多数集っているのか?)
というか、自分にこのヒロインのやられたことを置き換えたら許せるか?
公爵がブ男だったら許せるか?
確かにこの作家の設定はどちらかと言うと定石外でインパクトは大きいとは思う。
ある意味、斬新、新鮮。面白い。
けど女性の人権を無視した設定はどうかと思う。
囚われの愛ゆえに アナ・キャンベル著
2014年8月19日 読書
全然関係ないけど、さっきアクセス解析の棒グラフ見たらカウンター「0」表示だった…
だ~~~っとカーソル下げて5月の解析も毎日「0」の羅列だった。
なんでしょう?訪問者「0」ってことは無いでしょうに。本人が訪問してるんだから。
さて、本作。
めっちゃ設定がアブノーマルというか今まで読んできた本の定石を思いっきりひっくり返してくれてるんで「へ~次はどうなる?」とどんどん読み進めていくことになります。
例えば、今まで読んだヒーローは「放蕩者」で女の扱いには超長け過ぎていて完璧なHテク(笑)で処女もしくはそれに近い未亡人のヒロインをそれはそれは時間をかけて身も心も開かせていくタイプばかりだったのが、今回のヒーローは
童貞!
そう、あなたもですよね?(誰に?)
14歳の時に叔父に監禁されて育ったというゆがんだ環境。
逃げようとすると折檻され、助けを求めた人たちもがひどい目に遭わされたのでそれ以降逃げる気力さえも奪われてしまったヒーロー…
一方ヒロインは高貴な生まれだったのが16歳の時にとんだカス男に引っかかってしまい苦労の連続。貧困の未亡人になってしまいいとこに助けを求めるためにやってきた町でよりによって「娼婦」に間違われてしまい、拉致されヒーローの元に送られる。
とまあ、なんというかの設定ゆえに二人がいかにして監禁状態から脱出して幸せになるのかとやきもきしながら読みましたが、ラスト。
正直、なんかなあ…でした。肩透かしと言うか最後の最後までどんでん返しというか
エロサービスしてくれなくてもいいからもっと素直にすっきりしてくれた方が良かったのに。
かなりひねくれた性格の作家さん。 少し病んでる?
だ~~~っとカーソル下げて5月の解析も毎日「0」の羅列だった。
なんでしょう?訪問者「0」ってことは無いでしょうに。本人が訪問してるんだから。
さて、本作。
めっちゃ設定がアブノーマルというか今まで読んできた本の定石を思いっきりひっくり返してくれてるんで「へ~次はどうなる?」とどんどん読み進めていくことになります。
例えば、今まで読んだヒーローは「放蕩者」で女の扱いには超長け過ぎていて完璧なHテク(笑)で処女もしくはそれに近い未亡人のヒロインをそれはそれは時間をかけて身も心も開かせていくタイプばかりだったのが、今回のヒーローは
童貞!
そう、あなたもですよね?(誰に?)
14歳の時に叔父に監禁されて育ったというゆがんだ環境。
逃げようとすると折檻され、助けを求めた人たちもがひどい目に遭わされたのでそれ以降逃げる気力さえも奪われてしまったヒーロー…
一方ヒロインは高貴な生まれだったのが16歳の時にとんだカス男に引っかかってしまい苦労の連続。貧困の未亡人になってしまいいとこに助けを求めるためにやってきた町でよりによって「娼婦」に間違われてしまい、拉致されヒーローの元に送られる。
とまあ、なんというかの設定ゆえに二人がいかにして監禁状態から脱出して幸せになるのかとやきもきしながら読みましたが、ラスト。
正直、なんかなあ…でした。肩透かしと言うか最後の最後までどんでん返しというか
エロサービスしてくれなくてもいいからもっと素直にすっきりしてくれた方が良かったのに。
かなりひねくれた性格の作家さん。
伯爵に真実のキスの作法 ローラ・リー・ガーク著
2014年8月15日 読書
大体小説内で登場人物が自分の作品に対して批評されるのは我慢できないとか、
書く苦しみを知らないくせにあれこれ言われるのも腹が立つとかその手の描写をしている話って大体面白くない のが多い。と言うかほとんどそう。
読者にしてみれば金と時間を使って読んでいる内容がグダグダと作家の「愚痴」で占められているのに付き合わされるのって本当に苦痛。
「じゃ、誰にも酷評されないような面白い本を書く努力をしろよ」と言いたくなる。
昔はヒットを連発した貴族であり作家であるヒーローが今では書けないのに対して、
書くのが楽しい!と天真爛漫なヒロイン。
まあ例にもれず、なかなか盛り上がらないというか愚痴めいたことで前半は費やされているので退屈で、退屈で。
原題が『With seduction in mind』と言うのにこの邦題…
もっと気の利いた題名付けれなかったのか?
書く苦しみを知らないくせにあれこれ言われるのも腹が立つとかその手の描写をしている話って大体面白くない のが多い。と言うかほとんどそう。
読者にしてみれば金と時間を使って読んでいる内容がグダグダと作家の「愚痴」で占められているのに付き合わされるのって本当に苦痛。
「じゃ、誰にも酷評されないような面白い本を書く努力をしろよ」と言いたくなる。
昔はヒットを連発した貴族であり作家であるヒーローが今では書けないのに対して、
書くのが楽しい!と天真爛漫なヒロイン。
まあ例にもれず、なかなか盛り上がらないというか愚痴めいたことで前半は費やされているので退屈で、退屈で。
原題が『With seduction in mind』と言うのにこの邦題…
もっと気の利いた題名付けれなかったのか?
リトル・ブラック・ドレス
2014年8月14日 読書
素敵!素敵!素敵!
かわいい!かわいい!かわいい!
着たい!着たい!着たい!!!!!!
と言う本当に素敵なブラックドレス!!!
因みに写真の左の楕円形はオードリー・ヘプバーン
右上はカトリーヌ・ドヌーブ
右下がブリジットバルドー
女優さんが着ているからただのブラックドレスが素敵に見えるのか?
今ヒストリカルロマンスを読み漁っている影響もあって、これの時代の上流階級は自分の体に合った服を作る故、自分をいかに素敵に見せるかが工夫できるし。
服はやっぱり自分の体に合っていて、かつよく見えるようにデザインされ、その人の雰囲気に合ったものを着るのが一番!と言うのがこの本を見ているとつくづく思い知らされた。
既製服で満足していたらいつまでたっても自分の「良さ」が引き出されない。
冒頭にもココシャネルが
やっぱり一流ブランドって本当に素敵!!一着も持ってないけど。
シャネル、一回行ってみたいな~
あの百貨店の雰囲気に圧されて店内に足を踏み入れることができない。笑
しかしこの本を見ていると「白の襟とカフスのメイドスタイル」と言うことから
神戸松蔭の制服って実は「メイドさん?!」
http://seifuku-kaitori.com/pecori.jp/?page_id=716
この制服、本当に素敵!!!
ただ、たまに本当に残念な体型の子や野暮ったい子が着ていて残念度マックス!
「おばちゃんが代わりに着てあげよか?」と言いたくなる。
残念な例
http://www.shoin-jhs.ac.jp/schoolinfo/uniform/
よりによってこんな子たちをモデルにしなくても…
まあ、これが標準なんだという一例なんでしょうが…
昔もっとかわいい子いたよね?(ナンノとか…)
本当に素敵なシンプルブラックドレス。
この本、アマゾ×で買おうか真剣に悩んでいる。
ついでに、40’S~の女優さんが活躍した映画のDVDを買おうかとか。
白黒画面だからこそ女優さんの肌の白さとブラックドレスが引き立っているともいえるんだけど。(黒人さんがブラックドレス着ている一枚はやっぱり素敵度が下がる…)
かわいい!かわいい!かわいい!
着たい!着たい!着たい!!!!!!
と言う本当に素敵なブラックドレス!!!
因みに写真の左の楕円形はオードリー・ヘプバーン
右上はカトリーヌ・ドヌーブ
右下がブリジットバルドー
女優さんが着ているからただのブラックドレスが素敵に見えるのか?
今ヒストリカルロマンスを読み漁っている影響もあって、これの時代の上流階級は自分の体に合った服を作る故、自分をいかに素敵に見せるかが工夫できるし。
服はやっぱり自分の体に合っていて、かつよく見えるようにデザインされ、その人の雰囲気に合ったものを着るのが一番!と言うのがこの本を見ているとつくづく思い知らされた。
既製服で満足していたらいつまでたっても自分の「良さ」が引き出されない。
冒頭にもココシャネルが
「ファッションは着飾るものではありません。さすが大御所!ファションの神髄を説いてらっしゃる。
着る物を選ぶことであり、それは自身の生き方を表現するものなのです。」
やっぱり一流ブランドって本当に素敵!!一着も持ってないけど。
シャネル、一回行ってみたいな~
あの百貨店の雰囲気に圧されて店内に足を踏み入れることができない。笑
しかしこの本を見ていると「白の襟とカフスのメイドスタイル」と言うことから
神戸松蔭の制服って実は「メイドさん?!」
http://seifuku-kaitori.com/pecori.jp/?page_id=716
この制服、本当に素敵!!!
ただ、たまに本当に残念な体型の子や野暮ったい子が着ていて残念度マックス!
「おばちゃんが代わりに着てあげよか?」と言いたくなる。
残念な例
http://www.shoin-jhs.ac.jp/schoolinfo/uniform/
よりによってこんな子たちをモデルにしなくても…
まあ、これが標準なんだという一例なんでしょうが…
昔もっとかわいい子いたよね?(ナンノとか…)
本当に素敵なシンプルブラックドレス。
この本、アマゾ×で買おうか真剣に悩んでいる。
ついでに、40’S~の女優さんが活躍した映画のDVDを買おうかとか。
白黒画面だからこそ女優さんの肌の白さとブラックドレスが引き立っているともいえるんだけど。(黒人さんがブラックドレス着ている一枚はやっぱり素敵度が下がる…)
罪深き夜の館で シャロン・ペイジ著
2014年8月13日 読書
失踪した親友のデルを捜すために、「ザ・クラブ」に潜入することになったヒロイン。
同じく妹からのSOSの手紙を受けてインドから戻ってきたデルの兄=ヒーロー。
舞台となる「ザ・クラブ」は上流階級専門の秘密クラブ。一般に男性専門が主流のこの手のクラブに対してここは「夫婦同伴」(もしくは男女ペア)が前提。
と言うわけで、二人でカップルの振りをしながら潜入捜査。
夫婦の性の趣味が「一致」していたらこのクラブ、本当に楽しいんでしょうが一方だけ(主に夫)だけが楽しんでその趣味に妻が付き合わされたとしたら「苦痛」の何物でもない。
これがデルに課された問題で、友人を捜すヒロインのジェイン自身も夫とのセックスをするたびに暴力を振るわれすっかり自信を無くしている状態。
そりゃ、セックスのたびに青あざできるんじゃ萎縮していきますわな。
と言うわけでDVのテーマも密かに忍ばしている本作。
めでたく、ヒーローとのやり取りで「愛」とは?と言う問題を解決し、本来の自立した朗らかで明るいヒロイン本来の性格に戻っていく、と言うことから本当に信頼できる男性を通じて自我を取り戻していく「再生」の話ととってもいいかも。
実はもともとヒロイン、親友の兄にあこがれていた…と言うこともあってあら何のことない
「初恋成就」じゃん!笑
「君が好きだよ」「私もよ」じゃ、結婚しよう! と1~2行で済む話をこれだけ次々作者の
妨害にめげずクリアしましたね、おめでとう!って感じの一冊。
同じく妹からのSOSの手紙を受けてインドから戻ってきたデルの兄=ヒーロー。
舞台となる「ザ・クラブ」は上流階級専門の秘密クラブ。一般に男性専門が主流のこの手のクラブに対してここは「夫婦同伴」(もしくは男女ペア)が前提。
と言うわけで、二人でカップルの振りをしながら潜入捜査。
夫婦の性の趣味が「一致」していたらこのクラブ、本当に楽しいんでしょうが一方だけ(主に夫)だけが楽しんでその趣味に妻が付き合わされたとしたら「苦痛」の何物でもない。
これがデルに課された問題で、友人を捜すヒロインのジェイン自身も夫とのセックスをするたびに暴力を振るわれすっかり自信を無くしている状態。
そりゃ、セックスのたびに青あざできるんじゃ萎縮していきますわな。
と言うわけでDVのテーマも密かに忍ばしている本作。
めでたく、ヒーローとのやり取りで「愛」とは?と言う問題を解決し、本来の自立した朗らかで明るいヒロイン本来の性格に戻っていく、と言うことから本当に信頼できる男性を通じて自我を取り戻していく「再生」の話ととってもいいかも。
実はもともとヒロイン、親友の兄にあこがれていた…と言うこともあってあら何のことない
「初恋成就」じゃん!笑
「君が好きだよ」「私もよ」じゃ、結婚しよう! と1~2行で済む話をこれだけ次々作者の
妨害にめげずクリアしましたね、おめでとう!って感じの一冊。
伯爵の告白 グレース・バローズ著
2014年8月12日 読書
ちっともさっぱり内容が理解できず、真ん中バスン!とショートカットした一冊。笑
まず、この手の大半がそうなんですがまず名前。
例えばジョン・ケネディと言う人がいて、「ジョンは…」ときたら次の行は「ケネディは…」。
ここまでならまだしも、ヒーローは大体身分が高いのでいきなり「失礼、ワシントン伯爵」といきなり?!状態で、あんた誰よ??と登場人物紹介のページを何度めくりなおしたことか。
もう、一つの名前で統一してよ!!頼むよ!!って感じで。
さらい追い打ちをかけるかのごとく、本作異様に親戚が多い家系。
「姪の継父」まで出てきて当然この人もさっきの最低3つは名前があるパターン。
もう、誰が誰だかちっともさっぱり。ここでもうすでに読む気が失せる。世界史の試験かよ!
状態。
因みにヒーローの名前は「デヴリン・セントジャスト」で「ローズクロフト伯爵」。
さらに、これまたヒロインの性格がちっとも。
男性に触れられても一切拒否、抵抗、一切なし。
わからん、舞台がロンドンじゃないから田舎の反応はこうなのか?とヒーローも困惑。
ヒーローが戦争で負った心の傷(人や好きな馬を殺したトラウマ)をヒロインが「母」のような愛で癒していく…と言った展開であってまあその「母」の存在がキーワードでもあるのですが。
どちらかと言えばロマンスものと言うよりある一家の壮大な歴史の一環みたいな感じで。
これをロマンス小説だと思わずに一般小説の2巻目を借りたと言う気持ちなら読めるかも。
訳者あとがきにも『伯爵の求婚』の続編とあり、ウィンダム家は大家族であるため、
登場人物の関係がややわかりにくいと読者の声があったらしく、昨年、著者の公式サイトに簡単な系図が掲載されました、とある。
あとがきに書くなよ…巻頭に掲載されていたらそっち見ながら読んだかも。
そうそう、一向に面白いと思わなかったのは舞踏会やドレスと言った乙女要素が全く出てこずに、毎日の食事と淡々とした馬の世話レベルの「生活」描写ばかりで盛り上がらなかったからかも。
まず、この手の大半がそうなんですがまず名前。
例えばジョン・ケネディと言う人がいて、「ジョンは…」ときたら次の行は「ケネディは…」。
ここまでならまだしも、ヒーローは大体身分が高いのでいきなり「失礼、ワシントン伯爵」といきなり?!状態で、あんた誰よ??と登場人物紹介のページを何度めくりなおしたことか。
もう、一つの名前で統一してよ!!頼むよ!!って感じで。
さらい追い打ちをかけるかのごとく、本作異様に親戚が多い家系。
「姪の継父」まで出てきて当然この人もさっきの最低3つは名前があるパターン。
もう、誰が誰だかちっともさっぱり。ここでもうすでに読む気が失せる。世界史の試験かよ!
状態。
因みにヒーローの名前は「デヴリン・セントジャスト」で「ローズクロフト伯爵」。
さらに、これまたヒロインの性格がちっとも。
男性に触れられても一切拒否、抵抗、一切なし。
わからん、舞台がロンドンじゃないから田舎の反応はこうなのか?とヒーローも困惑。
ヒーローが戦争で負った心の傷(人や好きな馬を殺したトラウマ)をヒロインが「母」のような愛で癒していく…と言った展開であってまあその「母」の存在がキーワードでもあるのですが。
どちらかと言えばロマンスものと言うよりある一家の壮大な歴史の一環みたいな感じで。
これをロマンス小説だと思わずに一般小説の2巻目を借りたと言う気持ちなら読めるかも。
訳者あとがきにも『伯爵の求婚』の続編とあり、ウィンダム家は大家族であるため、
登場人物の関係がややわかりにくいと読者の声があったらしく、昨年、著者の公式サイトに簡単な系図が掲載されました、とある。
あとがきに書くなよ…巻頭に掲載されていたらそっち見ながら読んだかも。
そうそう、一向に面白いと思わなかったのは舞踏会やドレスと言った乙女要素が全く出てこずに、毎日の食事と淡々とした馬の世話レベルの「生活」描写ばかりで盛り上がらなかったからかも。
甘き乙女の香り アナスタシア・ブラック著
2014年8月10日 読書
邦題訳のやる気の無さが示す通り、めっちゃクソ の一冊。
通常、この手の本を借りる時題名はあまり見ず、さっと本を取り出して裏表紙のあらすじに目を通してただの恋愛ものじゃないものを選ぶのですが、これは失敗。
どういうわけか読んでも読んでも一向に物語に集中、没頭できずそれどころか読めば読むほど意味なくイライライライライラ…
ヒロインにもヒーローにも魅力無し、加えてヒロインの母にもイラっと!
他の本でも主役がくそでも、ほかの登場人物に味があって救われることもあるけれど
これは全くナッシング!
最後の方はエロ描写をすっ飛ばして筋だけ拾う。
この手のお楽しみであるエロシーンすら「もういいから!!勝手に二人でやってろ!怒」
と読者に思わせてしまうって。
因みにこの作家さん二人で書いている共作だとか。
それゆえにおさまりが悪いのか単に訳が下手なのか。
どっちにしろ二度と読みたくない一冊。
通常、この手の本を借りる時題名はあまり見ず、さっと本を取り出して裏表紙のあらすじに目を通してただの恋愛ものじゃないものを選ぶのですが、これは失敗。
どういうわけか読んでも読んでも一向に物語に集中、没頭できずそれどころか読めば読むほど意味なくイライライライライラ…
ヒロインにもヒーローにも魅力無し、加えてヒロインの母にもイラっと!
他の本でも主役がくそでも、ほかの登場人物に味があって救われることもあるけれど
これは全くナッシング!
最後の方はエロ描写をすっ飛ばして筋だけ拾う。
この手のお楽しみであるエロシーンすら「もういいから!!勝手に二人でやってろ!怒」
と読者に思わせてしまうって。
因みにこの作家さん二人で書いている共作だとか。
それゆえにおさまりが悪いのか単に訳が下手なのか。
どっちにしろ二度と読みたくない一冊。
愛の旋律を聴かせて ガーレン・フォリー著
2014年8月8日 読書
正直、設定が衝撃的。
と言うのもこの手の作品の女性って大体処女でヒーローにめでたくブレイクスルーされるのがお約束。
ところが本編。良家の子女でありながらあくどい放蕩貴族に見初められたがために
父親を投獄されその借金の返済に苦しめられ、仕事を奪われ…と散々な目に。
更に究極の追い打ちとして債務者監獄の所長にレイプされ処女を失うという…滝汗
え~こんな設定今まで読んだことない~マジで~と。
そして自信喪失のヒロインは高級娼婦と言う仕事に就くことに…
いや~どうすんだ~この先。
大体、娼婦と言う立場でヒーローとどう恋に落ちるんだ??と。
この手は大体純粋無垢の身も心もきれいな女性がお約束の世界故。
とはいうものの密かな陰謀や嫉妬などサスペンス要素もたっぷりでハラハラドキドキ。
しかも後半のヒーローとヒロインの別れもあるし…
ヒーロー、それはあまりにも自分勝手で人の心と言うものをわかっていない振る舞いじゃね?と正直、ヒーローにむかついたんですけどね。
まあ、ハッピーエンドだったのでよしとする。
単調にならずハラハラドキドキでこの手の小説にしたらお奨めの一冊。
ただホント、タイトルにひねりも工夫も無いのはなんででしょう?
タイトルで興味を持ってもらえないって本当に残念。
と言うのもこの手の作品の女性って大体処女でヒーローにめでたくブレイクスルーされるのがお約束。
ところが本編。良家の子女でありながらあくどい放蕩貴族に見初められたがために
父親を投獄されその借金の返済に苦しめられ、仕事を奪われ…と散々な目に。
更に究極の追い打ちとして債務者監獄の所長にレイプされ処女を失うという…滝汗
え~こんな設定今まで読んだことない~マジで~と。
そして自信喪失のヒロインは高級娼婦と言う仕事に就くことに…
いや~どうすんだ~この先。
大体、娼婦と言う立場でヒーローとどう恋に落ちるんだ??と。
この手は大体純粋無垢の身も心もきれいな女性がお約束の世界故。
とはいうものの密かな陰謀や嫉妬などサスペンス要素もたっぷりでハラハラドキドキ。
しかも後半のヒーローとヒロインの別れもあるし…
ヒーロー、それはあまりにも自分勝手で人の心と言うものをわかっていない振る舞いじゃね?と正直、ヒーローにむかついたんですけどね。
まあ、ハッピーエンドだったのでよしとする。
単調にならずハラハラドキドキでこの手の小説にしたらお奨めの一冊。
ただホント、タイトルにひねりも工夫も無いのはなんででしょう?
タイトルで興味を持ってもらえないって本当に残念。
珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る 岡崎琢磨著
2014年8月6日 読書
一冊目は読者をいかにミスリードするかに心を砕いていたようで、その分読みにくかった部分が今作では若干薄らいだ分まだ読めたかな?と言う感じ。
ミステリー部分はまあおいておいて、作者気が付いているかな?
このヒロイン、女性読者から嫌われる要素を持っている人物だと。
きっと男性から見たらこんな聡明な 女性は理想
なんだろうなあ(特に京大みたいに頭がいい人だと)と思うのですが、きっと
女という生き物をわかっていない テンプレで書いてるんですね。
なぜ、女性に嫌われるかと言うと
例えばヒーローと言うにはあまりに間抜けな アオヤマが
自説、仮説を披露するたびに即座に
「全然違うと思います」 と一刀両断!
こんな失礼な女性、同性じゃなくても普通は受け入れられないキャラだと思いますが。
そこに聡明さと言うより思いやりのない残酷な女、冷たい女 像しか浮かんでこない。
本当に聡明であればもっと言い方があるはず。
それを「決め言葉」にしたかったにしろ、
あまりにも他人に対する思いやりが無さ過ぎると思う。
この本が他のレビューを見る限りあまり好意的に受け入れられないのはこういった
ヒロインのキャラ設定に難があるからでは?
ただ文章が下手、ミステリー要素が弱いそんな欠点であれば星の数ほどの本で証明されているのに、読後感にどうしても「後味の悪さ」を残すのはヒロインの性格の悪さ、
からくるのでは?
表紙のイラストからくる「穏やかな女性」とは程遠い「毒」をかなり含んだ女性かと。
男性はきっとこのイラストだけで「騙される」ンだと思う。
いや、きっとこのイラストに騙される男は現実の世界でも女で痛い目に遭うはずだ。
そしてマヌケアオヤマのキャラしかり。
「…んぐぁ」と言うわけのわからない対応。
アオヤマ、お前本当に働いているのか?
それぐらい現実味のない存在になってるぞ。
設定を一からやり直した方がいいような気がするシリーズ。
それでも第三弾が発売されているという…
色々な意味でもっと練ってほしいもんですねえ…
追記
少なくとも客商売であればというより脳みそが若干なりともあれば
「決め台詞」を言う前に一言
「 申し訳ないのですが、その意見に賛同できかねます。」と言うべき。そう「申し訳ないのですが…」の一言が言えないのは、いくら設定が短大卒ですぐに
知人の店を手伝い、継いだという「 社会人としての知識が無い」と言うことかもしれない。
しいて言えば、それは作者自身、京大と言う鼻高々な場所で
人様に頭を下げた経験がない のでは?と
勘ぐるのは失礼か?
京大に逆立ちしても入れない「脳みそが無い人間」が知り得て普段使っている
言葉をご存じないということか?
1986年生まれということだが、この本を一体何歳の時に書いたのか不明だが
小説には作者の経験、生い立ち、思考が反映されて深み、重みをもたせるもの。
一般の人間関係においてビジネス枕詞なんて考えなくても口から勝手に出るもの。
それが出ずに、人の意見をバッサリ切り捨てるそのヒロインの姿勢は
言いかえれば作者の普段の生活が他人を見下げ、バカにしているからことから起因しているのでは?と言ってしまうのは失礼か?
その優越感、上にいる人間特有の臭いが端々に表れているのを読者は敏感に感じ取っているのかもしれない。
ミステリー部分はまあおいておいて、作者気が付いているかな?
このヒロイン、女性読者から嫌われる要素を持っている人物だと。
きっと男性から見たらこんな聡明な 女性は理想
なんだろうなあ(特に京大みたいに頭がいい人だと)と思うのですが、きっと
なぜ、女性に嫌われるかと言うと
例えばヒーローと言うにはあまりに間抜けな アオヤマが
自説、仮説を披露するたびに即座に
「全然違うと思います」 と一刀両断!
こんな失礼な女性、同性じゃなくても普通は受け入れられないキャラだと思いますが。
そこに聡明さと言うより思いやりのない残酷な女、冷たい女 像しか浮かんでこない。
本当に聡明であればもっと言い方があるはず。
それを「決め言葉」にしたかったにしろ、
あまりにも他人に対する思いやりが無さ過ぎると思う。
この本が他のレビューを見る限りあまり好意的に受け入れられないのはこういった
ヒロインのキャラ設定に難があるからでは?
ただ文章が下手、ミステリー要素が弱いそんな欠点であれば星の数ほどの本で証明されているのに、読後感にどうしても「後味の悪さ」を残すのはヒロインの性格の悪さ、
からくるのでは?
表紙のイラストからくる「穏やかな女性」とは程遠い「毒」をかなり含んだ女性かと。
男性はきっとこのイラストだけで「騙される」ンだと思う。
いや、きっとこのイラストに騙される男は現実の世界でも女で痛い目に遭うはずだ。
そしてマヌケアオヤマのキャラしかり。
「…んぐぁ」と言うわけのわからない対応。
アオヤマ、お前本当に働いているのか?
それぐらい現実味のない存在になってるぞ。
設定を一からやり直した方がいいような気がするシリーズ。
それでも第三弾が発売されているという…
色々な意味でもっと練ってほしいもんですねえ…
追記
少なくとも客商売であればというより脳みそが若干なりともあれば
「決め台詞」を言う前に一言
「 申し訳ないのですが、その意見に賛同できかねます。」と言うべき。そう「申し訳ないのですが…」の一言が言えないのは、いくら設定が短大卒ですぐに
知人の店を手伝い、継いだという「 社会人としての知識が無い」と言うことかもしれない。
しいて言えば、それは作者自身、京大と言う鼻高々な場所で
人様に頭を下げた経験がない のでは?と
勘ぐるのは失礼か?
京大に逆立ちしても入れない「脳みそが無い人間」が知り得て普段使っている
言葉をご存じないということか?
1986年生まれということだが、この本を一体何歳の時に書いたのか不明だが
小説には作者の経験、生い立ち、思考が反映されて深み、重みをもたせるもの。
一般の人間関係においてビジネス枕詞なんて考えなくても口から勝手に出るもの。
それが出ずに、人の意見をバッサリ切り捨てるそのヒロインの姿勢は
言いかえれば作者の普段の生活が他人を見下げ、バカにしているからことから起因しているのでは?と言ってしまうのは失礼か?
その優越感、上にいる人間特有の臭いが端々に表れているのを読者は敏感に感じ取っているのかもしれない。
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を 岡崎琢磨著
2014年8月5日 読書
「このミス」の隠し玉として出版された本。(らしい)
なんていうんでしょう…作者さんにはお気の毒なのですが当方よりによって子供が現役の大学生しかも京都在住な為、冒頭からものすごい違和感 を感じつつ読み進めたら、オチのところでその違和感の正体がはっきりしまして。京都の学生の生態を知らないと気にならないのかもしれませんが…
京大法学部を卒業して寺院勤務、って一体何をしているのかな、この作者さん。
本書は一応ミステリーなのでそちらに重きがあるのが当然なのですが、
本書内で一番印象に残ったのがP224~226の「胡内」が語った部分を
引用したいんですが長すぎて割愛。残念。
でも一番言いたかったとこじゃないかな?作者さん。
なんていうんでしょう…作者さんにはお気の毒なのですが当方よりによって子供が現役の大学生しかも京都在住な為、冒頭からものすごい違和感 を感じつつ読み進めたら、オチのところでその違和感の正体がはっきりしまして。京都の学生の生態を知らないと気にならないのかもしれませんが…
京大法学部を卒業して寺院勤務、って一体何をしているのかな、この作者さん。
本書は一応ミステリーなのでそちらに重きがあるのが当然なのですが、
本書内で一番印象に残ったのがP224~226の「胡内」が語った部分を
引用したいんですが長すぎて割愛。残念。
でも一番言いたかったとこじゃないかな?作者さん。
何かしら問題のある人を受け入れるだけならまだしも、
そのままでいいよと肯定してしまうようなまねは、ややもすると本人を甘やかし、
開き直らせ、かえってその人をダメにするケースもある、と。