題名借り。
偶然神戸を舞台にした話でした。
夫と死別した未亡人が結婚相談所にて相手を探す話なんですが、
文章がかなり平坦で一瞬「結婚相談所のPR的、レポートを小説風にまとめただけ?」と思っていたのですがそうではなく多分、体験談を小説にまとめたのかと。(出版社が自費出版の会社だから)

ただ、男の簡易履歴と人となりが書かれているのですが
ロクな男がいね~な
と言うのが正直な感想。
事実、文中にも
「あんなとこに登録する男はみんな、いまいちよ。
本当にいい男なら、自分で相手を探すって。」

と。

最後は「結婚詐欺」まがいな男と裁判になりそうになるぐらいにもめるし…
しかも。
一番酷な、と思ったのはこの結婚相談所が「手癖の悪い男」と分かっていても
除名せず、どんどん別の人を紹介したりするとこ。
別に登録するのに 正真正銘の誠実な人ばかりでなくてもいいし
ベストマッチングの考慮 を業者がしてくれるわけでもない。

業者はどんどん入会してくれて、成立したら金が入るから下手な鉄砲撃ちまくり と言う図が見えた。

結局、主人公は別の紹介所に入って、一人目で決めてしまうという…
歳の差、12~3という…
「すぐ、介護に入って、遺産もらえる…」と妙に打算的な女に思えて仕方なかった。←年を取ったらそうなるのかなあ…
「詐欺もどき」でもめた男ともイマイチ人間性にピンとこないくせに
「財産、これだけあります」と言われたら「決断に悩むなあ…」とか。
後少ない人生だからこそ、人間性に優れた人を選ぶものかと思っていただけに
「住んでいるマンションに魅かれた…」という物質主義には共感できないまま終了。
でも、やっぱり現役時代は「亭主元気で留守がいい」で
退職後は「ぽっくり逝って、がっぽり遺族年金」が理想かもねえ…
あれ????
なんで、デビュー作の焼き直し(主人公の性格、スクールカースト、親友が他の子と仲良くなったことでやきもちetc.)
をいまさら???って感じ。

この一作だけ を読んだら「面白い」と言う感想が生じると思うけど
デビュー作から読んでいる者からしたら「あれだけ毒を含んだ作品を書きまくっている人が、なぜにこんな  穏やかな作品を?」と。

才能の枯渇が生じ始めたんですか???
返却棚に置いてあって「あれ、どっかで見たタイトル…」と。
映画化されてましたっけ?
確か癌になったお医者さんの話…と思ってましたが
普通に健康体のお医者さんの話でした。笑

ただ、読み始めて「変な文体だなあ…細君だって…一体いつの時代の話?」と
戸惑っていたら夏目漱石の「草枕」の影響だとか…
おかげで普段からの喋り方もえらく文語調ゆえ「変人」扱いされている。

うちの母親も高校生の時に漱石にどっぷりはまり、
教師(私の時代では校長先生に昇格)を論破した挙句
センセイから「君の年齢で漱石を理解するのはまだ早い」とかなんとか言われた~と自慢しておりました。
そうか、漱石ファン=変人 は常識なんですね。笑

で、この奇妙な文体に加え、表紙のイラストから京大卒の某作家の「真似?」と。

しかも奥付に「宣伝 販売 制作企画 資材 編集」と普段目にしない文字(名前)がずらりと。
はは~~売る気満々 ですな。
本当の実力が0であっても、これだけプロの加工 の手が加わったら
そりゃ、売れる商品になるわな~~~

医者が書いた小説=海堂某 の二番煎じも狙いましたか??


といった感じで、いろんな作品のキリバリに思えるんですが…
一瞬良い事書いてるな~ときらりと光るのに、加工の結果
「どこにでもある、単純にお涙頂戴」を計算されているような気にさせられる。
惜しいねえ…
これだったら「医療監修」に徹して文章が上手な人に書いてもらった方が
良いんじゃないですか?
本書は今まではキャルだけの一人称語りから、ニコとのツートップ一人称語り(?)に変わってます。
そりゃそ~~でしょう。
グダグダして結果を出すことをしぶっている人に船頭はできませんから。
本来なら主役をはれる人が、サブキャラに甘んじた結果が前巻までとしたら
本領発揮でぐいぐい話を引っ張り展開を進めてくれている感じ。

と言うのは冗談としても、今回の話の展開上二人の視点から見ないと
話しが進まない。
明らかに、前回までと作者の意識とか構成が変わったな、と感じる。
原作者の方の編集さんがこの作家さんにも力を入れてアドバイスをするようになったのかも。笑

というわけで、展開もスピーディだったため一日で読み終わった。

図書館も開館したし、やっとこのシリーズから卒業できる!!
今回はキャル君の童貞喪失&本命に別れを告げられる編。
そりゃそ~でしょ。
「純粋な人間とHして、子供も化け物(の遺伝を持ったら)になったら…」
と逃げ腰&弱腰で
挙句の果て、ウマズメ体質の人狼とやっちゃったらねえ…
男にとっては理想だよね。
「生出し」しても妊娠しない(人外であっても)異性とHするのって。
結局、このキャル君と言う主人公、本来ある主人公の属性から外れている気が。
ピンチは常に「優しく強いお兄ちゃん」の助けがあり、守られている。
まあ、確かにゲートを操れるようになったんだけど、人狼や人外の者が
匂いを嗅いだだけで不快感を覚える最悪&最強の「オーフィー」とのハーフとは思えないヘタレっぷり。
兄の「ニコ」の方が主人公としての属性を持っている気がするんですが。
それなのにこれが人気、ってのはある意味「イラスト」に騙されている気がする。

そもそも牧神の「ロビン・グッドフェロー」の髪がなぜにストレート?
って言う違和感は一巻目から。
人外からも「そこの、くせ毛」と呼ばれるように「羊」らしくもっとグリングリンのイメージ。

で、今回も読みにくいのは相変わらずで(それでも一巻よりはましかな?)
一巻が「ミカンを貰った。食えるかこんなもん!」とすると
今回は「隣のババアにミカンを貰ったが、ものスゲー極彩色。
健康オタクの兄貴は「残せず食え!」っていうけどよ。
ちくしょう!食えるか!」とします。

でも本来きちんとしていたら
「隣のババアにミカンを貰ったが、カビでものすげ~色になってるし
これ喰えるの?触ってもぶよぶよしているんだぜ!」
と言った風に「カビが生えて腐りつつあり食べれたもんじゃない」的な
表現があってこそ「なぜ食べれないのか」に繋がると思うのですが。
もういきなり「極彩色」的な表現がぽこっと現れるので、意味不明。
今バーで飲んでいたかと思うといきなり戦闘しているし…
え、数行前にそんな「予告」ありました??ってぐらいに唐突すぎ!

そうそう、一人称で書かれている「弊害」(柚木さんの本で「下手くそが一人称で小説書いたら、自滅する」とありましたが)
が随所に。

例えばP330

「グッドフェローが短剣を二本だし、
後の二人が喉に刃を受けて倒れた。
ロビンの首筋に向かって血が吹き出し、赤いしずくがニコの手にしたたる。
セラグリオが銃口をロビンの頭に向け、引き金を引き始めた。


上記の「グッドフェロー」と「ロビン」は同一人物です。
なのに、この数行だけで呼称がコロコロ変わって書かれている。
これだけならまだしも、「牧神」とかその他にもイヤミや皮肉を言う時には様々な呼称で一人の人物を指すので=それも例によって唐突に。

ロビン=グッドフェローを山田太郎に置き換えて
山田 が短剣を二本だし、
後の二人が喉に刃を受けて倒れた
太郎 の首筋に向かって血が吹き出し…」となります。
せめてこの戦いのシーンが終わるまで一つの呼称で統一しませんか???

山田太郎と言えば『ドカベ×』。
なので随所に「や~~~~まだ」とか「おにいちゃ~~ん」とか
呼ばれて、例えばイワキがイヤミで「おにいちゃ~~ん」なんて呼んでも
え?サチコが言ったの?このセリフ?って感じ。←すでにここで知らない人にはち~~~っともわからないことになっているはず。
それぐらい「これぐらいの事はしっているよね?」って感じで話がすすめられるんですね~この本。

それと
ロビンの首筋に向かって血が吹き出し

とありますが普通書くなら
ロビンの首筋 から  血が吹き出し

の方が日本語としては読みやすくないですか??????
これじゃ、他人の血がロビンの首に飛んで流れたぽくない?
てか、なんで血が噴き出したの?と意味不明。
誰に襲われたから損傷したのかの説明が無い。

持って回した言い回しをしすぎるので肝心な表現が欠落している。
これ、原作者が悪いの?それとも翻訳者が「忠実」に訳しているだけなの?と。
せめて、もう少し異文化に対する注釈を入れる、表現がくどい場合など
手を入れてくれてもいいんじゃないのか、と。

しかもあとがきに「いつも丹念に原稿をチェックしてくださる中央公論社の皆様」と多数の手が加わっていて「これ?」って感じ。
どこをチェックしてるんですか???って感じ。
もっと読みやすいスムーズな訳を心がけてほしいもんです。

さあ、次巻もあら探しの為にも苦痛を感じつつも読むとすっか。
正直だんだんこのシリーズを読むのが苦痛…
(図書館が館内整理の為閉館中ゆえに読む本が手元にないから仕方なく読んでいる次第。開館していたら前作で返却している)

前作よりは若干文章も細かい描写が増えて少しは読みやすくなったものの
例えば前作が
「ミカンを貰った」程度の文章だとして
今回は
「ミカンを隣のババアにもらった。
けどよ、腐ってやがんの。こんなもんくれるなよ。畜生!
腹立つことに、あのくそ兄貴が『健康のためだ、食べろ全部!』
何て言いやがるしよ。くそったれ。食えるか、こんなもん!」
てな感じで、一冊丸々一人称で苦痛なうえ、皮肉&イヤミ(?)
的な掛け合いが延々と続きます。
麗しの兄弟愛で「じゃれているのが、ほほえましいんじゃないですか!」と
ファンなら魅かれるポイントなんでしょうが、ノーマルなおばちゃんには
無理です。はい、これが「いい!」と思えるからこそ例の「腐」という
文字が付けられた女子に分類されちゃうんでしょうねえ…
なんとなく、わかるわ…「腐」で片付けられる意味が。

多分、10代とかぶっちゃけですがホンマモンの男と交わった事の無い女性なら
主人公の「キャル」のヘタレ振り、すねっぷりが「かわい~」とか
「そこがいいんじゃない!!」と延々と「良さを語る会」が開けると思いますが
現実のゲートを開けた人間には無理です。
乙女たちよ、延々と処女のゲートを閉じたまま一生を終えてください。毒

一人称ゆえに一体誰のセリフなのか判断が付きにくく、
展開も描写が大まかなのでいきなり飛ぶ感じがするし、
皮肉の掛け合いにも疲れるし、キャラに愛情が持てない限り、
読むことは苦痛です。このシリーズ。

チビ毛玉だけが唯一の救い、ってのもどうかと…
なんですかこれは????
おもいっきり、翻訳版ラノベでしたよ。マジで…呆

魔物と人間のハーフ。魔物に追われて逃亡生活…
そして魔界のゲートのカギとしての存在…
と『ベルセル×』を思わすようなダークファンタジー?と
おもいきや(あの、悲壮感&絶望感には正直打ちのめされました…)
あれよあれよという間に戦い終了!って感じ。
「俺は闘った。頑張った。そして勝った!」そんな数行で終わらせる!!
って感じのノリで…
これが女性作家の限界なのかもしれない。
戦闘描写にページを割かず、なんとなくそんな感じ~~てお茶を濁す分
BL?と間違われそうなイラスト同様「兄弟愛」「男同士の友情(?)」的な
部分に重きを置いた感じ?

小説の中身を楽しむのではなく、登場人物の関係&やり取りを楽しむって感じでした。
翻訳本に有りがちな、堅苦しさもあってなかなか小説の舞台に溶け込めませんでした。この分野になじみのある人はす~~~っとその世界観に入れるんでしょうが、世界観が全くない人間には文章だけでは敵の造形すらも想像が付かず、
「あれ?あんだけ苦労して逃げ回っていたのに…」と消化不良は否めません。
この本を置いていたら次男が

「お母さん、フ女子や!!!!」と。
「はあ?フ女子ってフが『腐る』って書くあの女子??なんで?」
「だって、このイラストいかにもBLやんか!!」
「BLって…汗  これは『兄弟』だから!!」

という事で、私も背表紙のイラストで借りたからあんまり偉そうに言えない。笑

内容は翻訳もので、かつ現代のダークファンタジー????
上巻ではまだ話が全然見えてこないので、一体どうなるのか不明。
ただ、自分たちが頭の中に持っている「妖精」とかファンタジーの登場人物がこの話ではどこまでも「不気味」な存在の様な描写。
私的イメージは「カマキリ」と言った昆虫系を浮かべて読んでます。

さて、下巻ではどうなりますやら…
背表紙に「このミス大賞」の文字が付いていたので借りた。

う~~ん、前半読むたびに睡魔が…
中盤からやっとなんとか中断の回数が減って読み終わることができた感じ。
正直、スッキリした読後感はありません。
「え~~普段あれだけ忙しいのに、ターゲットについて調べるのは
時間的に無理じゃないの?」と突っ込んではいけないんでしょうが…
で、死神の正体もそれなりの描写で「ああ、こいつか」とわかる
(わざとなのかな?それこそ「死亡フラグ」って感じで、
犯人の描写は唐突に詳細に述べられる、みたいな)
犯人当てではなく、その過程を楽しむ本だと思えばいいのかもしれない。

ただ、妊婦がどうして「そこ」にいたのか、って言う描写は無いのは
カットしすぎじゃないですか?
あと、贋作小説家がそれを書いた経歴とか。
う~~ん、結構「無理」な事を勢いでごまかして書いている気がしました。
鳥居の形の違い、神様の違いなどかなり基本から網羅されており
薄い本を数冊買うより、これ一冊あれば相当知識は得られると思うので
もし買うならこれを押さえたいと思います。
冒頭の「好きな人を振り向かせたいなら『6つの基本法則』をばっちり押さえる」
というテストが6問ありまして、うち5問正解したのに
未だに「振り向いてもらってない」私って…

ちなみに外したのは
最初のデートにピッタリなのはどちらでしょう?
A 緑豊かな公園でのんびり散歩
B 遊園地でジェットコースター&お化け屋敷


正解はBで「ドキドキの勘違い」=要は吊り橋の法則ですね~
私は基本、遊園地と言うかジェットコースターに乗るという思考が無いので
Aでしょ!って感じだったんですが。
スリルのある乗り物に乗って「キャ~キャ~」言っているのってあんまり
綺麗な姿とは思えないんだけどなあ…最初ぐらい猫を被らしてくれ!
と思うのですが…
正直、読んでいて「男と付き合うのにこんなめんどくせー会話をしなければならんのか…」というのが第一印象。
殆どの女子が多分、飲み会でやっている「会話」のほぼ全部が「ダメ!」と言われている感じ。
「じゃ、何をこっちから喋ればいいんだ?喋れないじゃん!」と思っていたら
何のことない
「ただ男が喋るのを黙って聞いておけ」てな感じ…

なめてんのか?
しょ~もない、男の自慢話をひたすら黙って聞いて、こちらの意見は一切口を挟まず。そしたら男は「いい子だな~」って思うって…

著者は東大卒なのでこの男の周辺レベルはこんなタイプでOKなのかもしれないけど、じゃ、年収200万台レベルの男もこんなことを望んでいるのか?って。

先日の合コン見学会の後も、どうも女子の方から「どこそこに行きましょう!」と声をかけてくれたところだけがデートに持ち込み、男がぐずぐずしている方は
ワリオ=アンジェラ父が「はっきりせんかい!!!怒」とイラつくぐらいだから
この本に書かれているように「男の主導を!」ってのは「高い男を捕まえて、
後は楽をするためならこれぐらいのめんどくささは目をつぶる!!」って気持ちで実践しないと後あと痛い目に遭うと思う。

「え、黙って僕の云う事を聞いてくれているだけの子だと思っていたら、
反論した。ありえない。別れよう」って平気で言うと思う。
先日読んだ本でもこんな「1か2」しかない思考能力の男が弁護士として書かれていたっけ。

確かに人が喋っているのをさえぎったり、自分の事ばかりしか喋らないのは楽しくないから「会話」としてありえないけど、逆に言えば「男」にだって当てはまる気がするんだけどなあ…

なんか書かれている視点が「男が女を評価している=見下している=選んでいる」図にしか思えないんだけど。
なに、卑屈になってんの!今時の女子!
ひとところ流行った「願いをかなえる」系といいましょうか。
願望は書くと叶う、願望を文字にするとより一層具体的に考えることにより
幸運が近づいた時にすぐに行動を取れる、そんな系。

日記は先日もここで書いたように、小学生の頃から紙ベースでは書いてました。
全然、進歩が無くて笑えるんですが、やっぱりその日一日の出来事や感じた事、
考えた事を文字にして吐き出すってことは精神的に大切かと。
現在は三年日記を使用してますが、なんせ4~5ぎょうしかスペースが無いので
その日の備忘帳替わりになり自分であれこれ考えた事、思ったことを書くスペースが無いのであんまり意味が無い気がします。
読み返しても全然面白くないしね。マジで。
それが独身の時のだと、ほんと、毎日色々あったんだ~(すでに忘れている出来事とかが書かれてあって「へ~~」な世界)と。
私も普通のノートにが~~~~~~~っと書いてました。
ヘタに分厚いいかにも「日記帳」よりもノートの方が書きやすいと思う。
学生なら勉強机の中に紛れ込ませていたら親とかに見つかる確率も少ないだろうし。

さて、本書では「朝晩2回書く」「筆記用具にもこだわる」と注釈が書かれていますが、要は朝書くことにより「今日は、こんな一日にしたい!」と目標を立て、晩には「今日の反省、ただしマイナスなことは書かない」など思考を常に前向きにしたものしか残さないようにするうちに、普段の行動もそのようになっていく、要は暗示の訓練かと。
けれど生活をしていると不満&愚痴は出てくるので、別の部分にが~~~ッと書く。ページ(ノートを)使い分ける、って感じですかね?

というのも、読んだことは読んだのになぜか文字が頭の中に入ってこなかったんですね。
もう少し理論的に箇条書きで書いて欲しい。
結局は書くことにより自分の考えを常に整理でき、ポジティブシンキングの習慣付けってことは読み取れたんですが。
なんでかな~
もうこの年齢では今更日記を書いたところで10代20代の様に「こうしたい」
「ああしたい」って前向きに考えることもないからかな?

自分の内面を見つめるという習慣はやっぱり若いうちにしとくべきですね~
誰に見せるものでもない物、ってことで大きな理想、素敵な出来事、夢見る夢子さんで終わらせないように具体的にそうなるにはどうすべきかを追求する機会として。

それと、若いうちから文章を書くことに慣れていたら後あと楽だし。
今、英語に行っていて思うのは常に「I~」という「私は、私が」で始まる文を書く上で「自分」の考えを常に持たないといけない。
これが日本語思考になっちゃうと「だれだれさんがね~」「聞いた話だけどね~」と常に曖昧。常に流されている人になる。
こんなんで就職試験に挑むなんて結構つらいかも。
今まで散々流され思考で生きてきたのにね。
他人から見たら「何あの人、めっちゃ自信家」なんて陰口をたたかれることがあるかもしれませんが「生き残り」たかったらそれぐらいしてもいいと思います。
自分の考えも述べれない人に誰も意見を聞こうと思いませんから。

でも、一旦家庭に入ってパートに出ちゃうと「自分」を持っている人より
常に流されて人に合わせる人の方が評価が高い、ってのが実情なので
一度高い目標を持った人生を選んだなら、
最後まで行くとこまで行っちゃった方が良いと最近特に思う。
大変失礼なんですが、こんなふんわかしたイラストを描く方なので
「好きで描いていたら…」系かと思っていたら
なんと!一級建築士の資格をお持ちとは!!(めっちゃ失礼ですね~)

残念ながら書かれている内容を「実践しよう!」とか印象に残るエピソードは無かったけど、絵が脱力系なのでその存在がいいね~って感じです。
今までいくつか神社に行きましたが、こんなにラブリーな狛犬&獅子がいたことに気が付かなかったなんて…
くやし~って感じです。

ちなみに向かって右が「獅子」で口を開けてます。
向かって左の口を閉じていてかつ「角がある」のが「狛犬」と言うそうで。

「あ~~~角がある~~」と今回初めて気が付きました。

さらに、年代を経て角ではなく「宝珠」を乗せたり、
子どもと一緒とか逆さになっていたりとバリエーションも豊かになったとか。

今度神社に言ったら獅子&狛犬も写真に撮りたいと思います。
あれ?読んだことあるわ~と冒頭あたりで気が付き本をひっくり返したら案の上
本書は2008年10月に刊行された
『関西人の取扱説明書』を改題の上、再編集したものです。

とのこと。

http://75552.diarynote.jp/201212140754586562/
読んでましたんで。

題名替えて中身ほぼ一緒ってなんかずるくない?
そこが関西人(主に大阪人)の商売のせこさに繋がる?ってこと?
先日読んだ『母の遺産』の作中において一刻も早く死んで欲しい母
のモデルになった人が書いた本。汗

あんな風に「 実の娘」に「死んで 」と切望される人自身はどんな人なんだろう?と興味を持ったのがきっかけ。

ですが、数ページ読んだだけで「自分史?思い出語り?」と単調さについて行けず途中放棄。
う~~ん。自分も年なんで、以前の様に面白くない物を読み続ける「体力&気力」がことごとく流出している気が。

以前、筆力&魅力のあった作家が後年失速している作品に付き合うよりも
今時の若手の勢いのある本を読む方がたとえ文章が下手でも「面白い!」と
思える気がしてきた。
ちなみにこの人はこの本一冊だけのようですが。
久しぶりに「駄作」ホームランの一冊。

村山某を読みまして、「別に直接表現で性を表現しなくても、くらくらするものを書ける人もいる」という事で久しぶりに借りてみたんですよ。

元々少女小説(=コバル×)でファンになってもうそりゃ「恋する乙女」じゃないけど「くらくら」させてもらったもんです。
その後、歴史をベースに一般に移行しその中でも『ブルボンの封印』とか一気にその世界を楽しませてもらいましたとも!
で、フランス革命あたりの本がバンバン出て…
なのに、これ…
色っぽいと言えば『オデパン』とかも楽しめたのに…

本作ではもうおもいっきり「手抜き」と言いましょうが
「あなたはフランス歴史以外の小説、特に現代日本に舞台が移ったら
て~~~んでおもしろくないですね~~~~」って感じ。

日本を舞台にハーレクイ×を書いてください!って言われて、
適当に書きましたか?????????

まず、設定等が「ありえな過ぎ」て突っ込みどころ満載!

正社員でもなく派遣でもなく、ましてや契約にもなっていない「試用期間」
の女が受付しただけの主要取引先の重役にいきなりメールする???
越権行為すぎ!
相手の男もこれまたご都合で披露宴会場で一瞬見ただけの女を覚えてる??
社長のイス取りゲームの最中にスキャンダルの可能性があるのに女作る???
女の方も30歳という年齢も顧みず、不倫する???
しかも初めてのエッチの時に「一時間しかない」とか言われるような関係に「愛」を求める????????

「はあああああ~~ばっかじゃね~のこの勘違い女!」って感じで
イライライライライライライラ~~~~~~~~~~~~~~~
ともうバカらしくて斜め読み。
主人公の女に全く「共感」できずに終わった。

まあ、これだけレベルの低いのが出版できたのって案の上「描き下ろし」だからこそ。
「ベテランのセンセイが久しぶりに出したら、どんな
駄作 作品でも売れるだろう」的なもんが見え見え。
お金出す価値一切なしの一冊でした。

もうちょっと真面目に書いてね。読む方の時間がもったいないってことも頭に入れといて。
散歩がてら(今日は暑かった!!)ブックオ×まで歩いて行ったら
『エマ』(全巻そろえた)でファンになった森先生の本が有ったのでゲット!

これは「文字で読む」と言うより「画で語る」タイプ。
全て文字で表現するのではなく、例えば「愛してる」という言葉を直接表現せずに「目」や「表情」で表すタイプなのでその読みが浅い人には「なんのことかさぱ~~り」かと。
特に女性の方が理解しやすいかも。(この本って青年誌発表&掲載????)

3巻目はスミスさんがメインになっているけれど、個人的には若夫婦の生活と言うか関係中心の方がいいんだけどなあ…
8歳年下の旦那さん。12歳とは思えない冷静さが好きです!!笑


さあ、4巻目以降もお安くゲットできたらうれしいな~~
(官能)短編小説集

う~~~~ん。痛々しいというか…
相手が必死になって嘗めて(咥えて)くれているというのに
こちらはされればされるほど乾いて(萎えて)くる、そんな感じ。
「もう、今日は無理にHしなくてもいいよ。」と声をかけたくなるというか…

児童文学作家が一般向けに脱皮を図る時も相当「違和感」があって
「何も無理にジャンルを変えなくても…」と感じるのと似ている。
もうすでに「先発隊」は存在しているのだから、わざわざ後発で
「イマイチ…」評価を受けなくても得意分野で頑張ったらいいじゃない、
と声をかけたくなる。

『ダブルファンタジー』で「女にも性欲があるんです!!」と発表したもののどこか「優等生」の殻が破りきれず不完全燃焼にも似た中途半端さがあったのに
比べて本作は「吹っ切れ感=何か、文句ある?」って潔さがある気はしましたが。

でもね、読んでも読んでも「濡れてきません」。
もしくは「ニヤニヤ」もしてきません。

有川さんのベタ甘の恋愛もんを読んだ後「ニヤニヤ」します。
そして「できたら私も××と…」と空想します。
この××に当てはめられるのは「夫」とか「彼氏」もしくは「元彼」など
人様々だと思うけど、結局は「一番好きな誰かとこんな風に…」と
思えるのが「恋愛小説」の醍醐味じゃないですか?
一方、性描写があったとしても同様に「私も××とこんな風にいちゃいちゃ…」と
濡れてくる様なのをやっぱり読者としては求めたいじゃないですか。
それが、方向転換の過渡期にあるのかもしかしたらこの作者の限界なのかどうかはまだ不明ですが「濡れて」も来ない本なんてジャンル的にはどうかと。

「私の書く本はそんな濡れる事前提では無く、あくまでも文学 です!そんな下品な事、言わないで頂戴!!!(怒)」とヒステリックに怒られそうですけどね。
そう、どこか「優等生」の顔が見え隠れして疲れる。

昔、映画『メインテーマ』で
ひろ子「セクシーになるってどういう事ですか?」
かおり「頭の中を、からっぽにすることよ」
と言うセリフがありましたが
当時はわかりませんでしたが、「なるほどな」と
今になると理解できます。


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