正直、作者がどこまで「真剣に」書いているのかなあ…と不安と不信を抱く一冊と言うのは冗談で、要は同姓同名の他人さんが書いていると割り切ればOK。

けど、「素」でミヤベユキと言う人物と接するとしたらかなり
「うっとうしい、面倒な女」と言うイメージ。
今更の本ですが、実は読んだことなかったんですね~~

「断捨離」の言葉を聞いたのはお隣が引っ越すときに奥さんが『旦那からこの本を読めって…』と言われた時、「断捨離??それってお米の種類?」と思ったもんです。(だんシャリ、って感じで)

まあ、その言葉を聞く以前にすでに不用品はバンバンリサイクルショップに放出していたんですが、さらに加速したのは言うまでもなく。
一番最初に放出したのが、結婚当時に母親に無理やり持たされた食器や結婚式の引き出物など「自分の趣味とは違うもの」だったはず。
定価で言えば10万円分ぐらいになりそうなものがたった数千円にしかならなくてショックでしたね~~
そこで食器棚はスッキリしたのに、最近また実家の引っ越しに伴いあれこれと
我が家に色々なものが持ち込まれたため、イケ×に行った時に食器を見ていたら旦那に「今ある、食器を何とかしてから買え!」と怒られた。
多分、実家から来た食器は使わないだろうなあ…
今時、丸い大皿なんかねえ…

服も今残っているのはここ最近に買ったものしかない。
けれど、先日実家のマンションに行ったら私が捨てたはずの服を母親がもっていてビックリ。
「だって、これ、物はいいんだから…」ってアンタ…
それ、全然似合ってないからどう見ても「ヨゴレ」もしくは「乞食」と人は言うなり…って感じでがっくり。
別の本の「似合わない服を着ていると、他人に不快感を与える」ってのはまさにこのことか!!!!!ってぐらいに悲惨だった。(レベルが違うか…)
仕事辞めたらこんなにも服装にかまわなくなるのか?というか、ある種の母の
「老い」を見た気がしました。

自分の心が部屋の相(かたち)に表れる

と言う一文があったのですが、実家はまさにその通り!って感じでした。
せっかくの新築マンションになのに、古いというか整理しきれてない「物」であふれかえっていて統一感が感じられず、もう「残念!」の極致でしたね。
ということで、この本は私が読むより実家の親に読んでもらいたい。
まあ、無理でしょうけどね。

実際、物なんかなくても生きていけるのにねえ。
著者自身が 第一印象は7秒で決まってしまうと書いてあるのに
この表紙を見て だれがカラーパーソナルの本 と最初に思うのかな?と。
題名と装丁だけではむしろビジネス啓蒙書 的な印象をもたれると思うので、そういった意味では読者に手に取ってもらう手段としては失敗 の部類に入ると思います。
これの売り上げが伸びなかったとしたら完全に「題名の付け方」&「装丁のリサーチ不足」を私なら挙げるだろう。

というわけで、カラーパーソナルの本だったんですね~~
カラーパーソナルの本、として見たらこれは いいと思います。
なので、余計に「惜しいな…」と思ったわけで。

自分が「サマー」に分類されているのですがやっぱりしっくりこない、ウインターの濃いい色に魅かれるんですね。
けれど、この本では4種類に分けるのではなく12種類に分けるのでさらにしっくりくる色を見つけることができます。
数人で判断を受けた時4つのシーズンの内3つまで該当する方がいらっしゃって。
この分類法ならもう少し絞れた判断ができるかと、と経験を通して感じました。

あと、「体型」等も考慮した「マジックスタイル」と言う判断法が載ってまして。
今までだと「サマーはエレガント」とひとくくりにされていたのですが、人によっては「クラッシックタイプ」に該当する人も出てくるかも。
ただ、やっぱり私の場合はここでも「エレガント」に分類されまして…
う~~ん、今後ユニ黒は封印した方がいいのかなあ…とか。
ナチュラル系も普段楽そうだけど、ただの「ダレた人」に見られるかも…とか。
エレガントの説明では「スポーティな服装は無理をしているように見えたり…」とあるので「ジャージが似合わない」と次男からも指摘を受けているのも理にかなっているのかも。
スカートやワンピで庭仕事や掃除をしろと!?って感じですが。
エレガントに分類されるとこれが困る。そういったことでも似合うブランド無いのかな?

似合う服を着ると周囲からも好意的に見られる一方、そうでない場合は違和感を持たれて周りを不愉快にすらさせる…
例としてアマミユウキさんがエレガントを着ても「?」で、黒木ヒトミさんが
逆にかっちりとしたスーツを着ても「…」になるように。
黒木さんと言えば今回のドラマ『おトめさん』で
かなり違和感のある全く似合っていない衣装
ず~~~~~~~~~っと着てましたね。
あれ、わざとですか??ってぐらい
顔色を悪く見せる色ばかり着て ました。
色を勉強した人なら「うんざり」したのでは?

ブルベの彼女に究極のイエベの服のオンパレード。
一方であれだけ「似合わない服」を着せたのは
一見幸せそうで、そこそこの値段の服を着て「奥さま」をしているのに、
実はちぐはぐ
という演出だったのかな?とも。
ラストの嫁姑のセリフが見事にかみ合ってない話題 で終わったように。

スタイリストさんの真の意見を聞いてみたいぐらいでした。
それぐらい、色って結構重要なファクターだという証明的なドラマでした。

この本、アマゾ×で買おうとしたら中古しかなくそれも定価より高いものしかなかったので、あきらめましたが、残念。

1982年生まれの男性が書いた本。
読んでいて、「一体どこの国の話だろう…」と感じるぐらいに「背筋が伸びた」
文化について書かれています。笑
茶道を通じでこれだけ奥深い事が感じられるのであれば、逆を言えばやっていないから今の自己中心文化がはびこっているという事に他ならない。
ならばいっそのこと柔道&剣道を学校教育に取り入れるよりも先に茶道&華道を
取り入れた方が「精神」に通じるものが早い気がする。
体を使うものはどうしても「勝たねばならぬ」が先に来て本来の「精神」が疎かになる。その結果が「体罰」や「補助金を飲み食いに使いこんでも全然平気」的風潮&思想を持たせる。
ならば自己に向き合う時間が長いこちらの方がいいのでは。
ただ、これをしたら「着物」「器」「掛け軸」と言ったものにどうしてもお金を使って競う馬鹿者がどうしても出てくる弊害もあるだろうなあ…
自己を律して、ってことができない人は何をやってもダメってことかあ…

でも、本当に茶道の精神を取り入れたら「自分事より人の事を思いやる」精神がきっと培われるのになあ…
その一方で「手順」とか「しきたり」ばかりにこだわる頭の固い人間的に未熟な先生に最初に当たったら悲惨だろうな…
その「奥」にある物を感じ取って伝えることのできる先生の育成がまず大事か。
となると柔剣道、の世界と似たもんかあ…

「道」と付く世界はどうしても狭いから、逆に「自分たちが良ければそれでよし」の風潮がむしろ強くなる気がする。
読みました

2007年発行なので今読むと「すでにどこかで読んだような知識」と言った感じがします。
自宅の風呂に「よもぎ」「ニンニク」「唐辛子」「豆乳」を入れてデトックスを勧められてもなんとなくその後の「掃除」の事を考えたら躊躇するので、
週一回、銭湯もしくはスーパー銭湯を利用する方が韓国そのものに行くよりも、
風呂釜のメンテナンスを考えるより安上がりの気がする。
眺めました
今回から借りるテーマは「教養」笑

ヘアカラーを変えたからそれに伴うメイクの研究しようと借りた一冊。
しかし、表紙の写真の様に「眉毛の色が濃い」い人間が他のパーツもはっきりしている場合はいいけれど、眉だけ濃いい場合はどうすれば??
薄い人は当然書き足せばいい。
剃って、切ってしてもそれでも顔の中で眉が自己主張しているのはどう改善したらいいのやら…
眉毛に負けない位アイメイクをバチッ!と決めればいいんだろうけど、塗る面積が少ないとそれも…
特にマスカラは時間がたつと下がってきて、余計に悲惨。
表紙のモデルさんでも感じるけど、フルメイクすると昔のメイクに見えちゃうんだよなあ…
題名だけで借りた本シリーズ最終。

副題に「花街」とあるけれど肩ぐるしいしきたりとか掟に縛られたような話ではなく、簡単に言えば若い子が「バイトでキャバしてた~」とあっさり言える感じで「昔、芸者をしてました」的な要素の人間が登場するだけ。

たまにお!っと思う表現が有ったり
好奇の視線が作り上げた虚像は、どこか見る人自身を物語る。

する一方で、独特な表現がある割に注釈が無い不親切さを感じたり、
唐突な文章が出てきて「これは一体誰に向かって発した言葉であり、誰のセリフ?」と戸惑うことが多々あった。

例えて言うなら「結構独特な食材を使って、丁寧にダシも取って繊細な調理法を使っている割に、食べたら印象が残らず『あれ?どんな料理だったけ?』と食べ終わった途端に思うような料理。おいしい、とは思うけれど何かが足りない。
イマイチインパクトに欠ける」そんな作品集。

短編って一つの作品の中に起承転結がきっちり収まって読み終わった途端に
「ああ、そうかあ~」と余韻に浸れるものがいい。
これは読みながら何かを感じつつあるのにそれがはっきりした形になる前に終わってしまった感じがして「で?」って感じだった。
これも題名だけで選んだ一冊。
設定が面白いな、と思った。
と言うのも
抽選お見合い結婚法が施行されることになった。
対象は25歳から35歳までの男女。抽選方法は本人の年齢プラスマイナス5歳の範囲で無作為。相手が気に入らなければ3人までは断ることができる。
断った場合はテロ対策活動後方部隊に2年間従事。
断られる側に人数制限は無い。
同法を設定した目的を少子化の最大原因とされる、晩婚化を打破するため。


とまあ、国を挙げてのお見合い大作戦!

ところが、この中で例にとられている女性2人の晩婚化の背景には
「母親」との関係が横たわっていることが書かれている。
一人はアル中で苦労した後、何をするでもなく娘に完全にもたれかかった生活をし、娘は密かに将来母の介護者確保としてしか道は無いのか…と不安。
出来たら母と分かれて暮らしたい、という事からわざわざ施行前に東京に出るという…

わかるなあ…
だって、私も「家を出る」為に結婚を利用しましたから。
ダメで離婚してもあの家から出れたらそれでよし!って真剣思っていたなあ…

もう一人は「母娘一体型」のべったりさん。
彼氏がいたのだけれど施行前に「君たち親子の関係は不気味。僕の仕事を知っている程度ならまだしも、セックスの回数とかそれも最近少ないと言ったことまで話しているなんて…」と振られる。
娘自身、母親に聞かれたから答えただけでそれが「変」なんて思いもしなかった…それどころか母は「私も仕事を続けていたら出世したはず。あなたは結婚しても仕事をしなさい。子供は私が面倒みるから!」と。
子どもを自律させない様な発言をしているけれど祖母から
「あなたは母親と離れて暮らしなさい」とアドバイスを受ける。
祖母から見たら「母」が自立していない&夫とうまく行っていないから娘にしか興味を持てない生活になっている。
娘よりも母親の考え方の方を改めるべきだ、と。

これもわかるなあ…
うちの母親は私べったりになる前に仕事と言う「興味」を持ったからそっちに注意がそれたけれど、もしそうじゃなかったら…
傾向は有ったし。
服は母親の趣味の物。それ以外は買ってもらえず。
母の言うとおりにしか行動できず、だったから。
それが窮屈で私自身も「出たい」と思うようになったんだろうなあ…

男性の例は「振られる回数更新中」タイプだけれど、見合いを通して自分のダメなところを発見しつつある。
まあ、結末はありふれて意外性も無いけれど。

ドラマにでもなりそうだなあ…
これも題名だけで借りた一冊。
題名の割に表紙のイラストはかわいい。
本作第5回『幽』階段文学賞の長編部門の大賞受賞作。

前半は確かに「怖い」。
ひとりでシャワー浴びるの怖いかも。
後半(ネタバレだだけど)「平野と村上」の会話にぐっと来て泣きそうになる。
と、そこまでなんとなくいい雰囲気に盛り上がったのに、最後っ屁のような
どんでん返しとまでは行かないにしても「これが無い方がいいのに…」と言った感じになるのが惜しかった。

続編を意識しているのかな?(でも、大賞を取れなかったら無理だけど)
と言う「あの人」のその後もしくは「あの人」と「この人」の過去の因縁と言った「謎」が残されたままなのも惜しい。
一気に読めて楽しかったけど。

今回の図書館のセレクトテーマがジャケ買いならぬ「題名借り」なのでその一冊。





凡人にはこの方の素晴らしさ、偉大さ、満ち溢れる才能を理解することができませんでした。
「手垢のついた」「新鮮味のない」「内容が無い」「薄い」「浅い」「話の展開、落ちが丸見え」「どこらへんにでも転がっている内容」…
と日頃本に親しんでいる100人の人の内、99人が評価星1を付けそうなぐらいの内容。
文章は脚本をノベライズしたレベル。

つくづくよく出版を許可したなあレベルで、刷れば刷るほど返品在庫を抱えそう。もしかして「自費出版」なのかな?

寄贈本ならまだしもこれを新刊購入したとなるとこれは完全に図書館は
「税金の無駄使い」をしましたね。

もっと言えば題名とジャケから醸し出される雰囲気を勝手に誤解して借りた私が一番悪いんですけどね。

いや~久々にクリーンヒットな『駄作』 を選んでしまいました。

お金を出してまで読んだ人、お気の毒。
珍しく書棚に宮部の新し目の本が置いてある!!すご~~い予約なしで借りれるなんて!!と借りたんだけど、読めば納得。笑
いつもの「宮部」調ではなく、なんだろうね。これ。

「ファンタジー系エッセイ」というか、要は趣味で遊んでいる一冊。
小説とエッセイではキャラが違うのは三浦しをんさんが有名だし、
作詞の詞とDJのキャラが全く違うので有名なのは中島みゆき。
同じ人なのに、全く違う人が書いている一粒で二度おいしい作戦。笑

けど、きっと「いつもの」宮部を期待した人は☆一つ続出間違いなしで、
ゲームをしない人間からも似たような評価になるだろうなあ…

私もゲームしないから多分この本を100%楽しめたとは言えない。
どちらかと言えばこのレアな内容を「そうそう」と笑いながら楽しめる人には「おお!同志よ!!」と肩を叩きながら再会を喜ぶ図が似合うんだろう…

内容は「無い」に近いので、お気楽に同姓同名の人が書いた本、と割り切ったらいいかも。
正直この作家さんの本、好きじゃないんですね~笑
優等生&まじめすぎるというか頭が固すぎて読んでいてイラッとするというか…
日本人は小さな頃から「まじめに、コツコツとしていたらいいことがある」的に刷り込みがなされますが(最近はどうもしない傾向で、むしろ頑張っても会社潰れるから、テキトーに生きよう、と言う風潮が強いけど)
まじめすぎる人って実際は「付き合いづらい」という事が実感したのが次男の幼稚園の時。
役員をしていて、副会長だった人が「超まじめ」な堅物だった。
基本、まじめな部類に入る私ですら「ねえ、幼稚園のバザーなんだからそこまで真剣にしなくても…」と息苦しくなるぐらいだった。
ちなみに「この幼稚園で役員をしたら、どこに行っても勤まる」と言われるぐらいの熱の入り方なのは伝統だったらしいけど…

バザー前日には子供を実家の親に見てもらって(人によっては九州から来てもらっていた)夜8ぐらいまでひいひいと…
しかもその副会長が「念には念を入れて…」と次々「もしもの時に」と保険を思いつくからさらに遅くなる…
実際市役所のバイトの時、某課のイベントの打ち合わせの会議を横で聞いていたけど「幼稚園の役員よりレベル低いなあ…」と思う位グダグダ=事故を想定していないのにはびっくり!あ、この市役所の「スペック」かあ…
なら、納得。笑&毒

副会長は実家に住んでいたから、「親に来てもらってまで自分の子供を見てもらった上で役員参加している」ことがどれだけ大変か理解していなかったんだろうなあ…
しかもなぜか東京弁で「~してくださいね」と上から目線口調で言うので反発心出まくり。
実際、本番で彼女が整理券を配る場所を勝手に変えて、大混乱!
慰労会にて一学年上の「口うるさい旧役員」の人が「糾弾」しまくり。
そこで「すみません」と言えばいいのに「言い訳」ぽいことを口にして…以下省略

本書でも「ああ、失敗しても笑えばよかったんだ」と言う記述があります。
誰でも失敗する。それを「死」を選ぶまで悩まずに笑って思考の変化をすれば良かったんだ、と。
自分では思いつめるような出来事も、他者から見たら「なんだ~それぐらい」ってのはよくある話。
今まではウツウツとして自問していた作風が少し変化した気がする。
ただし、やっぱりどこか「中途半端」に感じる。
結局、正社員に採用される人と派遣のままで終わる人の差って一体何なんでしょう???
んんんんんんんんんんんんんんんんんん~~~~~~~~~~~~~~~~

この人の本は文章のところどころに「ああ、わかる!!!」って共感しまくりの個所があって結構好きなのですが、本作に関しては確かにきらりと光る部分があることはあるのに、起承転結の起承結となり、結がどうも「オチなし」ポイのが非常に残念。
「この部分はいい!あれ?これで終わりですか????」って肩すかしばっかりで。私小説から小説になったのはいいけど、もしかして自分が体験したことではなく、他人さんから聞いた話をそれなりに題材にしたのはいいけど、結論まで結びつけることまでは至らなかったのかなあ…


女による女のためのR-18文学賞第一回受賞作品。

本作、感覚的に言えば「小説」=空想&架空ではなく
「私小説」=作者のモロ20代の体験かと。

当時、「パパ」に連れられて口を肥やされ「女」としての教育を受けた女がゴロゴロ…
P7
将ちゃんはちょっとでも時間があると、よくおいしいものを食べに連れて行ってくれた。
それは女にうまいもんを食わせてやろうという男の心意気であり、
また、若いうちにちゃんとおいしいものを食べていないと味音痴になってまともな料理が出来なくなるだろうから、将来あたしと結婚する男に対する男の礼儀として、なのだそうだけれど、そう言って連れて行ってくれるお店のお客は大人ばかりであたしは気おくれしてしまって、まだお酒も飲めなかったので、
いつもひどく居心地の悪い思いをしていた。


こうやって年上の男に贅沢三昧させてもらった女が、年相応でさらに贅沢をさせてくれそうな適当な男を見つけ、そのまま結婚生活を続けるか、肥えさせてもらった口や感覚を武器に自立しているのが現在のアラフォー女なんだよなあ…

パパの投資が身になっている人もいれば、その味を忘れられずいつまでも老いた自分を受け入れられずに今もパパを探している人もいる…

ところで、作者はこの本の時点では「大阪在住」なのが近書になると
「東京在住」になっているのはもしかして「先生」を忘れられなくて追いかけて行っちゃたんだろうか…とつい、想像。
『ヘブンリー』P9
女が本当に求めているのは、見目麗しい君子なんかじゃない。
そういう男を求める女は、体も頭もイッた振りをしているのに決まっている。
必要なのはダイヤモンドの様な相手ではなく、自分の中のダイヤモンドに欲望と言う名の光を当ててくれる存在だ。
終わりのない煮しめたような安定よりも、一瞬のギラリとした輝きが、
私は欲しい。


『無花果』P158
二度の出産以外、還暦に近い歳になるまで入院すらしたことの無かった妻が末期癌だと知らされた父がやった事と言えば、
その妻本人に当たり散らすことだった。
所詮男の人と言うのは、現実の生き死にに関したことは、こんな風に不甲斐ないものなのかも知れない。


私が引用した部分に「感じるものがある人」はきっと身も心も乾いている状態ですよね。
いつか満たされる日が来るのでしょうか…
設計業者、建築家が書いた本はどこかPR臭がするのでイマイチですが
一番今後リフォームするのに参考になるのはリフォーム体験者の本かと。
その意味ではこの本は建売で間取りも似ているので参考になったのですが、
ビフォーアフターの時系列がイマイチわかりにくく、かつ写真が一枚もないのでそこが残念極まりなかった。
子どもの年齢も書かれていないし。
素人さんが顔出しするのはNGとしても、この作者はすでに出版物を出しているのでそこを出し惜しみする意味があったのでしょうか?
文章とイラストだけではやっぱり想像しにくい部分が多々ある。
使用例として写真を使わなかった意味が解らない。
その分説得力にものすごく欠ける。
時系列をきちんと揃えてこのように徐々にリフォームしました、と書いて欲しかったなあ。
業者の探し方(探す)
得意分野から業者を5.6社に絞り込み(絞る)
会う前に見極めて2,3社を選び出し(選ぶ)
実際にあって確かめ(会う)
現場に来てもらって見積もりを出してもらい(見積もる)
よく内容を比較検討して(見比べる)
総合的に判断して一社を決める(決める)


リフォームイエローページ

住宅リフォーム推進協議会
財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
住宅情報提供協議会
有限責任中間法人 日本増改築産業協会


うちの旦那みたいに「見積もりが一番安かったところに頼む!」って考え方をしている奴ほど後で追加料金を払う羽目になる=悪徳に引っかかる。
ので、数か所読んで聞かせる。
100均が好きな人ってお金が貯まらない人と言う分類をされるそうだけど、
当たっている気がする。安物買いの銭失いの典型。

とりあえず見積もり依頼の時の電話対応から自分と「合う」かどうかを判断するぐらいの気持ちで。嫌なら断る。もうこれが出来ずに痛い目に遭ってきたから
得意分野(?)かな?笑

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