ヒネタ文章からこちらを読むとあっさりと癖の無さに読みやすさを感じる。
面白かったけど、その一方で映像化が頭にあったのかな?と思うような…
結構耳の痛いセリフがあります。

人は己をわきまえねばなり申さぬ。
そのようなわきまえぬ心持ち、あさましいと言わねばなんと言うのでござる。」


おなごが働きに出ることは百歩譲って容認いたす。
なれど、そうでないおなごが、家事に心をもっぱらにせず、
あれもしたいこれもしたいと、夢みたいなことばかり考えて えねるぎー を
浪費しておるらしのは看過できぬ。
人には分と言うものがござる。
分をわきまえて生きるのを、まことの人の道と申す


悪いことは悪い、と言える安兵衛さんに人気が集まるのも分かる気がする。
人の道を説ける人なんて今の時代いないから。
上下巻で題名が違うという…
下巻を読めば上巻で感じた違和感、不自然さが「仕掛け」としてわかるのだが、
仕掛けが分かった上で上巻を読み直すと、設定が不自然な個所が出てくる。

不自然さは表紙のイラストで一目瞭然。

タイムマシンを使ってパラレルワールドへ。
個人的にはパラレルワールドと言うものが好きではない。
だって、「自分が最も望む状況になるまで繰り返す」=エンドレスってこと。
上巻と下巻の雰囲気が違うというか、読後感があまりよろしくなかった。


良かった。こっちはフツーの小説だった。
昨日の『バカが…』で読むのを止めていたらこの作者の事を嫌いになっていたはず。

あとがきに
『バックトゥザフューチャー』と『潮騒』と『レッツ☆ラグーン』を足して3で割ると今作になります
とのこと。
3つ目のが読んだことないんだけど…

ちなみに「まて、下巻」という事で今の段階で書ける感想と言えば

「ボケていない時の祖母との会話が泣ける」点と
マチとニアのどちらのセリフかわからないことが多々あるのでできたら性別がはっきりわかる文体にして欲しいな。

それにしてもラノベにおける女子のタイプは「ツンデレ」がお約束?????
正直、よくわからんかったです。
一章を読んでいると「作家を目指す大学生」と突如現れた全裸男のバカとのドタバタ小説?って思うような展開から2章になると人生にくたびれた作家、それこそ50代のくたびれきった男の話かと思っていたら30代後半だったり。
さらに3章になると有名作家だった女が死んで幽霊になってもPCで作品を作り続けていたり…と、「?」と言うかこれとこれがどう繋がるんだろう?と
睡魔とかなり闘いながら 読み進めた。
結果としてあとがきの
この本の一章をもう一度読み返したくなったら、俺の勝ちだ。
とあるように、読み返す羽目になったけど。あ、負けた…

作家になりたいと思っているのならこれぐらい必死に書けよ。
そして受賞しろよ。まずはそこからスタートだろ。
で、めでたく作家になっても大人の都合=出版社の都合で書きたいものが書けるものでもない。こんな風に自分のすべてをさらけ出して=全裸になってそれが恥ずかしいと思わない人間こそ作家だと言えるんだ。そして「才能」が全てであって努力なんて無意味だ。どうだ!参ったか。みたいな感じ。

1986年生れてという事で若いんだろうなあ。
なんかトゲトゲした文章。でも、「書きたいことがいっぱいある」って感じ。
先日まで読んでいた時代小説の高橋某とはえらい違い。
書きたくて、言いたいことが沢山あって。もう、手が止まらんって感じ。
でも、もしこの小説の人物の様な生活をリアルで送っていたら、ある意味「かわいそう」だろうな。浮いているだろうなあ…
まあ、こうやって世の中に本が出せた段階で報われたというか、救われたというか。

個人的にはもっと「少年ジャン×」系でもいいんじゃないかと思う。
全章を1章のノリで明るく楽しく書いて、その道中に2,3章をもっと軽いエピソードにした方が読みやすいかも。それが持ち味なんだろうけど、まじめすぎてちょっと疲れた。この若さゆえの熱さに付いていけない私。
第4回日本ラブストーリー大賞受賞作だそうです。
文章は非常に読みやすく端正。しかしその読みやすさが意外とネックで本当は引っかからないといけない心情をさらっと読み飛ばしてしまうようなところがある。1972年生れ、京大法学部卒と言う経歴がそれこそ社内文書とか書き慣れ過ぎて要点がわかりやすくが当たり前になってしまったのかと思うほどと、
やっぱり普通の高校生では考えないような冷静さが主人公に備わってしまっている気がする。
帯に
10代の心と日常をリアルに描いた、新しい感覚の青春恋愛小説
とあるので「新感覚」を期待したのだけれど、どこが?って感じ。
ただ、次男が「死にて~なぜ生きているのかわからん!」とか「2次元に生まれたかった」的な事は言っているので確かにリアルな日常を描いているのかもしれない。ただ丁度書かれた年頃の子供がいるから理解できるのであって、もし子供の年齢が離れていたらきっとこの本を理解することは無いだろう。
確かに自分も10代の時「20歳までに死にたい」とほざいていたけど。
まさか40を超えてまで「いつ死んでもいいぞ」と口走っているとは思わなかったけどね。

この作品、読みやすい割に意外と登場人物の心情描写が薄い。
一番気になるのは「なぜ先生はリカを好きになったのか」が全く分からん。
(27歳の現役高校教師と17歳の女子高生の恋愛)
そもそも、交際を知られるをビビッている癖に、なぜ理性を保てなかったのか?とか大人は思っちゃうんですね~
これが10代の子が読んだら「好きなら当然」とか言いそうだけど。
でも、本文のリカ自身が「知られたら私は転校させられるし、先生は首になって路頭に迷う」までしっかり理解しているところ(超冷めまくり)がなんとも…
真希はなぜピルにこだわるのか。仮谷はなぜスタンガンを持つのか。
そういった小道具の説明があればもっと掘り下げてもしかしたら高校生の不安(=闇)も表現出来て深みが出たかもしれないな、と思う。
ただ、メインは「恋愛」だからあんまり暗い話になってもと言う大人の事情もあるのかもしれないが。

どこが新感覚の青春小説なのかわかりませんでした。
逆にどこにでもある一般小説(ただし主人公は高校生)って感じ。
感覚が鈍っているヤツは読むな、ってことっすか?
どっかで見たことのある題名だなあ…と借りて思い出した。
自分が取っている新聞のコラムだ。(そういえば、今はもうないなあ…)
コラムと言っても優しいものではなく、
ご両人はそんなワンパターンなイメージに紛らわせて世間が闇に葬ろうとしているオバサンの視点を、そうはさせじと週替わり連射でぶつけてくる。だから「逆襲」。オバサンの逆襲は生活密着・年輪芳醇・手加減なしという特性を持つ。


読んでいてい思うのは書かれた文章が1997年から2004年からの抜粋なのだが、この当時はこの内容でも「そうだよなあ…こんな人いるんだ…」的なものが10年経った今「それ、もう普通だよなあ」と。
それだけ日常におけるマナーの低下が当たり前になっているってことで。
若者のマナーも当然悪いけれど、それをいさめずに放置した親世代も悪い。
いわば日本人ほどマナーが悪くてもとがめられない人種も珍しい。
海外から帰ってきてがっくりするのはこんな点も。

その一方で一冊丸々「ああだ、こうだ。ここが悪い」的な文章を読むと疲れる。
怒るってことはパワーがいる。
それを聞かされる(読まされる)方もパワーがいる。
褒めて育てる方が色々な意味で「楽」なのかも…
3篇の短編と1篇の中編の構成。
ラストの『はじめてのバイト』位かな。面白かったの。
短編は当たり前だけど短すぎてぶたぶたさんの良さがあまり出ずに終わった感じ。4編がもっとリンクして全体構成に繋がったら良かったのに。
「人がゴミのようだのう」


あの、神的名せりふまでパクってしまいましたか…

ちなみにこの言葉は大川で多くの年寄りが人魚を釣るためにずらりと並んで釣り糸を垂れている風景を表したものだが、人をゴミって表現するのってああいう人(=ムス×)だからこそぴったりくるのであって、一介の老人が口にするかな?
せめて「砂糖菓子に集まるアリのようだ」ぐらいじゃない?

本作の展開の仕方だと仙次が瓦版売りの設定の必要も感じられないし、
梶之進はあまりに頭の回転が悪すぎて、とても剣術が強い男とは思えない。

新シリーズゆえに、既読本と少しは違っているかな?と期待したのに
一向に物語に引き込まれない内にあっさり終了。なにこれ?

これなら表紙絵を描いている永尾まるさんの『猫絵十兵衛』の方が断然面白い!
って、もしかして時代と言いキャラ的にももしかしてこれをパクって書いてる?(疑)
パクるの得意だもんね。てか、もうオリジナルで作る才能無いでしょ
ほで、わいくなくて、かな女の子48人以上を連想させる10人の歌娘が『そして誰もいなくなった』よろしく一人ずつ死んでいく…


アニメ&漫画のパクるネタが尽きたら、こっちをパクるかあ…呆


編集者も「この作家も短命…」と思っているのか「使い捨て」作家認定したのか
今までの読んだ本は全て出版名と主人公の名前が違うだけ。
書き下ろしばかりさせているのも雑誌掲載で不評、批評だと売れないから未発表作でどんどん売りつける商法かと。

「いやらしい売り方」としては本文の商売方法と似たり寄ったりで、案外作者も自分の今後を予感しているのかも…
この時代に生まれなくてよかったよ。
「疱瘡」で私のこの美しい顔に跡が残るかと思うと…
ウナギが食べたい
新刊セットで3250円
さっき古市で本当に「初版」と言うか昭和52年発行59年13刷のタイプで9巻セットで3150円(一冊350円相当)で買ってしまった…涙

「全巻セット!」と言う文字に思いっきり引き寄せられて…

当時一冊240円と言う価格の本でありながら350円相当で売られているという…
紙もかなり黄ばんでいるのに、すごい!

私にしたら別に初版本を集めているわけでなく読めたらそれでいい、と言うタイプなのでもしかして早まったかも…と言うトホホな気持ち。

ちなみになぜ買ったかというと、確かに懐かしいという気持ちもあるけれど
先日の定期テストで次男が「ジャコバン派 ロベスピエール…」とブツブツ言っていたから。
さあ、次男よ。試験も終わったからマンガでもう一度おさらいしよう!

「あさきゆめみし」の全巻セットがあったら懲りずに買うと思います。笑

「オサキ」シリーズ第一弾。デビュー作

「このミス」の隠し玉としてデビューしたそうです。
解説によると
殆ど原型をとどめないほど徹底的に改稿されたのが本書
とのこと。
確かに「唐傘小風」よりも数段「まじめに、一生懸命」書いているのがわかります。担当さんの指導がものすごく良かったのでしょう。

解説にも
怪異を扱った時代物では宮部みゆきの一連の作品がよく知られている。中でも『本所深川ふしぎ草紙』は、
ある意味『もののけ本所深川事件帖』のお手本と言ってもいいかもしれない。
もっとも本書は人間と妖怪のコンビ探偵と言うものが最大の特徴なので
『本所深川ふしぎ草紙』の舞台で『夏目友人帳』をやる話ーーと言えば
当たらずといえども遠からずか。

  ↑
私がこの作者の本で感じた感想がそのまんまかよ…汗

ちなみに原型をとどめていないオリジナルの選者の評は
「リーダブルな因果応報話ではあるけれど、既存の人気作家の世界枠を超えるものが無い。」
「独特のキャラが登場する時代伝記物。
しかしある程度読み進めても話の本筋が見えないため、いまひとつの印象のままで終わってしまった。何か全体を貫くドラマの核となるものが欲しい。」


結局別の出版社から出した描き下ろしは担当者の力が無いのか、作者にまかせっきりにしたせいなのかデビュー作の「欠点」がそのままの形で出版されたということか…


本書では庄屋の息子がなぜ故郷を追われ鬼寺に住み、あのようなものになってしまったのかという「理由」がイマイチはっきりしないままに進行したのが残念であったがそれなりのオチもあったので良かったんだけどなあ…
後から出版した作品の方が質が落ちるってのは、なあ…
「唐傘小風」シリーズ第3弾。

本家本元の「のび×」君であれば「ドラエモ×」が居なくなったら「いなくてもしっかりしなくちゃ!」と自立に目覚めるのであるが本書は小風が行方不明になっても相変わらず「戻ってきておくれ~」だし。

はては「斬鉄剣」なんぞと言うどっかで聞いた剣もでてくりゃ、「百鬼夜行の書」なる開いたページの妖狐類が出てきて助けてくれる。

「お前は、夏目か…」(呆)

(2巻では「××に代わってお仕置きよ!」と言う某美少女戦士の決め台詞もあったな…)

そっか、この本はアニメ&漫画のパロディ本か!
いや~失礼しました。なんだ、こんなちゃんとした文庫本の体裁だからすっかりプロの書籍かと思って激しい攻撃を行っていましたが、素人さんの同人誌、パロ本でしたか。すみません。ごめんなさいね。気が付かなくて。
印税で飯食っているプロの書いたものじゃないですよね。
こんなストーリーのない小説。ごめんなさい。ありえませんよね。
今はコミケに行かなくても同人誌を買える時代なんですね!!知らなかった。
図書館に同人誌を置くようになったんですね。ほ~~時代ですね~~
もっとわかりやすくプロと素人が書いた本は別の棚に置いて欲しかったですね。
紛らわしいもの。
な~~んだ、まじめに感想書いてばかみたい。
遊びで書いてるんだから登場人物が書けてなくても、話が全く進まなくても全然OKだよね~~
この調子でプロを目指してください!!
散歩がてらb00k 0ffに行ってみました。
おかげさまで1万歩のノルマがこなせました。

さらに『キジトラ猫の小梅さん』5巻までゲットできてラッキー!
気をよくして105円コーナーを見ていたらこの本を見つけ「猫繋がり」という事で買ってみた。

絵が濃いい…汗
雑誌掲載時からカラーで描いてあるかのようなこの濃さは何?
内容はなんか作者の趣味一色!で描かれているような気がするのは…

このまま大人の事情で掲載雑誌が『ねこぱんち』に異動しても全く違和感が無いような…むしろそっちの方が新規読者が開拓できそうな…
とりあえず2巻までゲットしたので、今後105円で売っていたら買おうかな。

「唐傘小風」シリーズ第2弾。
相変わらずの「ノビ×」君的ヘタレの極致の伸吉と凶暴な「ドラエモ×」的存在の小風。

ぶっちゃけ、この作者の本を数冊読んで思うのは
よくもここまで中身の無い本=主義、主張の無い小説を書けるなあ …です。

今回もどこかで読んだ、それも相変わらずアニメからの引用だし…

例えば感想文の為にこの本を読んでも「動物キャラがかわいい」とか「おもしろかった」などたとえ高校生が読んでも小学生が書くような作文しか書けない。
賞を取れるような「主人公と自分を比較して…」とか「この部分に感銘を受けた…」など選考者に「受ける」文章はまず書けない。
と言うより、この本を読んで書けと言われる方が苦痛。

とりあえず読書日記にしているから何か書かねば…と思いながら書いているが
ぶちゃけこの作者の本の感想を書くにあたって
「クソ 時間とカネの無駄」ばかりになり、逆にこのブログを読んだ人が
「あれ、昨日もこの感想だったし…あれ???同じ本?」と言う印象すら与えかねない。というか、もう書きようがない。

褒めるところが無けりゃ、後はけなすしかない。そんな感じ。

素人の文章ですらこれだけ「自分の言いたいこと」を書き散らすのに何でプロがここまで「何もない文章」を書けるんだろう?

質より量
まさに今の出版社業界を表している気がする。
50冊読んで1冊「良かった」「面白かった」「知識が増えた」と思えたらいい方じゃないかな?
ただの時間つぶしの為に読むにはこれぐらいの「からっぽ」振りはいいかもしれないけど、虚無に付き合うのも相当体力を要する。

動物キャラは魅力的に書けているので、いっそのこと動物を主人公に据えて、
人間のキャラを脇役にした方がもう少し「マシ」になるかと思うのだが。
最近はましになりましたが、春秋と季節の変わり目になると目の周囲がただれてアイメイクが出来なくなります。
(もしかして、花粉症?とか最近思い始めたのですが…う~~~ん)

現在はファンデーションと口紅だけと言う簡易メイクですが、ヒドイ時はファンデの上からでもうっすらと赤みが透けるので、してなくても「ピンクのアイシャドー」をしているように他人さまからは見える状態。涙

ま、化粧品代が浮いて助かるわ~と前向きに。

ところでアイシャドーができる時は塗るのですが、私の目は上まぶたに塗ったシャドーが夕方には下まぶたにも移行し、パンダさんになっていることが多々。
ピンクなど薄目系だったらまだしも、先日買った濃い〆色を使ったものだと
一昔前に流行ったぐりっと目の周囲をライナーで囲んだまさに狸orパンダメイクになります。これが嫌で、このアイシャドーもお蔵入りしつつあります。
(もしかしてこれのパール成分がただれに影響しているのかも。いつものメーカー品ではないので)

で、ネット漂流中に見つけた記事に「アイシャドーはです。
瞼の上に乗っているだけです。 当たり前ですが、 落ちます 」と
書いてありました。

そうか、落ちて当然なのか…
と喜んでいたら、写真の品が「本来はくすみ隠しのコンシーラーですが、
アイシャドウの前に塗っておくと粉落ちが若干なりとも防げます」とあったので
買ってみました。

安くて、優秀 その文字に惹かれて。笑

これを塗ってさらにアイシャドーして腫れたらどちらが原因かわからなくなるのでコンシーラーだけ塗ってみました。
要は油分の分泌の少ない瞼に油分をプラスしてやることにより、そこに粘着するってことですね。
かぶれの赤みも抑えられて、結構白っぽくなったのでいい感じです。


それにしても世の中たくさんの化粧品があるなあ…とコスメブースに行くたびに「ほ~~~~~」っとなります。
20年以上ほとんど一社の化粧品で済ましてきた自分って本当に「メイク道」から外れてるんだなあ…
久しぶりに再読中。
初めに買った時は全巻通しの一気読みの為、あまり深く考えずに読んでしまいましたが今回のように空き時間に読んでいる為かむしろ「なるほどなあ~」と思う箇所が随所に…
もし私が高樹さんのカウンターに行ったら即「犯罪です!!!ビッシッ!」って
やられるだろうなあ…汗

肌にはその人の生活が表れ
メイクにはその人の生き方が表れる

こえ~~~~深すぎるぜ、メイク。
たかがメイク、されどメイク。
ここに「メイク道」あり。 そんな感じ。

ところでスキンケアをする時、大変優秀な「道具」として「手」がよく挙げられる。誠に真実なり。
いわゆる「はんどぱわー」ですね。
「気」を放出するという。
「手当」と言うほどに「手を当てて」治す。よくもまあ、気が付きましたね@昔の人。えらい!
私は「手のパワー」を信じる人なのでこんなことを経験してます。

1.某エステにて
初めて行った個人店でフェイシャルをしてもらったものの、そのエステシャンが
「この一か月ほど腰を痛めていて休んでました」との事。
で、施術してもらったけど一言で言えば「エステシャンの体調が万全ではないため、負のパワーが手を通して私の体内に入った」そんな感じ。
当然「気持ちいい」わけなく「二度と来ないな」とその店を後にしました。
現在その店は無くなりました。
元気になるために来たのに、その人のマイナスをこっちが吸収しちゃったらねええ…

2.理容店にて
ご夫婦で経営されている理容店にて顔そり+簡易エステを受けていました。
もう本当にその人(仮に陽子さんとする)の掌が顔に当たると「ぽわ~」と温かいものが注入されるようで「癒されるわ~~~~」の極致でした。
『やきたて、ジャパン』じゃないけど本当に「太陽の手」ってあるんだな~と。
ところがこの度、出産されまして2.3か月で職場復帰された時に行ったら
「手が冷たい」んですよ…
ああ、まだ産後から日にちが経ってないから、体調が万全じゃないんだなあ…と。(陽子さんが産休だった為、1.のエステに行った)
それから数か月してまた行ったのですが、平日は赤ちゃんを店に寝かしており
旦那さんと交代で世話をされてました。
で、施術してもらったんですがやっぱりどこか出産前と違って「気が入ってない」のがわかりまして…
昔ならその手のパワーがひたすらお客さんの方だけに向いて注入されていたものが、ベビーの方に向いているなあ…と。なので、しばらく顔そりに行ってません。

3.美容室にて
子供が幼稚園の時に行っていた美容院。店長さんがやっぱり産休に入られて、
復帰された時やっぱり「気が入ってない」「気が散っている」のがわかりまして…それを境に別の美容院に変えました。

このように「手でじかにお客さんに触れる」仕事をしている人は一体どれだけ
「ハンドパワー」を自分たちが信じているんだろう?と。
産後、一度お客さんの「キレイ」から意識が遠ざかった人たちは、どこで昔の自分の施術に戻る努力をするんだろう?
一度落ちたものをそれが「当たり前」と思って年数を重ねるか、
子供もそこそこ落ち着いてきたから、今度は自分の技術が鈍らないように日々精進と心を入れ替えるか。

なぜ、お客さんが離れていくのかわからないなんて言う前に。
理由はあるんですよ。

ここに来ても綺麗になれない。
一度思ったら、ね。

と言うわけで、早く陽子さんのベビーが大きくなって昔の陽子さんの手に戻って欲しいなあ…と切実に思ってます、私。
「ぽんぽこ」シリーズ第三弾。そして完結。


正直、この作家さんこの作品で読者に何を伝えたかったんだろう…
戦国の有名武将やその他有名な人物をこれでもか!と登場させそれだけならまだしも「傀儡」として復活させた上、あっさり殺し人物を「2度も死なせる」と言う失礼極まりない扱い。
これ、子孫が読んだら怒り狂うだろうなあ…
しかも「どっかで読んだような…」展開だし、その「どっか」が「マンガ」という…ばかにしてる?

本来、笑を取るためのぽんぽこや白額虎の存在がもうだんだん「ウザ!」の極みとなり出てくるたびに「イラ!」っとする存在に成り果てているという…

で、結局ほんと、これ何が言いたかったの?書く必要はあったの?

ラノベの中でも人物が書けていないという点では上位に上がる作品かと。
と言うより、ラノベとしても評価が果てしなく低い一冊。

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