こうやって読んでいくと「ご朱印」も奥が深いなあ…と。
知らなかったことがいっぱい。

今の時期なら自由研究としてご朱印巡りなんぞもいいのでは?
ただ、私は完全インドア派なので、山歩きは苦にならない
(むしろ、マイナスイオンだ~とハイになる)ものの
家から電車に乗ってお寺の近くに行くまでが超難関。汗
行動力のない母でゴメンね、って感じ。

正直、ぶたぶたさんシリーズにしたら物足りなかったかな。
ハートウオーミングってのはこんな物語を言うんだろうなあ…
この本に魅かれるのは自分が疲れているから??笑

これが登場人物全てが「人間」だったら「けっ!夢物語だろ。ありえね~」と
受け入れるのが腹立つんだろうけど(笑)それがピンクのブタのぬいぐるみ、しかも声がおじさんという設定だからこそ素直に受け入れられるんだろうなあ…

欲しいよ~ピンクのぶたさんのぬいぐるみ
読後感が気味の悪い一冊。
Mと言う巨大ショッピングセンターで起こった原因不明の事故。
その真相を探るべき聞き取り調査が行われている描写が延々とQ&Aの語りで
展開されていくのだが、初めは正直「退屈だなあ…」と思っていたのが
謎が謎を呼ぶというより、人の心の闇が闇を誘い、新たなる恐怖が続々orゾクゾクとしてくる。

原因が特定されないのにパニックになって理由なく死ぬ。
不条理。
現実に合った事故&事件が色々頭に浮かんでくる。
特に「圧死」と言う点では明×の歩道橋事故が頭に浮かぶ。
未だに「誰かを犯人にしたい」と言う狂気じみた遺族(の内の特に一人が)
が退職した警察官をしつこく追いかけている。
でも、実際この遺族以外の他にそこに居合わせた人々の心はこれじゃないのかな?
p198~
「本当に犯人が居てくれたらいいとどんなに思ったか。」
「説明できる言葉が有れば、それでもいくらかましだったのに。憎しみを持っていく相手がいないというのは、相当むごいことですね。
憎しみや悲しみのやり場がないと自分を納得させられない。
自分の中で言葉にできない。みなさん、自分を責めるんですね。
なぜはぐれてしまったんだろう、どうしてあの日、あの場所に家族を連れて行ってしまったんだろう、なぜ私たちだったんだろうって。」
「私たちの罪の意識はきっと理解してもらえないと思います。
亡くなったのは高齢者や子供ばかりでしたし、筋力や体力のある20代から50代の人にはほとんど犠牲者は出なかった。
そのことでも助かった人が罪の意識を感じているんです。」


小説から外れるけどあの事件の「犯人」は「その場に居合わせた人全員 」だと私は思っている。
自分はあの場で他人を押さなかったのか?あの一押しが参事を招いたのではないか?と心のどこかで思っているのではないかと。
もしあの場で自分が隣にいた人に「圧」をかけなければ…ってどこかでいまだに思っているのでは?と。だから遺族が騒げば騒ぐほど「罪の意識」に苛まれて事件の事をより一層忘れたがるのでは?と。
なので個人で裁判にかけられ要る元副署長(だったっけ?)はいわば
「人身御供」「生贄」なんだと思う。
あの事故の「原因」「犯人」を特定して「ああ、スッキリした」と思いたいがためだけの。
「私が計画書をよく読まなかったからです。すみません」と言ったところで死者は戻らないのだけれど「終わらせたい」その「形」が「有罪判決を取る」ことなんだろうなあ…と。

「やっていないことはやったと言えない」と言う警察官の職業観がいまだに
「すみません。事故が起こったことは申し訳ないけれど、個人として罪があったとは思えない」と思うのは当然ではないだろうか?
だって「未必の故意」だもの。

これ以上人が増えてこれ以上、圧がかかったら…
でも、駅員も止めなかったわけで。
「上がれません。歩道橋は人で満員です」と。
当時の駅員に責任は無かったのか?と。
考えれば考えるほど「その場にいた全員が犯人である 」と言う結果しか出ない。

それでも「個人」に的を絞って攻め続けますか?あなたは。


「きゃー」と誰か一人が悲鳴を上げた途端、それが引き金になってパニックになるってどこにでもある「日常」なんだけどね。
ただ、死者が出る惨事になるかならないか。
不安定な「今」を不気味な形で表していると思う、この一冊。
①沢木耕太郎…男派と女派
②近藤史恵 …ゴールよりもっと遠く
③湊かなえ …楽園
④有川浩  …作家的一週間
⑤米澤穂信 …満願
⑥佐藤友哉 …555のコッペン
⑦さだまさし…片恋

①…大人の男のエッセイかな?????
②…続きがありそうなちょっと物足りない終わり方
③…これを読んで夢に「海」が出てきた。オチはすぐわかったけどトンガの描写が好き
④…う~~~ん、正直ページ合わせ??ってぐらい中身なし。
⑤…主人公がヒネた毒のある高校生じゃないとまともすぎるぐらいまともで逆に個性が無いなあ…と。「毒」って個性なんだあ…
⑥…未読 読み飛ばし
⑦…意外でした。才能がある人は多岐にわたるんですねえ…

 
題名から推測通り、今回のぶたぶたさんは「家政夫」さんです。笑

あの小さな体でスーパーで一生懸命買い物をしているのかと思うと笑がこみ上げてきます。
もし、自分が本当にぬいぐるみが買い物をしていたら、固まると思うけど、そこが違和感なくフツーに仕事されている描写が素敵!


シリーズでかなり出版されているみたいなんだけど、図書館に蔵書が無いのが残念!

セレブな整形

2012年7月31日 読書
すでに腹に3回もメスを入れて、術後の麻酔が切れた時の苦しみを知っている人間としてわざわざ病巣があるわけでもない部位を手術する人の気がしれない。
まあ、それ以前に私の場合は、

修正の為に メスを入れる必要が無い

と言う大前提もあるのだけれど。←ネットっていいよね~
その気になれば女優、モデル、社長、なりたいものになれるよね~~笑

読んでいて、「これはきれいになるという執念 が無けりゃ受けれない手術だよなあ…」と。

成功して思い通りの顔や肉体になればいい。
けど、手術そのものの失敗もしくは医者選びに失敗した場合、結果が

化け物生産&再生工場 と言うホラー顔負けの事実…


昔40代の松田聖×がTVで歌っている時に、くっきりと額に2本か3本のしわが出て。
見ていてものすご~~く違和感があって。
「そうか、芸能人であそこまでくっきりしわが出る人っていなかったんだ…」と。
後日、彼女がTVに出て、その時はきれいに「お直し」できたのかシワは無かった。
雑誌とかで彼女のお手入れについて語っていたのが「何もしていません」だった。
そりゃそ~でしょ。しわが出りゃ即「お直し」すればいいんだから普段は何もしなくて。
この本にも「某モデルのように」と患者に言われてドクターが「無理ですよ。だってあれは写真そのものを修正しまくった結果ですから」と
断っている。雑誌の写真も100%信用してはいけない。

でも、「××のようになりたい…」と思ってしまうのは女として仕方ないんだろうなあ…
ま、コラーゲンドリンクでもせいぜい贅沢の一環として飲むかあ~
読むの、時間かかった~~いろんな意味で。

まず、予約したのが3/13 蔵書数7冊に対して、予約待ち36人。
         4/8 で30人待ち
         5/1 で21人待ち
         6/15 で12人待ち
         7/4 で7人待ち
それでやっと7月21日に借りることができたわけで。
さっさと読んだら返してね。マジで。

と、なかなか回ってこないことにイライラしていたんですが、いざ読み始めると…
進みません。このくそ暑い中、集中して読むことができない。

読み始めは、「未知なるウイルス」の小物設定に「お!!医療小説ってミステリーだけでなくホラー、パニックも加味できるのか!」と「バイオハザー×」を彷彿させるドキドキ展開だったのが急に「特捜地検」描写が始まり、はては例によって例のごとく「ai」推進実行&広報小説になるわ、お決まりの霞が関への不満&自分の業務が潤滑に進まないのは役人のせい、的な挙述…

もうここまで来たら初めの「バチス×」みたいな娯楽作品的な「楽しさ、おもしろさ」は遥か彼方にぶっとんでおり、読者を楽しませるために書いている小説ではなく、自分の仕事にプラスになるかどうかの点で書かれている気がする。

「情報操作」という事で、国民が知らされていないことは本当にたくさんあるんだろう。
例えば今ならオリンピックの話題の陰でひっそり「某省の不祥事」が小さく掲載されているんだろう。
あ、今なら「ルーレット」←本文参照 に引っかかったのは「警察庁」かな?

破廉恥剣道日本一、服の交換セクハラ行為、情報漏えい…毎日お騒がせ状態だもんなあ…

まあ、この一冊、正直「うんざり」感がありました。
やっと読み終えた。万歳!って感じ。
怪談実話集第三弾!

だって、3冊同時に予約しちゃったんだもん!
読まないわけにはいかないでしょう!

一冊目を読んだ翌日、毛皮の仔が星になり、
2冊目を読んだ当日、携帯電話が混線(あれは一体何?)し。
じゃ、3冊目を読んだら「出る?」とか思いながら内心本を読むより、
読んだことによって起こることが怖かった。

結果。
現時点で変なことは起こってません!
というか、内容自体も「面白くなかった」←これを聞きつけて「どこがじゃ!
」と脅しに来られたらいやなので、あくまでも「本」としで「読み物」としてですがな!とお断りを入れる私…

簡単に言えば「前作と作者自体の体験は同じもので、作者の反応も相変わらず他人ごとで『あれは一体何?』的でワンパターン」。
「あれは何?」「気のせい」のワンパターンぶりはこれだけ体験していたら
「カマトト」ぶらずにそろそろ直視しろ!と言いたい。
しかも今回は「他人さん」から聞いた話が大半を占めている。

実は自分の実体験数が少ないので一度入れた飴をしゃぶっては取出し、しゃぶっては取出ししているから「前に進まない」のか?とすら思ってしまう。
その為「前にも読んだ?」と思うのではないだろうか?(そのこと自体をネタにしていたが…)
自分で経験したことを分析し、それなりの結論を出して対処方法を考え出さない限りいつまでたっても他人ごとのフアフアした書き方になるのではないだろうか?(といっても、この人、大学で先生しているらしい…何をおしえているんだろう????)

多分、もうこの人の本を読むことは無いだろう。
読み始めた途端「あれ、今までのホラー小説と文体が違う…」と違和感。
何気に裏表紙を見ると「著者の実体験を下敷きに…」と。
ああ、なるほど。
普段から「視える」と言われて野次馬的な人からあれこれ言われている「不快な」ことをさりげなく「告白」しているような気がする。

感想的な事を書けば後半、わたしなら「矢口」を顔の形が変わるまでどついてでも「敬意をもってお詫びしろ!」と引きずってでも神社に行くけどな。
そして「お前とは今後一切、縁を切る!」と神社に向かって声に出して「宣言」するけどなあ…と思っていたらラストのオチでこういう形にするしかなかったのかあ…と。


縁を切りたかったら「自分の意志で切ったらいい」んですよ。
ダラダラ続けても精神衛生上、悪いだけですから。
ホラー短編集。
「オワスレモノ」ほど読んでいてイライラせずに済んだ。
というか、目に見えないものにおびえているばかりの話より、人間の業や欲まみれの怖さ。もっと言えば怖い目に合うのは本人に原因があるんじゃないの?って感じ。
その中でも一遍『緋毛氈の上』は他のと少しテイストが違っていて私好み。
出来たらこんな話をどんどん書いてほしいなあ…

文庫なので解説がついていたので、イライラしてあまり面白くないなあと思った本もなるほどそうやって読めば良かったのか…と回答を見た気分。笑
夏休みに入って読書感想にコピペするのか検索数が増えているけど、自分で一度は読んでから他人の意見と突き合わせしてくださいね。
それにしてもレベルの低い本の検索が多いから、逆に「それ、読んだところで感想文を書くのに困る(=内容が無いからor中高生の感性を豊かにするとは思えない本を選んでいるから)本をセレクトしすぎている」と思うのですが。

読みやすいって本は感想も残りにくい。
難しいと言われる本は「何が言いたいのだろう?」と深く突き詰めるからこそ分かった時は「ああ、主人公はこんな気持ちだったんだ」と教養が深まるんだと思うけど。一回読んでわからないからこそ夏休みにじっくりと何回も読み込むんだと思うんだけどなあ…
つじつま合わせに他人の感想文をコピペするぐらいなら提出するな!
毎回、検索数が増えるたびに思うわ!

てなことで、解説から抜粋。
『203号室』
念願の一人暮らしを始めたアパートの部屋に心霊現象が頻発する話であり、そこで起こる一つ一つの怪異は「著者自身の実体験も盛り込まれた」と言う触込み。それはどこでも誰にでも起こりうる、匿名性の不条理な恐怖として読者の側に入り込んでくる。
こうした話の場合しばし浮かぶ疑問ーーどうしてそんなところからさっさと出て行かないのかーーに対し作者は主人公の性格と言う形で回答を出す。
彼女は現実よりも自身の理想=思い込みを優先することで周囲の人間関係から次第にに切り離され狭いアパートの一室に閉じ込められ=閉じこもっていく。

『真理』
郷里での幼馴染との再会をきっかけに、「あるもの」に憑りつかれてしまう物語。怪異のディテールは生理的嫌悪感こそグレードが高いものの定番。
都会の生活に疲れた主人公は自身を襲う怪異に対して、これが現実に起こっている超常現象なのか、それとも自身の狂気がなせる技なのか、と言わば論理的に追い詰められていく。

『美しい家』
思念によって作り上げられた異界についての物語集である。
特に「時間」外界を形作っている。

一回読んでました。2002年発行なので10年前の本なのですが、意外や意外取り上げている人が結構今でも「旬」な人たちが居たり、その反面この本に書かれていた人とは別の人と結婚したり…など面白い結果も。

10年って長くて短い複雑な年数…
ホラー短編集

どうしてこう、ホラーって読んでいてイライラするんだろう…


加門さんの本って小説よりエッセイ(怪談実話が中心ってのも…だけど)
の方が生き生きして面白い気がする。
久しぶりに自分の実家に住むことになった主人公。
その途端、小中学の同級生の男と再会。
何気に同窓会に行って以来、奇妙な手紙等が投げ込まれることになる…

正直「203号室」同様、相当読んでいてイライラ しました!!
ねえ、なんで家族が一緒に住んでいるマンションなのに家族の繋がりが無いに等しいの?親子の仲が悪いわけでもないのに。
なに、思いっきり都会のど真ん中で一人っきりで生活してます風なわけ??
一人で思いつめてる割に何も対策を取らない、例えばもう自分の頭がおかしい=キチガ×だと思うのなら病院に行け、気のせいだと思うのならお祓いを受けろ。
社会人なんだから少しは行動してみろって。
「どうしよう、これは夢?現実?」って一人であ~だこ~だしている描写が延々と続くのでうんざり。

あ~~~~~~~イライラするわああああああああああ
この主人公!!!!!と全く主人公に同情することなく読み終えた一冊。

東京は
みんながみんな、反発しあう磁石のように反射的に距離を置きながら、磁気の源には心を向けない。

見ない
見えない
見る気が無い

それこそが人と情報であふれる都会で暮らしていくための、
賢い処世術なのだ。


と言うことを修学旅行で知って以来、大学受験を東京に決め、めでたく一人暮らしを始めた大学生のアパートで起こる奇怪な現象…

まあ、息子が某所で一人暮らしを始めたので気持ちのいい話ではなかった。
とはいえ、「何か」が起こっている割に主人公、結構「他人ごと」というか
悪い意味でのんきだなあ…と。
そりゃ、頭おかしいと他人に思われても仕方ないような対応しているから、
読んでいてイライラ。笑

東京にあこがれる気持ちがわからん。
人は多いし自然は少ないし。
あそこにあこがれるのは 真の田舎者ってことだと思う。
よっぽど何もないところに住んでなきゃ、東京中心部にあこがれるわけない。
と、思う。

加門さんの愛猫育児日記…って、加門さんが平凡な育児日記を書けるわけがない!ってほど、まあ色々奇々怪々な出来事のてんこ盛り。
たかが子猫一匹飼うだけにこれほど色々な出来事が起こるのかあ…とちょっとペットを飼うのが億劫になりそうな一冊。笑

猫の避妊手術の時に「気」を送ったり、気功、お経とちょっと普通の人では考え付かない対策を練ったり。まあ、ゲージのを側に水晶のクラスターを置いた身としては他人ごとでは無かったり。笑

共感すべき点は

その1 落ちている哀れな子猫を拾う
その2 ペットショップで半端に育ってしまった行先不安な猫を引き取る

里親募集に出ている猫はむしろ安心な猫なのだ。
すでに猫好きに保護されているため、少なくとも命の心配はない。
ならばボランティアの手から漏れた「哀れな子猫」の出現を待ちたい。


この鉄則を外したがために、うちの仔は早々に旅だったのかもしれない…と懺悔の日々…
次男が続きを借りてきてくれたので拝借。

前回「こんなにダークな話」とは知らずに読んでしまい、正直数日おも~~い
気持ちを引きずったので今回もちょっと不安だったけど…

展開的には「仲間」が出来て一人で苦痛をしょい込まなくなった分読む側もかなり楽になった。
とはいえ、仲間が出来た分18巻までの「鬼気迫る想い」というか絶望の中にあって一人の女性だけを想い続けた真摯な気持ちの描写が薄れて「タダの冒険活劇」になってしまったような…
あと、後半に出てくる「海賊」がまるで出版社が「今、時代は海賊ですよ!」ってあおっているような気もしないでもない。
海賊=ワンピー×みたいでなんかなあ…

大風呂敷を広げ過ぎた結果、収拾がつかなくなっていて話がどんどんわけわからん状態になっている気がする。
読む側も集中力が欠けてきたし…
18巻までの方がのめり込めた気がする。
もうそろそろ終結に向けて展開していった方がよろしいのでは?
いつまで引っ張ってんねん!
伝記アクション系。
昔は半村良さんとかよく読んだな~
さて、正直、読みづらかった。
人物が入り乱れているというか、何が「善」で「悪」でと簡単に片づけられない設定ゆえに…

それにしてもこうやって見ると「地名」って結界だったのね。
簡単に市町村統廃合で意味のない地名に変更してはいけないと思うんだけど。
日本各地に「似た名前の地名」がある意味が何となくわかるような…
本当に隠しておきたいものをダミーを置くことによって秘する。
長野県が日本の中心であったという説も地図を見ながら読むと「なるほど~」。

本書で舞台になったのは長野県戸隠。
昨日TVで見た「サマーウオーズ」の栄ばあちゃんに届いた手紙の住所も
長野県 伊勢 と言う文字が読み取れた。
う~~~ん、素敵にシンクロ。


同じ本でネタを書いて申し訳ない。
携帯電話の「謎」が無ければ書いていた内容を。

とあることがきっかけで激しいマイナス感情が抑えることができない。とっさに会員制ブログにそのことを吐き出すように書き込んだ。
少しして、あ、これは良くないな、と感じた。
以前からマイナス内容は文字にするな、と何度も知人に忠告されていたことを思い出したからである。むろん、読まされる側もたまったもんではないだろう。
(中略)
まずいものを引き寄せてしまったかな、と即座に分かった。
私の中の負の感情が書くことによって固定化され、周辺の何か良くないものを呼びせてしまったらしい。


以前から思ってたんです。
旦那と大きな口げんかしたら毛皮の子供が病気になったり、星になったり。
もっと言えば、向かいの事を書いたり「氏ね!」とか言ったり思ったりしたら
毛皮の子供に跳ね返っている気がするなあ…と。
事実、前回こちらに「病院に行く前に挙動不審なババアを見た」と書いた翌日でしたから。
「悪いものには勝てない」だから本当にもう「無視」するしかやり過ごす手立てはないような気がした。
正直読むの躊躇しました。怖くて。
だって、これの第二弾に当たる本を読んだら毛皮の子供が星になりましたから。偶然とはいえ、見返しに「護符」が印刷されている本なんて今までなかったし。
しかも第二弾のレビューには「第一作の方が怖かった」(本作)と書かれているからこれ以上毛皮の子供が星になるのはいやだ~~~~~~!!!!と。

生きている毛皮の子供がいるリビングでは読まず、お骨の置いてある部屋で読みました。(びびりまくり)
生きている子が引きずられたら嫌だから。

読みました。結果と言えば一作二作に差はあまりなく、正直「似た話だな」。
さらに、作者の性格というか「怪談実話」を書き「視える」と加門さんにまで認められ本人も「引き寄せるのに祓えない」というお騒がせなくせに「見えた気もするけど、気のせい、気のせい」でスルーしている性格にイラッとした。
現実でもそんな風に「KY」だから生き霊的な嫌がらせを受けるんじゃいの?と。

さてですね。
ここからは私の話。
この本を半分ほど読んでいる時に旦那から携帯に電話がかかる。マジ、ドキッとしましたぜ。
「仕事が終わったから車で来て」と。
正直、この本を読んだ時に車を運転するのはどうよおおお…と思いつつも迎えに行くことに。

で、運転数分後再び旦那から電話が。
「おい、運転中に出れるかよ」と思いつつ表示画面を見ると
「伝言メモ起動中」とのことで信号待ちになったから
「もしもし。今運転中だよ」と言うも、相手は

声は聞こえるんだけど、だれかと喋ってる?
他の人と電話しているのが聞こえてる??
え??私の電話と繋がってるんだよね?
かけたのはいいけど、近くにいた人と喋ってるの??


はああああ???

「お父さん!!お父さん!!お父さんってば!!!
繋がってるよ。もしもし???
運転中なんだってば!!早く出てよ!!!!!!!!」と。

一向に応答なし。

で、一旦電話を切って再度旦那に電話を掛ける。

「もしもし????車で迎えに行っていいんやんな???」
「うん、来て」と。
で、切って一路旦那のいる場所へ。

運転交代して「2回目かけてきた????」
いいやあ??かけてへんで?

「さっきな、怪談実話集の本読んでってな、嫌やなあと思ったんやけど…」と事をの顛末を話す。
ついでに伝言メモも見るけど「メモはありません」表示…

時間列で言えば
着信履歴
1時43分←普通に応対した分
1時47分 謎のコール

リダイヤル
1時49分←私が運転中にかけたやつ

マジ怖いわ…

いつもなら読書日記は朝書く(ネタが無くなるから)んだけど、今日は書いて厄払い。

頼むから毛皮の子供を引っ張らないでね。

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