監修者のかた、肩書きは「筑波大学教授」だそうです。
しかし教授ってイコール「究極のオタク」って気がしました。もう、「いっちゃってる」系??方向で。
まあ、宗教学を勉強したら結局こっち系になるんでしょうね。そもそも何が楽しくて「宗教学」勉強するんだ?

天使と一言で言っても「キリスト教」(これが一番有名?)
ゾロアスター教、仏教(飛天、天女と表する)、イスラム教など。
「こちか×」で有名な「帝釈天」はヒンドー教では「インドラ親」と呼ばれていた…とかもう、いろんな国の宗教がまじりあっている日本という国は一体何なんだ?って感じ。

ある意味「この国の宗教は××!」って決められていない分自分の好きな宗教を選べるのだけれど、一方で各宗教のいいとこどり(に見える)新興宗教ができちゃうから怖い。

確かにこの宗教ではこのような呼び名であったものが、別の宗教によるとこのような呼び名となり姿かたちとなるってのは見ようによっては面白いんだけどね…

個人的には「悪魔」の方がストーリーを作るには個性のあるキャラを生み出せると思いますが…
ゲームや小説にも「悪魔」の方が力が強いってのはやっぱりそっちの方が「魅力」がある、ってことなんでしょうね。

でも、大学でどんな授業するんだろう??
佳川さんと同列の内容です。
ていうか、おもいっきり「かぶって」ます。
ただ、著者の経歴が外資系の金融業でバリキャリ意識も高く、むしろスピリチュアル系とは真逆な環境に居たにもかかわらず、そして「退職届」を出そうとしていた時に面接した人から「ストレスの対処法は、瞑想です」と言われた時から運命の扉は開いた!って展開です。
この手の「ある日突然腑に落ちた」「ある日、気がついた」って展開が多いのはなぜでしょう?
そして書いてあることがほぼ同じような内容、同じような考えに行きつくのはなぜでしょう??
著者も「宇宙の法則」を書いてあり、それは既読したものと同じ。

自分を愛することがすべての幸運のカギ、っていう主張です。
例えば佳川さんなら「望めばかなう」っていう主張ですが、この人の場合は「エゴからの解放」を前面に押し上げています。
ので、巻末に「Q&A」があるのですが「お金」の質問なら吉川なんなら「目標を立てよう!そしてお金を受け取ることを自分に許そう」と答えるところ著者は「豊かさの似合う体質に変えよう」と答えています。

後参考になったのは
『人の言葉に傷ついて落ち込んでしまう』と言う質問に「傷ついた時は一言「私、傷つきました」と言う訓練をしましょう。だた自分の感情を述べるだけです。
決して相手を攻撃するわけではありません。

『人と対立するのが怖くてすぐその人にあわせてしまいます』
「あえて対立するまでもないような些細な「むっとする出来事」に遭遇した場合、私は相手にわからないように小さな声で「ケッ!」と言うようにしています。
般若のような顔をして言ってはいけません。
あくまでもにこやかに小さく「ケッ」です。<
/blockquote>

今までの本で「ケッ!」はなかったのでこれには大爆笑。
読みながら「ケッ!」って練習しちゃいましたよ。
これからは「ケッ!」ですね。(笑)


著者は「日本人」じゃないです。
それで助かってますが、こんな本、日本人が「まじめ」に書いたらそれこそ女性から「総シカト(今時「総スカン」って言葉、使うのだろうか?)」されて、生きていけないと思います。

ある意味、「ジョークだよ」って言い逃れる人間のタイプであれば「セーフ」ですけどね。

2006年発行 (アンケートは2005年に調査)

前回「女はなぜキャバ嬢に…」と言う本を書いたのと同じ作者。
18歳から37歳までの既婚、未婚女性にアンケートした結果をまとめたもの。

2005年5月に2000人の女性のうち、18~37歳の女性の46%が「下流」と答え、上流は11%。
さらに、23~27歳の年齢で「下」が53%で「上」は8%のみ。6月にした結果は「上」が21%になり、下が29%に減った。理由は「価値観」。
…、って、アンケートの結果をあれこれここに書いてもしょうがないか。
配偶者の年収が1200万以上であっても自分は「下流」と答えるような女も世の中にいるみたいだし。
まあ、600万以上の収入を運んでくれる男と結婚したかったら「外見にも気を使え」と書かれてるし。

明るく、元気で、健康で、素直で社交的で、てきぱきしたでも私は人並みで普通ですと言う女性が結婚し、
他方、1人でいるのが好きで、こだわりが強く、自己主張が強く、優しくなく、きれい好きではない、でも私は個性的よ、という女性が結婚していないのである。
↑、このまとめ、めっちゃよくわかる。
未だに独身である人たちの顔が浮かんでくるもの。
こだわり=車はミッション! ってやつもいるし。
しかしこの「結婚の傾向」も突き詰めりゃ、「就職」にも関係していると思う。
見てくれが「汚い」よりは「清潔感&こぎれい」な方が、一緒に仕事するならいいし、我儘よりも素直で明るい子の方が楽しいし。人事の面接官が男か女かによって合否が左右されるだろうな。

7タイプに分けられるチャートがありまして、
品のいい暮らしがしたい⇒将来のことは、わからないのでその日その日を楽しんでいきたい⇒人や社会の役に立ちたい
⇒結果:オンナ追求系
となりました。
最後の設問を他方を選ぶと、インテリ自己実現系となります。確かに、数年前だったらインテリの方だったと思います。でも、この年になったら「役に立ちたい」なんて考えるだけ無駄。もう、無理、無理って感じなので。

面白いことに
実はこのタイプの最も注目すべき特徴、それは「既婚、子持ちの人の中にもこのタイプの人が多い」ということ。「オンナ追求系」のあくなき好奇心は、年齢や結婚生活で失われることはきっとないのだろう

同類が結構いた、ってことです。(笑)

7タイプは
人生エンジョイ系
きちんとお嬢さん系
オンナ追求系
インテリ自己実現系
平凡安定系
堅実コツコツ系
脱力マイペース系
 となり、中でも平凡安定系と脱力マイペース系だけにはなりたくないなあ…と思った。要は「上昇意識が無い」から。
「ささやかな幸せに」満足する人が多いタイプだけど、そういう人に限って他人の生活が気になるんじゃないんですか?って思うんですけど。(「仕事は?」って聞く人がこのタイプに当てはまる人が多いから)

しかし結婚前の自分の年収、学歴までもが旦那選びに影響し、結婚後の意識にまで影響するとは…
高卒だと年収400万代の旦那しかゲットできないのか…
う~~~ん。

何気に「洋書、翻訳物」の棚で見つけました。
作者はキャリー・アサイとなっており、
翻訳は森バニースとなっていて「2世??」って感じですが
内容を読む限りは「アメリカ人が書いた、ゲーム的ジュニア小説」ぽい。

わかりやすく言えば、最近行われたスポーツの祭典で姉弟ペアで着物のような衣装でスケートをした、あんな感じ。
日本人のとりあえずの設定なのに今まで作った料理が「ポップコーン」ぐらいとか。
日本人の10代はポップコーン、作りません。
カップ麺かおにぎり…も作らんか?
コンビニで済ましちゃうかな?

名前付け方も変。
「ヘブン」は飛行機の墜落事故の唯一の生還者だから仕方ないにしても、生粋の日本人の設定なのに
欧彦(おうひこ)、古仁志(こにし)という名前は
変過ぎ!
6巻ぐらいまでまだまだ続く模様…
ええ本でんな~
世の中の男ども全員がこの本を読むべきですな。
小学校の教科書に採用したらええねん。
てか、男どもはさっさと白旗揚げて「女の人には逆らいません。私ら劣性遺伝ですから」と認めりゃいいのによ。
「生み出す性」に「生み出される性」が勝てるわけないのをさっさと認めろ!

ちなみに題名は「妻がニコニコしていたら世の中安泰」ってことに気付いた著者が『全国亭主関白協会』の会長となっていかに嫁を「大切」にするかを日々研究、話し合ってい模様。

全国亭主関白協会 愛の三原則
1、「ごめんなさい」を恐れずに言おう
2、「ありがとう」をためらわずに言おう
3、「愛してる」を照れずに言おう


新!亭主関白道段位認定基準
初段…3年以上経って「妻を愛している」人
二段…家事手伝いが上手な人
三段…浮気をしたことが無い人、ばれてない人
四段…レディーファーストを実践している人
五段…愛妻と手をつないで散歩ができる人
六段…愛妻の話を真剣に聞くことができる人
七段…嫁・姑問題を一夜にして解決できる人
八段…「ありがとう」をためらわずに言える人
九段…「ごめんなさい」を恐れずに言える人
十段…「愛してる」を照れずに言える人


ちなみに旦那にこの基準の部分(初めにある)を読ませた段階ですぐに「 本を閉じました」。
さあ、定年したら「さよ~~なら」が待ってんで。アンタ!
2008年発行

う~ん、役にたたず。
設問に「あなたのデスクが片付かない理由」と言うのがありますがなぜに「 片付かない」と決めつけて来るの???(怒)
しかも結果が『遅さとこだわりが原因(のんびり屋さんのあなたは「陳列」と「単純化」を』だって。(更に怒)

のんびり屋さん誰の事だよ!!!!

次に「あなたのお仕事トーク、ここが問題です!」の結果が
『情報不足や後ろ向き発言がモンダイ!』
あなたは穏やかでおっとりした性格の持ち主。何をするにもゆったり構え、プライベートはもちろん、職場でも事を急ぐことはめったにないはず。以下省略


なめとんのか?!
早口ってのはセンターの窓の時に指摘されたけど、その一方で近所のおばちゃんに「センターに行ったら、あなたの列だけ進むのが異様に早かった…」って言われていたのに…

「あなたが今、のばすべき「仕事力」は何?って言う設問は
足りないのが「持久力」優れているのが「創造力」。
これは納得。
持久力は①気分転換やリフレッシュタイムを取り入れる。
②低めの目標設定をする
③趣味を長続きさせる習慣を付ける
と言うアドバイス。

おっとりなあ…

それ、小学校までの自分なら納得するけどな。
一体誰の事やねん?!ってのが今の現状。

人間の見分け方

2010年2月28日 読書
さすがです!!
大学のセンセイが書いただけあって
全然何が言いたいのさっぱりかわかりません!(爆

さすがに文学部のセンセイだけあってぜんぜん「理論的」な文章展開をしてくれなくて「で?」なわけで。
この手の本をビジネス系出身(?)の人が書いてくれたらもっと整理してわかりやすく理論的になるのに。
こんだけ文学的というか、口語的に「で~あるからして…」みたいな文だと付き合いきれません。
大学生、こんな内容を授業で聞いているのかと思うとお気の毒。睡魔のとの闘いやろね。

編集者もこれじゃまずい、とでも思ったのか各章の後ろに
まとめ的に「参考メモ」が集約して書いてくれてます。
本文読まなくてもここ「 だけ」読んだら時間のロスを防げます。(てか、ここだけで十分なのさ)

関大に××先生を誘致したのは自分の手柄、作家の××と知り合い、まるで自分の手柄話を書きたかったのか?と突っ込みたくなる内容。
授業中3分の2「雑談」をし続け聞いている方が「で、どうつながるの?」って感じで。

大学行っても「大御所」って言われる先生につくよりもやる気のある「結論を最初に言う」人につく方が私はいいな、と思った一冊。
文学畑の人って「3段論法」で話が展開できないのか?と思った次第。この喋り方して社会に出てたら「頭わる~~」って思われるだろうな。これが通用するのは「大学のセンセイ」だからだよ~~ん。


旦那の車を見て「お宅はいいわよね~」的発言をするバカに遭遇する。
ので、私はオマエの旦那がどこに努めて、いくらもらっているのか知らないので今後「じゃ、どこに勤めて、年収いくら?」ってちゃんと聞いてやろうと思う。
うちの年収を「知って」いるから「いいわよね~」って言うんだろ?
じゃ、聞いてもおかしくないよね?
私は知らないから何とも言えなんだし。
       ↑
   当然、すべて「イヤミ」だけどね。

目に見えるもの「だけ」で人を判断し、その陰に隠れた「努力」とか「大変さ」は知ろうとしないのは今回のスポーツの祭典でも現れていたような気がする。
これって、日本人の特性なんだろうか?

この本で言うキャバクラの説明
キャバクラの語源はキャバレー並みの明朗会計で、クラブ並みの高級感あふれる店内で遊べるというもの。給料は最低でも時給2000円以上。客の指名を受けると指名料が上乗せされる。キャバクラは原則「おさわり」なしなので、セクシーパブ、ランジェリーパブ、ピンサロとは異なる。
なお、札幌ではキャバクラは「おさわり」有りで、「お触り」がないのはニュークラブという。


そうか、キャバクラってこんなんだったのか。

結論から言えば、この著者「下流社会」を取り上げるのが好きみたいなので、そっち系に結論を持って行く。
本書の中でも東大卒のキャバ嬢を取り上げてもいるんだけどね。
『なりたがる』のではなく、「それしかなれない」ってのが結論。
バービー人形のように正真正銘に「女」を楽しめるスタイルができるので人気がある一方、今が楽しければいいと言う価値観が広がり、性に対する解放も影響。バブルの崩壊が現状享楽志向を更に強めた。
しかし最も重要なのは、明らかに格差社会が広がり雇用情勢の変化である。女子(特に高卒以下の女子)がまともに正社員になれないという状況がキャバ嬢になりたい女子を増やしているのだ。
また、バブルの崩壊は男に頼らず自分の力で稼がなければならない意識をもたらしたと考える。
女子が高校を卒業して正社員になることは難しく、なれたとしても条件が悪い。かといって周りには十分んな所得を稼ぐ男も減っている。
そういう現状においては、若いうちにできるだけたくさん稼げる仕事を目指す女子が増えるのは当然だろう


まあね。勉強が嫌いで高校中退したり、友達との関係がうまくいかずに中退する子がキャバだと雇ってってもらえるのも「若い」うちだけって本人たちもわかっているんだけどね。
じゃ、今稼ぐだけ稼いだけどあと何年その金で食いつないでいけるんだ?ってことになるんだけどね…
キャバ嬢と言う「明るい」職業の裏にものすご~~い「暗い」人生の先が待っているのかと思うと憂鬱…

2007年発行

この本は自己啓発や心理学と言った棚ではなく、フツーに株式や税金の本の隣にありました。

さて、なぜトイレ掃除をするかと言えば
1、謙虚な人になる
2、気づく人になる
3、感動の心を育む
4、感謝の心が芽生える
5、心を磨く

だそうです。

さらに、トイレ掃除だけでは効果が無く筆者は
トイレの蓋をするわけは「臭い」にあり!
と書いてあります。
トイレをピカピカに掃除をすればするほど、どんどん「臭い」が消えてなくなるからこそ、幸運が舞い込んでくるのです。

なんで、臭いかと言えば
「臭い」にこだわる人は、見えないところまで気配りできて、一切手抜きの無い仕事ができるようになります。
「トイレの蓋をする人」⇒「臭いにこだわる人」
「臭いにこだわる人」⇒「見えないところにも気を使う」
「見えないところにも気を使う」⇒「信頼できる」
「信頼できる」⇒「安心して仕事を頼める」
「安心して仕事が頼める」⇒「仕事が増えて、お金がいっぱいになる」という図式が成り立つのが予測できる。

さらに「芳香剤を置いても、金運アップにならない」となり
基本的に「臭い」にこだわって掃除をするようになれば、芳香剤は必要なくなり、置くことにより「臭い」に鈍感になり、悪臭があっても気がつかなくなる。
トイレ掃除をするコツは、あくまでも「外見」ではなく、「臭い」です。芳香剤を置かないだけでも「便の臭い」「腸内の状態」「口臭の原因」「家族の健康」に目配りができるようになる。

更には
風呂場の排水口や流し台の排水口からも臭いがしたらトイレ掃除を励んでも水の泡なので、これらの蓋も閉める習慣を付けるとさらに良い。
閉めることによりゴキブリの進入を防げる。
また、「カビの臭い」も気になるので原因となる湿気を極力抑え寝る前にきちんとふき取る事を勧める。
ゴキブリは「夜行性」「水が無いと一週間生きられない」「風通しの良いところは嫌い」なので、ゴキブリ対策とお金に好かれる体質は同じことになる。
貧乏神が住み着くと、子映えが発生するのでゴミの処理もちゃんと行うこと。
足のにおいも不快感を与えるので、玄関の靴を出しっぱなしにしない。整理整頓を心がける。


まあ、ちょっと「…」な気もしないではないですが、幸運はきれいなところにやってくる、っていう風水的思考を持てば
なるほどなあ…と思う部分もあるので「臭い」にこだわるのはいいことかもしれない。
家は風を通す、水気は残さない、ってのが「風水」だから。

ちなみにトイレ掃除もブラシを使わずに「素手」で便器を洗えば洗うほど効果があるそうです。
…  めっちゃ、勇気いるわな。
でも、それを一回クリアしたら後は割り切れるのかもしれない。掃除に拘わらず。
土下座、一回したら後はプライドなんか気にせずに何度でも割り切って出来るようになるように。

今の家に新築で引っ越した時は次男の布おむつ、便器に突っ込んで便を軽く落としてから洗濯機に入れてたけど、大人4人になったらさすがに突っ込むのは…汗
男3人なので一週間で臭くなるから、トイレマット三日に一回は洗うから、洗濯機一日2~3回回すことになるし。
とりあえず男衆には「便座の蓋は閉めろ!」とだけ習慣づけることから始めよう。
2006年発行


旦那の車が今度購入して初めての車検。
そしたら、経費が三十万から五十万もかかる…と聞いてきた。当然「車購入貯金」を取り崩して経費に充てることに。
買う時も高くて、メンテナンスもバカみたいにかかる。
売ってまえ!!!!!!(怒

てなわけで、またもや「お金」について勉強する羽目に。


著者は漫画家で今までは「堅実路線」で株に手を出してなかったけど七十万貯金して1円が利息だったことにショックを受けて「株、買うど~」に変身。
ど素人さんではあるけれど旦那さんが証券マン。
これってずるくね?ずるい、って言うのは語弊があるけど素人に強力な助っ人が付いていることには変わりない。
ただ、読んでいくにつれて逆に「玄人」の意見で損な手放し方をしたり納得できない売り買いになっているのも確か。
主人公の「本能」のままに「株主優待」が欲しい!という純粋な気持ちで購入したりする方が株価はなぜかアップする。
まあ、時代を読むのが上手いんでしょうね。

私も何年か前に「あるじゃ×」を買って「株主優待!」って言う記事を目にしたけど「でも、やっぱりなんかめんどくさそう…」と思って購入は見送ったっけ。
こうやってこの著者が株にはまった時から10年ほどたって、振り返ってみたら当時は「景気底打ち」だったけど10年後には「JA×株 0円」になるなんで思いもしなかったし。このときもし株主優待に惹かれて株を買っていたら目も当てられんかったやろな…
これがやっぱり株の怖いとこで素人はよ~~く考えないといけない落とし穴なんでしょうねえ…
作者のデビュー作。
ドラマにもなったようですが、見てません。

1998年発行ですが、表題作は1997年に書かれたということから作中に常に「PHS」が出て来るところに「時代と風俗」を感じます。
デビュー作でこんだけとんがった作品を書いていたら先日書いた『夜を守る』がちょっと「ゆるい」感じがするのも仕方ないかあ…
系列的には同じなんだけどやっぱりデビュー作と作家生活も何年か経つと作風が変わるのは仕方ないんだろう。
今回の方が「刹那を生きる!」感とスピード感がある。
人間まるくなるのはいいけれど、日常を「退屈」している人間にはこんなスリリングな体験を本を通してでもやらないとやってられない、ってことで若者に支持を受けたんだろうなと。
ただ、何でも暴力で解決するのではなく頭で冷静に考えて行動し、なるべく傷つく人がいないように全力を尽くす主人公だからこそ共感を得れるのだと思う。
2008年発行

正直、今まで読んだ本の中では比較的感動しなかった 本。

う~~ん、なんかてきと~に流して書いた感じ。
ストーリー的には「昼間の仕事」に満足していない気持ちからこの町を良くしよう!と放置自転車をきれいに整理したり、酔っ払いを移動させたりとガーディアン活動をする4人。その活動の中で色々な出会いや事件に遭遇。

って、書いたらもう終わり。
若い人が読んだら少しは感想も違うのだろうけど。

2009年発行

ノーコメント、って感じ。
そもそも「お金持ち」の基準が不明。
過去の著書は「高額納税者名簿」に基づきアンケートとかその他の付随したデーターから「明らかにお金持ち」が明確になったとおもうけど、この名簿が廃止されて「絞り込んだ」データーが取れてないにもかかわらず、この本を書いてるって…

ちなみに前書によれば高額納税者は「医師」が多く最近は起業経営者も名を連ねるようになったとのこと。
医師は医師でも整形外科、美容外科、眼科の科目に高所得者が多いとのこと。
美容外科って保険外だから荒稼ぎしまくれるし。
そういう意味では抜け道が多い自営の中でも利益は上げやすいんだろう。名簿廃止って、もしかして脱税を見破りにくくするために(どっかの国のえらいさんが親から億単位で小遣い貰いやすいためにとか、そのうち土地の値段が上がるのがわかっていて先手を打って買うとか)手を打ったんじゃないだろ~な。

ので、この本を書くためにアンケート取ったとしても「本当に仕事で忙しく、また利益を上げている人」がのんびりパソコンでアンケートをまじめに返してくれているとは思わない。
多分「なんちゃって、金持ち」や実はそんなに金持ちじゃない人が「冗談」で返信してもわからないってこと。
子どもの進学を調べるために「プレジデン× ファミリ×」を参考にしたとかも書いてるけど、この「プレジ…」を読んでいる人が全員「金持ち」とは限らない。
私が「VER×」や「STOR×」を買って「一瞬、セレブ」気分を味わうのと変わらないと思う。
またこの「プレ ファミ」は「偏った文章」書くなあ…と読みながら思ったし。(次男の受験時に2冊ほど購入)
「いや、なんか、考え方違うし…」と、違和感大。
金持ちならこの本を読んでも、違和感なく「そうだ、そうだ」と思うのかもしれないが。

せめて、明らかに「金持ち」な人を仮名でもいいからば~~んと出して「うちはこういう教育方針です」と「具体例」を挙げてくれなきゃ、本当に金持ちがそう考えているとは思えない。

とにかく、読んでも役に立たない一冊。
以前読んだB型の取り説みたいに「Bはこうだ」「Bはこんなこと思う」みたいなのではなく、ちょっとまじめにBを人類学、歴史学ぽく分析。
Bは遊牧民族DNAを持つので「マイペースで大胆不敵」と大きく分類されるそうです。
「みんなで一緒におなじことを」と考えるA型が多い日本において「浮く」のは当然の結果。

ところで文中に1919年にある学者が「A型が多いヨーロッパ系…」と言った分類をしたそうで。
でも、20年前にイギリスに滞在した時、イタリア人の女の子と血液型の話をしていたら彼女はB型で私がAと言ったら
「Aはイタリアでは珍しい」と言われた。
ちなみにこの学者は「白人は優れている」と主張したかったけどそうしたら日本人とかはどうなる?ってことで「正しい証明」にはならなかったそうで。

血液型だけで「優秀」「劣っている」と分類されちゃかなわんな。
Bと暮らしだして、人と違っていても結果さえ出したら何してもいいじゃないか、って思うようになったし。
むしろ「群れたら何してもOK」っていう「個人では何もできないA型」にイラつくんですが。
いじめをする側を一回血液型分類してみたい。
「人と違うことを嫌う」Aが発端なのでは?
Bなら「まあ、どっちでもいいん違う?関係ないし。」と問題にもしない気がする。そういう意味でもかなりおおらかな人が多い気がする。

Bはそもそもこの手の本を読んで「自分はどう思われている」なんてことすら眼中にない気がする。
こうやって「Bって一体何なんだ?」って「知ろう」とするのは他の血液型かもしれない。
題名の「自分も知らない」って部分に「知ってどないするんや?」って言うのが旦那の意見だった。

画像がでないのが残念。
表紙の写真は黄色い車に雑貨が載っていて、斬新。
本著は4章に分かれていて、前半の3章に色々な「起業」の形が紹介されている。
特に1章目にある方々で印象的なのは「物件が先に見つかってしまった」って感じで、綿密な計画とは言い難い状態で開始。
2章目の人は会社で仕事をしていたけど、やっぱりこっちがしたいとか、30を境に独立、って人の紹介。
3章目にはかなり「斬新な」商売の仕方をしている人を取り上げている。
好きなことを、好きな商品だけを、仕事を通して知的障害者に働く場所を…
こんな仕事のやり方があったんだ…と既成の商売からの思考の脱却。

旦那にパラサイトしている現状ではうらやましい限りですが、4章の森永卓郎さんの言葉じゃないけれど「まず、やってみる」っていう姿勢が大切かと。
「やりたいなあ…」ではなく、「とりあえずやってみよう」!その姿勢が、大切。
美容ライターの著者が色々な女性誌に書いたエッセイの中から「特に言いたかったこと」を格言的にまとめた本。
美容が根底にあるのになぜか「生き方」に通じていて、読んでいて40代の人間なら「そうそう、そうなのよ~」と共感できる内容が多いと思う。
一方、まだまだ人生の入口に居る20代後半から30代の人ならここに書かれているような生き方をしっかりと意識して取り入れ充実した毎日と心の在り方を学べると思う。
で、10代後半から20代前半の「アゲ嬢」系の子が読んでも全く理解できないと思う。
堅実に毎日を一生懸命生きている人には「効く」処方箋って感じでしょうか。

例えば40代なら共感できる
幸せな女
この世で一番幸せな女は、ひょっとすると、人を許せる女かもしれない。
自分を傷つけた人も、自分の悪口を言った人も、許してしまえるって、スゴイこと。
そして、誰より心穏やかに日々を過ごせるという意味で、
実は一番幸せなのかもしれない。


30代前後なら
自信を失おう
20代後半に入るころ、人は自然に自信を失う。そして悲観的になる。しかしその自信喪失こそが、実は1人の大人として、自分の足で歩いて行く人生の入口にたったことのしるし…
自信を失って当然なのだ。そして自信を失わないといけないのだ。
人生を謙虚に、きちんと前に進んでいくために。

20代後半はすでに子育て期だったので自信を失う時期を逸したからこんだけ謙虚さが無いのかしら?わたし…

アゲ系が読んでも理解できないと書いたのは
カワイさは、疲れさせない
カワいさはひとつの「癒し」でなくてはならない。その人が穏やかな微笑をたたえて何か一言言っただけで、そばに居る人がなんだか知らないがホッとする。
ホッとして幸せになる。
そこまで人の心を動かしてこそ、本当のカワイさであるはずだ。
カワイさが難しい決定的な理由もそこにあり、作られたカワイさは、逆かなり身勝手。
周囲を散々疲れさせる。そういうカワイさなら、いらない。

ズラを買って、若いこの雑誌も買うけれど、見ていてやっぱろ疲れる。「私が一番!!!!!」「見て、見て、見て~」って暑苦しいほどの願望が化粧に現れていて。
逆に「そんなに自分に自信が無いから、素顔を隠して仮面をかぶらないといけないのか?」とまで痛々しい物を感じる。
私のズラが他人との交渉の拒否の現れとしたら、彼女たちは「自分の存在」を化粧でしか表現できないのだろうか?
男とくっついて歩いて、他人に不快感を与えても「自分さえよければ…」って感じだし。それを許している男と付き合っている段階で終わってるんだけどなあ…と。

この本でも「男選び」の一つとして
正義感
男と女の相性を最終的に決めるのは、正義感の有無だと思う。
つまり、正義感の強い女は、自分と同量、またはそれ以上の正義感を持っている男でないと、一生付いて行けないのかもしれない。途中で嫌になってしまうかもしれない。
しかし不幸な事に今の時代、男より女の方が、正義感が強かったりするのである。

仕分け作業中の「レンホウ」議員なんか、めっちゃ「男前」やったもんね~~
あんだけパキッとした「正真正銘の男性」が議員ならこの国も安泰なのに…と誰もが思ったと思うし、彼氏にしたい!!と思ったはず。
(まあ、中にはヘタレな男が好きな情けない女もいるでしょうが…)
もしかしたらこれが著者が言う「同量の正義感」かもしれない。自分がパキッと言うからこそ、同じようにパキッと言う人に惚れる。

似たものが引き寄せられるように、もっと自分は「こう!」って自分ブランドの確立をしたら、不必要な物は取り入れなくて済むのかもしれない。人もコスメも。
2008年発行

良書
なのに、画像が無いのは残念…

泣きます!何回も涙は出ます!!(笑)
学校の先生って「給食食べれていいよな」とか「夏休み、長くていいよな」ってわけのわからない「嫉妬、ひがみ 」にさらされる職業だと思います。
その圧力に耐えかねて、未成年に手を出したりするぐらい、精神的にきつい職業なのかも、ってこの本を読んで思った。

主人公の「良太先生」は子どもを食いものにせず、むしろ誠実な天然キャラで接していきます。
計算のない素直な言動は、どんな「演技」にも負けることなくストレートに子どもや保護者そして一部の教師にも伝わります。
その先生を喜ばす為に子どもが自主的に行動に出たのですが、それが今度はまた新たな問題点に発展していく…と読みだしたら一気に本の中に引きづり込まれる魅力があります。
簡単な文章なので高校生の長男に薦めたぐらい。
金×先生や熱×先生のように「熱く」ないんだけど、素朴で自分の言動が他の人にどの様に響くかなんて全く考えていないからこそ、素直な子どもには「伝わる」ってものがあるってことを気づかしてくれるのでは。

あらすじ、書こうかな?と思ったけど、やっぱり読んで、感じて、考えてもらった方がいいような本。

子どもの可能性ってこんな風に自主的に伸び伸びと育って行ける環境=指導者があれば全く違うものになるってことを改めて感じさせてくれる。
同僚の龍一は「先生を育てれる先生になりたい」と大学院を目指すし。それって『踊る…』でオダっちがギバさんに「上に行っておれたち下の者が仕事をしやすくなる環境を作ってください」って言うのに似てる。

人を育てるって、難しい。子どもに教師(=大人)は毎日何かを教えられているってこと、もう一度思い出さなきゃね。

いい本です。お勧め!!
2004年発行

読めば読むほど着物って奥が深い…
楽しそうな反面、ハマったらきりがない感じ…
毎日「日常着」として取り入れる覚悟が無いと、その後こんだけ買ったものの…どうすんだ?!って感じ。

手ぬぐいを半衿代わりにしたり、帯で遊んだりと本当にちょっと小物に取り入れるだけで「季節」を感じれるものなんだなあ…と。
半衿にするほど着物を着るとは思わないので、手ぬぐいをちょっとした額に入れて、掛け軸代わりにしてもいいなあ…とは思いましたが。
100均の小物を玄関に飾る。
季節の花を一輪飾る。
金額的に負担にならない程度に「季節」を感じる「しつらえ」を取り入れて、生活を楽しみたい。
家に居る限りは、家が楽しい!!!って心の底から思えるようにならないと。
ガーデニングとか外での作業の方が好きなので、早くあったかい季節になってくれないかな?

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