賭けで田舎に住む24歳の行遅れ+読書好きの女を落とそうとする従弟のたくらみを阻止すべくモテモテの伯爵が後を追いかけるも、いつものパターンで恋に落ちる。
ヒロインは気絶しそうな位服のセンスが悪すぎ…けど、伯爵は一向に気にせず。
「見かけがなんだ!私は彼女が好きなんだ!」と。笑
この手の小説で笑うことなんて今まで一回も無かったんですが、本作に関しては結構笑う部分と言うか本人真面目にやっているのにどこかおかしい…そんな感じの笑い。
その他のわき役がま~にぎやか、にぎやか。彼らのおかげで普通なら収まることがどんどん事態が悪くなる。そんなコメディー要素もあった一冊。
「歯」と馬車を激走させるシーンが特に好きかも。

スタナップ伯爵を「スタップ」と読み違えてばかりでいよいよ老眼かあ…

面白い。久しぶりに小説らしい小説を読んだ満足感あり。
ドラマは一回も見ずに終わったけど、原作がこれだけオモシロかったらそりゃ、
ドラマにしたら当たるでしょう。

これ2重の復讐劇なんですね~
不良債権を回収するのは当然として同僚、父親の仇もきっちり取っている。
ただ、ラスト。
交換条件の内容が「おい!」って感じ。
ああやっぱり、この人も銀行と言う組織に染まって性格悪いんだ。
組織で自分の思うようにしたかったら「上」に行くしかない。
『踊る…』の二人の約束みたいだな。
まあ、日本のトップに立つと「法律の解釈」までもを変える力を持てるんですから。
ぜひ今回賛成案に一票入れた大臣のお子さんたちを筆頭に第一線に送り込んで
隊員たちと同じように銃器を持って走らせてくださいね。
のんびり日本で椅子に座らせておくようななめた真似をすんなよな!ダボ!


ところで。
この本の題名は目にしていたもののなんとなく「バブル採用で全く仕事ができず、
下の世代からは『つかえね~』と冷たい視線を浴びつつ黙々と耐えている…」
そんな40代の悲哀かつ自虐を含んだサラリーマンの哀愁的な作品だと思っていました。
なので、題名と内容にギャップがあるなあ…と。
この題名じゃなかったらもっと早く手に取っていたかも。
そう意味では「題名で失敗している」作品かと。
大体今時編集者が付けた「中身は腐っていても題名だけは立派」な
商品の多いこと。開けてびっくり腐臭漂う…なんてざらだもの。
そういう意味では2004年に発行された当時はまだ編集者も作者の意思を尊重していた時代なのかも。

新シリーズ
お子様向けの本にいちいち噛みつくのは大人げないとは思うけれど、
この点だけは言いたい。
瑠璃姉の子供の名前「緑青」。(ろくしょう)
読んだ時の違和感は昭和生まれにしか無いものなんだろうか?
平成生まれの子はこの言葉を聞いたことなく成長するからこの作者が「おかしい」と
思わずに「ファン」で居続けれるのかも。

緑青=あおさび 有毒
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E9%9D%92
子供に「さび」なんて名前付けます?
瑠璃だから青系の名前にしたのかもしれないけど。
せめて瑠璃ときたら「玻璃」。「瑪瑙」「翡翠」でもいいじゃないですか、宝石系で。
この名前の由来の説明がないので別の意味を持たせているのかもしれないけど、
それでも 名前は親から子供への初めてのギフト だから
いまどきのアホ親がつけるような感覚だなあこの作者、と。

他にもいっぱい言いたいことはあるけど、もうこの人の表現や感性は
「気持ち悪い」その一言に尽きる。
「ぷくぷしたほっぺ」とか「ぷくぷくした手」と言った表現にうんざり。
25歳の女が「ぷくぷく」って。
それはデ× ってことなのに、
どこまでも「美形」であるかのように話が進行している。
生身の女と接したことのない妄想男しか読まないのか?
お菓子ばっかり食べて、動かない女がきれいな体型を維持できるわけないのに。
前シリーズの10代の設定かつ読者もそれぐらいのお子様だからそれも通用するかもしれないけど、そこを直さずに昔のまま押し進めますか…

最上階である四階の、表通り側の部屋の、色あせたピンクの布張りの扉を、一弥は…


直木賞作家とは思えない表現方法。
of でどんだけ繋げた英文になるんや?
この文に違和感を感じるのは私だけ???????
これは原作がいいのか翻訳がいいのか。どちらにしてもこの手の本にしたらストレスなしにスラスラ読めて気持ち良かった。まあ、いつものように女が必要以上にヒステリックになることなくむしろ「これからどうなるんだろう…」と言うワクワク感の方が先にくるし、お互いの気持ちを丁寧に描写しているところが高得点!笑

そもそもいつもこの手にあるような設定ではなく、有名な「放蕩者」な「悪魔の侯爵」「天使の伯爵」と呼ばれるテクニシャンの男二人が「どっちの方が上か?」と言う途方もない「賭け」をすることになり、「一体だれがその審判者になるのか」と言う注目の中、極秘に名乗りを上げたのが「冷たい美女」と噂されるヒロイン。
そもそもヒロイン。亡夫に身も心もボロボロにされ「不感症」「産めない女」とまるでどっかのヤジのようなことを言われ自信喪失。めでたく夫が死んで23歳ながらも未亡人。
この賭けの「審判者」になることによって「非は自分にあるのか?それとも?」と言うことを
確かめ「自分を変えたい!」と言う一瞬「お!3Pか!!!」と言う誤解を招くような設定の裏に切実な女の悲しみを背負っての登場。
最初の一週間は「悪魔の侯爵」と過ごし、さあ変わるのか、変われないのか…と。
それ以上にヒロインがどんどん心を開くことによって体も自然と開いていく過程も丁寧で見逃せないポイント。
一方この賭けのきっかけになったのは「天使の伯爵」が兄妹のように育った娘が結婚することを知り、そこで初めて自分の気持ちに気が付く…と言う一冊で二度おいしい
二組のカップルの恋愛が交互に綴られています。
社交界では「この二人を好きにならない者はいない」と言うぐらいのモテ男二人が
「本当に好きな相手」を前にしたら右往左往している姿が微笑ましい。

と言うわけでこの作家さんの本を続けて読みたいところですが、蔵書が…
一体どういう基準でこの手の小説を購入しているんだろう?
聞いてみたいところ。
1880年 中央ヨーロッパの小国と言う設定。微妙に『Gosick』みたいだなあ…と思ったり。ヴィクトリカはいっつもフリフリドレスだけに。
が、こちら「経済難」のため金持ちの貴族と結婚するか資金稼ぎのためにアメリカに行くかと言う選択を強いられた王女=28歳 未亡人が今回のヒロイン。

ひじょ~~~~~~~~~~~に性格が悪く寝起きも超悪い。
そしてヒーローとなるのはこれまた無口で無愛想なテキサスレインジャー。
王女と罪人の女を間違えて連行することになりその道中の二人の言い合いの激しいこと…
前も違う本で書いたけどやっぱり「お姫様は言葉使いが美しい方がいい」。
この一言に尽きます。
ラストは訳者があとがきに書いている通り「掟破りの大円満」で終了。
訳者に掟破り と言わせるかあ…
いいですよね「夫一人、注文!」ポチ! 完了! 2~3日で発送します!
そんな現代設定ではなく、まだ女性に選挙権のないアメリカの設定。
ヨーロッパと言った歴史のある国設定ではない分、今風でこういったロマンス小説と言うより今時の本ぽい感じ。←変な言い方だけど
父親が死んで娘一人で残された牧場を切り盛りしているヒロイン。けれど周りは「男がいないとだめだ!」とばかりに嫌がらせをしてくる。特にブ男がこれまた求婚してきて圧力をかけまくるのでつい発作的に親友に「夫一人、送りたし!」と電報を打つ。
そしてこれまた素敵な親友は自分の夫の弟をアヘン漬けにして強制送付。笑
妻と子供を亡くして廃人生活だったヒーローの承諾も無しに代理結婚で事後承諾にして
反論できないようにしているし、連絡が取れないところに逃げるという親友にしては恐ろしすぎる濃い過ぎるキャラに爆笑。

で、なんか都合よく「ここでもう一度人生やり直そう!」とヒーローがヒロインの牧場再建に力を貸す展開なのですが、この手の「すき→嫌い→好き→嫌い」を数回繰り返さないと話が進まないのはお約束なのですがそれが唐突過ぎて「え?寝落ちして数ページ読み飛ばした???」と読み返すこと数回…と言うぐらい変です。
この本がデビュー作と言うこともあるのでしょうが、後半ダレてきてエピローグなんて
完全に要らないし。
「送りつけられてきた夫」と言う設定はものすご~く面白かったのに、後半が残念過ぎ。

でもネットで夫や彼氏が「買えたら」いいよな。笑
「顔はジャ×ーズ系。年収1千万。性格温厚かつ判断力がある。この条件の男を一人
注文!ポチ!」
飽きたら捨てるか
まあ、返品されたら顔を修正して再出荷なんてのもいいかも。
いいよね~今、一回会っただけで殺すの流行っているし。
よくもまあ、ネットで連絡を取っていたとはいえ
初めて会った見知らぬ男の車に平気で乗るよなコイツら。
って、ロマンス小説の感想に毒吐いてどうすんだ?てか?

シリーズ最終巻
正直上巻の鬼気迫る描写よりは数段落ちるけどハッピーエンドなんで許す。笑
既刊の「お気楽モード」を吹き飛ばすような一転した真面目モードの一冊。
正直このシリーズでこの巻が一番小説としては良かった。
真面目で礼儀正しく穏やかで実直でお人よしだった久城君が戦争によって「愛する者」と強制的に引き裂かれ、一見立派な青年に成長したように見えるのに「残してきた」ことに対する罪悪感と焦燥感、不安、自分が子供であることに苛立ち…と瑠璃姉さんの前で慟哭する場面は今までにない性格描写に胸が締め付けられた。
先日読んだ『あずかりやさん』に『星の王子様』が出てきたので読んでみた。
う~~ん、昭和生まれの元子供が読んでも理解できない単語の訳を平成生まれの子供が読んで理解できるんだろうか?と思うようなところがしばしば…
「寄せ算」って何?「ウワバミ」って?(ウワバミ=酒飲みって発想してしまう)
因みに私が借りたのは1962年第一発行、1997年63刷のものですが。

う~~ん、この手の本って子供の時に読むのと大人になってから読むのではかなり感想に差が出そう。もうお菓子より酒の方が好き!ってぐらいに完全大人の私にとって子供の目(の振りをした)から見た大人像、まあ、つまらん存在と言われてもなあ…
ヘタするとこの本を大人になっても好き!って人は「わたしは永遠に子供の心と持っている純粋な人間なのよ!(どう、すごいでしょ!)」と言っているような気がして…
思うなら思うで結構。一見無駄に思えることに時間を使うこともいいし、
友達を大切にすることもいいことだ。
けど、絶対に「口に出して言わないで」欲しい。
なんかそれ、やらしいから。わかりやすく言えば「私、自然を大切にしているよ。エコでしょ?」みたいな。あのなんていうのかやっている本人はいいけど周りからしたら「エゴ」にしか見えないあの感覚。
あれに似通った雰囲気を感じてしまうのは私がすっかり酒飲みの大人だからでしょうか?

「人はパンだけで生きているのではない」これに似た思想
「嵐」の前のリビングチェスの一日。
今までぼやかしてあったブロワ警部の奇妙な髪形や手を繋いだ部下の理由。
そしてヴィクトリカの出生の秘密。
など、最後に向けての補足的な位置。

それにしても
もふもふ ケーキを頬張り、
くんかくんか 匂いを嗅いだり。
いえね、ある一定の年齢の読者層なら「おなじみ」の描写表現ですが
恐ろしいことに本書「小説 野生時代」に掲載されたものを描き下ろしを付け加えての
出版。
「野生時代」って壮年の男性が読者層のイメージなんですが…
いい年したおっさん相手に「くんかくんか」「ぷくぷくした手」と言った文章を読まさせるのかと思うと…

あと動物の形に剪定するトピアリーって通常「常緑樹」でするので「落葉樹」でやっている描写はどうかと。校正さん無しですか?それともスルーですか?
子供相手(ラノベ)に書いてあるならまだしも大人相手に書く内容ではないと思います。
この作家さんもう少し時代考証とかしてみてはどうでしょう?と言いたくなる一冊。
まあここまで好き勝手に自分の書きたいことだけ好きなだけ書けたら作家冥利でしょう。
ラノベなので「そんなかた苦しいことは抜きに、もっと気楽に読んで…」と言われたらそれまでですが、この時代にそんな風習、文化があったのか?と。
さらに「ウイ」とフランス語で答えたかと思うと「the show must go on!」と英語で表記したりバッラバラ!確かに読者の頭のレベルを考えたらフランス語で書いても理解できないのはわかるけど「ラ・ヴィ・アン・ローズ!」とかどっちかにしません?
しかもソヴュール国にフランスから嫁いできたのが「ただの内気な女の子」って…滝汗

読んでいて普通に「オチ」がわかるのにまるでそれが違うかのように話が進むので
「あれ?中山七里ばりにどんでん返しがあるのか?」と読み進めていくと確かに
「まあ、びっくり!」的なオチは用意されていたけどそれも「想定内」。
というか、読んでいたら「あの人は?」とわかるんだけど…う~~ん。

大人が読むシリーズではないですね。早く終わらないかな。

時系列的に普通に6巻の後。
「ベルゼブブの頭蓋」から帰ってきてちょっとヴィクトリカが体調崩しました。
久城が親切にも本や花を選んで持ってきてやる。ついでにちょこっと推理…そんな短編。
まあ、ぶっちゃけ読み終わって本を閉じたら「はて?どんな話だっけ??」と一瞬で忘れる内容です。

漫画の原作としたら面白いだろうけど、文章で読んだら…
直木賞作家だし映画も公開されるし(している?)からどんな作家だろう?と今後手に取る人がいるだろうけど正真正銘の「大人」は手を出さない方が無難。
時間と金の無駄←点思考そのもの!笑
『猫弁』の作者。
一遍目は「児童書か?」って感じのテイスト。さすがポプラ社。
2編目から少し大人テイストに変わったのは描き下ろしだからかな?
表紙からわかるようにほのぼの、穏やかな感じ。大人向け童話とでも言いましょうか。

『星の王子様』を読んでいたらなお一層楽しめると思える一冊。
「大切なことは目に見えない」でしたっけ?名セリフ。
それを示唆するかのように店主は「盲目」。
さらに年を取らない王子様のごとく、17年たっても当時と変わらない店主。
猫が喋り、のれん、自転車も語りかけてくる。
ただ、後半にかけて若干イマイチ感は出てくる。
「トロイメライ」までが本当に良かった。
昨日DNを書きたくても「がいとうするものがありません」表示ばかり出て、書けませんでした。「ショッピング」の項目もず~っと使えないので「和書」だけが頼りなのに…
どうしたのかな??????

さて、本書。
時系列から言えば5巻と6巻の間にあたります。
夏休み、二人っきりで過ごしました。そしてその最後の一日が5巻に当たり、
帰りの列車が6巻にあたる設定。
お兄様の髪型が変わった理由は本書にありますが、明確な記述はなくヴィクトリカが
何等かかかわっているな、程度。

正直読んでも読まなくても本編には支障がなく、ぶっちゃけ時間の無駄
「ほかの本を読んだ方がいいかも…」ってぐらい身の入らなかった一冊。
本日発売。ゲットしました!
私の星座で
ラッキーアイテム 海外旅行のガイドブック
とあり
更には
ラッキースポット 飛行機の中

とありました。
まあ、TVで皆さん楽しそうにサッカー観戦されてまして「わざわざ会社休んで行っているんだなあ…」と。
出会い運にも
もともと外国に縁があったり、海外旅行が大好きな××座の
人ですが、この時期はいつも以上に海外に出かけてみましょう。
新たな運が開発され始めます。

2014年後半の過ごし方には
向学心が強まっていますから、特に外国語の習得に、出来るだけ時間を割いてみることがお奨めです。
英会話教室に通ったり、英検やTOEICを受けて自分の能力を確認したりと、
それ以外の外国語にも目を向けてみましょう。
など、
どうも後半は「外国」と縁がありそうなことばかり書いてあって。

今日、英語でしたが新たに見学者2名来られて。
今年に入ってすでに2名「新入生」として加入されていて
最近、英語に対するモチベーションがダダ下がりの私としてはここらで
「もう一度、頑張ろう!」と言うカツが欲しいところ。
ぶっちゃけ、「×月に××に行く!!」と言う目標があれば一番いいんですが…
もっとも、「サッカー見に行くぞ!サンバ習うぞ!」って方向に行きがちなんですが…
(語学より、ダンスの方が楽しいもんね。コスプレ気分で盛り上がるし)

ところで今外国に行くとしたらどこなんでしょう?
一昔なら「すぐ行ける」でキムチの国とかシナの国とかでしたが、
今の反日っぷりを考えると、ねえ…
ロマンス小説の影響でやっぱりヨーロッパに行きたいなあ~
けど、ハワイかグアムあたりで体を慣らして(?)からだろうなあ…
世界遺産をぜ~~~んぶ見に行けたら一番いいんだけどな。

これ以上、落ちこぼれないようにしなければ…滝汗

例えば、職場の同僚が皮肉を込めた言葉で挑発して来たり、
上司や取引先から嫌味を言われたり、無愛想な店員に客を客と思わない扱いをされたり、商品の不具合を訴えても取り合ってもらえなかったり、役所の窓口の人間に横柄な態度で邪険にされたり…あなたにもこうした経験があるはずだ。
また、人を小ばかにしたような言葉や事実に反する批判を浴びせられると、唖然として
何も言い返せなくなったりしてしまう人もいる。
そうれは往々にして、予期せぬ不意打ちに思考そのものが付いて行かず、
うまく切り返すだけの語彙や知識ももちあわせていないからである。
あるいは、つい感情的になって相手の挑発に乗り、激しい言い争いを繰り広げてしまう人もいるだろう。しかしそんな不毛なやり取りから得るものは何もない。
貴重な時間とエネルギーを浪費した挙句、ストレスが増大するだけだ。


と、最初に書かれている部分を抜粋しましたが、最後まで読まれた方います?
私は最初だから読みましたが、この本、延々とこんな ダラダラした感じで
書かれているので「もっとポイントを絞って書けよ!!怒」と相成りええ、途中放棄いたしました。
例はまるで「自慢か?!」って感じのエピソードてんこ盛りだし。
まあなんとなく「嫌味等を言われたら、後で『もし今ならどう言い返す?』と思考の練習を繰り返し、似たような場面でその切り返しを使ってみる、みたいな感じのことが書かれてました。(途中放棄なんでいまいちですが…)
それ、やっぱり賢い人(著者は東大卒)だなあ…まるで返された試験の間違ったところをとことんやり直して自分のものにする、みたいな?
言われて言われっぱなしにせず、じゃあ、冷静になった今ならどう対処する?
自分に問うてみる。問わずに言われっぱなしだから同じことが繰り返される。
う~~~ん、わかるけどめんどくさいなあ…
常に「質疑応答」の想定をしとけってこと?とっさに言われても「想定内」なら冷静に対処できるもんねえ。

けど、日本人として「言われたから言い返すのは同じレベルに落ちること、無視しとけ」ってのが刷り込まれているゆえさらに上を行く切り返しを発するのって抵抗をあります。
あるがゆえに「言われっぱなし」が続くのですが…難しい。
スレ違いの原因になっているのは、
先天的に持って生まれてきた「違い」なのです。
「違い」は自分を客観的に見ることのできるモノサシなのです。
自分を知ったうえで相手を知り、対策を練る方がより効果的。

「すれ違い」を生む三つの原因
・コミュニケーションと言葉の違い
・楽天的か悲観的かの違い
・行動傾向の違い


コミュニケーションと言葉の違い
「~ですよねえ」と語尾の音が上がり、長く伸びる傾向の人
こういう人は相手に合わせようとするタイプ。相手の表情や気持ちをうかがいながら
自然な笑顔で周りと接する。「線思考型」

「~です!」と語尾の音が短く、言い切り傾向の人。
自分のタイミングやペースを大切にするタイプ。
相手の目をしっかり見て話す人が多い。
無駄なことを言わずポイントだけ話そうとする。「点思考型」

「~なんだよなあ」と声が大きく、語尾が言いっぱなしの傾向がある人。
大きな口を開けて話し、表情の動きやリアクションが大きいという特徴がある。
集中力が散漫で、相手の話を聞いていないこともよくある。
「面思考型」


この後この3つの思考型をさらに分類していきます。
 ★前進原人
 ★さみしんぼ原人
 ★ひとこと多い原人
 ★こだわる原人
 ★時間の無駄原人
 ★さきのばし原人
 ★じっくり原人
 ★すべき原人
 ★まあやってみる原人
 ★せっかち原人
 ★宇宙原人
 ★やるならやってみる原人


多分私は「点思考型」の「時間の無駄原人」かと。笑
ああ、だからレジでグズグズしている人がいたら「いらっと」するんだな、と納得。
更に各原人や思考型に合わせた対処法も書いてあります。
頭に浮かぶ人を「あの人はこのタイプ…」と当てはめて言ったら「ああ、これだけ自分とは違うんだな」と納得できるので「そりゃ、合わんよな」と。
とはいえ長ったらしく結論をなかなか言わない人に「悪い、結論から言って」とさえぎるのは至難の技かと…言葉を差し込めるのなら苦労しないつーの。

心理学の本ってやっぱり人間の心理を突くのか、題名にインパクトがあるのが多い。
人がふと立ち止まって手に取るような題名をうまいことつけるなあ…

著者が女性だけあって読み手が女性の場合「そうそう」とうなずけるような内容になっている。
因みに題名の答えとしては「なんとなく習慣になっている」「考えて選ぶ発想がそもそもない」「とりあえず事が足りればいい」そんな「男脳」の結果。
いずれにせよ「男性脳」に「表情やしぐさ、婉曲な言い回しなどから相手の気持ちをくみ取る」」なんてことを期待してもするだけ損だということです。

ではどうすれば気持ちが伝わるか。
何も考えずに言いたいことをストレートにぶつける「直球勝負」が一番です。
それも一回言って聞いてくれないからと言ってあきらめてはだめ。
最低三回言わないと、こちらの言い分を理解できないことが多々あります。
なぜから「男性脳」は「興味のないことには耳を閉じる」と言う便利な習性があるからです。


夫にものを頼んで即座にしてくれたことは無い。
それは体重が重いから体を動かすのが面倒だからなのか、
それともB型だからなのか?と色々思っていたのですが男性全般にその傾向がある、
と言うことで妙に安心しました。
カスを掴んだかな?と残念に思ってしまうことがあるので

「夫が美味しいレストランに連れて行ってくれない」と嘆くより、「ここに行くから予定あけておいてね」とさりげなくリードする方がうまくいくようなのでいつまでも「お姫様気分」で
「男が何とかしてくれる」と言う考えは早々に捨て、うまく操っておいしい人生を享受しよう!と思考の転換を図るのが長く続く秘訣かも。
タイトルで借りたけど、う~ん。
AとBのイラストがあって「どっち××でしょう?」のクイズ形式なのでとっつきやすいんだけど、解説を読むと「…」が多すぎて。
例えば
この二人の男の子は小学校五年生である。
どちらの子供の方が頭がよいと予想されるか

A…眼鏡をかけた生真面目そうな男の子
B…サッカーボールをわきに抱えてにっこり歯を見せて笑っている男の子

普通「A]ですよね。
が、解説は
「よく笑う子供は頭が良い」と言うデーターがあるのだ。

へ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~って感じ。
で、こんな感じで本当に根拠はあるのか?と疑いだしてしまうのだけれど
すべての参考文献が「英語」なので「…」である。
心理学者ってすごいね。こんな参考文献を英語で読み解くなんて。

ところでタイトルの例だと
ある書店におけるレジ待ちの行列を示したものである。
どの行列が進むのが早いか、どの列に並ぶとよいと思うか

A…10~40代の3人
B…10~20代2人、高齢者1人
C…高齢者2人、20代1人
こんな列(年齢は推定。あくまでもイラストなので)
当然「A]ですわな。
すべての列は3人。あとは「年寄りの数」だけを見る。
動作が「ゆっくり」なので年寄りのいない列=Aとなる。
ちなみに
この設問はあえて店員さんを観察対象から外したが
その接客ぶりを観察すれば、どれくらい手際よくさばいているのかも判断の手掛かりになるであろう。
動きの機微な店員さんが対応しているレジの行列の方が、
進むのが明らかに早いからである。


火曜日に卵を特売するスーパーがあるので利用するのですが、
開店直後は本当に「卵だけ一つ持った」高齢者がレジに列をなしてます。
で、たまご一つなんだから小銭を用意して待っていればいいもの、会計の時に財布を
取り出しこれまたチマチマと1円を取り出しているのに遭遇してイライラします。
で、おつりをもらったらもらったで財布に入れるのがグズグズ…
ひどい奴なんかレジの人に話しかけているジジイも居やがって、マジ死ねよ!と
後ろからぶん殴りたくなりますが…
他人に迷惑をかけているという自覚がない奴らばかりなので仕方ないか。
平日の午前中のスーパーはと言うか高齢者が多い店はホンとストレスとの戦い。
卵だけのレジとか作ってくれないかな?
あ、でも大型スーパーで「衣料品専用レジ」に堂々と生鮮食品を買っていてもそこに並ぶやつもいるから年齢関係ないか。
あとはレジの人の能力に賭けるしかないのかな。
とはいえ、某ドラックストアで若い男が応援で入ったらそいつめちゃくちゃ「雑」なんで
遅くても女性の方がいいなあ…とか思いながら並んでいたりするので「早い、遅い」は
二の次になるパターンもあるなあ…
さっきの卵のスーパーで「研修中」の札を付けているのにめちゃくちゃ早い人がいて
「札付けていない、もうベテラン のはずの人より、早い…」と言う
人に当たったことがあり、「この店では新人だけど、前職もレジでした」っていう人も
いるからやっぱり列の人間を見るよりレジの人を見た方が早い気もするなあ…
あとは、籠にどれだけ商品が入ってるかも判断の基準にしてるなあ…

というわけで、一概に言えないことを「心理学では…」と書いて「それが基準」にするのはどうかと思う内容。
人間素直じゃないのはだめですよ。
しかも、なんというかこの手の話で女性の言葉使いが今一なのは特に。
頑固で思い込みが激しいヒロイン。
更に父親に「不器量」と言われて育っているためにコンプレックスが強すぎて
人の言うことをなかなか信じることができないという…
話もなかなか進まないし、ラストもよくよく考えたら調子よすぎ。
読むのが疲れた。というか、自分なんでこの手の本を読んでるんだ?
10冊読んで1冊面白かった、と言う感想を持てたらいいような分野なのに…

それにしてもヒロインが性格きつい、言葉使い悪いといまどきのじゃじゃ馬レベルの
設定は多くの読者にに受け入れられるからこそなんだろうか?
気の強さに正直うんざり。とはいえ、これが従順過ぎたら面白みがなくなる。
その中間が何事もいいんだと思うんだけどなあ…

< 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 >