誕生日でわかる前世占い (PHP文庫) はづき虹映著
2012年5月8日 読書
著者に言わせると
ので、よくある占いのように生年月日を全てたしたその合計が一けたになった数ではなく、元旦に生まれた人は1日のところを、七夕に生まれた人は7日の項目を見ればいいしくみ。
しか~~し。
どの「日」もみ~~~んな「いい前世」ばかり書いてあって。笑
誰一人
海賊、盗賊、乞食、親に虐待されてすぐ死んだ子供 なんて人、いない。
貴族や芸術家ば~~かり。
そんな前世の人しかこの本を買わないのか???
「前世のあなたはこうだった」「あなたが前世から引き継いでいる性格・特徴」
「前世が導くあなたの恋愛・結婚」「あなたの現世での課題」「あなたの現世での適職」「あなたの現世での金運」「あなたの現世での健康運」
が数行ずつ掲載されてます。
でね、「適職」の項目を読んでいて「どっかで読んだよなあ??」と思っていたら先日買ったアンア×の「手相」特集に載っていた「あなたの適職を診断」と
同じだった…
ちょっと怖い…
あなたが自分でお誕生「日」を決めて生まれてきた
生まれる「月」を選ぶのはあなたの両親です。
「年」を決めるのは両親を含む先祖代々の役割です。
だからこそあなた自身はより「日」にこだわることになるのです。
ので、よくある占いのように生年月日を全てたしたその合計が一けたになった数ではなく、元旦に生まれた人は1日のところを、七夕に生まれた人は7日の項目を見ればいいしくみ。
しか~~し。
どの「日」もみ~~~んな「いい前世」ばかり書いてあって。笑
誰一人
海賊、盗賊、乞食、親に虐待されてすぐ死んだ子供 なんて人、いない。
貴族や芸術家ば~~かり。
そんな前世の人しかこの本を買わないのか???
「前世のあなたはこうだった」「あなたが前世から引き継いでいる性格・特徴」
「前世が導くあなたの恋愛・結婚」「あなたの現世での課題」「あなたの現世での適職」「あなたの現世での金運」「あなたの現世での健康運」
が数行ずつ掲載されてます。
でね、「適職」の項目を読んでいて「どっかで読んだよなあ??」と思っていたら先日買ったアンア×の「手相」特集に載っていた「あなたの適職を診断」と
同じだった…
ちょっと怖い…
モンスターパニック映画、を思い出しました。
海から突如巨大なザリガニが上陸。
人間を喰らう …
必死で攻防する警察機動隊。
けれど平素「人間相手」の機関だけに圧倒的なチカラさの差を見せつけられ満身創痍。
縄張り意識から自衛隊の出動は見送られ続け、ついには
「壊走=戦いに負けて逃げること」を命令として出す 。
先日読んだ自衛隊のルポで知ったことだが、こういった「団体組織」は常に上からの命令ひとつで動かねばならない。
「死んで来い」と言われたら「はい」と言うしかない。
自分たちのプライドを捨ててひたすら「壊走」をしなければならない茶番。読んでいて苦しくなる。
あまりのぼろ負けについには自衛隊からも「援助しよう…」と声を掛けるが毅然と断る。
この部分、泣きそうになりました。会議するだけで自分たちの体には傷一つ負わない立場の人間は現場の人間の肉体が破壊されても見栄だけの為に他部署に援助を頼もうとしない。
どこまでも自分たちでけりをつけようとして手が付けれなくなるまでわからないのか。バカだ。
そして自衛隊の投入で半日で終焉してしまうという…
大半を占めた警察陣の必死の攻防は一体なんだったんだ…
(まあ、それだけ対人間と対非人間と言った対象物の違いにそれに適した組織があるんだからと効果的演出なんだけどね。)
イメージ的に「さらば宇宙戦艦ヤマ×」で圧倒的な強さを誇る白色彗星に手も足も出ずぼろぼろになるヤマ×を見ているような気持になり、
ザリガニは「ナウシ×」の「オ×ム」が目を赤くして暴走している列に「カリオスト×」の警官隊が盾を持って攻防している図、とでも言いましょうか。
で、完成された巨神兵の咆哮で「オ×ム」鎮圧、の図のイメージ。
自衛隊三部作と言われているそうですが、個人的には二作目の「空の中」が一番良かった。
今回のは読んでいて、なんか胸が締め付けられるような痛みを感じた。
海から突如巨大なザリガニが上陸。
人間を喰らう …
必死で攻防する警察機動隊。
けれど平素「人間相手」の機関だけに圧倒的なチカラさの差を見せつけられ満身創痍。
縄張り意識から自衛隊の出動は見送られ続け、ついには
「壊走=戦いに負けて逃げること」を命令として出す 。
死に物狂いで第一次防衛線を守れ。
そして設置が終わったら徹底的に壊走しろ。
どこのどんなバカが見ても警察はお手上げだと理解せざるを得ないほど無様に、みっともなく壊滅的にだ。
恥をかくために恥をかけ。
無体な命令であることは承知の上だ。しかし横須賀を守るために、日本を国辱から救うために必要な恥だ。
早急に自衛隊の投入を決定させるためには官邸に警察の完全な敗北を見せつけるしかない。
先日読んだ自衛隊のルポで知ったことだが、こういった「団体組織」は常に上からの命令ひとつで動かねばならない。
「死んで来い」と言われたら「はい」と言うしかない。
自分たちのプライドを捨ててひたすら「壊走」をしなければならない茶番。読んでいて苦しくなる。
あまりのぼろ負けについには自衛隊からも「援助しよう…」と声を掛けるが毅然と断る。
「この壊走は我々の最後の任務だ。我々にも警察の意地がある、ここで自衛隊の手を借りたなどと言うことになったら仲間に申し訳が立たん」
(中略)
「彼らはこの壊走を任務と言った。誰にも言い訳できないこの不名誉を、彼らが誰の為に任務していると思う」
省庁の反目もあろう、縄張り意識もあろう。
しかし手を借りることさえ潔しとしない相手を担ぎ出すために彼らはこの壊走を強いられるのだ。それは一体いかばかりの屈辱か。
この部分、泣きそうになりました。会議するだけで自分たちの体には傷一つ負わない立場の人間は現場の人間の肉体が破壊されても見栄だけの為に他部署に援助を頼もうとしない。
どこまでも自分たちでけりをつけようとして手が付けれなくなるまでわからないのか。バカだ。
そして自衛隊の投入で半日で終焉してしまうという…
大半を占めた警察陣の必死の攻防は一体なんだったんだ…
(まあ、それだけ対人間と対非人間と言った対象物の違いにそれに適した組織があるんだからと効果的演出なんだけどね。)
イメージ的に「さらば宇宙戦艦ヤマ×」で圧倒的な強さを誇る白色彗星に手も足も出ずぼろぼろになるヤマ×を見ているような気持になり、
ザリガニは「ナウシ×」の「オ×ム」が目を赤くして暴走している列に「カリオスト×」の警官隊が盾を持って攻防している図、とでも言いましょうか。
で、完成された巨神兵の咆哮で「オ×ム」鎮圧、の図のイメージ。
自衛隊三部作と言われているそうですが、個人的には二作目の「空の中」が一番良かった。
今回のは読んでいて、なんか胸が締め付けられるような痛みを感じた。
レインツリーの国 有川浩著
2012年5月5日 読書
著者の有名な「図書館戦争」シリーズの何作目かの「図書館内乱」とリンクした作品だそうです。(あとがきより)
残念ながら予約多数の為「図書館」シリーズは一冊も読んでいないのでこれがどんな位置になるのかわからないのが残念。
で、本書の感想と言えば正直「う~~ん、いまいち」です。すみません。
図書館シリーズに反映されたらきっと重みをもつんだろうな、とは思いますが現時点では上記の感想です。
理由は多分「ひとみ」のキャラ設定に共感というか好感が持てなかったからかも。「中途難聴者」ゆえのかたくなさだけではないと思う人に対する「壁」がどうしても。
一方で有川さんの小説に出てくる男性はそろいもそろって「性格がいい」。
これ、有川さんの旦那さんがモデル?もしくは有川さんの理想を思いっきり投入しているのか?
そろいもそろって女が「言って欲しいこと、思ってほしいこと」をさらりと口にして女の負担を軽くしてくれる。
ここまで相手の事を思ってくれる男がいるのか???と。
自分の周囲の男にこのタイプがいないだけにこの人の小説を読むとうらやましいと素直に思う。
ので、余計に性格に「難」があるひとみにこんないい男ができて「許せん!」という感情が生じたのかこんな感想になるのかもしれない。
本文自体にはさしたる感想は持たなかったのですが、文中に小道具として使われている「フェアリーゲーム」なる作品。
文末の参考文献から推測するとどうも
笹本祐一氏の『妖精作戦』(朝日ソノラマ)のようで。
なつかし~~朝日ソノラマ~~~~~~
独身時代に通っていた図書館にもあった。
記憶に残っているのは沖田艦長のイラストが表紙の「ヤマ×」だけど、読むとなぜかアニメと内容が違っておりがっかりした記憶が。
あと読んでいたのが夢枕獏さんの「キマイラ」シリーズ。
あれ、最後どうなったんだろう???
天野さんのイラストが妖しくて素敵だったんだけどなあ…
って、全く違うことに喰い付いてしまった一冊でした。
残念ながら予約多数の為「図書館」シリーズは一冊も読んでいないのでこれがどんな位置になるのかわからないのが残念。
で、本書の感想と言えば正直「う~~ん、いまいち」です。すみません。
図書館シリーズに反映されたらきっと重みをもつんだろうな、とは思いますが現時点では上記の感想です。
理由は多分「ひとみ」のキャラ設定に共感というか好感が持てなかったからかも。「中途難聴者」ゆえのかたくなさだけではないと思う人に対する「壁」がどうしても。
一方で有川さんの小説に出てくる男性はそろいもそろって「性格がいい」。
これ、有川さんの旦那さんがモデル?もしくは有川さんの理想を思いっきり投入しているのか?
そろいもそろって女が「言って欲しいこと、思ってほしいこと」をさらりと口にして女の負担を軽くしてくれる。
ここまで相手の事を思ってくれる男がいるのか???と。
自分の周囲の男にこのタイプがいないだけにこの人の小説を読むとうらやましいと素直に思う。
ので、余計に性格に「難」があるひとみにこんないい男ができて「許せん!」という感情が生じたのかこんな感想になるのかもしれない。
本文自体にはさしたる感想は持たなかったのですが、文中に小道具として使われている「フェアリーゲーム」なる作品。
文末の参考文献から推測するとどうも
笹本祐一氏の『妖精作戦』(朝日ソノラマ)のようで。
なつかし~~朝日ソノラマ~~~~~~
独身時代に通っていた図書館にもあった。
記憶に残っているのは沖田艦長のイラストが表紙の「ヤマ×」だけど、読むとなぜかアニメと内容が違っておりがっかりした記憶が。
あと読んでいたのが夢枕獏さんの「キマイラ」シリーズ。
あれ、最後どうなったんだろう???
天野さんのイラストが妖しくて素敵だったんだけどなあ…
って、全く違うことに喰い付いてしまった一冊でした。
いざ志願!おひとりさま自衛隊 岡田真理著
2012年5月4日 読書
ラノベもどきの装丁ですが、ルポです。
こうでもしないと興味をひかないだろう、と言う戦略でしょうか?
さて、ド素人が「予備自衛官補」=ヨビジホ=普段は学生や社会人をしていても災害、戦争などの有事の時に自衛官に変身する人たちです。
それになるためには試験(国語、数学、理科、社会、英語、作文)までみっちりありまずそれに受からないと訓練すら受けれないという…
筆者は中退とはいえ同志社大学に通っていたので数学だけはできる!!と捨て身の攻撃で見事採用されますが、合格後周囲に聞いて回ってもみんな「なぜあの試験で受かったのか不思議…」と採用基準が摩訶不思議だったそう。
で、素人とはいえ、筆者はフリーライター。
体験が見事「飯のタネ」になるうらやましい身分。(とはいえ、この企画が採用されなかったら…と言う結果もありうるのですが)
私も読み始めは「へ~おもしろそう。そんな制度があるのか~」と思ったのですが、読んでいるといくらヨビジホとはいえ訓練は訓練。
過酷です…
あ~~~無理無理無理~~~~体力無いわ~~
でも、本自衛官はこれの倍以上の訓練(ヨビジホが10キロ、25キロ「行進」する=当然銃やあの重たいリュックみたいなのを背負って)は「徹夜で22時間かけて60キロ」と元気に返答されたというくだりには「…」。
個人装備30キロ+機関銃、ロケット発射筒、無反動砲←これ、なに??も携帯して行進するとか。さらに追い打ちのごとく「演習場まで行進して、着いたらそのまま現地で攻撃訓練やるのよ!」
すごい!すごすぎます!
しかも返答しているの女性ですから…
彼らが被災地で黙々と動いているのはこんな訓練のたまものなのか!!
もっとこの地道な訓練を世にアピールしてもいいのではないのか!!
実際、訓練を受けた著者も心境の変化があったのか(または意図しているのかもしれないが)
文体がね、冒頭は超かる~~~~~~~~~いラノベもどきだったのが、
中盤あたりからぐ~~~~~っとまじめになり、
あとがきに至っては「さすが中退とはいえ、同志社!!」ってぐらいきれいにまじめにまとめてくれてます。
この文体の変化がもう、この自衛隊で学んだことをきれ~~に表現しているなあ~~と感じました。
実際、冒頭、あまりにも軽くて読みづらかったんで途中放棄を考えたほど。
で、できることなら大学で夏休みに短期講習としてこの訓練に参加させるような試みをしてほしいな、と。
別に「軍隊万歳!」と言ったものではなく「共同生活」とか「自分は何の為に」と言った深く考えるきっかけになりそうな体験になりそうだな、と。
まあ、本文でも教授に言われて参加したけどな~~ンにも身に付かずに「次回は来ません」と言い放つヤツもいたそうだけど。
ああ、コイツ人生においてもったいないことするヤツだなあ…と。
まず
↑
これかな、学校にこれをとりいれたらどうか?と思った理由。
言い換えれば「洗脳」でもあるのですが、戦場で余計なことを考えていたら命がいくつあっても足りないので余計なことを考えるという習慣を捨てさせ、ただ上官の指示のみに従うことが基本となる。
もう、根本の思想がというか背景が違うなあ、と。
あとがきが深い~と思った部分は、訓練初日言われた
今や警察も不祥事の連続であてにならない組織に堕ちましたが、このくだりを読んだ時「自衛隊」が日本の最後の砦特に精神の砦なんじゃないのかな?と。
偏った思想で「軍隊」を持つことは危険ですが、自分の命より守るべきものがるという思想をたたきこんで行動させているというのは本当に素晴らしいことではないでしょうか?
まあ、単純であればあるほど、思想に染まりやすいのですが。
それでも単純に「大切なものを持っている人は強い」と思いませんか?
こうでもしないと興味をひかないだろう、と言う戦略でしょうか?
さて、ド素人が「予備自衛官補」=ヨビジホ=普段は学生や社会人をしていても災害、戦争などの有事の時に自衛官に変身する人たちです。
それになるためには試験(国語、数学、理科、社会、英語、作文)までみっちりありまずそれに受からないと訓練すら受けれないという…
筆者は中退とはいえ同志社大学に通っていたので数学だけはできる!!と捨て身の攻撃で見事採用されますが、合格後周囲に聞いて回ってもみんな「なぜあの試験で受かったのか不思議…」と採用基準が摩訶不思議だったそう。
で、素人とはいえ、筆者はフリーライター。
体験が見事「飯のタネ」になるうらやましい身分。(とはいえ、この企画が採用されなかったら…と言う結果もありうるのですが)
私も読み始めは「へ~おもしろそう。そんな制度があるのか~」と思ったのですが、読んでいるといくらヨビジホとはいえ訓練は訓練。
過酷です…
あ~~~無理無理無理~~~~体力無いわ~~
でも、本自衛官はこれの倍以上の訓練(ヨビジホが10キロ、25キロ「行進」する=当然銃やあの重たいリュックみたいなのを背負って)は「徹夜で22時間かけて60キロ」と元気に返答されたというくだりには「…」。
個人装備30キロ+機関銃、ロケット発射筒、無反動砲←これ、なに??も携帯して行進するとか。さらに追い打ちのごとく「演習場まで行進して、着いたらそのまま現地で攻撃訓練やるのよ!」
すごい!すごすぎます!
しかも返答しているの女性ですから…
彼らが被災地で黙々と動いているのはこんな訓練のたまものなのか!!
もっとこの地道な訓練を世にアピールしてもいいのではないのか!!
実際、訓練を受けた著者も心境の変化があったのか(または意図しているのかもしれないが)
文体がね、冒頭は超かる~~~~~~~~~いラノベもどきだったのが、
中盤あたりからぐ~~~~~っとまじめになり、
あとがきに至っては「さすが中退とはいえ、同志社!!」ってぐらいきれいにまじめにまとめてくれてます。
この文体の変化がもう、この自衛隊で学んだことをきれ~~に表現しているなあ~~と感じました。
実際、冒頭、あまりにも軽くて読みづらかったんで途中放棄を考えたほど。
で、できることなら大学で夏休みに短期講習としてこの訓練に参加させるような試みをしてほしいな、と。
別に「軍隊万歳!」と言ったものではなく「共同生活」とか「自分は何の為に」と言った深く考えるきっかけになりそうな体験になりそうだな、と。
まあ、本文でも教授に言われて参加したけどな~~ンにも身に付かずに「次回は来ません」と言い放つヤツもいたそうだけど。
ああ、コイツ人生においてもったいないことするヤツだなあ…と。
まず
「言われたことを、言われたとおりに、やる」
これが基本。基本と言うより、これのみ
簡単そうで、なかなかできません。
「自衛隊ではバカになれ。自分では何も考えるな。
何も考えずに、言われたことをやれ。
走れと言われたら走る。声を出せと言われたら大声を出す。飯を食えと言われたら飯を食う。
バカになって走って、声出して、飯を食え」
訓練3日目には「バカになる」ことがとても楽しくなってきました。
学校や家庭でこまごまとした指示はたくさん受けましたが、
それは同時に自主性やら中途半端な個性やらも求められて、
純粋な「言われたことを言われたとおりにやる」は求められていませんでした。
しかしここは違います。自衛隊は違います。
「言われたことを言われたとおりにやる」の度が違います。
そういう意味では、生まれて初めて
「教育を受けている」と言う実感を持ちました。
↑
これかな、学校にこれをとりいれたらどうか?と思った理由。
言い換えれば「洗脳」でもあるのですが、戦場で余計なことを考えていたら命がいくつあっても足りないので余計なことを考えるという習慣を捨てさせ、ただ上官の指示のみに従うことが基本となる。
もう、根本の思想がというか背景が違うなあ、と。
あとがきが深い~と思った部分は、訓練初日言われた
「この中で、人の命が地球より重いと思う者?」と問われ約80人のうち半分程度の手が上がりました。(中略)
しかし、次の大隊長の言葉でそののんきさが一気に吹き飛びました。
「人の命は地球より重いと言われるが、我々自衛官には命よりも重いものがある。それは
国民を守るという使命感だ。」
今や警察も不祥事の連続であてにならない組織に堕ちましたが、このくだりを読んだ時「自衛隊」が日本の最後の砦特に精神の砦なんじゃないのかな?と。
偏った思想で「軍隊」を持つことは危険ですが、自分の命より守るべきものがるという思想をたたきこんで行動させているというのは本当に素晴らしいことではないでしょうか?
自分の命よりも大切なもの、と言うのはなかなか見つからないもので、みんな一生をかけてそれを探したり、見つからないまま一生を終えたりします。
しかし、自衛隊ではそのなかなか見つからない「大切なもの」を私に与えてくれました。
しかもそれが「国民を守る使命感」と言う大きなもの。
こんな嬉しいことはありません。
国民を守る、そのために受ける訓練。
国民の為に存在する、自分
まあ、単純であればあるほど、思想に染まりやすいのですが。
それでも単純に「大切なものを持っている人は強い」と思いませんか?
面白かったです。
少なくとも中途半端な仕上がりになった「塩の街」よりは断然。
冒頭の掴みはかなりOKで←日本語的にどうかと思いますが…
おかげで自衛隊系を読み漁るきっかけになったし。
ただ、中盤の「説得&交渉」の部分は正直だれ気味でもう少しうまく処理してほしかったなと思います。
登場人物のキャラ設定が「塩の街」と性別の違いこそあれ、似ているので毎回毎回同じ設定だと飽きるんで次は変えて欲しいなあ。
「それしか書けないの?」と酷評になると思いますんで。一つよろしく。←って、もうとっくに出版されてるんだけどね。
少なくとも中途半端な仕上がりになった「塩の街」よりは断然。
冒頭の掴みはかなりOKで←日本語的にどうかと思いますが…
おかげで自衛隊系を読み漁るきっかけになったし。
ただ、中盤の「説得&交渉」の部分は正直だれ気味でもう少しうまく処理してほしかったなと思います。
登場人物のキャラ設定が「塩の街」と性別の違いこそあれ、似ているので毎回毎回同じ設定だと飽きるんで次は変えて欲しいなあ。
「それしか書けないの?」と酷評になると思いますんで。一つよろしく。←って、もうとっくに出版されてるんだけどね。
海上自衛隊 航空部隊 平成5年出版
2012年5月1日 読書
今読んでいる小説が有川浩の「空の中」でして、これが「航空自衛隊」を舞台にしており前半部分に結構飛行機の事が書かれてまして。
警察モンはTvや映画で取り上げられますが(まあ、実情とは全く違う好き勝手に制作されているモノばかりですが)自衛隊系って少ないよなあ…
『戦国自衛隊』『野生の証明』なんかが映画ではありますが。
あ、ユージ・オダの駄作 『ベストガイ』は撮影協力が自衛隊でしたが。
(内容は最低だったけど自衛隊マニアたちにはもう今は無き空港や飛行機が映っているのでそういう意味で貴重な作品らしい…)
てなわけで、自衛隊に関しては全くの知識が無いので一丁借りてみた。
が、借りた本は平成5年出版の為、当然レビューで引っ張れるはずもなく。
ただ、表紙の写真に似たヘリが映っているのでこちらを拝借。
個人的には「銃器、車両、軍用機」などがだ~~~~っと掲載された図鑑的なものを借りたかったんですけどね。
それこそ「これは銃身が長く、殺傷能力大」とか「これは単発的に使用するとよい」みたいな一言メモ付きで。
警察車両なら「(通常)パトカー、ミニパト、護送車、事故処理車」など子供の本で勉強させてもらったんですけどねえ…
基地や駐屯所が近くにあればもう少し身近な存在になるんでしょうが。
それこそ「あ、この時間だと××の飛行時間だ!」みたいな。
てなわけで、しばらく自衛隊系の資料を読み漁る傾向。
イーグルとかファントムの違いが分かるようになるかな??????
ステルス機ってどんな構造??
警察モンはTvや映画で取り上げられますが(まあ、実情とは全く違う好き勝手に制作されているモノばかりですが)自衛隊系って少ないよなあ…
『戦国自衛隊』『野生の証明』なんかが映画ではありますが。
あ、ユージ・オダの
(内容は最低だったけど自衛隊マニアたちにはもう今は無き空港や飛行機が映っているのでそういう意味で貴重な作品らしい…)
てなわけで、自衛隊に関しては全くの知識が無いので一丁借りてみた。
が、借りた本は平成5年出版の為、当然レビューで引っ張れるはずもなく。
ただ、表紙の写真に似たヘリが映っているのでこちらを拝借。
個人的には「銃器、車両、軍用機」などがだ~~~~っと掲載された図鑑的なものを借りたかったんですけどね。
それこそ「これは銃身が長く、殺傷能力大」とか「これは単発的に使用するとよい」みたいな一言メモ付きで。
警察車両なら「(通常)パトカー、ミニパト、護送車、事故処理車」など子供の本で勉強させてもらったんですけどねえ…
基地や駐屯所が近くにあればもう少し身近な存在になるんでしょうが。
それこそ「あ、この時間だと××の飛行時間だ!」みたいな。
てなわけで、しばらく自衛隊系の資料を読み漁る傾向。
イーグルとかファントムの違いが分かるようになるかな??????
ステルス機ってどんな構造??
デビュー作だそうで、借りることが出来ました!!(喜)
しかしですね、あとがきに「大賞を取ったので必然的に文庫で出版。
しかし、担当さんの尽力でハードカバーで出版。で、最終的に角×文庫で出版」と
計3巻出版されているそうで。
私が読んだのはハードカバー。最初の文庫本とはメイン読者層を変えて内容もさっくりと手直しされているそうで。
このあとがきを読んで納得。
だって、本来もっと盛り上がるべき箇所=結晶をアタックする場面がすっぽりと抜け落ちており「あれ??いきなりエンディング?」と違和感大でしたから。
ただ、手直し版にしたら「?」に感じられる変な文章になっている箇所が見受けられたこと。これがデビュー作手直し無しだったら「勢いがあってよろしい」とかですませられるんだけど。
「汚名挽回」的な流して読めば引っかからないような部分なんだけど「あれ??」と何か自分のセンサーに引っかかる用語使いがあった。
もしかして「方言」とか若者には通じる「隠語」なのかもしれないけど。
おばちゃんにもわかるように共通語でお願いします。
一見SF。中身しっかり恋愛ものという「ツンデレ」←死語ですか
謎の結晶が落下してきて、それを「見た」人は「塩の柱になる」というわくわくする設定に加えて自衛隊の決死の行動!みたいに嫌でも盛り上がるアクションもの。さらに恋愛もあって「アニメ」みたいですが。
ライトノベルなのでこんな要素を盛り込まないとNGなんでしょうね。
その分ハードカバーは戦闘シーンをカットしたんでしょうが、正直中途半端。
設定はそのままで全編作り直してほしかったな。
だって、「見たら」NGなものに対して戦闘機で爆弾打ち込むという作戦であれば
ターゲットロックオンするパイロット自身が「塩」になるからその作戦は不可能に近いのに…
だから「行かないで!!」とヒロインが哀願するわけで。
なのにその部分がカットされたら「どうやって爆弾を落とした?」と説明不足。
「愛する者の為に命を投げ出す」そこに男のロマンがあるから人は惹かれるのである。そう「宇宙戦艦ヤマ×」のように。
ららら、真っ赤なすかーふ~~~なわけで。
そこを女の都合だけでただの恋愛ものにしちゃったら、ねえ…
タダの「重たい女」にしか見えないよ。
あと、どうしても突っ込みたいのが秋庭(男の主人公)の友人「入江」の設定。
「難関国立にストレートで合格。卒業後は警視庁科学捜査研究所を志望してあっさり合格」と秋庭が説明。けれど身分は「警視庁のヒラ」と言うことは一般警察官?だって、もしT大設定だったらキャリアだから「警視庁」じゃなくて「警察庁」配属でない??で、警察官がいくら混乱しているとはいえ自衛隊の駐屯司令の職に就くことのができる?????
そもそも人の下に付くことが嫌いな入江が「ヒラ」の地位で我慢できるわけないのに。
元警察官の本にも「T大卒だけど『自分の本当の力を試したい』と一般で警察に入ったものの大学の同級生とスタートの身分からして違うし、それ以上に仕事の内容に差がありすぎて結局、警察辞めた」って書いてあるのに。
それならいっそのこと初めから防衛省勤務にしとけばいいのに…
科捜研レベルの研究機関なら防衛省にもあるだろ~~に。
なんでこんな設定にしたのかなぞだ。しかも手直し版でも放置するとは…
まんまデビュー作なら合格点以上なのに、そこそこ作家として活動して書き溜めたものを追加して一冊に仕上げているのであれば、これはちょっとお粗末としか言いようのない一冊。
てなわけで、初めのオリジナルの文庫本を読んで比較したいもんだ。
しかしですね、あとがきに「大賞を取ったので必然的に文庫で出版。
しかし、担当さんの尽力でハードカバーで出版。で、最終的に角×文庫で出版」と
計3巻出版されているそうで。
私が読んだのはハードカバー。最初の文庫本とはメイン読者層を変えて内容もさっくりと手直しされているそうで。
このあとがきを読んで納得。
だって、本来もっと盛り上がるべき箇所=結晶をアタックする場面がすっぽりと抜け落ちており「あれ??いきなりエンディング?」と違和感大でしたから。
ただ、手直し版にしたら「?」に感じられる変な文章になっている箇所が見受けられたこと。これがデビュー作手直し無しだったら「勢いがあってよろしい」とかですませられるんだけど。
「汚名挽回」的な流して読めば引っかからないような部分なんだけど「あれ??」と何か自分のセンサーに引っかかる用語使いがあった。
もしかして「方言」とか若者には通じる「隠語」なのかもしれないけど。
おばちゃんにもわかるように共通語でお願いします。
一見SF。中身しっかり恋愛ものという「ツンデレ」←死語ですか
謎の結晶が落下してきて、それを「見た」人は「塩の柱になる」というわくわくする設定に加えて自衛隊の決死の行動!みたいに嫌でも盛り上がるアクションもの。さらに恋愛もあって「アニメ」みたいですが。
ライトノベルなのでこんな要素を盛り込まないとNGなんでしょうね。
その分ハードカバーは戦闘シーンをカットしたんでしょうが、正直中途半端。
設定はそのままで全編作り直してほしかったな。
だって、「見たら」NGなものに対して戦闘機で爆弾打ち込むという作戦であれば
ターゲットロックオンするパイロット自身が「塩」になるからその作戦は不可能に近いのに…
だから「行かないで!!」とヒロインが哀願するわけで。
なのにその部分がカットされたら「どうやって爆弾を落とした?」と説明不足。
「愛する者の為に命を投げ出す」そこに男のロマンがあるから人は惹かれるのである。そう「宇宙戦艦ヤマ×」のように。
ららら、真っ赤なすかーふ~~~なわけで。
そこを女の都合だけでただの恋愛ものにしちゃったら、ねえ…
タダの「重たい女」にしか見えないよ。
あと、どうしても突っ込みたいのが秋庭(男の主人公)の友人「入江」の設定。
「難関国立にストレートで合格。卒業後は警視庁科学捜査研究所を志望してあっさり合格」と秋庭が説明。けれど身分は「警視庁のヒラ」と言うことは一般警察官?だって、もしT大設定だったらキャリアだから「警視庁」じゃなくて「警察庁」配属でない??で、警察官がいくら混乱しているとはいえ自衛隊の駐屯司令の職に就くことのができる?????
そもそも人の下に付くことが嫌いな入江が「ヒラ」の地位で我慢できるわけないのに。
元警察官の本にも「T大卒だけど『自分の本当の力を試したい』と一般で警察に入ったものの大学の同級生とスタートの身分からして違うし、それ以上に仕事の内容に差がありすぎて結局、警察辞めた」って書いてあるのに。
それならいっそのこと初めから防衛省勤務にしとけばいいのに…
科捜研レベルの研究機関なら防衛省にもあるだろ~~に。
なんでこんな設定にしたのかなぞだ。しかも手直し版でも放置するとは…
まんまデビュー作なら合格点以上なのに、そこそこ作家として活動して書き溜めたものを追加して一冊に仕上げているのであれば、これはちょっとお粗末としか言いようのない一冊。
てなわけで、初めのオリジナルの文庫本を読んで比較したいもんだ。
交通事故に遭った時、あなたを救うたった一冊の本 アディーレ法律事務所著
2012年4月30日 読書
個人の弁護士が本人の「正義感」や「責任感」を元に書いた本ではなく、
共同執筆の為どちらかと言えば雑誌等でよく見る当たり障りのない文章に
最後に「不明な時は専門家(=弁護士=要は自分たち)にご相談ください」的な内容。
とはいうものの、ここでも
保険会社は、被害者の味方ではありません と書かれています。
ちょっとした事故程度であれば、保険会社の言い値でもいいかもしれませんが、
連日新聞に掲載されているような大きな事故の場合、加害者&被害者両方が弁護士を雇った方がいいと思われます。
と言うのも、交通事故示談交渉例が掲載されているのを見る限り、(保険会社の)示談提示額と弁護士交渉後の値段を比較すると
ほぼ倍 違います。
ので、安易に示談を受け入れる前に多少お金がかかっても相談に行って、
もし弁護士を付けたら金額がどう変わるか見積もりをしてもらってから判断する方がいいと思います。
一度示談を受け入れたらそれを変更することはできないので。
今まで読んできた本をまとめていくと…
1、警察は死人に口なし。
自分たちの仕事が楽になるような調書を脳内で作成後、現実にそれで検察庁に送る傾向が大なので、おや?と思ったらどこまでも「違います!」と言うこと。
もっと言えば、弁護士を雇うと「素人相手ではないから、ちょっと真面目に調書を作るかあ~」と警察に思わせることもできる。
2、保険会社は被害者(加害者)の味方ではない。
いかに金を出し渋るかを常に考えている。
ともすれば給付金打ち切りを早々に言い出してくる。
3、弁護士を選ぶときは「知り合いだから」と安易に選ばす必ず
「専門分野」を確かめてから依頼する。
「不動産」が専門なのに「交通事故」で頼んでも…
最後に「示談案のチェックポイント」が載っていたので引用
一つでも当てはまる場合は要注意!とのこと。
弁護士を雇わずに済むような運転を心がけましょう。
特に、私…
共同執筆の為どちらかと言えば雑誌等でよく見る当たり障りのない文章に
最後に「不明な時は専門家(=弁護士=要は自分たち)にご相談ください」的な内容。
とはいうものの、ここでも
保険会社は、被害者の味方ではありません と書かれています。
ちょっとした事故程度であれば、保険会社の言い値でもいいかもしれませんが、
連日新聞に掲載されているような大きな事故の場合、加害者&被害者両方が弁護士を雇った方がいいと思われます。
と言うのも、交通事故示談交渉例が掲載されているのを見る限り、(保険会社の)示談提示額と弁護士交渉後の値段を比較すると
ほぼ倍 違います。
ので、安易に示談を受け入れる前に多少お金がかかっても相談に行って、
もし弁護士を付けたら金額がどう変わるか見積もりをしてもらってから判断する方がいいと思います。
一度示談を受け入れたらそれを変更することはできないので。
今まで読んできた本をまとめていくと…
1、警察は死人に口なし。
自分たちの仕事が楽になるような調書を脳内で作成後、現実にそれで検察庁に送る傾向が大なので、おや?と思ったらどこまでも「違います!」と言うこと。
もっと言えば、弁護士を雇うと「素人相手ではないから、ちょっと真面目に調書を作るかあ~」と警察に思わせることもできる。
2、保険会社は被害者(加害者)の味方ではない。
いかに金を出し渋るかを常に考えている。
ともすれば給付金打ち切りを早々に言い出してくる。
3、弁護士を選ぶときは「知り合いだから」と安易に選ばす必ず
「専門分野」を確かめてから依頼する。
「不動産」が専門なのに「交通事故」で頼んでも…
最後に「示談案のチェックポイント」が載っていたので引用
一つでも当てはまる場合は要注意!とのこと。
☆保険会社から示談金額が提示されたけど、意味や根拠がよくわからない
☆自分は悪くないのに、過失があるとされてしまった
☆自営業を営んでいるが、休業中の補償額が低すぎる
☆主婦だから「休業損害」は無いと言われた
☆事故で破損したものについて、破損と自己とは因果関係が認められないので
賠償の対象ではないと言われた
☆無職だから「休業損害」は無いと言われた
☆退職後は「休業損害」は払えないと言われた
☆傷害慰謝料の計算方法や備考欄に「通院実日数」と言う記載がある
☆示談提示書面に「自賠責基準より高い」「任意保険基準による」と言う記載がある
☆「後遺障害」の損害について「逸失利益」「慰謝料」と言った明細が記載されていない
☆「後遺障害」の「逸失利益」の計算が5年未満である
この項目に一つでも該当する場合は要注意!
提示された内容をよく検討する必要があります。
一度専門家に相談した方がいいでしょう。
保険会社は被害者の味方ではありません。
必ずしも適切な提案をしてくるとは限らず、多くの場合、
裁判所で認められる基準を下回る金額を提示してきます。
弁護士を雇わずに済むような運転を心がけましょう。
特に、私…
子どものための交通安全知恵袋 木内俊夫著
2012年4月29日 読書
平成2年発行
これだけ連続して子供の列に車が突っ込んだので、国もおも~~~い腰を1ミリぐらいは上げると思うのですが、本書でも述べられている通り
確かになあ…
道が良くなっても親が交通マナー&ルールを教えて無かったらなあ…
とはいうものの現代の子育てママを見る限り
必死の形相でガニマタでチャリを漕いで園まで送迎
子どもを投げ入れるように園にほりこんで、車で出勤
一時間以上、通園バスに乗って登園
こんな状態でどう教えろと?
「5分でいいから歩いて登園なさってください。
脳にいい結果をもたらします。
足腰を丈夫にします」と子供が通っていた園からお達しがあったっけ。
幸い歩いて行ける距離だったらしたがったけれど、ともすれば「寄り道」が
生じるため引きずるように登園していたっけ…
子ども一人での~~~~ンびりその子だけに構っていられる環境でない限り、
親子の対話をしながら登園…と言うのは理想中の理想だと思うのですが。
これだけ連続して子供の列に車が突っ込んだので、国もおも~~~い腰を1ミリぐらいは上げると思うのですが、本書でも述べられている通り
交通事故の原因となる
1、不良な環境
2、不良な行動
3、不良な身なり
4、不良な心身の状態
これらを良いものに変える努力が「交通安全」です。
交通ルールを守るのはその一部でしかありません。
ではだれが良いものに変えるのか。
それは国や地方自治体、それに警察など役所と私たち国民の共同作業です。
身体障害者が安全に歩ける道路作りはまだまだ遅れています。
この改善は国や役所の仕事であり、
良い行動やよい心身の状態は、道路を利用する私たち国民の心がけであり、
子どもの良い身なりは、親の務めです。
したがって、「交通安全とは、役所と国民が協力して、
四つの悪い葉っぱを良い葉っぱに変える努力」と定義付けてよいでしょう。
交通安全はとかく役所がやってくれるだろうと依存しがちですが、
役所には役所の、国民には国民の役割のあることを明確に認識したいものです。
道路が滑らないように対策を講ずるのは役所であり、注意して歩いたり子供に滑り止めの靴を履かせるのは親のやることです。
役所は靴まで買ってくれません。
これを理解して次へ進みましょう。
確かになあ…
道が良くなっても親が交通マナー&ルールを教えて無かったらなあ…
とはいうものの現代の子育てママを見る限り
必死の形相でガニマタでチャリを漕いで園まで送迎
子どもを投げ入れるように園にほりこんで、車で出勤
一時間以上、通園バスに乗って登園
こんな状態でどう教えろと?
「5分でいいから歩いて登園なさってください。
脳にいい結果をもたらします。
足腰を丈夫にします」と子供が通っていた園からお達しがあったっけ。
幸い歩いて行ける距離だったらしたがったけれど、ともすれば「寄り道」が
生じるため引きずるように登園していたっけ…
子ども一人での~~~~ンびりその子だけに構っていられる環境でない限り、
親子の対話をしながら登園…と言うのは理想中の理想だと思うのですが。
自動車保険金は出ないのがフツー/加茂隆康著
2012年4月27日 読書
幸いなことに免許取って約20年。保険を請求するにいったっていないけれどそれがどれだけ幸せなことかがわかるこわ~~い、一冊。
そもそも××共済、××損保と言った会社の基本方針が
払わない 事だったとは…
被害者が事故で両足を切断しようが、歩けなくなろうが「保険金欲しさに自分で切ったんでしょ」と言い放つ恐ろしさ!!!鬼だ!
それにしてもあの手、この手でここまで払い渋るとは…
今入っている損保会社、本当に払ってくれるんだろうか?とものすご~~い恐怖感を持ってしまった。
例えば1500万の補償に入っていたとしても、難癖付けまわって「50万しか払いません」と言うのが 常識という…
はあ?入っている意味ね~~よ!!!!と読みながら腹が立つ!!
で、裁判を起こすことになるけどこれものらりくらり作戦が待っている…
さらに、結果的には相手方に有利な判決が出たら、「損をしましたので、あなたに払う弁護士料はカットします」と弁護士にまで支払いをしぶるのだから恐れ入る。
きったね~~業界
損保の中にはゴッ×の『ひまわり』を買った会社もあり、そんな高額なものを買うお金があれば支払いを気持ちよくやれよ!!!って感じ。
弁護士費用も含まれる保険もあるけれど、いざ必要になったら「別りょおき~~ん」ってこともありうるので信用してはいけない。
結局は、警察に違反金&罰金を払わずに済む運転を心がけ、損保会社に請求を起こさない運転をしつつ事故に巻き込まれないように気をつけねばならない。
そう、被害者の立場になってもお金がもらえないという事実が怖い。
今月何件も自動車事故、それも死亡事故も含んで起こっているがはたしてこの内何件が「納得のいく金額」を支払ってもらえるだろうか?
報道で大きく取り上げた事件は損保会社も「人の目があるから…」と気前よく払うかもしれないが「名もない事故(?)」の場合、「事故で身体的に傷つき、
今度は保険会社に精神的に傷つけられた」と言うことが無いことを望む。
そもそも××共済、××損保と言った会社の基本方針が
払わない 事だったとは…
被害者が事故で両足を切断しようが、歩けなくなろうが「保険金欲しさに自分で切ったんでしょ」と言い放つ恐ろしさ!!!鬼だ!
それにしてもあの手、この手でここまで払い渋るとは…
今入っている損保会社、本当に払ってくれるんだろうか?とものすご~~い恐怖感を持ってしまった。
例えば1500万の補償に入っていたとしても、難癖付けまわって「50万しか払いません」と言うのが 常識という…
はあ?入っている意味ね~~よ!!!!と読みながら腹が立つ!!
で、裁判を起こすことになるけどこれものらりくらり作戦が待っている…
さらに、結果的には相手方に有利な判決が出たら、「損をしましたので、あなたに払う弁護士料はカットします」と弁護士にまで支払いをしぶるのだから恐れ入る。
きったね~~業界
損保の中にはゴッ×の『ひまわり』を買った会社もあり、そんな高額なものを買うお金があれば支払いを気持ちよくやれよ!!!って感じ。
弁護士費用も含まれる保険もあるけれど、いざ必要になったら「別りょおき~~ん」ってこともありうるので信用してはいけない。
結局は、警察に違反金&罰金を払わずに済む運転を心がけ、損保会社に請求を起こさない運転をしつつ事故に巻き込まれないように気をつけねばならない。
そう、被害者の立場になってもお金がもらえないという事実が怖い。
今月何件も自動車事故、それも死亡事故も含んで起こっているがはたしてこの内何件が「納得のいく金額」を支払ってもらえるだろうか?
報道で大きく取り上げた事件は損保会社も「人の目があるから…」と気前よく払うかもしれないが「名もない事故(?)」の場合、「事故で身体的に傷つき、
今度は保険会社に精神的に傷つけられた」と言うことが無いことを望む。
交通事故「過失割合」の研究―交通事故工学の視点から「過失割合認定基準」の問題点を衝く
2012年4月26日 読書
著者は自動車メーカーの開発部門を経て、交通事故の工学鑑定人になった人。
事故の「過失割合」を一般人向けに平易に説明してくれている本だと思って借りたんだけど、残念ながら既存の「過失割合テキスト」の内容において「不備な点、変更すべき点、矛盾な点」が述べられており、素人には基本が無いので「?」となる。
それよりも、発行が2004年(平成13年)において、追加&思考すべき点が丸々本一冊になるぐらいになることの方が怖い。
本書でも
とあり、
車は「走る凶器」から「走る棺桶」になってしまった ともある。
私怨から読みだした車関係の本だが、「事実は小説より奇なり」ではないけれど
どんぴしゃりに時事問題に関する本を読んでいるなあ…と思わずにはいられない。
ちなみに「歩行者事故」の記述部分にこれが載っていたので引用
可能な限り、自宅前が通学路になっている家の人間は外に出て子供を見守ってやるべき(と、うっすら法に決められているんですねえ)ではないでしょうか?
いわゆる「声掛け」運動ですね。
家の前を掃きながら「おはよう」とか、「気いつけやあ~」と言った昔ながらのふれあいが少しは事故を防げるんではないでしょうか?
事故の「過失割合」を一般人向けに平易に説明してくれている本だと思って借りたんだけど、残念ながら既存の「過失割合テキスト」の内容において「不備な点、変更すべき点、矛盾な点」が述べられており、素人には基本が無いので「?」となる。
それよりも、発行が2004年(平成13年)において、追加&思考すべき点が丸々本一冊になるぐらいになることの方が怖い。
本書でも
モータリゼーションの発達により、道は歩行者から車へと優先権が移行した
とあり、
車は「走る凶器」から「走る棺桶」になってしまった ともある。
私怨から読みだした車関係の本だが、「事実は小説より奇なり」ではないけれど
どんぴしゃりに時事問題に関する本を読んでいるなあ…と思わずにはいられない。
ちなみに「歩行者事故」の記述部分にこれが載っていたので引用
法規制
☆児童、幼児の保護義務
児童(6~13歳)、幼児(6歳未満)の保護者は、
交通頻繁な道路、踏切、その付近の道路で遊戯させてはならない。
付き添なしで幼児を歩行させてはならない。(法14条3項)
小学校や幼稚園に通学する幼児や児童の通学中に必要があれば、
警察官やその場に居合わせた大人は、誘導、合図、その他適当な措置をとり、
彼らが安全に道を渡れるように努めなければならない。(法14条4項)
可能な限り、自宅前が通学路になっている家の人間は外に出て子供を見守ってやるべき(と、うっすら法に決められているんですねえ)ではないでしょうか?
いわゆる「声掛け」運動ですね。
家の前を掃きながら「おはよう」とか、「気いつけやあ~」と言った昔ながらのふれあいが少しは事故を防げるんではないでしょうか?
なんでこれが交通違反なの!?―警察は教えない126の基礎知識 今井亮一著
2012年4月26日 読書
面白いもので書く人の立場によって同じ物事を見ているにも関わらず述べている結果論が違う。笑
例えばアンチ警察の弁護士なら「納得いかなければ最後まで抵抗、拒否しろ!
警察の言いなりになるな!どこまでもくらいつけ!」と述べるとしたら
著者は「交通ジャーナリスト」と言う肩書故、あくまでも外側の人だから
「どれだけ抵抗しようが、違反は違反。その事実は消えないのであれば素直に従った方が心証悪くして裁判になったところで警察に勝てるわけがない」とバッサリ。
なので読んでいると「警察寄り??」と思っていたら別の個所ではニュアンスが違い「もしかして二人で執筆してる??」と思うほど。
さて、そんな微妙な立ち位置の人から見た人でもこんな風に解釈してました。
普段の運転を見るんだって。
へ~~~
普段の運転で20年近く無事故無違反だった人間を。
めったに行かない道で取り締まるのはどうかと思うんですけどね。
普段通りなれた道なら「ここでネズミしている」と言う情報も持っていたと思いますが。
あの時、私の前に居たあの軽のドアホのババアが居なかったら…といまだに思う。
他人をイライラさせる運転をする奴はOKで、その挑発に乗っちまったバカネズミがNGなわけで。
他人をイライラさせる運転、万歳!!!
優先道路に平気で低速で割り込んでくる車万歳!
店舗の駐車場から車を出すタイミングを計っている車のちょうど前に停止すること万歳!(←教習車にやられた時は、マジ切れそうになった。何、教えてるんだ!!!!ちなみに教官は20代後半から30の女だった。)
こちらが優先道路にも拘らず、右折で突っ込んでくる車、万歳!
こんな「普段の運転」がまかり通るのにねえ…
例えばアンチ警察の弁護士なら「納得いかなければ最後まで抵抗、拒否しろ!
警察の言いなりになるな!どこまでもくらいつけ!」と述べるとしたら
著者は「交通ジャーナリスト」と言う肩書故、あくまでも外側の人だから
「どれだけ抵抗しようが、違反は違反。その事実は消えないのであれば素直に従った方が心証悪くして裁判になったところで警察に勝てるわけがない」とバッサリ。
なので読んでいると「警察寄り??」と思っていたら別の個所ではニュアンスが違い「もしかして二人で執筆してる??」と思うほど。
さて、そんな微妙な立ち位置の人から見た人でもこんな風に解釈してました。
Q:警察はなぜ「待ち伏せ取締り」を公然と行っているのか?
警察の見解はこうだ。
「ことさら身を隠しているのではない。
普段の運転を見ているのだ。
普段の運転が違反なら取り締まる。
警察が見ていれば違反しない、見ていなければ違反する、では困る。
警察官の人員が限られている中で、運転者の望むようにしていては、
違反・事故は抑止できない。」
この見解をもとにドライバーたちが違反しやすい場所
(=違反しても危険も迷惑もない場所)で、
違反を「黙認してのち検挙」することがよくおこなわれる。
「こんな取締りは、交通の安全・円滑には何の役にも立たない。警察への反感を募らせるだけじゃないか。納得いかない。」多くのドライバーがそういって怒る。
はらわたを煮えくり返らせる人も少なくない。
だが、交通取り締まりとはそもそもなにか。
「警察=正義」と言う幻想を捨てて素直に客観的に見るなら、
基本的に次のようなものかと言える。
①交通の安全・円滑の観点から守らなくても何ら問題のない規制、
少なくとも大多数のドライバーがそのように認識してしまう規制より、
②膨大な違反が日常的にあふれる状態を作っておき、
③そのごく一部を、交通の安全・円滑には関係なく、
現場の警察官にノルマを課して取り締まらせ、
④反則金や停止処分者講習や免許更新時の費用等々により、
警察の縄張り、天下り先への莫大なカネを流し込むこと。
つまり、ズバリ言ってしまえば
「交通商法」だ。
そしてそんな商法が成り立つのは圧倒的多数の「お客」が口では文句を言いながらも、結局は言われるままにカネを払うからではないかと思う。
普段の運転を見るんだって。
へ~~~
普段の運転で20年近く無事故無違反だった人間を。
めったに行かない道で取り締まるのはどうかと思うんですけどね。
普段通りなれた道なら「ここでネズミしている」と言う情報も持っていたと思いますが。
あの時、私の前に居たあの軽のドアホのババアが居なかったら…といまだに思う。
他人をイライラさせる運転をする奴はOKで、その挑発に乗っちまったバカネズミがNGなわけで。
他人をイライラさせる運転、万歳!!!
優先道路に平気で低速で割り込んでくる車万歳!
店舗の駐車場から車を出すタイミングを計っている車のちょうど前に停止すること万歳!(←教習車にやられた時は、マジ切れそうになった。何、教えてるんだ!!!!ちなみに教官は20代後半から30の女だった。)
こちらが優先道路にも拘らず、右折で突っ込んでくる車、万歳!
こんな「普段の運転」がまかり通るのにねえ…
ストーリー・セラー 有川浩著
2012年4月25日 読書
この作家さん、実は恋愛小説がメインなひとだったんですね!!
今まで読んだ本が「恋愛」ジャンルとは思いにくいタイプばかりだったので。
というか、図書館の蔵書が常に「貸し出し中」表示な為、借りれる本が超限定されているんですけどね。
sideAとsideBに分けられた2編。
Aを読み終わった時これまた 泣きましたよ!
くそ!!
ここまで相手を思い、思われたい!!!!!
「君の事が好きだよ、大切だよ」と言う思いが行間から溢れて。
息苦しくなるのですが。
それでもラストまでこの二人がどうなるのか見届けたい、そんな思いでページをめくる…
今まで読んだ本が「恋愛」ジャンルとは思いにくいタイプばかりだったので。
というか、図書館の蔵書が常に「貸し出し中」表示な為、借りれる本が超限定されているんですけどね。
sideAとsideBに分けられた2編。
Aを読み終わった時これまた 泣きましたよ!
くそ!!
ここまで相手を思い、思われたい!!!!!
「君の事が好きだよ、大切だよ」と言う思いが行間から溢れて。
息苦しくなるのですが。
それでもラストまでこの二人がどうなるのか見届けたい、そんな思いでページをめくる…
八日目の蝉 角田光代著
2012年4月25日 読書
小説版はあくまでも希和子とエリナ(←この名前、ピンとこない。別の名前にしてほしかったなあ…)の「心情」を書いている
「私は…思った…」という書き方。
一方、映画はさすがに映画 ということだけあって、全体像を写しつつも表情、視線、しぐさと言った「モノローグ」以外で心情を表している。
しかも「京子と薫」の関係に絞り、他の登場人物をできるだけ排除した結果、
濃い関係がより浮き彫りにされた気がする。
原作のラストがこれであれば、映画もできたら「現在」の希和子とエリナを遠影でも、影でも、擦れ違いでもいいから「会わせて」欲しかった。
全く別々のパーツにしか見えなかった絵が、最後にぴた~~と一枚の絵に仕上がったパズルのような錯覚を覚えた映画。
読み終わった時も、「家族っていったい何?」と思わずにはいられなかった。
「私は…思った…」という書き方。
一方、映画はさすがに映画 ということだけあって、全体像を写しつつも表情、視線、しぐさと言った「モノローグ」以外で心情を表している。
しかも「京子と薫」の関係に絞り、他の登場人物をできるだけ排除した結果、
濃い関係がより浮き彫りにされた気がする。
原作のラストがこれであれば、映画もできたら「現在」の希和子とエリナを遠影でも、影でも、擦れ違いでもいいから「会わせて」欲しかった。
全く別々のパーツにしか見えなかった絵が、最後にぴた~~と一枚の絵に仕上がったパズルのような錯覚を覚えた映画。
読み終わった時も、「家族っていったい何?」と思わずにはいられなかった。
交通事故にまつわる話―身のまわりの法律から 2005年発行 葛原忠知著
2012年4月24日 読書
2005年に発行されたのに、内容は昭和62年 に行われた講座の内容を加筆訂正したもの。
事例が昭和40年代と古すぎ。
法律そのものが変わっていないとはいえ判例がこれでは時代に即していないと思うのだが…
ので、ある程度読んで返却。
いっそのこと全編書き直してから出版してほしかった。
事例が昭和40年代と古すぎ。
法律そのものが変わっていないとはいえ判例がこれでは時代に即していないと思うのだが…
ので、ある程度読んで返却。
いっそのこと全編書き直してから出版してほしかった。
青切符切られて以来「納得していない」と言う執念のもとに読みだしたこっち系。思いっきりわが意を得たり!の部分を見つけました!
著者の本職は弁護士。
ただ、かなり偏りがあるのは事実。警察は実はもみ消しをしていると「思う」って書かずにそこをちゃんと裏どりして欲しかった。
偏った意見じゃちょっと弱い。
長いけど引用P58~
もう、まさに↑の通り!!!!!
思いっきり賛同します!!!!!!
私の場合「住宅地もないうえ、高速道路かと見間違うような直線。それが50ってどうよ!」でした。
さらに、似たような構造&地形の道は「60キロ規制」。住宅地もあるのに。
住宅地もない道が50キロ、住宅地や商業施設がある場所が60キロ。
納得できない!!!
それこそ今度も県会議員がネズミで捕まったら変更するだろうなあ…
さらにもう一丁!
ですね。ごもっともです。
今後少々住宅街で歩行者の心証を悪くするような荒い運転をしても取り締まられることもないようですので直線のスピードの出しやすい道以外はガンガン行かせてもらいまっせ。どうせ違反が多い場所は取締りをやりも、できもしないんだから。
今の制度では絶対に反省も事故もなくなりもしない。
それは収入源の為の必要悪だから。
著者の本職は弁護士。
ただ、かなり偏りがあるのは事実。警察は実はもみ消しをしていると「思う」って書かずにそこをちゃんと裏どりして欲しかった。
偏った意見じゃちょっと弱い。
長いけど引用P58~
速度違反取締の不明朗さ
速度違反取締のもう一つの不合理な点は
「交通安全を害していないところで不明朗に取り締まる」と言う問題です。
大多数のドライバーは頭の中にコンピューターのように精緻な感覚を持っていて、生活道路へ出れば自然と速度を下げ、安全な道路では速度を上げるものです。
規制しないで放置しておくと 、ある場所を通過する車の走行速度は狭い範囲に集中します。
人間と言うのは不思議なもので「この道路は時速何キロぐらいで走るのが一番ふさわしい」を自然に判別します。
もちろんその常識から外れるドライバーもいます。
しかし、実際に計測してみるとその割合は実に少ないのです。
「この道路の規則は時速40キロだけど、60キロくらい出してもそう危険でない」とみんなが思う場所では、統計的な山が自然に時速60キロくらいのところに来ます。
ところがそれを警察側の目で見ると「こんなにたくさんのお客さんがいる」となります。
みんなが自然に速度を上げて走る道路の方が「お客さん」が多いから、
警察は安全な道路で取締りをするのです。
捕まってから「自分は交通安全を害していない」と言う声がドライバーから出てくるのは当然ともいえます。
速度違反の取り締まりをするなら、速度を出すのが危険なところでやってもらいたいものです。たとえば小さい子供がいてスーパーやコンビニがある生活道路。そういう場所でスピードを出して走る車は、せいぜい取り締まってもらいたいのに、それはしていません。
本当は、みんなが安全に速度を出せる道路だということが分かった時には、40キロ規制をやめて50キロにするとか60キロにするというように規制速度を上げるべきです。
しかし警察はそうすると「お客さん」が減るからやりたがらないのです。
それどころか低い速度に規制し、みんなが自然に走行しているとそれを捕まえる、と言う変な構造になっています。
それがドラバーから「交通安全を害していないぞ」と言う声になって表れてくるのです。
もう、まさに↑の通り!!!!!
思いっきり賛同します!!!!!!
私の場合「住宅地もないうえ、高速道路かと見間違うような直線。それが50ってどうよ!」でした。
さらに、似たような構造&地形の道は「60キロ規制」。住宅地もあるのに。
住宅地もない道が50キロ、住宅地や商業施設がある場所が60キロ。
納得できない!!!
それこそ今度も県会議員がネズミで捕まったら変更するだろうなあ…
さらにもう一丁!
庶民感情を逆なでする取り締まり
速度違反取締と並んでドライバーに評判が悪いのが駐車違反取り締まりです。
それは、どちらも日常的な道路交通では違反状態が当たり前なので、捕まってしまうと「自分だけ捕まって不公平だ」と思えるからでしょう。
その背景にはほとんどの駐車違反が捕まらないという事実があります。
例えばガラガラに空いている有料駐車場の前の道路に違法駐車している車や、
交通量が多くて道幅が狭い道路をふさいでいる駐車車両、見通しが悪く、
駐車すると危険が増大する場所に平気で停めている車を片端から摘発しているのであれば「仕方ない、停めた方が悪い」と言う庶民感情が生まれるでしょう。
しかし、夜の繁華街の裏通りのようにタクシーがノロノロ運転でしか走れないほどの違法駐車を放置し、ほとんど交通のない住宅地での摘発があるというのでは 一般庶民の共感は得られません。
さらに、警察は「道路に停めるな」と言っている一方でせっせとパーキングメーターを設置しています。
お金を払えば許されるというのならそもそもその場所を駐車禁止にしている根拠はどこにあるのかと問いたくなります。
逆に駐車違反が常態化している道路すべてにパーキングメーターを設置すべきだという意見も出てくるでしょう。
そのあたりが明快にならないと、警察一家のシノギの為にパーキングメーターがあるのではないかと勘繰られても仕方ないでしょう。
ですね。ごもっともです。
今後少々住宅街で歩行者の心証を悪くするような荒い運転をしても取り締まられることもないようですので直線のスピードの出しやすい道以外はガンガン行かせてもらいまっせ。どうせ違反が多い場所は取締りをやりも、できもしないんだから。
今の制度では絶対に反省も事故もなくなりもしない。
それは収入源の為の必要悪だから。
男の「デキ顔」術 / 住友淑恵 著
2012年4月20日 読書
心理学の棚にあったんですが、身だしなみや生活の棚にあるべき本かと…
内容は、女子なら一回は買うであろう雑誌に
「面接官に好感を持ってもらえる!」とか
「男性に 行為好意を持ってもらえる!」と言った特集でお目にかかるような内容。
口角を上げる。
さわやかな笑顔。
清潔感のある服装、髪型…
男子の雑誌にはこんな特集が無いのであろうか?
車、メガネ、腕時計…そんな「好きなものしか興味ない」物ばかりの専門系しか読まないのかな?
女子から見れば「当たり前」の事しか書いてない一冊。
ところで、見た目中学生の次男が毎朝、遅刻しそうになってでも髪を濡らし、ワックスつけているのを見るたびに「マメやなあ…オシャレやなあ…」と感心する。それでも彼女が出来ないのはどうして?と思うのでこの本を貸したら結構真剣に読んでいた。
がんばれ!
内容は、女子なら一回は買うであろう雑誌に
「面接官に好感を持ってもらえる!」とか
「男性に
口角を上げる。
さわやかな笑顔。
清潔感のある服装、髪型…
男子の雑誌にはこんな特集が無いのであろうか?
車、メガネ、腕時計…そんな「好きなものしか興味ない」物ばかりの専門系しか読まないのかな?
女子から見れば「当たり前」の事しか書いてない一冊。
ところで、見た目中学生の次男が毎朝、遅刻しそうになってでも髪を濡らし、ワックスつけているのを見るたびに「マメやなあ…オシャレやなあ…」と感心する。それでも彼女が出来ないのはどうして?と思うのでこの本を貸したら結構真剣に読んでいた。
がんばれ!
ココ・シャネルの言葉に
「20代の顔は天から授かった顔、
30代の顔は生活を反映し、
50代の顔はあなたの責任」と言う名句がある。
人の顔は年齢を重ねるごとに変わっていくもの。
日々どんな過ごし方をしているかによって、
この先、どんな顔になれるのかが決まるのだ。
an・an (アン・アン) 2012年 4/11号 [雑誌]
2012年4月19日 読書
やっほ~のトピックかなんかで手相を取り上げていて、出典がこの雑誌だった為「あまぞ×」で購入。
バックナンバーにもかかわらず、なんと
送料無料!!!!
と言う太っ腹!
しかも、少しでも安く抑えるために指定便とか特急便を使っていないにも拘らず
注文した翌日に届いた!
たった、420円の為にすまないねえ~
さらに。
雑誌一冊だからカタログとか送られてくる紙の封筒にぽすっと入って届くのだと思っていたら、箱にピシッと動かないように梱包して届いたので、
「え、注文間違った??」と不安になるぐらいな丁寧さ。
お店の評価をつけるのだとしたら 星5つ!
てか、赤字ではありませんか?@あまぞ×。
すまないねえ~でも、ありがとう!!!
で、肝心の本の評価。
元々購入するきっかけになったのが特集が「手相」。
さらに、本書では 写真でこの線はなに?と教えてくれているところ。
講座でどの線がどれってのはわかったけど、結局は実際の線を見ないことには
わからないのが手相。
一般の本では一般論で「この線は何」って書いてあるけど、まずこんなにきれいに一本の線で表現できない。
さらに、特集の目的が「あなたの転機は全て手相に表れています 」の文字に思いっきりひかれた。
で、P28~29にカップルの手相の写真で鑑定例を挙げてくれていて
たとえば「財運線」って一般のイラスト表示では小指の下に出る線に対してある彼女の線は「手首から小指に向かって長~~い一本」
これが財運線かあ~~と。
別の彼女は「金星環」は一般イラスト表示では人差し指、中指の間から出発し、薬指、小指の間に向かって弧を描く線、なんだけどマスカケの上感情線が2本?と判断してしまうような線。
ほおお~~~~勉強になった~~~
たくさんの人の線を見てナンボのせかいだなあ、手相って。
さて、この本によって自分の事がわかりました。
秘密にて…
バックナンバーにもかかわらず、なんと
送料無料!!!!
と言う太っ腹!
しかも、少しでも安く抑えるために指定便とか特急便を使っていないにも拘らず
注文した翌日に届いた!
たった、420円の為にすまないねえ~
さらに。
雑誌一冊だからカタログとか送られてくる紙の封筒にぽすっと入って届くのだと思っていたら、箱にピシッと動かないように梱包して届いたので、
「え、注文間違った??」と不安になるぐらいな丁寧さ。
お店の評価をつけるのだとしたら 星5つ!
てか、赤字ではありませんか?@あまぞ×。
すまないねえ~でも、ありがとう!!!
で、肝心の本の評価。
元々購入するきっかけになったのが特集が「手相」。
さらに、本書では 写真でこの線はなに?と教えてくれているところ。
講座でどの線がどれってのはわかったけど、結局は実際の線を見ないことには
わからないのが手相。
一般の本では一般論で「この線は何」って書いてあるけど、まずこんなにきれいに一本の線で表現できない。
さらに、特集の目的が「あなたの転機は全て手相に表れています 」の文字に思いっきりひかれた。
で、P28~29にカップルの手相の写真で鑑定例を挙げてくれていて
たとえば「財運線」って一般のイラスト表示では小指の下に出る線に対してある彼女の線は「手首から小指に向かって長~~い一本」
これが財運線かあ~~と。
別の彼女は「金星環」は一般イラスト表示では人差し指、中指の間から出発し、薬指、小指の間に向かって弧を描く線、なんだけどマスカケの上感情線が2本?と判断してしまうような線。
ほおお~~~~勉強になった~~~
たくさんの人の線を見てナンボのせかいだなあ、手相って。
さて、この本によって自分の事がわかりました。
秘密にて…
交通事故鑑定人 綾田成樹著
2012年4月18日 読書一言、読んでいて
死人に口なし
冤罪は警察によって作られる
と思った。
そもそも筆者。「交通事故鑑定人」と言って警察でもないただの「民間の鑑定人」に過ぎない。けれど「技術も立派で、確かな実績もあり、素晴らしいノウハウを持った科捜研」を差し置いてでも国家資格でもない筆者たち鑑定人に依頼が行くということはどういうことか。
「この事故処理に対して、納得がいかない。もう一度
きちんと調べてくれ 。」その気持ちから依頼するのである。
死人に口なし…
最近もありましたね。
これなんか、警察側にとったら「おいしい」事件。
解剖はしたみたいだけど、本書では京都に匹敵するような事件であっても解剖すらせずに「被疑者死亡」で終わらせたりしている。
警察にしたら「すべての事件をちまちまと処理していたら人と時間が足りない!」という声が聞こえそうだ。
時間と人手不足を補う方法=てっとり早く丸め込めそうな人間を犯人にする。
相手が「ちゃんと話を聞いてくれ!!」と言っても片方の意見だけで書類を作って送検。はい、一件終了!!
怖い
もし、先日のスピード違反で警察があらかじめ+5キロ の設定をした機械で「はい、30キロオーバーですね、赤切符ですね」と言われても
おかしくないようなずさんさと不信感。
だって、最近実際に取締りをしていないのにしたかのように見せた水増しが露見したばかりだし。そんなにでっち上げてまで「実績」必要なの??
事実著者も本文で
また、それを増長するような仕組みも存在している。
確か昨日読んだ「警察万歳」の北芝氏の著書にも
さて、今回の京都。
藤崎一人に責任を押し付けるか、楽しみだな。
だってあるビデオでは「ブレーキランプがともってますね」が別の番組では
「方向指示器が…」。
証言だって「しまった、と思った顔をしている」かどうかまで見てるか?見えるか?40キロで走っている車の運転手の顔の表情まで見れる「視力」ある?
警察が誘導尋問したら「そういわれたら、そうかも…」と藤崎に不利な証言だってどんどん出てくるはず。
確かに、どういう状況であれ突っ込んだのは藤崎の責任であり、否定しようがないけどそれ以上の責任を負わせることだって、この本を読んだ限りは可能 であることが分かったし。
自分のスピード違反からこの手の記事や本を特に意識して目にするようになったけど、自分の知らない世界というか闇は存在するなあ、と言うのが正直な感想。
事故と犯人は警察によって作られる。
キモに命じましょうね。
死人に口なし
冤罪は警察によって作られる
と思った。
そもそも筆者。「交通事故鑑定人」と言って警察でもないただの「民間の鑑定人」に過ぎない。けれど「技術も立派で、確かな実績もあり、素晴らしいノウハウを持った科捜研」を差し置いてでも国家資格でもない筆者たち鑑定人に依頼が行くということはどういうことか。
「この事故処理に対して、納得がいかない。もう一度
きちんと調べてくれ 。」その気持ちから依頼するのである。
死人に口なし…
最近もありましたね。
これなんか、警察側にとったら「おいしい」事件。
解剖はしたみたいだけど、本書では京都に匹敵するような事件であっても解剖すらせずに「被疑者死亡」で終わらせたりしている。
警察にしたら「すべての事件をちまちまと処理していたら人と時間が足りない!」という声が聞こえそうだ。
時間と人手不足を補う方法=てっとり早く丸め込めそうな人間を犯人にする。
相手が「ちゃんと話を聞いてくれ!!」と言っても片方の意見だけで書類を作って送検。はい、一件終了!!
怖い
もし、先日のスピード違反で警察があらかじめ+5キロ の設定をした機械で「はい、30キロオーバーですね、赤切符ですね」と言われても
おかしくないようなずさんさと不信感。
だって、最近実際に取締りをしていないのにしたかのように見せた水増しが露見したばかりだし。そんなにでっち上げてまで「実績」必要なの??
事実著者も本文で
日本の警察の事故調査は生存者か、けがの程度の軽い人、つまり事故直後に口が聞ける人の証言が優先される傾向がある。
死人に口なしとはよく言われることだが、こと交通事故に関してもそれは当てはまる。当事者の一方が無くなった時など、相手の供述ばかりで見分書が作成されてしまうことはよく聞く話である。
そして、一旦調書にまとめられると、いくら後で事実と違うと訴えても、
それが検察や裁判官に認めてもらえるとは限らない。
また、それを増長するような仕組みも存在している。
私は交通事故の鑑定を通して「冤罪」と言う言葉をかみしめることがたびたびある。
たかが交通事故だと高をくくっているのか、
裁判官のやる気のなさを感じることもしばしばだ。
検察側が出してくる事故調書や物証、公的な鑑定書を真剣に検証しようという
意欲が全く感じられない。
また、被疑者や被害者の言い分は正しいか正しくないのかの検証も怠っているとしか思えないのだ。
確か昨日読んだ「警察万歳」の北芝氏の著書にも
常に輝いていたいと願っている検察官たちが最も嫌うことは、
何よりも法廷で黒星をつけられることだ。
実際、自分がウィナーにならないのなら、この法廷は無意味だとすら思っている。
検察官が取り扱おうとしない事件は膨大な数に上っている。
ありていに現状を言うのなら
「検察官が犯罪を減じ滅する流れを遅らせている部分もある」
と言っても言い過ぎではない。
さて、今回の京都。
藤崎一人に責任を押し付けるか、楽しみだな。
だってあるビデオでは「ブレーキランプがともってますね」が別の番組では
「方向指示器が…」。
証言だって「しまった、と思った顔をしている」かどうかまで見てるか?見えるか?40キロで走っている車の運転手の顔の表情まで見れる「視力」ある?
警察が誘導尋問したら「そういわれたら、そうかも…」と藤崎に不利な証言だってどんどん出てくるはず。
確かに、どういう状況であれ突っ込んだのは藤崎の責任であり、否定しようがないけどそれ以上の責任を負わせることだって、この本を読んだ限りは可能 であることが分かったし。
自分のスピード違反からこの手の記事や本を特に意識して目にするようになったけど、自分の知らない世界というか闇は存在するなあ、と言うのが正直な感想。
事故と犯人は警察によって作られる。
キモに命じましょうね。
警察裏物語 北芝健著
2012年4月17日 読書
正直、前半「自慢話」てんこ盛り状態で読むペースが…
まあ、後半警察VS検察官の関係など「ふ~~ん」なことも。
「警察万歳」に終始しているということはよっぽど「円満」に退職したってことですね?
たとえばTVのコメンテイターも検察官上がりだとか、警察に不満があって辞めた奴が喋っているのを聞いているとバッシングで地位を安定させようと姑息 気の毒な時があるから。
ところでこんな記述が。
そうか、私の12000円は信号の一本でも付けてもらったらスピード出さずに済むのに…と考えていたんだが。
どこぞの国会議員の弁当代に消えてしまうのか…
それはなんか悔しいぞ!
ところで本書を読んでいて一番「不思議」だったのが
公務員はバイト禁止のはずですが??
意味わかんね~~~~~~
まあ、後半警察VS検察官の関係など「ふ~~ん」なことも。
「警察万歳」に終始しているということはよっぽど「円満」に退職したってことですね?
たとえばTVのコメンテイターも検察官上がりだとか、警察に不満があって辞めた奴が喋っているのを聞いているとバッシングで地位を安定させようと
ところでこんな記述が。
駐車違反や飲酒運転の取り締まりなどにも無形のノルマがある。
精力的に取締りをしているのが、特に3月から5月ごろまでの間は、
学生や会社員の新人歓迎会や転勤に伴う送別会などが多くなるため、駐禁や飲酒の取り締まりは厳しくなると考えた方がいい。
一方、駐車違反の取り締まりには民間委託の方向が打ち出されており、ウラでは
政党与党と委託業者との間で政治資金の提供などの密約もあると囁かれてもいる 。
一部の報道では交通違反の違反金が捜査報償費に使われているかのように報じられることがあるが、それは全く違う。
交通違反金はすべて国庫に入るもので、警察には一切入らない。
駐車違反取り締まりの民間参入で政党与党と委託企業との間で闇取引が噂されるのはこうした背景があるからだ。
そうか、私の12000円は信号の一本でも付けてもらったらスピード出さずに済むのに…と考えていたんだが。
どこぞの国会議員の弁当代に消えてしまうのか…
それはなんか悔しいぞ!
ところで本書を読んでいて一番「不思議」だったのが
私の場合、運がよかったのは裏バイトである漫画の原作料が少なからず入ってきたことがある。中略
現役刑事にして漫画原作者と言う奇妙な二束のわらじを許された理由だったと思う。
公務員はバイト禁止のはずですが??
意味わかんね~~~~~~