著者の2冊目の本。
前作は編集者の話。
2作目は本屋の店員の話。
まあ、知識を生かす為には自分の土俵を舞台にするのが一番ですから。
とはいえ、内容は一昔の「唯川恵」?って感じで、初めは40のオールドミス副店長と27歳の新婚ほやほやの天然女子のバトル?と思いきや、店長に抜擢されるも実は数ヵ月後には閉店予定の店ということがわかり、敵対していた店員同士が協力し、売上に貢献。と言う展開も前作とあまり変わらない。
窮地に追い込まれるものの、周囲が次第に協力、成功というパターン。

あんまりラストが似ているので、次回作はちょっと目先を変えてくれないとだめですね、って感じ。
それにしてもどうしてこう40代独身女がまるで一昔の「オールドミス」的な頭ガチガチで他人の意見を聞き入れず、男どもからは敵視され、窮地に陥れられるパターンばっかりなのか…
舞台設定が若干バブル時代?と思えるのも欠点。
2007年発行の割に人物設定が古く感じられる。

それにしてもどうしてこう女の職場の話になると「暗い」「陰湿」っぽい話ばっかりになるんだろう…
2006年発行

1959年生まれの出版社勤務15年の著者の経験をもとに書いたであろう本。
前半は女性雑誌の副編集長として順調にキャリアを積んでいたかのように見えたのにある日を境にいわば左遷の形で新雑誌準備室勤務となる。しかしそこで「ワーキングウーマン」なる新雑誌を立ち上げることを企画し、あらゆることが好転し、女性編集長へとなっていく…そんな展開。

女性編集長はいない、という「ガラスの天井」の存在。
旦那が同じ会社に居るとどちらかが出世するとどちらかはなかなか上がれない。
仕事中心にせず、どちらかと言えば「ごますり」に時間を割き、そうすることにより仕事をしやすくする。
…など、多分私があのまま結婚せずに会社にいたら直面したであろう問題が盛りだくさん。
今はどうか知らないが20年前でさえどこか仕事を長く続けることができる環境ではなかった。
「子供がいるのに、働くの?(なんで?)」そんな感じ。
だからこの本で取り上げられているように「働く母親」にとって必要な情報が得られないのは少数過ぎて、成り立たないから。
今ならネットがあるのでそれこそ情報は20年前に比べて得やすいし、同じような境遇の人間も見つけやすく仲間意識も芽生えやすいと思う。
ただ、現実としてこのような雑誌が出ても初めは部数が伸びるとしても1年経つころには難しいのでは?

現実の世界でも最近買った「GOLW」は40代向けに創刊されたのに口コミを見る限りは「雑誌の内容」と「付録」の感想が二分される。
付録は「良かった」人と「家の中でしか使えない」人。
内容が「良かった人」「見るべきところが無かった人」。
自分のライフスタイルに合った情報が無ければ雑誌は売れない。必要な情報だけがあるのが「ネット」とすれば、そこにただの情報だけでなく「夢」も掲載するのが雑誌。

著者は結局この本を出版後退職しフリーになったらしいのだが、それは多分自分のキャリアが組織を離れてもやっていけるという確信もあったからでは?

この本の結末のようにすべてラッキーで終わるとは限らないのであるが、こうやって出版業界の裏を読めたのは大変興味深かった。
どの仕事にしてもやっぱり子育てとの両立は難しいと思う。旦那の協力もしくは実家等の協力が無ければやっぱり難しい。
この本を読んで「がんばって働き続けよう!」と思う人は何人いるかわからないが、どこか「夢物語」的な部分があるのは確か。
環境が恵まれている人しか結婚して子供を産み、仕事も続けて行ける事ができないのか、と言う気にもなる。
20年前と全然実情は変わっていないところに、まだまだ日本は男社会でありガラスの天井は存在し続けるのかもしれない。就職する前に天井の存在の有無を確認するのは当たり前なのだが、それすらもできないような雇用情勢の悪化。天井ぐらいなにさ、働けるだけマシ、文句を言うな、そんな言葉が20代から言われそうだ。
実はこれ自分的には内容が「芸能人の誰それがレズ」とか「ズラ」と言った とてもTVでは声に出して言えないような怖い話だと思って借りたんですが、ただの怪談話&恐怖体験話(のねつ造?)。

大半はどこにでも転んでいる様な話。
某トンネルで幽霊に追いかけられたとか、死者からの電話だとかなまじ「放送作家になる前」とか前ふりしているから余計に うそくさい
まあ私自身が体験した「説明のつかない出来事」と似たようなパターンがあったので「あれが起こる時はやっぱりあんな風になるものなのか?」と一瞬親近感を覚える。

しかし。
やっぱり何が怖いって「生きた人間」のそれも 憎悪、ねたみ、ひがみ、やっかみ、嫉妬、悪意の感情を持っている人間ほど怖い物はない。

収録された中でも
『見てはならない』
は簡単に言えば某撮影時に住職から「あそこだけは入ってはならぬ」と言われていた場所に若手スタッフが入った。
が、顔面蒼白で戻ってきたので著者が「何があった?」と聞くと「丑の刻参りの現場でした…」。丑の刻参りとは午前2時に必ず一人でこの場所に来、自分がくぎを打っているところを他人に見られてはならない。見られたら相手にかけた呪いがすべて自分に跳ね返ってくる。そしてそれを阻止する方法が「見た相手を殺すこと」。

以下、住職の説明。
「さすがに殺さないと思いますか?
イイですか考えて下さい。夜中の2時ですよ。彼らはたった一人であの真っ暗な山道をやってくるんですよ。月明かりなんかありません。本当に真っ暗です。
私もここの留守を預かっていますが夜中にひとりであの道を歩くことは怖くてできません。
でも、彼らはやってくるんです。
つまりそれほど相手が憎いのです。
これはね、とんでもない怨念ですよ。
そんな精神状態の人間がこの世に存在していること自体がおそろしいことなのです。

そして最後に私はどうしても聞きたかった質問を投げかけました。
「わら人形ですか?そこらじゅうにありましたよ。」
ご住職いわく、このご時世、数は年々増えているようです


もうひとつは『いじめ』
小学校の時にある男児をいじめていた著者が
何十年ぶりにその同級生が向こうから犬を連れてやって来るのが見えた。どうしよう、あの時の事を許してもらえるだろうか…と逡巡していた矢先、その犬が目に入った瞬間視線を下げて目をそらしてしまった。
その犬はその男の憎しみや怒りをすべてぶつけられたかのように体中あざだらけ、部分的には内出血、足は引きずっている…そして飼い主が犬に向かって「おいで、ケン××」。
自分の名前だった…

もうひとつ、違う意味で怖かったのが
『孤独死』
強烈すぎるのか、3回ブログに書きこむのに なぜか消えちゃう…

引用も書きこんだんだけどなあ…
本文ここまでそんなに文字数使って無いと思うのに。汗

要は独居老人(それも偏屈)が誰にも気が付かれずに追いだき機能の付いたそれも一定の温度になったらとまるタイプじゃないためにお湯が沸騰しすぎて「湯船に下半身が溶けて」お湯の色もピンク色に濁っていた…
ディレクターがボランティアさんの横でカメラを回しているその時もお湯がグツグツと煮えたぎっていた…

と、超簡単に書くとこんな風ですが、本文はかなり迫力があってその場がイメージできちゃいます。汗
このディレクターは「豚骨ラーメンが食べれなくなった」という落ちで〆ていますが…

よく飛び降り自殺や飛び込み自殺を見たらしばらくハンバーグは食べれないといいますが、人間も「肉の塊」何だということがよくわかります。

自分の憎悪で自分自身を燃やしつくさないように気をつけねば。多分自分が燃えたらそこから生れ出る「怪物」はものすごいものだと思うから…
イラストグルメエッセイ????

東京をメインに太田垣さんが「ぐ~っとおなかがなる食いしん坊の店案内」というコンセプトでかかれていて、どのページも本当においしそう!
特にはじめは「和食系」の紹介の為日本酒など見ているだけでも「のみて~~」「くいて~~」状態…

お値段は書いてないのですが、できたら相場的に知りたいなあ…と。
ただ、やっぱりグルメ本と言うのは自分が知っている土地、店が載っていてこそ真剣に全体に目を通すものだと思う。だって、行くこと無い店を真剣に読んでも「行きたいな~」感が強まるだけで欲求不満!(笑)
騒音に耐えかねて図書館に逃避。
年末の為10冊借りれるとか。
でも、このくそ忙しい時に本を読む余裕もないだろう、と
思いあまり重くないタイプの本をチョイス。

で、一冊目。
イラストの通り、多分作者をものすごく表現していると思う。ゆ~~るゆる。
きれいな言い方をすれば「超自然体」。
悪い言い方をすれば「いきあたりばったり、何も考えていない」そんなある意味、兄嫁に通じるキャラ。
4コマ漫画形式にしてますが、全然力の入った絵とは言い難く、適当に書きましたって感じ。
ただ救いはそれなりにエッセイからの作家だけあって、短い文章にきらりとしたものがあります。それで、ただのイラストで済まずに終わっているような。

まあ、さらっと読めるので、イライラしている時にはこんな本でリラックス。
興味深く読みました。
とはいえ、かふぇを開く予定はございませんが。
むしろこのような本を読むことにより既存の店を見たときに「なぜ、ここは繁盛しないのか」って判断というか評価を下せる知識は増えたかも。

「店にこだわりを」

ここは切り捨ててもここだけはゆずれない、そんな店主のこだわりがきちんとしていたらそれが個性としてうけいれられるはず。

話変わって昨日、ランチに行きました。
韓国料理で「コラーゲン鍋」を1000円で!という無料クーポン誌に載っていた初めての店。

でも、この内容で1000円は高過ぎ!
これだったらレシピさえあれば
家で1000円で4人分作れるな、と。

3種、キムチ
3種、惣菜
こんにゃく玉(2個)
サラダ
白米
ホルモン鍋

豪華そうに思えるのに肝心のホルモン鍋の内容の少ないこと!!写真と大違い!

場所が駅前なので家賃分が価格に反映されている感じ。
席も4席。(二人掛け2席、4人掛け2席)
もともと客が入らなくていいようにしてる??(笑)

味はそこそこだけど満腹感がなくて1000円だったのでリピは無いなあ…
この店、後何年もつかな??

占いが好きなのでつい買ってしまったんですが…
「買わなきゃよかった」と言うのが正直な感想。
大体年2回こんな感じで「前半」「後半」の占い特集号がでるので、買ったのに…
こうも「さらり」とした内容だとは…
夏の増刊号は充実していたからあまり中身を見ずに買ってしまったのが敗因。

GLOWといいこの雑誌と言い古本屋に売っていくらになるの?って感じですが。
10円で買ってくれたらいい方なんだろうなあ…

ちなみにこの本を買って読んでいたら二男に
「またしょうもない本買って。無駄ってわからんの?
自分の運命を本に頼ってどうするの!!」と怒られた。

「買って失敗した」と落ち込んでいる時に「正論」でさらに追い打ちをかけられると、後悔が倍増になりました…


京都編に続く第二弾。
相変わらずごちゃごちゃしていて、興味のないところは飛ばし読み。
その一方で、やっぱり沖縄というところはバスで一周するだけでなく、各地域地域に特徴があるので著者のように「足」「自転車」「民宿」といった自分の体を使ってじかに人とふれあう旅でないとその醍醐味を味わえないような気がした。

京都と比べてこちらはフルーツや特産物を使ったスイーツ、ドリンクがこれまたてんこ盛りなのに500円前後。
器に凝るわけでなく、っていうこともあるだろうし素材に手を加えることも必要ないからだろうか。
安くてボリュームがある、そんな料理のイラストがものすごく多かった。

ちなみに自分が食べた「そーきそば」は激マズ…
まあ、あの味が自分の口には合わなかったんでしょう。
当たり外れが大きいのも郷土料理ならでは。
旅行の本の棚にあったので、難しい本はとてもじゃないけど受け付けない状態なので。
イラストがメインです。ただ、ちまちまと書いてあるので正直全部目を通すのが面倒。

とはいえ、京都。
へ~~な情報がたっぷり。
おされなかふぇ情報もてんこ盛り。
さすが京都!都会じゃのう~~
ただ、都会価格(いちげんさん価格)なのか
飲み物が700円とかケーキも500円と言うのがザラというのは…
まあ雰囲気代と言ってしまえばそれまでですが、やっぱり自分でケーキかってブルック×のこーひー(一杯19円)で十分だとついつい思ってしまう貧乏性…

ゆったりと一人で店に入ってお茶ができる人間になりたいです!!!!!!
1999年~2001年の間に雑誌「サライ」に掲載された特集を単行本にしたもの。ということで、約10年前になります。
取り上げられている有名人、財政人、文化人のほとんどが「70歳以上」(笑)

で、「歩くことによって糖尿が治った」「歩いているので健康。医者いらず」という記事が目立つ。
「サライ」という雑誌がどの世代をターゲットにした雑誌が知りませんが結構高齢ぽい中でそれを読んで参考にしている40代の自分って…(笑)

まあ、ちりも積もればではありませんが、一日1万歩を目指して自分なりに「楽しんで」歩けたら多分将来「歩いていて良かったな」と思える日が来るのでしょう。
だって、おカネ払ってスポーツジムに行って悪口&噂話を仕入れてくるだけなんて精神上悪過ぎ。
歩くのなら2000円の靴一足買って自分のペースでできることだし、経済的。(某誰かさんに対するイヤミ)

この本では「リーボッ×」の靴が結構おすすめで上がっていました。う~~ん、リーボッ×、懐かしい。
ほかにも皆さん結構革製でくたくたになるまではきこんだ写真が掲載されていて、歴史を感じましす。
あと、東京って意外と「自然か多い、緑が多い」場所なんだなあ…と思った。
うらやましい…パワースポット的神社もあるし。
新興住宅地の味気なさが身にしみる…
2007年発行
正直、禁書(笑)
読んだ後、気持ちが悪くなり多分これから
回転寿司に行く勇気はありません。

今まで家族で回転すしとか牛丼を食べに行って
男三人が「うめ~~」と言うのに対して
「これをおいしいと言うのか…私味音痴なんやろなあ…
なんか良く味がわからない。」と思ってました。
ので、回転すしに行っても10皿も食べることなく、ケーキなんぞ食べてました。(笑)
それとなぜかあそこに行くと、眠たくなって食べれない。
ある意味、食べなくて良かった!

普通に企業努力で安く仕入れていると思ってました。
まあ、思いたかったんでしょう。
こんなに安いのは中国産と同じ、と考えたくなかった。

安い理由の一つに

奇形魚、偽装魚、死魚、薬品てんこ盛りの養殖魚


偽装がまだ許せるかな?
ただ、それはもう見るもグロテスクな深海魚であったり…

マグロなど黒いのは誰も食べないので一回色を抜いて、さらに着色する…
当然廃棄しているかのように見せかけて、リサイクル。
味付け系になってメニュー再登場!(あぶりなにそれとか、
ねぎとろとかにして形を粉砕!)

この本が発行されて3年。
その間にこの業界が気持ちを新たにしてくれていたらいいのだけれど…
若干私と「歩く」の使い方が違うのですが。(この人は本当に歩くことでビジネスに反映されている)
ただ、あんまり説得力ないです。
どっちかというと歩くことにまつわる雑学本のような
中途半端さがある本です。

最後の「あとがきにかえて」が一番私には意味がありました。
パソコンの前に座りっぱなしの毎日で気がつけば私の体重は110キロを超えていた。
そして45歳の時にふとした気まぐれで健康診断に行ったら、糖尿病と診断されたのだ。

「糖尿病には運動したほうがいい。特にウオーキングはいい」と医師は言った。(中略)
歩く距離が増えたことで私の体重は医者が目を見張るほど減少し、結果的に糖尿病からも回復することができた。


私の場合時間も体力もまだあるので、この一文を励みに
脱・糖尿病 」を目指して歩くとするかあ~

まあこういったことも丁度仕事に対する意欲もなくなったし、時間があるときに人間ドックで受診したってのが「繋がっている」と思える瞬間。

いい靴が欲しいなあ~~

島さんぽ

2010年11月30日 読書
屋久島、沖縄、淡路島、八丈島が取り上げられています。
そのうち私が行ったのは、沖縄と淡路島ですがこの本に書かれているような場所には行っていなくて、なんか惜しいことをしたなあ…と思わせてくれます。
もっと島独特の遊び方をすればよかった、と。

沖縄は観光ばかりで今度行くことがあれば自由行動をメインにしたいなあ…

屋久杉は見てみたいけど、往復10時間歩行距離22キロとのこと。がんばって一万歩の旅を続けて体力付けなければ。
この本における「オーラ」とは
オーラは大きく2種類に分けられます。「霊体(スピリチュアル・ボディ)のオーラ」は人間の本質や人格を表します。
もうひとつは「幽体(フィジカル・ボディ)のオーラ」。全身に沿って現れ、肉体の健康状態を表す。
「霊体のオーラ」は色そのものがオーラの特徴を表し、持って生まれた人格、性格の傾向などがわかるのです。
人格や内面を表す「霊体のオーラ」は頭頂付近に現れるオーラでその人の個性そのものを表しています。


ちなみにこの本についているチャートでした結果「紫」になりました。
私のオーラ、左写真のように 全身、頭から足の先まで黄色のオーラで覆われているんですが…こういった「結果を先に知っている」場合に、このような本を読むと何を信じたらいいんでしょうねえ…と嫌みの一つも言いたくなります。
黄色は「愛嬌がある」とのことですが、今の自分は嫌みの塊で愛嬌がどこにあるんですか?と聞きたいぐらい。

まあ信じるも八卦、信じないも八卦。意味が違うか…
2007年発行

いま戦争がはじまっちゃったら自給自足率が最低な日本では生き残れませんなあ…
自分が食べる食品がどこの産地のもので本当に安全か少し立ち止まって考える時期かも。
鶏肉も中国産からブラジル産に移行したのは鳥インフルが流行ってから。外食産業のから揚げはほぼブラジルからだとか。近くのスーパーでもブラジル産が格安で売っているけど、国産と100円も差がないのでいまだに買ったことはありませんが。(鮮度はどうよ?って思うわけで)

500円以下のお弁当が当たり前になってきている昨今ですが、材料に安心安全はあるのか?
そしてそれを毎日食べている特にビジネスマンの男たちの体に異変は起こらないのか(精子に影響が出るとか)?と毎日食べることに不安を感じる。











本日発売
ということで、買ってきました。
今回は別にほしくもないコスメポーチ付きです。
先月号が売り切れで買えなかったから「どんなものかな?」という好奇心のみの購入。

一通り目をさらりと通しましたが、感想はビミョー。
立ち読みできないようにパッキングしてあるのは作戦だと思う。まあ、話のネタとして一冊ぐらい買ってもいいかな、って感じかなあ…
クリスマス前なのでどうしても特集が「お買いもの系」になるのはどの世代でも一緒。
しいて言えば「これ!」っていう「読みもの特集」がない。さらっと、服、コスメ、が表面的に載っているだけ。
これならまだ「STOR×」の方が主婦狙いでいいかも。
「(正社員で)働く主婦」に特化したほうがいいかも。
パート程度の主婦だったら服の値段とかコーディネートとか参考にならないから。

40代に限らず「生き方」が多岐にわたっているなあ…と思わずにはいられない。
2007年発行

そういえば中国産の毒入り餃子ってのがありましたな。
まあそういうことを踏まえて「中国産は超ヤバす!」って感じでいろいろな食材の事を書いてます。
違う言い方をしたら「よっぽど金を出さないと安心安全なものは手に入らない」ってこと。
中国で取れたウナギを生きたまま日本に空輸してそれから日本で調理したら「国内産」という表示を付けれるという仕組みがわかったので、いくらパッケージに「国内産」と書いてあっても安心できない。
要は業者がどこまで良心をもって消費者に届けているかってのも問題。

でも、それ以上に乳幼児を連れた主婦が買い物かごいっぱいにカップ麺を買い込んでいる姿を結構見かけるようになったので、それの方がもっと問題!
誰が食べるの?誰に食べさせるの?
食に関する関心度を最も持たないといけない人種がそれでいいの?
60歳、定年組をターゲットとした本。
退職後、もう一度妻、夫と愛し合おう(別にセックスをするわけではない)、一緒に時間を過ごそう、という提案本。

しかし、実際こんな風にお互いの名前で呼んだり、相手の歩調に合わせて歩いたりなんて定年後でなくても子供の手が離れた時からしておかないと、むしろ退職後は即、離婚と相成ると思うのだが…

してる人はサッサとしている。意識の改革もしている。
できずにいつまでたっても過去を引きずるタイプが多分妻から邪魔者扱いもしくは離婚されるタイプ。
夫の意識次第。
「ウイメンズパーク」というサイトに掲載された投稿をもとに作成された本。
大きく分けて
1章 妻の悩み事
2章 モラルハラスメント
3章 夫の浮気
4章 セックス
5章 義両親との付き合い

一人が「これについて意見ください」と投げかけた「お題」にほかの人が賛同等を書き込んでいるのですが、これが自分の長男出産時代にあればもう少し気が楽になっていただろうな…と思う。
育児の閉鎖感に押しつぶされそうになりながら必死になっていたあの頃。
「聞いて~」と気軽に言える場所があったらもっと楽になれたのに。
とはいうものの、サイトの構成上どうしてもしかたないのでしょうが、意見の偏りが目立つ。
「聞いて~」「うちはこうよ~」「うちもよ~」とお気楽な関係で成り立っているから仕方ないんだけど、その場を卒業した者に言わせると「 真剣に悩んでいないの?」と思うような意見が載っていたり。
というのも「夫が子供(1~3歳がメイン)を殴る」とか暴力をふるっているのにどこか「人ごと 」ぽいの。
おいおい、命にかかわるようなことなんだから、こんなとこで「のんき」に相談している間があったらとっとと逃げるなり対策立てろよ~~って感じですが。
で、浮気にしても「子供が小さいので、離婚は考えてません」という意見、多し。
それ、逃げてませんか?
子供が小さかったら仕事も見つかりにくい、じゃ、いやだけど我慢して夫に養ってもらって時期を見たら別れよう、ってことだよね。
夫を利用してるよね~~金銭的に。
そこを見破られて、夫側に「ああ、こいつはしばらく俺から逃げないな」ということになって好き勝手されるのに…

「俺なしでは食べていけないのに」とかいうのは精神的DVに分類される。実際の暴力だけでなく精神的にじわじわ責めるのもDVとして認められている。

殴られて実家に帰っているのに「親に話せない」妻達って…身の危険を感じたら親に心配かけるとかそういう次元じゃないと思うんだけどなあ…
子供が1~3歳の人の投稿が多い(実年齢も書いてほしい)からまだ「初々しい母親」が多いのかもしれないけど
どこかまだ「母」になりきれてないのかも。

いや、それ以上に、夫たちの精神的な幼さには参るわ。なんだこれ?夫というより幼児?うわ~こんな失礼というより、頭おかしい発言するような男どもが会社とかで仕事してるわけ?そりゃ、日本経済が地に落ちるわけよ

笑えたのが「夫の浮気」。
とくにみなさん携帯で履歴が残りそこから尻尾をつかまれている。で、一律「おかしい」と妻の直感が閃き、携帯チェックへと相成るのが、まさに自分のときと同じ!
ということは「浮気をしている男どもは似たような行動をとる」と分類すべきかも。

そわそわして携帯を離さない、ロックをかける、妻が寝てからも遅くまでネット&携帯をいじっている。
発覚後、思い当たる節は多々あった。
前回読んだ「モンスターワイフ」にもモンスターの一例として「夫の携帯を盗み見してしまう」というのがあったけど 一回疑っちゃうとね~、なかなか止められないのよ。(あれ以来、見てないけどね。ロックもしてないし。傷つくのは自分だし)

夫の親との相談事は「へ~他はこうなんだ~」と結構楽しめた。「おかしいのはうちだけじゃない」確かに背中を押してもらえる。こんな「笑える」話ならこんな場で披露しあうのもいいけれど、やっぱり「命にかかわる重要事項」はもっと経験値の高い人が多い場所でした方がいいと思う。

でも、離婚するなり今後どうするなり結果は「自分」が出すべきものということをお忘れなく。

☆☆☆
この本を読んで寝たせいか、夢で
旦那や旦那の親と会食パーティに行っているのだけれど、どこまでも姑がイヤキチをしてくる(無視するとか、ケーキを分けてくれないなど)のでもう頭にきて、隣に座っていた旦那に「もう我慢できない!離婚するから!実家に帰るわ!!!」と席を立ち、この人たちと「同族」である印(としてイメージされた)帽子をかなぐり捨てる…
というの見ました。

目覚めた後、脂汗。
「いや~~びっくり!私、離婚するのかな~」って。
姑と仲悪くても旦那とは別問題、ってことが夢を見たおかげでよく理解できました。(笑)
というか、親自身がネット&ケータイについて知識がなさすぎるんですよ。
だから、どうしたらいいのか分からない、それが実情。
もし子供がワンクリック詐欺に引っ掛かったら冷静に対処しましょうとありますが、親のほうがパニクリました。
え~どうしよ~~~、どうしたらいいの~って。

子供の性も臭いものにふたをするよりも正しい知識をってのは昔から言われていてもなかなか改善されません。
というか、普段子供の目からみたら「こんなに仲の悪い夫婦がセックスして僕ら&私たちが生まれたの?」とかなり不信感というかリアル感無いと思う。
ので、仲の悪い冷やかな家庭でオープンにセックスの話をするような環境は望めるものでもなく、当然そんな話を親子ですることもできない。

こんななんなで考えてみると
いまどきの子育て=夫婦の関係次第 だなあ…と思う。
夫婦が仲良かったら子供もさみしいからその隙間を埋めようとする代替え行為(出会い系サイト、家出その他もろもろ)をしなくてすむもの。

ネットや携帯といったもの以前にもっと親が示しておかないといけないものってたくさんあると思う。

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