ミラーワールドの魔法―たった一日で究極のパートナーと出会える!
2010年10月24日 読書
図書館の普通に「小説」の棚に置いてあったけど、ジャンル的にはスピリチュアルや心理学系じゃないのかなあ…
今朝の新聞にこれの第2弾の広告が載っていたから、スゴイ偶然。
しかし読後感は全く残らず。
今まで読んだ本と別に特に印象に残る部分が無い為。
なんで売れたのか不思議。
今朝の新聞にこれの第2弾の広告が載っていたから、スゴイ偶然。
しかし読後感は全く残らず。
今まで読んだ本と別に特に印象に残る部分が無い為。
なんで売れたのか不思議。
ニッポン硬貨の謎 北村薫著
2010年10月24日 読書
なんか最後の最後まで「これ本当に翻訳本?オリジナル?」と悩まされて読みました。(笑)
むちゃくちゃ、芸が細かいと言うか体裁もいかにも翻訳しましたチックだし。
例えば「原文は『キモノ』だが『浴衣』とした」とか。
本当にEQが日本という文化に「不慣れ」っぽい注釈がバンバン入っていて。
私がこの手の「本格派(古典)海外推理小説」の翻訳本にハマっていたのが中一の頃だったけど「字が小さい、紙が黄ばんでいる(汗)、文化、背景がわからない」ゆえに
翻訳本にはイマイチのめり込めなかった。
ので、今回の本のように「外人が書く日本文化」の認識違い、理解不足っぽい展開も「あり」かなあ…と。
推理内容的には「初歩の初歩」っぽいレベルだけれど、もし本当にEQが書いていたらこんな感じになっていたかも、っていう「雰囲気」はばっちりだったので。
こんな風に作者に騙されるのはOKかと。
むちゃくちゃ、芸が細かいと言うか体裁もいかにも翻訳しましたチックだし。
例えば「原文は『キモノ』だが『浴衣』とした」とか。
本当にEQが日本という文化に「不慣れ」っぽい注釈がバンバン入っていて。
私がこの手の「本格派(古典)海外推理小説」の翻訳本にハマっていたのが中一の頃だったけど「字が小さい、紙が黄ばんでいる(汗)、文化、背景がわからない」ゆえに
翻訳本にはイマイチのめり込めなかった。
ので、今回の本のように「外人が書く日本文化」の認識違い、理解不足っぽい展開も「あり」かなあ…と。
推理内容的には「初歩の初歩」っぽいレベルだけれど、もし本当にEQが書いていたらこんな感じになっていたかも、っていう「雰囲気」はばっちりだったので。
こんな風に作者に騙されるのはOKかと。
恋愛函数 北川歩実著
2010年10月23日 読書
表紙のイラスト、作者の「あゆみ」という名前から勝手に
唯川系のさわやかな小説を期待したのですが、思いっきり裏切られ。推理小説、サスペンス系でした。
まあ、この方「覆面作家」らしいのですが。
正直、登場人物が全員「嘘」を言い合って、お互いの足を引っ張り合ってより一層犯人から遠ざかるような展開。
どれが真実か分かりにくいし、人が入り乱れすぎるのに加えて小難しい理論を「理系」チックな説明をするので「文系」にはより物事が複雑に思えて来るので、読むのが疲れた。
現実味を持たせる為にあのような難しい理論を長々と書くよりももっとエンターテイメントに徹して、割愛してテンポよく読めるようにしてくれたらいいのに。
「ちーむばちす×」の様に、前半は医者が探偵役でそれも医療界の裏側暴露で時間を割いている割に後半でかなり癖のある役人を探偵役にすることによりものすごくスピーディな展開&面白くなったように、あんな風にその業界そのものを書くよりは「遊び」がある方が読んでいて物語に入って行けるのではないのだろうか?
なんかあんなに複雑にした割に結果が「これかい?」って感じで作者に「だまされた」と言うにしては後味の悪い騙され方だった。
唯川系のさわやかな小説を期待したのですが、思いっきり裏切られ。推理小説、サスペンス系でした。
まあ、この方「覆面作家」らしいのですが。
正直、登場人物が全員「嘘」を言い合って、お互いの足を引っ張り合ってより一層犯人から遠ざかるような展開。
どれが真実か分かりにくいし、人が入り乱れすぎるのに加えて小難しい理論を「理系」チックな説明をするので「文系」にはより物事が複雑に思えて来るので、読むのが疲れた。
現実味を持たせる為にあのような難しい理論を長々と書くよりももっとエンターテイメントに徹して、割愛してテンポよく読めるようにしてくれたらいいのに。
「ちーむばちす×」の様に、前半は医者が探偵役でそれも医療界の裏側暴露で時間を割いている割に後半でかなり癖のある役人を探偵役にすることによりものすごくスピーディな展開&面白くなったように、あんな風にその業界そのものを書くよりは「遊び」がある方が読んでいて物語に入って行けるのではないのだろうか?
なんかあんなに複雑にした割に結果が「これかい?」って感じで作者に「だまされた」と言うにしては後味の悪い騙され方だった。
1950年のバックトス 北村薫著
2010年10月23日 読書
短編集
短編集なのにものすごく読むのに時間がかかった上、途中放棄という最低な結果に。
というのも例えるなら
「北村薫 製菓」の大袋アソートタイプのお菓子を買ったとして、初めは「あ、こんな味」次は「なるほど」と思って食べ進めるうち「なにこれ?」「あれ?もう終わり?」的なものにぶちあたり、結果そこで中断=昼寝となり
(本の高さがちょうど枕にぴったり!)表題作に行きつく前に放棄。
ちなみにいろんな雑誌に短編として載せていたものを一冊にまとめたと言うことから「テーマに一貫性なし」ということも読みにくい原因では?
問題が解けない中学生のごとく、他の人の感想を見てみると
「一冊で色々な北村薫が楽しめる」と私と真逆な感想。
受け入れられる人にはOKですが、私の様にダメな人も若干居そうな編集。
この人の長編は好きなんですけどねえ…
短編集なのにものすごく読むのに時間がかかった上、途中放棄という最低な結果に。
というのも例えるなら
「北村薫 製菓」の大袋アソートタイプのお菓子を買ったとして、初めは「あ、こんな味」次は「なるほど」と思って食べ進めるうち「なにこれ?」「あれ?もう終わり?」的なものにぶちあたり、結果そこで中断=昼寝となり
(本の高さがちょうど枕にぴったり!)表題作に行きつく前に放棄。
ちなみにいろんな雑誌に短編として載せていたものを一冊にまとめたと言うことから「テーマに一貫性なし」ということも読みにくい原因では?
問題が解けない中学生のごとく、他の人の感想を見てみると
「一冊で色々な北村薫が楽しめる」と私と真逆な感想。
受け入れられる人にはOKですが、私の様にダメな人も若干居そうな編集。
この人の長編は好きなんですけどねえ…
本屋で何気に「立ち読み」(自分と旦那の分だけ)してきました。
当たっているような…
旦那のは当たっていると思います。
占いって以外と自分よりも他人のを見ると当てはめやすいです。
さて、ネットで誕生日占いがあったので
ちょっと備忘帳代わりに…
旦那
長男
次男
ちなみにhttp://www.ezonavi.jp/k/etc/birth/top.htmというところで占ってもらいました。
こっちの結果と「生まれた日」占いの結果を付き合わせてみると、個人的には「誕生日占い」よりも「生まれた日占い」の方が当たっているような気がした…
とはいえ、全ての占いを信じていると自分の性格も適職も全く違うものになってしまうので、余計に混乱するんですけどねえ…
私も子供も「予定日」とは1~2週間ずれて生まれているので、こう言った「誕生日」系の占いをするときもし予定日ぴったりだったら運命変わっていたんだろうなあ…
とか、誕生日が全く一緒だった友人、親戚がいるけど私たち「同じ性格?同じ人生?」と思ってしまうのでやっぱり
「余興」として扱うのが一番なんだろうな…
当たっているような…
旦那のは当たっていると思います。
占いって以外と自分よりも他人のを見ると当てはめやすいです。
さて、ネットで誕生日占いがあったので
ちょっと備忘帳代わりに…
私
あなたの性格
「ダイヤモンドの原石を見分ける目の持ち主」
「どんな状況からも最高なものを引き出す能力の持ち主」
「気持ちを隠さずストレートに態度で表すタイプ」
○いいところ
・実用性を重んじる
・洞察力が鋭い
・役に立つ
△弱点
・のめりこみすぎる
・無神経
旦那
あなた の性格
「常に面倒な道を選ぶ癖の持ち主」
「非常に飽きっぽいタイプ」
「他人に頼ることなく我道を行くタイプ」
○いいところ
・決断力を持つ
・チャレンジ精神旺盛
△弱点
・臆病
・危なっかしい
・欲がない
長男
あなたの性格
「抑制を嫌う自由主義者」
「人望を失っても自分の意志を曲げないタイプ」
「感情表現が乏しくクールに見えるタイプ」
○いいところ
・理想が高い
・忍耐力がある
・順応性がある
△弱点
・白黒つけたがる
・狭量
・現実離れしている
次男
あなた の性格
「しっかり自分の目標を持っているタイプ」
「思いとうらはらな行動をとるタイプ」
「行動半径が狭いタイプ」
○いいところ
・専門技術が高い
・お金の扱いにたけている
・意欲的
△弱点
・気分屋
・感情を抑える
・消極的
ちなみにhttp://www.ezonavi.jp/k/etc/birth/top.htmというところで占ってもらいました。
こっちの結果と「生まれた日」占いの結果を付き合わせてみると、個人的には「誕生日占い」よりも「生まれた日占い」の方が当たっているような気がした…
とはいえ、全ての占いを信じていると自分の性格も適職も全く違うものになってしまうので、余計に混乱するんですけどねえ…
私も子供も「予定日」とは1~2週間ずれて生まれているので、こう言った「誕生日」系の占いをするときもし予定日ぴったりだったら運命変わっていたんだろうなあ…
とか、誕生日が全く一緒だった友人、親戚がいるけど私たち「同じ性格?同じ人生?」と思ってしまうのでやっぱり
「余興」として扱うのが一番なんだろうな…
言葉のチカラ ―コミュニケーション レッスン
2010年10月16日 読書
香山リカ著
正直この本を読んで「感想」を書くことは無理。
精神科医、ということもあってか「強い言葉」を発することができなくなっているのか、「もやもや~~~~」っとした抽象的な内容になっていて、読んでいてさっぱり心に響いてこない…
このノリで講義されたら苦痛やわ。
やっぱり白黒はっきりの方が「自分はどう思う」と比較検討できるから。
この調子で自分の言葉で他人を傷つけているんだろうなあ…私ってやつは…
正直この本を読んで「感想」を書くことは無理。
精神科医、ということもあってか「強い言葉」を発することができなくなっているのか、「もやもや~~~~」っとした抽象的な内容になっていて、読んでいてさっぱり心に響いてこない…
このノリで講義されたら苦痛やわ。
やっぱり白黒はっきりの方が「自分はどう思う」と比較検討できるから。
この調子で自分の言葉で他人を傷つけているんだろうなあ…私ってやつは…
楽園 下 宮部みゆき著
2010年10月13日 読書
う~~んこんな結末に着地しましたかあ…
いわゆる「全ては私の夢の出来事」の亜流とでもいうか、都合の悪い事というか説明のつかない部分は等(ヒトシ)君及びその血筋の「力」で片づけようとするのが納得いかない。
著者もあとがきで言い訳がましく「私の夢の中のプロット」と言っているようになんかイマイチ「現実」的な話として書けなかったようで。
この出来上がりだったらやっぱり古くからの読者は満足できません。
いわゆる「全ては私の夢の出来事」の亜流とでもいうか、都合の悪い事というか説明のつかない部分は等(ヒトシ)君及びその血筋の「力」で片づけようとするのが納得いかない。
著者もあとがきで言い訳がましく「私の夢の中のプロット」と言っているようになんかイマイチ「現実」的な話として書けなかったようで。
この出来上がりだったらやっぱり古くからの読者は満足できません。
楽園〈上〉 宮部みゆき著
2010年10月12日 読書
巻頭に「9年前の事件」とあいまいな表現が出てきます。
で、検索すると主人公の「前畑滋子」が『模倣犯』で犯人を自白&自供に追い込んだ人である事をおぼろげながらも思い出して読み進める。
検索ついでに他の人の感想を読んでみると「良かった」と
「イマイチ」に分かれるのである。
普段読み終わるまで他人の感想を読まないようにしているんだけどね。
で、ここで「イマイチ」のひとのいけんを読むと「模倣犯のスピンオフ的な位置が気に入らない」とか扱っている題材が「異能力」であるがゆえに「何もこの登場人物でなくても…」という異和感で溢れていた。
で、とりあえず上巻だけ読んだ感想であるが…
前畑が模倣犯野事件から9年たってそれでも自身のキズが大きく本にすることもライターを再開するのにも時間がかかったほど「事件に負けた」と告白するぐらいいわば被害者兼不本意ながら加害者(加担者)になった事は次の事件に首を突っ込むことに対する後ろめたさや自分の好奇心を満たす為であると認めつつもゆっくり「深入り」していく理由にしている。
ここで思ったのは作中の前畑のように事あるごとに「あの事件の??」と人は事あるごとに言うことである。
前畑自身はあの事件により傷ついているにも関わらず、世間はそのキズをえぐるように無邪気に問いかけ、自分たちに都合のいい考えを持って接する。
これ、もしかして作者の宮部自身も味わった「苦痛」なんじゃないだろうか?と。
それはあの超駄作 の映画「模倣犯」について「あの駄作 映画の原作者の?」とか
「あの駄作 映画をご覧になってどう思われましたか?」とか。
そんな質問をされたのではないだろうか?
で、9年経ってやっと踏ん切りが付いたのでは?と。
さて他の読者は「なにも宮部がこんな内容を書かなくても…」とか「ライター:前畑滋子の事件簿」みたいなドラマになりそうな予感…」とかレベルが落ちている事を指摘しているのだが、今のところ私的には「子どもの問題」をとりあえず「異能力」というアプローチから取り上げているんだな、と理解しながら読んでいる。
子供どころか結婚もしていない宮部が今の幼児虐待をはじめとした「子どもの問題」をどう取り扱うか。
あの「悪の中の悪」としか表現できないほど暗い「模倣犯」とはテイストを変えて社会問題を取り上げているのでは?
さて、下巻が楽しみ。
で、検索すると主人公の「前畑滋子」が『模倣犯』で犯人を自白&自供に追い込んだ人である事をおぼろげながらも思い出して読み進める。
検索ついでに他の人の感想を読んでみると「良かった」と
「イマイチ」に分かれるのである。
普段読み終わるまで他人の感想を読まないようにしているんだけどね。
で、ここで「イマイチ」のひとのいけんを読むと「模倣犯のスピンオフ的な位置が気に入らない」とか扱っている題材が「異能力」であるがゆえに「何もこの登場人物でなくても…」という異和感で溢れていた。
で、とりあえず上巻だけ読んだ感想であるが…
前畑が模倣犯野事件から9年たってそれでも自身のキズが大きく本にすることもライターを再開するのにも時間がかかったほど「事件に負けた」と告白するぐらいいわば被害者兼不本意ながら加害者(加担者)になった事は次の事件に首を突っ込むことに対する後ろめたさや自分の好奇心を満たす為であると認めつつもゆっくり「深入り」していく理由にしている。
ここで思ったのは作中の前畑のように事あるごとに「あの事件の??」と人は事あるごとに言うことである。
前畑自身はあの事件により傷ついているにも関わらず、世間はそのキズをえぐるように無邪気に問いかけ、自分たちに都合のいい考えを持って接する。
これ、もしかして作者の宮部自身も味わった「苦痛」なんじゃないだろうか?と。
それはあの超駄作 の映画「模倣犯」について「あの
「あの
そんな質問をされたのではないだろうか?
で、9年経ってやっと踏ん切りが付いたのでは?と。
さて他の読者は「なにも宮部がこんな内容を書かなくても…」とか「ライター:前畑滋子の事件簿」みたいなドラマになりそうな予感…」とかレベルが落ちている事を指摘しているのだが、今のところ私的には「子どもの問題」をとりあえず「異能力」というアプローチから取り上げているんだな、と理解しながら読んでいる。
子供どころか結婚もしていない宮部が今の幼児虐待をはじめとした「子どもの問題」をどう取り扱うか。
あの「悪の中の悪」としか表現できないほど暗い「模倣犯」とはテイストを変えて社会問題を取り上げているのでは?
さて、下巻が楽しみ。
遥かなる水の音 村山由佳著
2010年10月11日 読書
簡単に言えば、「2時間スペシャルドラマ 前後編」って感じの作り。
金があって予算とキャストが良いから海外で撮影しました。(例:アマルフ×)ほんでもって、金が無い場合は舞台を北海道から沖縄の離島まで飛行機を使わずに電車、バスを使って目的の為に旅しました、でも可能な話。
まあ本編では「パリからスペインの果てのサハラまで」が舞台ですが。
この人独特の透明感のある文体です。
が、正直登場人物が多いのでは?
そのため、心理が分散されすぎて、結局言いたい事とか読後感の印象が全く無くなります。
3人ぐらいに絞って、その中で「生についての理解」とか
「心のあり方」とかを語った方がより深みが出たと思う。
まあ、前後編に分ける「作り方」を意識したのであれば
浩介の行方不明で「前編終了」ってとこでしょう。
…嫌味な言い方(書き方)してますが、これはこれで面白い本なのだと思う。
でもね。
これよりも、先に読んでしまった桜庭一樹の「私の男」の方が印象が強すぎて、読んだ直後よりもボディブローのようにじわじわと、「ああは書いたものの、二人はあれはあれでよかったのかも…」とか色々考えてしまったんですよ。
清潔な花よりも毒が満載の何気ない花の方が効き目があるというか…(全然、例えになっていない)
禁断の花、って感じでしょうか@私の男
禁断の花を口にしてしまうと、今回の本の様などこか「きれい事」な話を読んでも感動も共感もしない。
帯から何か賞を取ったみたいですが、比べ物にならないな、って気がします。(私の男で直木賞取ったみたい)
金があって予算とキャストが良いから海外で撮影しました。(例:アマルフ×)ほんでもって、金が無い場合は舞台を北海道から沖縄の離島まで飛行機を使わずに電車、バスを使って目的の為に旅しました、でも可能な話。
まあ本編では「パリからスペインの果てのサハラまで」が舞台ですが。
この人独特の透明感のある文体です。
が、正直登場人物が多いのでは?
そのため、心理が分散されすぎて、結局言いたい事とか読後感の印象が全く無くなります。
3人ぐらいに絞って、その中で「生についての理解」とか
「心のあり方」とかを語った方がより深みが出たと思う。
まあ、前後編に分ける「作り方」を意識したのであれば
浩介の行方不明で「前編終了」ってとこでしょう。
…嫌味な言い方(書き方)してますが、これはこれで面白い本なのだと思う。
でもね。
これよりも、先に読んでしまった桜庭一樹の「私の男」の方が印象が強すぎて、読んだ直後よりもボディブローのようにじわじわと、「ああは書いたものの、二人はあれはあれでよかったのかも…」とか色々考えてしまったんですよ。
清潔な花よりも毒が満載の何気ない花の方が効き目があるというか…(全然、例えになっていない)
禁断の花、って感じでしょうか@私の男
禁断の花を口にしてしまうと、今回の本の様などこか「きれい事」な話を読んでも感動も共感もしない。
帯から何か賞を取ったみたいですが、比べ物にならないな、って気がします。(私の男で直木賞取ったみたい)
なんというか…ねっちょり、というか。
テレビの「高校教師」を見た時に感じたあの不快感とよく似た手触り。
くら~~い、淀んだ井戸の中を覗き込むような。
それにしても「私の彼」と表現すると何かどこか明るい、さわやかさを感じるのに「私の男」と表現するとそこにあるのはもう肉欲というか男と女のドロドロ感しかなくて。
たった一文字、それも同じような対象物を指すのに全くニュアンスが違うことに気づく。
「私の夫」「私の父」「私の兄」全部違う。
さて、構成的には2008年、2005年、2000年…と言った風に年代をさかのぼり、さかのぼることにより「何かが起こった」かを明らかにしていく手法。
でも、2008年と最初に出会った1993年では何となく主人公の「気持ち」というかニュアンスがなんか違う。
むしろ初めて出会った時の方が「懐かしさ&安心感」を抱いて接しているような…
まあ、それだけ最後の方はこの「男」をどう扱っていいのか困っている、ともとれるのだが…
「花」の母親は誰?とか
「淳悟」はどうなったのか?とか
「田岡の死体」はどうしたのかとか後から疑問はたくさん出て来るのですが。
それにしても「腐野(くさりの)」という名字も何んとなく全体を象徴するようなネーミング。
「腐野 花」という名前になるのも。
何となく全体的に退廃的でそれでいて形はどうあれ「純愛」なのかもしれない。
この本を読んで例えどんだけ駆け引きしてドロドロしようが、「他人同士」の男女の恋愛話の方がどこか「救い」があるし、「さわやか」でもある気がした。
近親相姦はやっぱり「大塩老人」が言うように
「人間には超えてはいけない一線があるんだ!」と言う意見に私は賛成。
テレビの「高校教師」を見た時に感じたあの不快感とよく似た手触り。
くら~~い、淀んだ井戸の中を覗き込むような。
それにしても「私の彼」と表現すると何かどこか明るい、さわやかさを感じるのに「私の男」と表現するとそこにあるのはもう肉欲というか男と女のドロドロ感しかなくて。
たった一文字、それも同じような対象物を指すのに全くニュアンスが違うことに気づく。
「私の夫」「私の父」「私の兄」全部違う。
さて、構成的には2008年、2005年、2000年…と言った風に年代をさかのぼり、さかのぼることにより「何かが起こった」かを明らかにしていく手法。
でも、2008年と最初に出会った1993年では何となく主人公の「気持ち」というかニュアンスがなんか違う。
むしろ初めて出会った時の方が「懐かしさ&安心感」を抱いて接しているような…
まあ、それだけ最後の方はこの「男」をどう扱っていいのか困っている、ともとれるのだが…
「花」の母親は誰?とか
「淳悟」はどうなったのか?とか
「田岡の死体」はどうしたのかとか後から疑問はたくさん出て来るのですが。
それにしても「腐野(くさりの)」という名字も何んとなく全体を象徴するようなネーミング。
「腐野 花」という名前になるのも。
何となく全体的に退廃的でそれでいて形はどうあれ「純愛」なのかもしれない。
この本を読んで例えどんだけ駆け引きしてドロドロしようが、「他人同士」の男女の恋愛話の方がどこか「救い」があるし、「さわやか」でもある気がした。
近親相姦はやっぱり「大塩老人」が言うように
「人間には超えてはいけない一線があるんだ!」と言う意見に私は賛成。
この本の中で取り上げられている男女の会話、夫婦の会話(それも全部喧嘩の部分)が全部うちの言えに当てはまる…と思うぐらい。苦笑の連続。
場が読めないと言う事は言いかえれば話し手の、そして聞き手の気持ちを理解しないと言う事。
自分では「話して」いるつもりでも相手が「聞いていない」とそれはただひとりごとを言っているにすぎない。
そして、自分では「聞いている」つもりでもその態度、身の入れ方が間違っていると相手に非難される。
相手が一体「何を言いたいのか」それをちゃんと汲み取り、適した対応を取らないと喧嘩の元。
また、人間は「聞く」より「話す」が好きな生き物。
自分が喋っている時に相手の様子、態度も気にしながら喋る事が大切。
いやいや、勉強になりました。
場が読めないと言う事は言いかえれば話し手の、そして聞き手の気持ちを理解しないと言う事。
自分では「話して」いるつもりでも相手が「聞いていない」とそれはただひとりごとを言っているにすぎない。
そして、自分では「聞いている」つもりでもその態度、身の入れ方が間違っていると相手に非難される。
相手が一体「何を言いたいのか」それをちゃんと汲み取り、適した対応を取らないと喧嘩の元。
また、人間は「聞く」より「話す」が好きな生き物。
自分が喋っている時に相手の様子、態度も気にしながら喋る事が大切。
いやいや、勉強になりました。
唯川 恵著 毎日新聞社発行
こちらはさすがに新聞に掲載されただけあって重厚な出来上がり。
登場人物の年代設定が私よりも若干上。
あらすじはさせおき、人生「もし、あの一瞬が無ければ自分は一体どんな人生を歩んでいただろう…」と思う事は何度かあると思う。
それが、特に人の生死に関わっていたら残された人間の人生は大きく変わる。
登場人物は本編で常に「もし…」を突き付けられる。
特に主人公の1人であるキヨ(漢字変換がめんどくさいのでカタカナで明記する)はある意味「頑なさ」によって
自らの人生を悪い方、悪い方に歩む傾向がある。
もっと、素直になればいいのに…読んでいてもどかしさを感じることが多々あった。
まあ、不器用な生き方といい方もあるけど。
後半はどんどん深刻な展開になる。
そして癌が見つかった主人公の一人創介(ソウスケ)のセリフは重い。
考えさせられるいい本です。
お勧め。
こちらはさすがに新聞に掲載されただけあって重厚な出来上がり。
登場人物の年代設定が私よりも若干上。
あらすじはさせおき、人生「もし、あの一瞬が無ければ自分は一体どんな人生を歩んでいただろう…」と思う事は何度かあると思う。
それが、特に人の生死に関わっていたら残された人間の人生は大きく変わる。
登場人物は本編で常に「もし…」を突き付けられる。
特に主人公の1人であるキヨ(漢字変換がめんどくさいのでカタカナで明記する)はある意味「頑なさ」によって
自らの人生を悪い方、悪い方に歩む傾向がある。
もっと、素直になればいいのに…読んでいてもどかしさを感じることが多々あった。
まあ、不器用な生き方といい方もあるけど。
後半はどんどん深刻な展開になる。
そして癌が見つかった主人公の一人創介(ソウスケ)のセリフは重い。
「キヨは、若い頃と今と何が一番違うと思う?」
「何かしら、難しい」
「俺は思うんだ、若い頃はとにかく答えが欲しかった。
答えが無い生き方なんて、不安でできなかった。
「じゃあ今は」
「答えなんか無いってわかったよ。
もっと言えば、答えなんか求めるから不安になるんだ。
ただ、生きればいい。生きられるうちは、それだけでいい」
今日もまた一日が過ぎる
考えさせられるいい本です。
お勧め。
唯川 恵著 新潮社発行
この人ははっきり言って銀行出身ということもあり、さらに若い頃から「働く女VS専業主婦」の本をたくさん書いてあるから「まじめ」な印象が大。
けれど本書はそのイメージんを払しょく。
短編集であるが全編に「セックス」「欲望」「エロチック」が描かれている。
まじめな人のイメージがあるだけにその「エロさ」は読んでいてぞくぞくします!
そしてみんな口にはしないけれど、女にも性的欲望はあるし、あの男性とエッチしたいと言う欲望があってもおかしくないと後押しではないけれど「お局」「平凡でつまらない女」と言われようが女は女。セックスしたいんだ!って。
若い女や男だけがセックスする生き物じゃない、と改めて認識させてくれる。
この人ははっきり言って銀行出身ということもあり、さらに若い頃から「働く女VS専業主婦」の本をたくさん書いてあるから「まじめ」な印象が大。
けれど本書はそのイメージんを払しょく。
短編集であるが全編に「セックス」「欲望」「エロチック」が描かれている。
まじめな人のイメージがあるだけにその「エロさ」は読んでいてぞくぞくします!
そしてみんな口にはしないけれど、女にも性的欲望はあるし、あの男性とエッチしたいと言う欲望があってもおかしくないと後押しではないけれど「お局」「平凡でつまらない女」と言われようが女は女。セックスしたいんだ!って。
若い女や男だけがセックスする生き物じゃない、と改めて認識させてくれる。
「心理戦」で絶対に負けない本
2010年10月6日 読書伊藤明+内藤ヨシヒト著 アスペクト発行
著者自身も書いてある通り本文で書かれている内容を「実践」しない事には身に付かない。
読んでいて「ああなるほど、自分はこれで騙されたり、相手にいいようにされているんだな」と納得はする。
さて、反対に自分が相手を「いいなりにさせる」事が出来るようにここに書かれている事を十分理解し、その場面に遭遇するたびに実行するのみであるのだが。
まあ、現実、無理っしょ。
大体口のうまい駆け引きのうまい奴に遭遇して勝てるわけ無いもん。むしろ逆に手玉に取られて更に相手に好都合な結果に…てなことの方があり得る。
なるほどなあ…と思っても頭から素通りしちゃったし。
寝る前に毎日一通り読んで頭に叩き込む習慣から付けないとね。
著者自身も書いてある通り本文で書かれている内容を「実践」しない事には身に付かない。
読んでいて「ああなるほど、自分はこれで騙されたり、相手にいいようにされているんだな」と納得はする。
さて、反対に自分が相手を「いいなりにさせる」事が出来るようにここに書かれている事を十分理解し、その場面に遭遇するたびに実行するのみであるのだが。
まあ、現実、無理っしょ。
大体口のうまい駆け引きのうまい奴に遭遇して勝てるわけ無いもん。むしろ逆に手玉に取られて更に相手に好都合な結果に…てなことの方があり得る。
なるほどなあ…と思っても頭から素通りしちゃったし。
寝る前に毎日一通り読んで頭に叩き込む習慣から付けないとね。
天野頌子著(あまのしょうこ)ポプラ社発行
おもしろかった。
最初、陰陽屋を開いたのは「きつね」と思っていたけど
違ってました。
続編があれば読みたいです。
おもしろかった。
最初、陰陽屋を開いたのは「きつね」と思っていたけど
違ってました。
続編があれば読みたいです。
県民性は7392通り!
2010年10月6日 読書矢野新一著 H&I発行
これもさっきの本と同じ著者だった。
「県民性」で検索して図書館で借りたらこうなってしまった。
まあ、これは更に県を細かく分析した結果であるが、以前やふーのトップページに「あなたはどのタイプ?」みたいな感じで載っていたっけ。
その人が何県であれ、「親」の県民性がかなり影響していると思う。
だって、その県で育ったとしても親の価値観がどっぷり
影響して育つのだから。
これもさっきの本と同じ著者だった。
「県民性」で検索して図書館で借りたらこうなってしまった。
まあ、これは更に県を細かく分析した結果であるが、以前やふーのトップページに「あなたはどのタイプ?」みたいな感じで載っていたっけ。
その人が何県であれ、「親」の県民性がかなり影響していると思う。
だって、その県で育ったとしても親の価値観がどっぷり
影響して育つのだから。
矢野新一著 光文社新書
レビュー機能がいつまでたっても復活しないので、もういいや。表紙の写真がある方がどんな本だったか思い出しやすいんだけどな。図書館にいつまでも行けないから。
さて、本書。どこ出身の人が例えば「年上女房にはこの県」とか「「夫を立てる女性」とかで何県の人とかいてあるけど、なんかばかばかしい。
だって、私と姑は「県」で分ければ同じだが全く違う。
こんな家事が下手な女も珍しいとバカにしまくっているし、この県の人は何何が下手、と書かれても上手な人はいる。
県で人を分類するほどばかばかしいものは無いと実感。
レビュー機能がいつまでたっても復活しないので、もういいや。表紙の写真がある方がどんな本だったか思い出しやすいんだけどな。図書館にいつまでも行けないから。
さて、本書。どこ出身の人が例えば「年上女房にはこの県」とか「「夫を立てる女性」とかで何県の人とかいてあるけど、なんかばかばかしい。
だって、私と姑は「県」で分ければ同じだが全く違う。
こんな家事が下手な女も珍しいとバカにしまくっているし、この県の人は何何が下手、と書かれても上手な人はいる。
県で人を分類するほどばかばかしいものは無いと実感。
『s×ory』11月号買う
2010年10月2日 読書大体一年に2回ほどこの手の雑誌を買います。
まあ、買ったところでここに掲載されている服を買うことはまずないし、コーディネートも 全く役に立たないので、実用的では全くないのですが現実逃避の一環で見ています。
久しぶりに読んだせいかもしれないけど、特集の組み方が若干『ニキ×タ』ぽくなっていて「ニキー×のエディターさんが転職したのかしら?」って感じ。
あとね、服装チェックのコーナーで目がテン、だったのが
この雑誌にあるまじき服装が登場していた こと。
チェニック&レギンス …
あの~あり得ないと思うのですが…
いくらなんでもこの「超タカビー、勘違い 貧乏でも見栄は張りまくる」雑誌において、この超 庶民な服装で、チェックを受けるとは…
編集者自体もレベルが落ちた?こんな読者、採用するとは…
案の定、チェックする人も
私もチェックする人の意見に賛成。
サマーファイナルバーゲンで初めてチェニック買ったけど
どう見ても「妊婦さん」もしくは「デブ」そのもの…
でも、太って見える服の割りになぜかチェニックしか売っていない売り場ばっかりなのはどうよ!って感じですが。
その組み合わせしか着れない、みたいな状態にしている業界の姿勢もどうかと思う。
そもそも以前のこの雑誌だったら「緊張感が保てないチェニックは着ません! 」位の強気な文章がいつも付けられていたんだけどなあ…
時代か?
「きちんと感」とか「ワンマイルでも手を抜かない」というのが今までの姿勢だったのに…
「チェニックは室内着。外出する時は必ず着替えて」位の上から目線が懐かしい…
それにしても女性雑誌というものは一通り目を通すと「矛盾」が多々見つかる。
ある特集では「40代はこの丈は着ちゃダメ」と書いてあるのに別の特集では「ダメな丈」を堂々とモデルが着ているわけで。
「どっちやねん!?」状態。
あと、さすがのこの雑誌でも「働く」という事が取り上げられ始め、通勤ファッション(でも、コートに25万とかあり得ないんだけどね)も掲載されているけど
上手い事、書くなあ…(笑)
そりゃ、結婚当時は3高、最先端の職業、顔は別でも金持ちと結婚したものの、20年の時の流れは不況まっしぐら。「勝ち組」とふんぞり返ってやれパーティだ、お買い物だ、ランチだと言う余裕もなくなり「働かざるを得ない」状況になっている人が多い、ってことでしょ。
それに、「職場復帰」って以前勤めていたところに戻れるわけねーよ!と突っ込みどころ満載。
50近くで派遣なんか採ってくれるんか?タダでさえも20代のぴちぴちしたのが不採用なのに。
「コネ」もこの不況時、あり得るの?と。
再就職先に着ていく服が最低10万以上、って…
とことん「ええ、お金の為じゃなく、社会復帰を…」と
アピールして実際は「旦那がリストラされて…」とは
とてもじゃないけど言えないもんねえ…
…まあ、この雑誌においてこの突っ込みは無意味ですが。
現実を知らない人が作っているんですね、って感じ。
で、元は専業主婦だけど旦那の家業が傾いたり、離婚したりで自分で起業した人の特集もあり、今更会社に就職するよりこうやって起業した方がこの雑誌に載る40代50代らしいんだけどね。
いまさら人に使われる、みたいなみじめな事このタカビー女集団が出来るわけないって。
それにしても「きれいな書き方」するよなあ~~
まあ、この雑誌もあくまでも「気分転換」「読んでいる時はセレブ」そんな気持ちの読者も多いんだろうな。
昔読んだ時に比べてどうも服にも勢いが無くなっている。
あと、表紙のモデルさんにインパクトが無くなったな、と。どこにでもいる人っぽい人になってしまった。
以前のようにタカビー&パワーのある雑誌にして欲しい。
まあ、買ったところでここに掲載されている服を買うことはまずないし、コーディネートも 全く役に立たないので、実用的では全くないのですが現実逃避の一環で見ています。
久しぶりに読んだせいかもしれないけど、特集の組み方が若干『ニキ×タ』ぽくなっていて「ニキー×のエディターさんが転職したのかしら?」って感じ。
あとね、服装チェックのコーナーで目がテン、だったのが
この雑誌にあるまじき服装が登場していた こと。
チェニック&レギンス …
あの~あり得ないと思うのですが…
いくらなんでもこの「超タカビー、
案の定、チェックする人も
「出たわね!恐怖のチェニック女!
まあ、この服でここまで来たの?
レギンスってのは掃除着よ。
年に一回の大掃除の日だけにして頂戴。」
「でも、楽チンだし、体形カバーもできるんですよ。」
「何言ってるの!すごく太って見えるわよ」
「でも、みんな着てるし…」
私もチェックする人の意見に賛成。
サマーファイナルバーゲンで初めてチェニック買ったけど
どう見ても「妊婦さん」もしくは「デブ」そのもの…
でも、太って見える服の割りになぜかチェニックしか売っていない売り場ばっかりなのはどうよ!って感じですが。
その組み合わせしか着れない、みたいな状態にしている業界の姿勢もどうかと思う。
そもそも以前のこの雑誌だったら「緊張感が保てないチェニックは着ません! 」位の強気な文章がいつも付けられていたんだけどなあ…
時代か?
「きちんと感」とか「ワンマイルでも手を抜かない」というのが今までの姿勢だったのに…
「チェニックは室内着。外出する時は必ず着替えて」位の上から目線が懐かしい…
それにしても女性雑誌というものは一通り目を通すと「矛盾」が多々見つかる。
ある特集では「40代はこの丈は着ちゃダメ」と書いてあるのに別の特集では「ダメな丈」を堂々とモデルが着ているわけで。
「どっちやねん!?」状態。
あと、さすがのこの雑誌でも「働く」という事が取り上げられ始め、通勤ファッション(でも、コートに25万とかあり得ないんだけどね)も掲載されているけど
数年前までは専業主婦率が高かったsto×y 世代。時と共に社会と接点を持ちたいという前向きな気持ちから多くの人が社会復帰を果たしています。
上手い事、書くなあ…(笑)
そりゃ、結婚当時は3高、最先端の職業、顔は別でも金持ちと結婚したものの、20年の時の流れは不況まっしぐら。「勝ち組」とふんぞり返ってやれパーティだ、お買い物だ、ランチだと言う余裕もなくなり「働かざるを得ない」状況になっている人が多い、ってことでしょ。
それに、「職場復帰」って以前勤めていたところに戻れるわけねーよ!と突っ込みどころ満載。
50近くで派遣なんか採ってくれるんか?タダでさえも20代のぴちぴちしたのが不採用なのに。
「コネ」もこの不況時、あり得るの?と。
再就職先に着ていく服が最低10万以上、って…
とことん「ええ、お金の為じゃなく、社会復帰を…」と
アピールして実際は「旦那がリストラされて…」とは
とてもじゃないけど言えないもんねえ…
…まあ、この雑誌においてこの突っ込みは無意味ですが。
現実を知らない人が作っているんですね、って感じ。
で、元は専業主婦だけど旦那の家業が傾いたり、離婚したりで自分で起業した人の特集もあり、今更会社に就職するよりこうやって起業した方がこの雑誌に載る40代50代らしいんだけどね。
いまさら人に使われる、みたいなみじめな事このタカビー女集団が出来るわけないって。
それにしても「きれいな書き方」するよなあ~~
まあ、この雑誌もあくまでも「気分転換」「読んでいる時はセレブ」そんな気持ちの読者も多いんだろうな。
昔読んだ時に比べてどうも服にも勢いが無くなっている。
あと、表紙のモデルさんにインパクトが無くなったな、と。どこにでもいる人っぽい人になってしまった。
以前のようにタカビー&パワーのある雑誌にして欲しい。
浮世絵を見に行った時に思ったのは
「なんでこんなに 細い目なのに、色っぽいんだろう…」でした。
今はいかに目を大きく見せるかを競っている時代ですが、細くっても十分色気は演出できるのだと言う事を認識しました。
まあ、細い目以上に体の「しな」というか目線などを上手く表現するからこそ第一級の絵師、後世にまで作品が評価される絵師と言うことなんでしょうが。
と言うわけで(?)、こちらの作品も「目」がものすごい色っぽい。
とろんとした目なんですが、「バカ」には見えない。
ここがすごいとこなんだろう。
実は子供会でこんな「目」をした人がいたんですね~
私から見たら「陰気な、なんかあんまりしゃべりたくないタイプの人」だったんですが
多分男の目から見たら何とも魅力的な女に映るんでしょう。
ただの挿絵ではなく、時代のファッションリーダーの役も担っていた彼の作品たち。
今でいうファッション雑誌ですね。
着付けを習ったので余計そう思うのかもしれないけど、着物、帯、羽織、小物の合わせ方が抜群にうまい!!!!
今でも十分通用する着こなし、合わせ方だと思う。
ただ、晩年は貧困に陥ったらしく、甚だ残念。
プロ意識は強かったから、妥協しない点が周囲に理解されなかったのかな。
とは言うものの、彼の作品は弥生美術館に展示されているようなので機会があれば行ってみたいな…
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
「なんでこんなに 細い目なのに、色っぽいんだろう…」でした。
今はいかに目を大きく見せるかを競っている時代ですが、細くっても十分色気は演出できるのだと言う事を認識しました。
まあ、細い目以上に体の「しな」というか目線などを上手く表現するからこそ第一級の絵師、後世にまで作品が評価される絵師と言うことなんでしょうが。
と言うわけで(?)、こちらの作品も「目」がものすごい色っぽい。
とろんとした目なんですが、「バカ」には見えない。
ここがすごいとこなんだろう。
実は子供会でこんな「目」をした人がいたんですね~
私から見たら「陰気な、なんかあんまりしゃべりたくないタイプの人」だったんですが
多分男の目から見たら何とも魅力的な女に映るんでしょう。
ただの挿絵ではなく、時代のファッションリーダーの役も担っていた彼の作品たち。
今でいうファッション雑誌ですね。
着付けを習ったので余計そう思うのかもしれないけど、着物、帯、羽織、小物の合わせ方が抜群にうまい!!!!
今でも十分通用する着こなし、合わせ方だと思う。
ただ、晩年は貧困に陥ったらしく、甚だ残念。
プロ意識は強かったから、妥協しない点が周囲に理解されなかったのかな。
とは言うものの、彼の作品は弥生美術館に展示されているようなので機会があれば行ってみたいな…
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/
仕事とセックスのあいだ
2010年9月21日 読書
この本におけるセックスレスの定義が「月一回未満の場合 」とみなすので、ひじょ~~に厳しいっす!この定義に当てはまると、我が家は月一回は旅行かラブホに行かないと「ノルマ」を達成したことにはならないので。
「アエラ」という雑誌でアンケートをとった結果を基に展開しているのですが、興味深かったのは
わかるなあ…
旦那がメル友作ったのも「劣悪の就業環境」の時だったし、先日の旅行も自分をいじめる人がいなくなってやっと伸び伸びできる環境になった(途端に、飛ばされたんだから。飛ばされるのがわかっていたら旅行も初めっから計画されていなかったと思う)から「嫁と旅行に行こう」なんて余裕ができたんだと思う。
あと、女性が働く形態として正社員の方がセックスレスが少なく、むしろパートや契約と言った不安定な要素が多い人の方がセックスレスになっているのも、わかる。
だって、そこそこの収入が得られる正社員だったら社会保障もばっちりだし、いろんな面で余裕があるからセックスも楽しめる。子どももできても何とかやっていけるのに対して、ただの使い捨て状態のパートなんて正社員のいじめや人間関係に疲労しすぎてセックスなんて余裕、無い、無い。(当時)
身も心もがっさがさ、でしたもん。
当然、それが悪循環になって、楽しくない、が旦那と一緒にいても楽しくない、なんでセックスなんかできるもんか、てなオーラが出まくって、旦那も私に手を出さない。
じゃ、もう私って女としての魅力もないのか?一緒にいる必要ないじゃん!とさらに距離ができる。私の場合は「アンタのいびきがうるさいんじゃ!」と子どもの部屋で寝てましたから。
丁度、この時旦那はメル友と盛り上がっている時期と一致。怖いわ。
パートよりも専業主婦の方がまだセックスレスの比率が低いってことからもやっぱり、「心の余裕」ってのがかなり影響しているのでは?と思う。
だって、仕事に行っていない今なら「セックスしたい!」と堂々と思うし言えるもん。
思いっきり心と体の解放ですやん!
が、いつものパターンでさあ、これから仲良くしようね!って雰囲気になった途端、旦那が異動…
これ、なんかイヤミ!!って感じ。
一気に旦那が新しい職場の環境に慣れるまでセックスお預け状態になるの必至。あああ~~
新しいやり方を覚えるまで他の事に頭を使わないといけないから、セックスなんてしんどい事嫁相手にやってられるか!ってとこですね。
ちなみに題名の「仕事とセックスの間」には「 あそび」が来るそうです。
確かになあ…
バブル期には「愛人」「不倫」とか流行ったけど、あれって金も余裕があったし、精神的にも余裕があった「大人の遊び」だったのかもしれないなあ…
まあ、見境が付かなくなって「本気」になって「ヤリ捨てられた女」も大量生産されたけど。
今の失業時代にはそんな余裕、あらへん、あらへん。
男女の出会いの場であった職場自体が無い、と言ってもいいし。収入もないのにセックスして子どもできたらどうすんねん!って意識から積極的に女を求めるってこともしない男が増えても当然の結果。
むしろまじめな男ほどセックスしないだろう。
10代後半から20代前半でできちゃった婚するような男女なんか収入なくてもどうにでもなる!ののりだし。
(で、結局幼児虐待に発展する…)
セックスに雇用問題が絡んでくるとは…
たかがセックスと軽く見ていたら、人口減少、ひいては国家の滅亡まで発展すると警告を鳴らして欲しいもんだ。
セックスのない結婚なんてありえないフランスのお国事情と比較すると日本ってとことん
「貧しい」
の一言に尽きる国。
「アエラ」という雑誌でアンケートをとった結果を基に展開しているのですが、興味深かったのは
セックスと言うプライベートな事柄が社会と個人の繋がりである労働によって大きく左右されると言う事実だ。生活や人生のかなりの部分を占めている仕事によって、個人のセックスも影響されているということが改めて浮き彫りになった。
日頃、職場の雰囲気が悪いと感じている人々は、仕事にもストレスを強く覚えがちだ。そんな仕事のストレスが尾を引き、セックスにも消極的になっている男性は多い。
仕事がうまくいかないから、職場が楽しくないから、セックスをはけ口や悦びを求めると言うほど、どうやら人間は単純にできていない。
むしろ、仕事に前向きに取り組める環境があってこそ、始めてセックスにも前向きになれるというのが、多くの既婚就業者にとっての真実なのだ。
わかるなあ…
旦那がメル友作ったのも「劣悪の就業環境」の時だったし、先日の旅行も自分をいじめる人がいなくなってやっと伸び伸びできる環境になった(途端に、飛ばされたんだから。飛ばされるのがわかっていたら旅行も初めっから計画されていなかったと思う)から「嫁と旅行に行こう」なんて余裕ができたんだと思う。
あと、女性が働く形態として正社員の方がセックスレスが少なく、むしろパートや契約と言った不安定な要素が多い人の方がセックスレスになっているのも、わかる。
だって、そこそこの収入が得られる正社員だったら社会保障もばっちりだし、いろんな面で余裕があるからセックスも楽しめる。子どももできても何とかやっていけるのに対して、ただの使い捨て状態のパートなんて正社員のいじめや人間関係に疲労しすぎてセックスなんて余裕、無い、無い。(当時)
身も心もがっさがさ、でしたもん。
当然、それが悪循環になって、楽しくない、が旦那と一緒にいても楽しくない、なんでセックスなんかできるもんか、てなオーラが出まくって、旦那も私に手を出さない。
じゃ、もう私って女としての魅力もないのか?一緒にいる必要ないじゃん!とさらに距離ができる。私の場合は「アンタのいびきがうるさいんじゃ!」と子どもの部屋で寝てましたから。
丁度、この時旦那はメル友と盛り上がっている時期と一致。怖いわ。
パートよりも専業主婦の方がまだセックスレスの比率が低いってことからもやっぱり、「心の余裕」ってのがかなり影響しているのでは?と思う。
だって、仕事に行っていない今なら「セックスしたい!」と堂々と思うし言えるもん。
思いっきり心と体の解放ですやん!
が、いつものパターンでさあ、これから仲良くしようね!って雰囲気になった途端、旦那が異動…
これ、なんかイヤミ!!って感じ。
一気に旦那が新しい職場の環境に慣れるまでセックスお預け状態になるの必至。あああ~~
新しいやり方を覚えるまで他の事に頭を使わないといけないから、セックスなんてしんどい事嫁相手にやってられるか!ってとこですね。
ちなみに題名の「仕事とセックスの間」には「 あそび」が来るそうです。
仕事も大事。夫婦や恋人との関係も大事。だけど、もうひとつ本当に大事なのは「遊び」です。
仕事とパートナーとのセックスがあまりに直接的に結びついているのは、やっぱり悲しい。
仕事とか子育てとか言う括りだけじゃなく、もっと広い意味での遊びを1人1人が生活の中で持たないと。
男も女ももっと遊ばなくちゃいけない。
職場の中の遊びとして斎藤さんが言うように「色気」と言うのも必要かもしれない。
遊びと言うのは心を自由にして、敢えて無駄を認めてみるとか、理屈を超えた何かを自分からやってみる事じゃないかと思うんです。
確かになあ…
バブル期には「愛人」「不倫」とか流行ったけど、あれって金も余裕があったし、精神的にも余裕があった「大人の遊び」だったのかもしれないなあ…
まあ、見境が付かなくなって「本気」になって「ヤリ捨てられた女」も大量生産されたけど。
今の失業時代にはそんな余裕、あらへん、あらへん。
男女の出会いの場であった職場自体が無い、と言ってもいいし。収入もないのにセックスして子どもできたらどうすんねん!って意識から積極的に女を求めるってこともしない男が増えても当然の結果。
むしろまじめな男ほどセックスしないだろう。
10代後半から20代前半でできちゃった婚するような男女なんか収入なくてもどうにでもなる!ののりだし。
(で、結局幼児虐待に発展する…)
セックスに雇用問題が絡んでくるとは…
たかがセックスと軽く見ていたら、人口減少、ひいては国家の滅亡まで発展すると警告を鳴らして欲しいもんだ。
セックスのない結婚なんてありえないフランスのお国事情と比較すると日本ってとことん
「貧しい」
の一言に尽きる国。