イメージしていた内容とかなり違っており、2巻目以降は読む予定なし。
巷にゴロゴロしている売れる路線(?)の「珈琲」と「推理」と言うキーワードを適当に組み合わせただけのような気もしないでもなく…
確かにその小道具はあるものの更に「幽霊」と言う要素が組み込まれているという…

神戸異人館の北野の描写が出てくるのかと思っていたけど全然詳細描写は無く
これなら別に舞台が北野でなくても問題ないな、と。
むしろ元神戸人としてはこんな中途半端な描写だったらやめてほしいぐらい。
こんなところから単に売れるキーワードだけを盛り込んだ作品、
と嫌な見方をしてしまうのでした…
まあ、今後の展開は何とも言えないドロドロした過去と言うか因縁が伏線に有りそうだな、と思うものの、最後まで付き合う気にはなりませんね。
ん~~一言で「理屈ぽいのが好き!」って人以外には薦めません。
かなり癖のある作家さんだな、と。

ところで登場人物の一人である女子高生。
必ず「紅茶」を注文します。
わざわざ店名が「徒然珈琲」と言うカフェが舞台なのに
「コーヒー」を「珈琲」と表現するぐらいだから
一般的に相当珈琲に思い入れがある店って
普通紅茶は置いていないと思うんですけどねえ…
和食の店で洋食注文する感覚…

きちんとこの本を買って常にそばに置いて見ながらエクササイズしたら効果はあると思うけど…
図書館の借り本ですから…
ん~~~~
ストレートタイプ=筋肉
ウエーブタイプ=脂肪
ナチュラルタイプ=骨格
と言う3種類に分類して似合う服を見つけると言うもの。
しかし、パーソナルカラー診断をしたことのある人はわかると思うけど、
自己診断は難しく、それどころか「専門家」に見てもらっても
「オータム以外はOK!」的な結果を出された私としてはどうしたもんか。
結局、この骨格診断もプロに見てもらいましょう!といったPRに取れる。
しかもナチュラル寄りのストレートとか結局まあどっちもいけるよね?!
的な結果になる可能性の方が高い。
3種類の特徴がはっきりしている人にはいいけれど、
混合タイプだと自己診断はまず無理。
「初めての公式本」と釘打っている割には、読みにくくわかりにくい。
もっと系統立ててほしい。
と言うより、最終的には診断者の「主観」で結果が出るゆえにこういった
どっちつかずの文章になるんだろうなあ…
先日行ったウオーキングで習ったことが書かれているので理解しやすかったものの、
もし行ってなくて読むだけだったら「正しい姿勢」が取れずに意味のないむしろ
体に負担がかかる危険性もあるかも。
本で読むよりはDVD付き、もしくはやっぱり一回はきちんと講習を受ける方が変な癖がつかなくていいかも。
正直、表紙の写真を見た時に「あ、近所の基地外おばさんに似ている!!」と言う第一印象から借りた本。

白髪のルーズヘア、ほつれ髪、(意識した)無造作ヘア。
綺麗な言い方をすれば↑のようになる髪型が、計算しつくされていたら問題ないのに
本当の「無造作」であれば「清潔感が無い」「だらしない」と言うもろ刃の剣であることが
よ~~~~くわかった。
実際、ページをめくると一歩間違えると「ただのヨゴレやん!」とか
「ただの大阪のおばちゃんやな~」と言えなくもないファッションもある。
が、70代で素足でピンヒール、しみだらけの顔に赤い口紅だけ。
普通のおばあちゃんがそんなかっこをしていたら正直キモイんですが、
そこはパリ!なぜか素足でピンヒールが浮かないという地域性。
個人的には夏以外、素足なんて無理無理!
そこを問題なく履いてしまうデザイナー魂を感じる。
と言うか、街角スナップでもパリだと年齢問わず生足+ヒールは定番だし。
寒かろうがなんだろうがそこは「アムール」の国だけあって気合で履きこなすんだろう。
あと、日本だったらこれだけ顔中しみだらけだとやっぱりどうにかしなさいよ、お金無いの?と容赦なくたたかれる問題も本人は「シミ治療を友人に勧められたけど痛いし、
10日間も日光禁止だとゴルフできないから」ときっぱり否定。
あ、なんか男前!!
そして、全ページめくって行った暁には、70代おばあちゃんのミニスカ、生足+ピンヒール、フリル、パイソン柄が全く違和感なく受け入れている自分がいたわけで…

でも、同じ服を私が着たらやっぱり違和感があると思う。
たとえこの人より若くても。
普通の服のように見えて、やはりどこか「セクシー」な彼女のデザイン。
上品な女優系、例えば笑う時に声を出さずに「フッ」と笑うタイプがこれを着ると
「変ないやらしさ」がにじみ出ると思う。
一方、島田さんって「スプリング」の人なのかな?
笑う時に「アハハッハ~」とか笑い声が大きく出るタイプなら似合いそう。
服はその人を表現する手段、とはよく聞くがこれを眺めるとよくわかる。
一見派手、セクシーに見える服であっても、服以上に着る人の存在感があれば
見事打消し、その人らしい明るさ、力強さ、魅力などが服からあふれ出るものだと。

なるほど、たかが服ですが、こうやって服を着こなす、服の個性を着る人の個性で
中和させてしまうのが本当の服を着る、って言う意味なんですね。

『若創りメイク教室 Ssy』なる方々が書いた本。
「若創り」であって「若作り」ではない。念のため。
若い子の服やメイクを真似して必死になっている痛々し過ぎる人たち向けではなく
年相応に似合う、清潔感を重視したメイクの提案。
アラフォーからオーバーアラフォー向け。
いいと思います。
旦那がまたもや「ぎっくり腰」になりました。
この男最低年2回はやらかします。
今回もう一週間以上「痛い」と言いやがる始末。
こいつがぎっくりんになると、当然朝晩「送迎」がおらの仕事になりますだ。
と言うことは当然こいつが帰宅するまで「酒が飲めねええ」状態となり
「早く飲みてええんだよおおおおおお~~」と禁断症状と相成りまする。

今回ぎっくりんになったのを機に「和食」メインを心がけておりまする。
と言うのもこの本は私自身は「チラ見」で夫自身に「お前、読め!」と
渡したのですがチラ見でも「ぎっくりの要因として太り過ぎ」と
あったので。
100キロ体重があったらそりゃ、腰にもその内膝にも負担は来るわな。
ええ加減に自分で自覚して少しは真剣に「痩せよう!」とお前は思わんのか?
と常々思い、口にも出してきましたが本人が本当にその気にならないので
効果なしで今まで来ました。
けど、正直もう「うんざり」なんですよ!!
このクソデブ!!!!!!!!!!!怒

最低10キロ。
個人的希望は30キロ痩せろ、お前!!!!怒
食間は最低3時間空けろ!
おやつは食べるな!
ブラックコーヒーか無糖茶を飲め!!!!!
車で送迎する時に上り坂が登らない事態をどうにかしろ!!!!

要は本人の痩せようとする意思や危機感がどこまであるかなんだろうけど…
ちょっと気を使えば少しは改善されることなのに自分から着手しようとしない
その態度が本当にイラつく!!!!!!!!!!!
私のようなアラフィフ世代だと高校卒業時に大手化粧品メーカーが
化粧の講習会をしてくれました。
それを機に大学進学や就職の為「必然的に」化粧が必要になってくる人は
真剣に化粧の仕方やそのたもろもろの正しい知識が身についているのだと思います。
よって、本書に書かれた内容は「当たり前の事」として受け止め、
「別に読まなくてもよかったな」感想になります。
しかし、今時の興味から始まる小中学生の化粧は基礎知識がないままにやっているので
そんな人こそこの手の本を読んで「学習」すべきだと思うのですが、
皮肉なことに小中学生のころから化粧に興味がある子はきっと
書かれた内容を理解して実践するだけの能力がない
と思います。(毒)
子どもが化粧することを放置している親も似たり寄ったりの環境で育ち、
そのまま一気に貧困層になっていくんだろうなあ…
と、化粧の低年齢化と貧困は比例する!
なんて仮説を立てて実証してもらいたいもんです。

たばこ吸うから肌も汚い。
食生活もひどすぎるから肌も汚い。
化粧品に頼る前に皮膚科に行け!
けど、金がないから医者にも行けない。

肌はその人の精神状態を表す、と言うのを聞いたら
他人さんの顔を見ることが楽しくなるね!(鬼)
まあ、「人相」に関わってくるんですけどね。
途中放棄。しかも532ページ中114ページ目で…
というのも、まず設定に違和感大!
伯爵令嬢が自分の発言で気になっていた馬番の男が無実の罪で投獄。
その責任を感じて脱獄を手伝う。
これ、ただ気になっているだけの男で別に肉体関係どころかキスもしたことのない
「ただの憧れ(?)」状態。
普通、身分の高い人間がそれだけで危険を冒すとはとてもとても。
しかもそれだけ思いつめる「純情」な女、と思いきや、二人の会話や
力関係は常に男をリードするというより「可愛げのなさ過ぎる、強すぎる女」…

これだけ気が強かったらわざわざ監獄に乗り込んで脱獄を手伝うより
もっと違う方法で乗り切りそうなのに。
「脱獄もの」をしたかったんだろうけど…

この手の話はどんなことになっても最終的には「結ばれる」のがお約束ですが、
ある意味こんな「ジョロウグモ」もどきに一旦からめ捕られたらどんなことをしても
逃げ出すことは不可能のなので、この男気の毒だなあ…と。
脱獄できてもこの女と言う「牢獄」から一生抜け出せないんだから。

父は億万長者で天才科学者そして母はなんと!魔法使い!!!!
因みに前作はちゃっかり300年前の過去からやってきた母と父のロマンスとして
出版されているとか。(残念ながら図書館に蔵書が無かった…)
そんな二人の間に生まれた娘は残念ながら父譲りの頭脳優秀ではあっても
魔法の方はさっぱりというか使えば使うほどに自己嫌悪に陥らせる腕前…
と言うことで、特に容姿にも恵まれず、高身長なのも引っ込み思案の性格に拍車を
かけている…
けれど両親がある日突然行方不明になったのをきっかけに手に入れた
母からの「魔法を制御するペンダント」を受け取り、ある「事故」を
きっかけに767年前の「1254年」にタイムスリップ…

と言う設定です。
が、ラストを読む限り「結局出産はいつの時代でしたの?」と言う疑問や
「トンネルは塞いだ方が良くね?」などイマイチすっきり感がありません。
さらに、訳。
「~た」「~だった」って言う文章の終わり方、本当にいや。
英語を習い始めた中学生が教科書を訳しているみたい。

現代風で読みやすい反面、詰めが甘いって気がした。
あまり深く考えずに読むのなら「面白い」けど、
なぜか「「軽い」というか普通の小説(?)過ぎてこの手の
小説っぽくなかった。
というか「歴史を変えることはご法度」なのでは???
「今日帰ってきた本」の棚にあったのでジャンルとかその他細かいことを考えずに借りた一冊。
「残業税」なるものが取り入れられた現代社会を描いた近未来小説。
でも「税」の話なんで全然華やかさは無く。笑
むしろ、主人公の性格がイマイチパッとしなさすぎでエンタメとして読むには苦痛。

多分、推測ですが官僚排出大学の東大を出ている著者が、
現官僚友人と会った時にでも
「今さあ~『残業税』なるものの導入を考えているんだけど、シュミレーションして
どうも導入は無理なんだよねえ…」的な会話があったのを元に書いた、
って気がものすごくする。
だってこの人専攻は「中央アジア・イスラーム史」だよ?
即著の題名見ても「税」とか「エンタメ系」が無いのにこれよ?
出た話題を元にそれなりに味付けしました、って判断する方が正当かと。

この税を導入うんぬんより、既存のものをあれこれ弄繰り回すしか能のない官僚を
いっそのこと「東大出は官僚になれない」って方針の方が案外風穴が開きそう。
在学中にこんな目新しい着目点を持って過ごしました!的な人が違う側面から
法律や税を見たら盲点が見つかりそうなんだけどな。
ま、自分の首を絞めることを提案しないのは
ずるがしこい人間にとっては当たり前なので
日本が再生するのは無理でしょう。
失敗しても責任を取らないでいい、って点でもう日本の「やり逃げ」根性の勝ち!
「ちま又」かわいい(棒読み)

葛籠(つづら)を「くずかご」と読んでしまうのはなぜ?
この人の本、ホントなんというか…
前回の『似合うの法則』。
表紙のイラストが超残念過ぎ…と酷評。
内容はホントいいのに。
今回は写真なしでQ&Aの文章のみで構成。
それだけだったら問題なかったのに、
今回は挿絵のイラストがこれまた超最悪…
このレベルだったら載せなきゃいいのに。
超安っぽすぎるイラストなので
書いてある文章までもが一気に色あせる気がするほどの破壊力!
なぜ、これを採用?なぜこんなイラストレータに頼んだ?
なぜOK?と「なぜの嵐」←誰かの歌の題名にありましたなあ…80年代?
この破壊力抜群のイラストをお見せできないのが残念です。

てなことで、ちょっと参考になることを抜粋させていただきます。
お店探しの参考に40代のお客様にお薦めするお店を挙げておきます。
キャリア系…「ベラルディ」「ジョゼフ」「ヨーコ チャン」
きれい目トレンド…「スタニングルアー」「エストネーション」「デ・プレ」
体型がグラマすなら…「アドルフォ ドミンゲス」「wb(ダブルビー)」「エポカ」
大人カジュアル…「バンヤードストーム」「ガリャルダガランテ」「ヒューマンウーマン」

大人の女性がファストファッションを取り入れるならブランドは一つか
多くても二つに絞りましょう。
「ザラ」はセクシーな人に似あい、
「ギャップ」はスポーティでカジュアルが得意な人
「ユニクロ」は着心地を重視する人
「無印良品」はベーシックを好む人
など各ブランドの特徴があります。試行錯誤して、自分に似合うブランドを探し、
最小限に絞りましょう。


最小限に絞りましょう…
私のタンス、ユニ黒ばっかりだよ…
なぜ「H&M」に向く人の例が書いてくれてないんだ???
ナイルパーチとは
スズキ目アカメ科アカメ俗の淡水魚。
淡白な味で知られる食用魚だが、一つの生態系を壊してしまうほどの凶暴性も持つ。
要注意外来生物


まあ、題名から推して知るべしの内容。

さて、女同士とつるむよりも夫と一緒に居る方が安心&楽な私には
かなり耳の痛い一冊でした。
ぶっちゃけ友達のいない自分の「恥部」を拡大されて指摘されまくったというか…
男性にはこの女同士の「友情」は理解できないと思うし、
「密林」の口コミを見ると、
この本に出てくる人物を「変人」だとか「共感できない」「設定が変」と
切って捨てることができる人たちって多分、
人間関係や友人関係で悩んだことのない「恵まれた人たち」なんだと思います。

「恵まれているから」そうでない人の気持ちがわからないから
人に厳しく接するんだ、的な一文がありました。
私はそれに該当するのだと思います。

例えばある人が私に向かって
「これ、シルクよ、シルク!!」と言ったとします。
私にしたら
(それ、シルクじゃなくてポリエステルやん!)と
思ってしまい
「あ、そう」と超軽い対応と言うか薄い反応しかできない。

人間関係に長けた人はきっと
「ま~~素敵~~」
「いいわね~似合ってるわよ~~」的な事をさらっと言ってのけて
「シルク」と言った人の気持ちを酌むことができるんだろう。
私はできないし、それより
なぜ、シルクでもないものをシルクと言うその 感覚
まず理解できない。
ましてや「誉める」など。

一回目は黙ってスルーしてしまい、二回三回と会うたびに
「シルクよ~~」とやられたら段々腹の中にたまるものが有って
「なんで、シルクというのかなあ…黙っとけよ!」と
イライラ状態になり、
ついには言ってしまうんですよ。
「それ、ポリだから」と。



今までこれで何回痛い目に遭ってきたことだろう。
だから「それ、ポリ!」と最後通牒を突き付ける前に
会わなくなる、避けると言った行動に出るようになってしまう。
当然、「ポリ」と言われた人は
「スズメが、ポリって言うの!失礼でしょ!」的な展開が待ち受け
「そうね、そうね」とこれまた同調する人がなぜか現れるという…
当然、女の世界では弾き飛ばされる…

基本「シルク」でもないものを「シルク」と言い続ける(それも毎回)
心理が理解できない。
違うと知った上で相手の虚栄、見栄を温かくスルー&見守ってやることができない。
           ↑
多分、人間関係に長けた人はこの私の「わからない」を
「どうしてわからないのかなああ~~」って思うんだと思う。

突き詰めれば私は「思いやりのない人間」と言うことになる。
そりゃ、友達いませんよね。納得。
パワスポ行っても開運しないのは自宅がダメスポになっているから…
てなわけで、ダメスポチェックをするとやばいかも…
と言うのも、「全力でゴロゴロ」な毎日を過ごしている私。
元気なんだから仕事すればいいじゃないの!って思われる方多数だと思います。
自分も自分を活用できる場で何かしたい!とは心の片隅に思うものの
行くとこ、行くとこ長続きしない職場ばかり…(わがままとも言われますが…)
その一方で住居物件でも自分の運気が下がっていればいるほど「ダメ物件」を
なぜか「魅力的!」と思って呼び寄せられるとか。
これ、職場でもやっぱり当てはまるのでは?
そもそも自分が行って辞めた会社、もし他人さんが「ここどう思う?」と聞いたら
即「やめとき」と言えるようなとこばっかりなのに…
自分の事はわからない。これ、占い師が自分の事を占えないのと似てる?

天気の良い日も窓を閉め切っていることが多い

西隣の家が頻繁に裏口を開閉して境界通路を出入りするので、
その気配がうっとうしくて終日閉めていることが多いです。

体調不良で家から出られない

不良と言うより気力が出ない…

やる気が起きない

ええ、全く…

と、ダメスポチェックすると相当ヤバイな~と。
そもそも、子育てが一段落して家の事とか考えると
「引っ越ししたいな~」「リフォームしたいな~」と言う考えは頻繁に起こっています。
実際、削除したけどリフォームネタ結構DNでも書いたし。
常に「引っ越ししたい」と言う思考が付きまとって、夢でも出てくる。
もしかしたら潜在的に「ここにいたらやばいから引っ越せ~」と
言われているような気がするけど…

あと、おみくじネタですが(参拝方法の続きの文章にあたります)
「私に必要なメッセージをおみくじでください」と
最後にお願いします。
おみくじは「大吉」「中吉」「吉」というところに目が行きがちですが
ここはあまり重要はありません。
それよりその中に書いてある、メッセージが一番重要。
たとえ「凶」が出てもメッセージの中に大切な言葉が入っていますので、
手帖などに挟んでいつも心に刻んでおきましょう。
神社にお参りに行くということは、心も一緒に清めることです。
日頃の節制を振り返り、自分を正していきましょう。

「きずな」編。
冒頭にピアノレッスンに通う孫についてきたおばあちゃんの話が載っていますが、
これ、うちの旦那もおじいちゃんが旅立つ前に家に寄ってくれた経験があります。
読んで聞かせたら「あ、一緒…」と。
なので、死者が旅立つ時に気になる人の元を訪ねるのは理解できます。

本書内で一番良かったのは最後の「あずき」との出会い。
それにしても里親になる人間が、引き取る犬に暴行を加えるのは絶対に許せない!
それこそ地獄におちりゃ~~いいんだ!!

パワスポ編なので伊勢神宮を取り上げているものの、友人に初めから
「外宮に行ってから内宮へ」と助言を受けているのにもかかわらず
内宮に言って未浄化霊に追いかけられているという あほっぷり
これが一冊目にも関わらず、時系列で語られていないので自分がどれぐらい
霊に好かれるか(?)と言うことを考えずに行動しているなあ…と。

この手のよくあるパターンとしか言いようのない内容なのに、
なぜか読み始めからイライラ…

結論から言うと、この作品の主要2人に全く魅力を感じない作品。

一冊目は方向性が定まらないただの青春小説?と思わせるような平凡な展開、
次に日常の謎でミステリーぽく盛り上げ、登場人物の紹介や距離感の訂正、
そして謎の陰謀が渦巻く状況に追い込まれ、二人の関係がより強い結びつきに…
みたいな?
これが男女設定だと最終「恋愛」モードになるのでしょうがなにせ男二人。
しかもどちらかと言うと反目し合った主従関係。
段々巻を重ねるごとに二人が成長しつつ、信頼も得て…
と最終的にはそれしか残ってない設定ですが。
一作目でなんとなく紹介ぽく終わらせて、次巻以下で謎が解けていく…
そんな展開にして「売りたい」のかもしれないけど、一冊目で「見限られた」ら、
それ以降は売れないと思うんですけど。

この作家さんの本は初めてだからこの人の得意分野とか過去はどのような話を
書いていたのか不明ですが、一体どの方向で書きたかったのか?
ただの上流階級を舞台に男二人を描きたかっただけのところに
編集者が余計な知恵を吹き込んで
「いっそ、××みたいな作品にしては?」とか言っちゃたりして?
なんかそれっぽいような書き方をしているんだけど、要は描写不足。
マンガの原作ならその屋敷の素晴らしさ等が表現できるのかもしれないが
この人の文章力だとまだまだ。全然その豪華さが表現できていない。
もっと言えば、誰のセリフなのかもすら不明。
改行にもう少し気を使ってほしいな。
表紙につられて読み始めたけど、今の段階では表紙のレベルの方が文章より上。

突き詰めれば「これはラノベですからそんな難しい事や高尚なことを
求められても困ります」ってとこでしょうか?
この本が角川文庫 を名乗っている(?)のが腹が立つ。
これは KADOKAWAだから、
昔の自分が親しんだ角川とは全く別物だと思えばすっきりする。
そう、自分が中高生の時に読んだ「角川文庫」とは全く別物!!
いっそのこと表紙にでも
「これは読んでも為にもならんし、ただの時間の無駄。
明らかに中高生向きの駄作。偏差値高い学校を目指す中高生は絶対に読まない。
まあ、時間つぶしにはなるけどそれ以上も以下も無く。
お金と時間があったらどうぞ」って書いてくれない??
普通の大人が読んでも満足できるレベルとそうではないものと
明らかな区別がつくようにして欲しい!

メガネ男子のおぼちゃま18歳と超coolな執事22歳。
まあ、美味しいとこを寄せ集めたような設定。
正直一体分野的には何?と悩むぐらいなんというか…
裏表紙に「上流階級ミステリー」とあるので、そういわれたらそうなるのかなあ…
と思うぐらいどっちでもいい内容。笑
マンガの原作としてなら我慢できるが、
これを一般書として扱うのは相当抵抗がある。
まあ、売れたらいいという今時の出版業界の思惑が丸見え的な一冊。

あと、イギリスに留学していて18歳ですでに大学院の博士課程を修了、
研究室に席を置いていたという人物が「どの国の言語かわからない」というのは
どうよ?と。
母国語、日本語、英語が堪能であることが採用の条件だとしたら、
たとえ母国語の「訛り」があるにしてもお互いが喋る時には
「標準母国語」を喋るはず。
それを英国で過ごしてきた人間が聞き取れないはずがない。
例えば東北出身者と沖縄出身者が同じ職場で喋るとして
同じ「日本人」とはいえ通じない。
となると、ここはTvの恩恵「標準語としての日本語」で会話するはず。
となると相当「聞き取りやすい」言語になっているはず。
と言うわけで「英語ではない言語」なんていう「耳の悪い」発言は
どうかと思うんですよね~
それ、日本語しか耳にしたことのないせま~~い範囲で生活してきた人が
考えそうなことだけど。
大体「おぼちゃま」が日本語と英語「しか」できないってのもなあ…
と、いやらしく突っ込んでみる。



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