GOSICKII ―ゴシック・その罪は名もなき― 桜庭一樹著
2014年5月22日 読書
2作目(Ⅱという表記は3以降の区別がつかないから嫌い…)
1作目より少し真剣みが増した気がするものの、「水差しの目玉はだれが?」とかハーマイアの奇妙な動作の意味はあったのか?など伏線を回収しきれていない気がするんですが…
気味悪さを際立たせるための演出をしすぎて、肝心なというか本筋はなんかいまいちだったよなあ…って感じ。
備忘的に「灰色狼の末裔」という新聞記事を見たのが発端
1作目より少し真剣みが増した気がするものの、「水差しの目玉はだれが?」とかハーマイアの奇妙な動作の意味はあったのか?など伏線を回収しきれていない気がするんですが…
気味悪さを際立たせるための演出をしすぎて、肝心なというか本筋はなんかいまいちだったよなあ…って感じ。
備忘的に「灰色狼の末裔」という新聞記事を見たのが発端
GOSICK ―ゴシック― 桜庭一樹著
2014年5月22日 読書
作者の代表作(らしい)
ダークミステリ、と裏表紙にあるが本格ミステリー愛読者でもない私でも知っているような
トリック(とは言わないんだろうなあ…)&ネタで終始しているので、言葉の一つ一つを注意深く拾わなくても先が読めるのでストレスは少ない。ただし、満足度も無い。
ただ、生真面目で気の毒な九城一弥とタカビーで謎めいた美少女のヴィクトリカの名コンビがおもしろいのとさりげなく伏された謎が知りたいなあ…と思ってしまうので読んでしまう。
どちらかと言えば作者も真剣に書いていない感じ。同人誌で気楽に自分の好きなことを詰め込みました~~的な。「よかったら楽しんで行ってね~」という感じ。
ダークミステリ、と裏表紙にあるが本格ミステリー愛読者でもない私でも知っているような
トリック(とは言わないんだろうなあ…)&ネタで終始しているので、言葉の一つ一つを注意深く拾わなくても先が読めるのでストレスは少ない。ただし、満足度も無い。
ただ、生真面目で気の毒な九城一弥とタカビーで謎めいた美少女のヴィクトリカの名コンビがおもしろいのとさりげなく伏された謎が知りたいなあ…と思ってしまうので読んでしまう。
どちらかと言えば作者も真剣に書いていない感じ。同人誌で気楽に自分の好きなことを詰め込みました~~的な。「よかったら楽しんで行ってね~」という感じ。
ブランコ乗りのサン=テグジュペリ 紅玉いづき著
2014年5月21日 読書
姉…涙海(るう)
妹…愛涙(える)
双子のサーカスのブランコ乗り。
少女小説のようであり、少しサスペンスあり。
少女の一時だけの輝きをサーカスの幻想に例えたような作品。
曲芸学校はまるで宝塚音楽学校がモデル?
製薬会社の会長の息子がカジノにおぼれているという設定も製紙会社の御曹司が現実にはまっていたよなあ…なぜ彼がカジノにはまったのか報道はされずに揉み消されたけど。
ラストは正直「ありえない」ですが、まあラノベ小説だから仕方ないと目をつぶる。
もったいないなあ…とは思うけど。
それにしても物語を終結させるために現実にはありえない設定で押し通す作家が本当に多いなあ…若い読者はそこを指摘せずに「よかった~」で済ます風潮もどうにかしてほしい。
放置するから「それでも読者は文句言わない」と勘違いしまくる作家や編集者がどんどん増殖しそう。その分、質が落ちるからさらに読者離れするという悪循環に気が付いてほしい。
妹…愛涙(える)
双子のサーカスのブランコ乗り。
少女小説のようであり、少しサスペンスあり。
少女の一時だけの輝きをサーカスの幻想に例えたような作品。
曲芸学校はまるで宝塚音楽学校がモデル?
製薬会社の会長の息子がカジノにおぼれているという設定も製紙会社の御曹司が現実にはまっていたよなあ…なぜ彼がカジノにはまったのか報道はされずに揉み消されたけど。
ラストは正直「ありえない」ですが、まあラノベ小説だから仕方ないと目をつぶる。
もったいないなあ…とは思うけど。
それにしても物語を終結させるために現実にはありえない設定で押し通す作家が本当に多いなあ…若い読者はそこを指摘せずに「よかった~」で済ます風潮もどうにかしてほしい。
放置するから「それでも読者は文句言わない」と勘違いしまくる作家や編集者がどんどん増殖しそう。その分、質が落ちるからさらに読者離れするという悪循環に気が付いてほしい。
イグ その愛と死 イグアナの嫁3 細川貂々著
2014年5月21日 読書
なかなか人間の子供ができなかったせいか、イグアナを「長男」と思い育ててきたこの家。
めでたく人間の子供を妊娠、出産したとたんに入れ替わるようにイグちゃんは旅出つ。
そして、その半年後まるでイグちゃんの後を追うかのように嫁のまぐちゃんも旅立つ。
一見、さみしくて後を追いかけたんだね…って美談になりそうだけど、「2巻」を読む限り
貂々さんはまぐちゃんを可愛がっていなかったので「このまま夫のいないこの家にいるよりはいっそ…」と愛情の無さを嘆いての自殺じゃないのか?と邪推。笑
事実イグちゃんのことばかり書いてあって、まぐちゃんの死は付け足し程度。
「ツレうつ」でまるでいい嫁の鑑のように=性格のいい人ぽく見えてたけど、これを読む限り
結構というか相当性格の悪い人にしか見えない。
それをきちんと遺伝しているかのような人間の息子!笑
ひねくれているなあ…としか思えない。可愛くないし。
人間の子育てで相当苦労してくださいね!
めでたく人間の子供を妊娠、出産したとたんに入れ替わるようにイグちゃんは旅出つ。
そして、その半年後まるでイグちゃんの後を追うかのように嫁のまぐちゃんも旅立つ。
一見、さみしくて後を追いかけたんだね…って美談になりそうだけど、「2巻」を読む限り
貂々さんはまぐちゃんを可愛がっていなかったので「このまま夫のいないこの家にいるよりはいっそ…」と愛情の無さを嘆いての自殺じゃないのか?と邪推。笑
事実イグちゃんのことばかり書いてあって、まぐちゃんの死は付け足し程度。
「ツレうつ」でまるでいい嫁の鑑のように=性格のいい人ぽく見えてたけど、これを読む限り
結構というか相当性格の悪い人にしか見えない。
それをきちんと遺伝しているかのような人間の息子!笑
ひねくれているなあ…としか思えない。可愛くないし。
人間の子育てで相当苦労してくださいね!
私が結婚できるとは―イグアナの嫁〈2〉 細川貂々著
2014年5月21日 読書
イグちゃんにお嫁さん、マグちゃんが来たことから自分の結婚について語った本。
けれどここに書かれているのは家事がしたくないぐうたらな女と自慢の「一人息子」の嫁が
いかに可愛くないかを語るただの「性格の悪い姑」でしかなく、まぐちゃんの名前の由来すら書いてあげないという…
貂々さん、相当性格悪い!
けれどここに書かれているのは家事がしたくないぐうたらな女と自慢の「一人息子」の嫁が
いかに可愛くないかを語るただの「性格の悪い姑」でしかなく、まぐちゃんの名前の由来すら書いてあげないという…
貂々さん、相当性格悪い!
翔ぶ少女 原田マハ著
2014年5月20日 読書
兄…逸騎(イッキ)
私…丹華(ニケ)
妹…燦空(サンク)
読み始めていきなり「きっつううううううううううう~~~」と。
少女のべったべたの「神戸弁」のモノローグ。それも生粋の。
一定の独特のイントネーションとそのニュアンス。それをきれいに再現されたら…
そして、内容は「阪神大震災」の朝から始まる…
少女の平和であったか~い一日は…
読んでいて涙が出る。思い出して、泣けてしまう。
実際「もし重機があったなら」「もし、水が出ていれば…」そんな後悔を残された人々の心に残さずに済んだのに。
がれきに足や体を挟まれて「助けてくれ!」と叫んでいた人が、次第に近寄ってくる火を前に「もういい。お前たちだけでも助かってくれ」という言葉だけを残したのは事実。
どうすることもできなかった。何もできなかった。
そんなくやしさを表現してくれた一冊。
ただ、いくら少女の心の成長を表す表現として「羽」はちょっと…
涙が引っ込んじゃったよ。
できたらこんなファンタジーにせず、もっと大人の小説として完成させてほしかった。
震災一か月後に訪れたあの真っ暗でこの世とは思えない現実を見せられた者にとっては。
たった車で1時間。その差がこれほどまで平和で幸せであるかを思い知らされたあの恐ろしいまでの暗闇。
一刻も早く自分の家に「帰りたい!!」とどんなに強く願ったことか。
違う、違う、ここは私がいたあの町じゃない!!!!!!!!
蛇口をひねれば当たり前のように水が出てトイレができる幸せ。
当たり前だと思っていた生活。それが…
失い、絶望し、それでも立ち上がった人たち。
狭い路地、懐かしい匂いをすべて失い、表面的にはきれいで大きな道にそして町になったけれどもうそこには自分の故郷は、無い。
そういえば、最近小学校時代の友人を捜す夢を見なくなったな…
私…丹華(ニケ)
妹…燦空(サンク)
読み始めていきなり「きっつううううううううううう~~~」と。
少女のべったべたの「神戸弁」のモノローグ。それも生粋の。
チョコレートのあまいがいんと、ふんわり焼けるパンのキツネいろ。
じゅうじゅう、おとがしとぉよ。やきそばを、やくおとや。
一定の独特のイントネーションとそのニュアンス。それをきれいに再現されたら…
そして、内容は「阪神大震災」の朝から始まる…
少女の平和であったか~い一日は…
読んでいて涙が出る。思い出して、泣けてしまう。
実際「もし重機があったなら」「もし、水が出ていれば…」そんな後悔を残された人々の心に残さずに済んだのに。
がれきに足や体を挟まれて「助けてくれ!」と叫んでいた人が、次第に近寄ってくる火を前に「もういい。お前たちだけでも助かってくれ」という言葉だけを残したのは事実。
どうすることもできなかった。何もできなかった。
そんなくやしさを表現してくれた一冊。
ただ、いくら少女の心の成長を表す表現として「羽」はちょっと…
涙が引っ込んじゃったよ。
できたらこんなファンタジーにせず、もっと大人の小説として完成させてほしかった。
震災一か月後に訪れたあの真っ暗でこの世とは思えない現実を見せられた者にとっては。
たった車で1時間。その差がこれほどまで平和で幸せであるかを思い知らされたあの恐ろしいまでの暗闇。
一刻も早く自分の家に「帰りたい!!」とどんなに強く願ったことか。
違う、違う、ここは私がいたあの町じゃない!!!!!!!!
蛇口をひねれば当たり前のように水が出てトイレができる幸せ。
当たり前だと思っていた生活。それが…
失い、絶望し、それでも立ち上がった人たち。
狭い路地、懐かしい匂いをすべて失い、表面的にはきれいで大きな道にそして町になったけれどもうそこには自分の故郷は、無い。
そういえば、最近小学校時代の友人を捜す夢を見なくなったな…
捨てられない服の片づけマジック! 横森美奈子著
2014年5月19日 読書
新聞記事でこの方が取り上げられていたので予約してやっと借りました。
はっきり言ってグダグダ書かれていてそこまで「理由」がいるのか?ってのが
正直な感想。
というのも服を処分しまくった身から言わせていただくとズバリ!
手持ちの服を全部試着する!
そして、着れる着れないに二つに大きく分ける!
です。
もうどんな理由があろうとなかろうと着れないものは今後絶対に着れないので
処分!
そこに聖域なし!
自分の心を甘やかしてはいけません!
そしてど~してもと悩む場合は5年以内に買った服のみ保留。
けれど、独身時代に買ってもう何十年もたって「理由」がある場合のみ
ここに書かれているように 服ではなく物と見なす 。
「物」なのでストッカーを用意してください。買ってでも。
すると、そこまでして置いておく価値があるか?ときっと自問すると思います。
で、そこでまた考えてください。絶対にタンスに戻さない。「(絶対に今後着ない)物」なんですから。保管のスペース、保管するためのストッカー代などそれに投資に見合うものはありますか?
いつまでも古い服を着ているNGの例として
知人が卒業式にキャメル色のコートを着てきました。
「寒い」ということで式の間中、ずっと。
隣に座っているから喋るときにどうしてもそのコートが目に入る。
キャメルのコートと言えば私たち世代では20年以上前、それこそW浅野がはやった時代。
コートの光沢は薄れ、それこそ擦り切れたフェルト状態。しかも色が色だけに
「貧乏くさい…」という言葉しか頭に浮かびませんでした。言いませんでしたが。
口悪い人ならあてこすりそうですが。さすがにそこまでは…
P91 コートの判断
この言葉を彼女に贈りたい。
そしてもう一人、私が服を見直すきっかけになったのが実家の母。
現役時代はハイブランドのスーツをバンバン着てきた女が、退職して数年たつと
私が捨てようとしたセーターや服を「着ないなら頂戴」と持って帰ったまではいい。
数年前の新築マンションに行ったとき「じゃ、ご飯に行こうか」という時に引っ張り出してきた私が捨てたはずのセーターを「重ね着」し、しかも下に着た服が襟ぐりから見えている…
もうその姿は「ただの乞食老婆」そのもの!!!!!!!!!!
おしゃれ、なんて言葉はそこに存在せず「着れたらそれでよし!」状態。
情けない、みじめななんてもんじゃありませんでした。
全然、似合ってないし…涙
それこそ
特に今の季節、全部の服を「試着」しても寒くもなく暑くもなく。
冬場だとオールで着替えるのは躊躇する場合がありついつい「ま、いっか」状態になると思います。が、今の季節なら冬物も夏物もバンバン着ては脱ぎ、着ては脱ぎできます!
天気のいい日の朝からぜひ!!!!!
そして残った服は「着れる」服なので、今後「着ていく服がない~~」と悩むことは絶対にありません。だって「着れる服」しかそこに存在しないのだから。
すっきりしたタンスになると選ぶの、本当に楽です。
残った手持ちの服をいかに着まわすか。脳の活性化に繋がります。
そして、やっぱり残った服だけでは合わせることができにくい場合が生じた時こそ、
新規アイテムの購入となります。
ちなみに服を整理するときに「捨てれない~」とおっしゃる方は、その年一年「新たに服を買わない!」と心に決めて手持ちの服だけ を意識して着てください。
すると絶対に着ない服、着るのをためらう服というのが絶対に出てきます。
なぜ着たくないのか、着ないのか。自分で理由をハッキリさせたら「捨てれます」。
まずは自分の服で試着大会!
ぐずぐず自分に言い訳せずにまず、着てみる。
その内「どうしてこれを長年、取っておいたのかしら…」と自分に呆れます。
「いつか着る」の「いつか」はその服を買った時から何年たってますか?
「いつか」=自分の体に知らぬ間に身についた贅肉。
それこそ「過去にすがるのは止めて」ですよ。
「今の自分」にふさわしい服を選ぶことは今の自分のあり方を認めることだと思う。
ウエスト58センチのスーツ、誰がきるっての?処分、処分!
買い物に行くときのアドバイスの
「セールで買ってはいけません!」も納得。
定価でしっかり吟味していいものを一着買う方が絶対に得!
何十年も前の素材は良かったけど古ぼけた服をいつまでも置いておくよりも、
安価で清潔感のある服を身に着ける方が絶対にいい!
それでもやっぱり捨てれない人にはこの言葉を。
晴れた日に服と一緒に思い込みも捨てましょう!
はっきり言ってグダグダ書かれていてそこまで「理由」がいるのか?ってのが
正直な感想。
というのも服を処分しまくった身から言わせていただくとズバリ!
手持ちの服を全部試着する!
そして、着れる着れないに二つに大きく分ける!
です。
もうどんな理由があろうとなかろうと着れないものは今後絶対に着れないので
処分!
そこに聖域なし!
自分の心を甘やかしてはいけません!
そしてど~してもと悩む場合は5年以内に買った服のみ保留。
けれど、独身時代に買ってもう何十年もたって「理由」がある場合のみ
ここに書かれているように 服ではなく物と見なす 。
「物」なのでストッカーを用意してください。買ってでも。
すると、そこまでして置いておく価値があるか?ときっと自問すると思います。
で、そこでまた考えてください。絶対にタンスに戻さない。「(絶対に今後着ない)物」なんですから。保管のスペース、保管するためのストッカー代などそれに投資に見合うものはありますか?
いつまでも古い服を着ているNGの例として
知人が卒業式にキャメル色のコートを着てきました。
「寒い」ということで式の間中、ずっと。
隣に座っているから喋るときにどうしてもそのコートが目に入る。
キャメルのコートと言えば私たち世代では20年以上前、それこそW浅野がはやった時代。
コートの光沢は薄れ、それこそ擦り切れたフェルト状態。しかも色が色だけに
「貧乏くさい…」という言葉しか頭に浮かびませんでした。言いませんでしたが。
口悪い人ならあてこすりそうですが。さすがにそこまでは…
P91 コートの判断
2 劣化度
多分「捨てられない」コートの中にはカシミア混や凝ったツイードなどの高級素材があるかもしれません。でも「高級素材=デリケート」なので「丈夫ではない」ということも多く
本来なら美しくリッチな風合いのはずの毛足や艶が失われて、情けなくなっていたら
「いらない」!
この言葉を彼女に贈りたい。
そしてもう一人、私が服を見直すきっかけになったのが実家の母。
現役時代はハイブランドのスーツをバンバン着てきた女が、退職して数年たつと
私が捨てようとしたセーターや服を「着ないなら頂戴」と持って帰ったまではいい。
数年前の新築マンションに行ったとき「じゃ、ご飯に行こうか」という時に引っ張り出してきた私が捨てたはずのセーターを「重ね着」し、しかも下に着た服が襟ぐりから見えている…
もうその姿は「ただの乞食老婆」そのもの!!!!!!!!!!
おしゃれ、なんて言葉はそこに存在せず「着れたらそれでよし!」状態。
情けない、みじめななんてもんじゃありませんでした。
全然、似合ってないし…涙
それこそ
「もったいない」のは「服」ではなく、「あなた!」ではありませんか?です。
特に今の季節、全部の服を「試着」しても寒くもなく暑くもなく。
冬場だとオールで着替えるのは躊躇する場合がありついつい「ま、いっか」状態になると思います。が、今の季節なら冬物も夏物もバンバン着ては脱ぎ、着ては脱ぎできます!
天気のいい日の朝からぜひ!!!!!
そして残った服は「着れる」服なので、今後「着ていく服がない~~」と悩むことは絶対にありません。だって「着れる服」しかそこに存在しないのだから。
すっきりしたタンスになると選ぶの、本当に楽です。
残った手持ちの服をいかに着まわすか。脳の活性化に繋がります。
そして、やっぱり残った服だけでは合わせることができにくい場合が生じた時こそ、
新規アイテムの購入となります。
ちなみに服を整理するときに「捨てれない~」とおっしゃる方は、その年一年「新たに服を買わない!」と心に決めて手持ちの服だけ を意識して着てください。
すると絶対に着ない服、着るのをためらう服というのが絶対に出てきます。
なぜ着たくないのか、着ないのか。自分で理由をハッキリさせたら「捨てれます」。
まずは自分の服で試着大会!
ぐずぐず自分に言い訳せずにまず、着てみる。
その内「どうしてこれを長年、取っておいたのかしら…」と自分に呆れます。
「いつか着る」の「いつか」はその服を買った時から何年たってますか?
「いつか」=自分の体に知らぬ間に身についた贅肉。
それこそ「過去にすがるのは止めて」ですよ。
「今の自分」にふさわしい服を選ぶことは今の自分のあり方を認めることだと思う。
ウエスト58センチのスーツ、誰がきるっての?処分、処分!
買い物に行くときのアドバイスの
「セールで買ってはいけません!」も納得。
定価でしっかり吟味していいものを一着買う方が絶対に得!
何十年も前の素材は良かったけど古ぼけた服をいつまでも置いておくよりも、
安価で清潔感のある服を身に着ける方が絶対にいい!
それでもやっぱり捨てれない人にはこの言葉を。
「もし明日、自分が突然死んでしまったら、誰彼構わず持ち物を全部みられることになるかもしれない。その時に、これを見られたら恥ずかしい!とおもうかどうか」です。
古びている服や下着類…自分の亡き後、容赦なくそれが他人の目に触れたとしたら?
「こんなの着てたんだあの人…」って思われるのは「わあ、嫌だあ!捨てます、すてますうううう!!」ということになりますね。
晴れた日に服と一緒に思い込みも捨てましょう!
サエズリ図書館のワルツさん 2 紅玉いづき著
2014年5月18日 読書
中編と短編でなる2巻目。
「私の天職とは?」と悩む就職活動中の女子大学生。
「夢はかなう!」と言い切るサトミさん。
「サトミ」さんの話の方が別の雑誌掲載の短編だったとは。
最後の流れで「オチ」は見えましたが、つい一巻での彼女の描写を読み返してしまう。笑
ワルツさん、タンゴ君。そして犬のポルカ
これからもこの不思議な図書館の話は続くのでしょうか???
ただ、ところどころびみょーに日本語的に変なところがあって読みにくい。
言い回しが変!というか。逆説を使いすぎて「で、どっち?」みたいな。
ラノベ読者や小学生には気にならないんでしょうが…
「私の天職とは?」と悩む就職活動中の女子大学生。
「夢はかなう!」と言い切るサトミさん。
「サトミ」さんの話の方が別の雑誌掲載の短編だったとは。
最後の流れで「オチ」は見えましたが、つい一巻での彼女の描写を読み返してしまう。笑
ワルツさん、タンゴ君。そして犬のポルカ
これからもこの不思議な図書館の話は続くのでしょうか???
ただ、ところどころびみょーに日本語的に変なところがあって読みにくい。
言い回しが変!というか。逆説を使いすぎて「で、どっち?」みたいな。
ラノベ読者や小学生には気にならないんでしょうが…
サエズリ図書館のワルツさん 1 紅玉いづき著
2014年5月17日 読書
何の予備知識もなく「似たような本のパクリ?」ぐらいの感覚=推理小説 と思って借りたら
どちらかと言えば「児童文学」系のラノベ(?)だった。
さえずり町にあるきれいな図書館。けれど、時代設定が変わっていて本で文字を読むことが難しい時代 。本というか文章はデーターとして機械でしか読むことができない。当然、本が貴重ということもあり一度も図書館に来たことも無ければ、本を読む機会も持たない(持てない)人も多数…という。
図書館が常にそばにある環境が当たり前の私(というか、現在の家は図書館に近いからという理由で大枚をはたいて買った)にとって「本が読めない」「図書館に行ったことがない」という
描写にショックが…
「読書なんて贅沢だ。データーで読めたら十分!」と毒づくひともあり、紙が貴重、本が貴重、印刷物が貴重な時代になるってなんて恐ろしい…
時代背景が見えてくるのは最終話でワルツさんの過去と共になぜワルツさんが本を守ることに命を懸けているのかが少しわかってくる。
本を読んだことのない人が偶然図書館に迷い込みそれをきっかけに「本って面白い!」という感情が目覚め、本をないがしろにする人に対して噛みついていくのも面白い。
現実の世界でも電車に乗るといまどき本当にスマホばっかり見ている人だらけ。
私が学生時代は文庫本を片手に電車乗っていましたが。貴重な読書タイムだった。
スマホや電子媒体で読む文章と紙ベースの本で読むのは内容は同じだけれど感覚、感触が全く違う。
表紙のイラスト、装丁、紙の質、そして独特の「匂い」。
五感を生かしながら文字を追う。読書が好き!っていう人はきっと無意識にこのページをめくる感覚なども楽しんでいるからに違いない。
先日も図書館の本を借りたとき水それも臭いのする水につけたのか、悪臭がしており
読む気が失せた一冊にぶち当たりました。
臭いひとつで読む気が失せる…これも五感が働く結果かと。
活字中毒で何か文字を目にしていないと落ち着きませんが、やっぱりデーターで見るのは
目が疲れるしやっぱりどこか「冷たい」感じがするので紙ベースで行けるところまで行きたいです。年を取ると文字が小さいから読むのが億劫…とも聞きますので。
その点、電子機器だとズームできますから。
良い点は取り入れるようには心がけたいし。
けれど、この世に「本」というものが無くなったら…と考えたらそんな時代は来てほしくないと強く願います。
どちらかと言えば「児童文学」系のラノベ(?)だった。
さえずり町にあるきれいな図書館。けれど、時代設定が変わっていて本で文字を読むことが難しい時代 。本というか文章はデーターとして機械でしか読むことができない。当然、本が貴重ということもあり一度も図書館に来たことも無ければ、本を読む機会も持たない(持てない)人も多数…という。
図書館が常にそばにある環境が当たり前の私(というか、現在の家は図書館に近いからという理由で大枚をはたいて買った)にとって「本が読めない」「図書館に行ったことがない」という
描写にショックが…
「読書なんて贅沢だ。データーで読めたら十分!」と毒づくひともあり、紙が貴重、本が貴重、印刷物が貴重な時代になるってなんて恐ろしい…
時代背景が見えてくるのは最終話でワルツさんの過去と共になぜワルツさんが本を守ることに命を懸けているのかが少しわかってくる。
本を読んだことのない人が偶然図書館に迷い込みそれをきっかけに「本って面白い!」という感情が目覚め、本をないがしろにする人に対して噛みついていくのも面白い。
現実の世界でも電車に乗るといまどき本当にスマホばっかり見ている人だらけ。
私が学生時代は文庫本を片手に電車乗っていましたが。貴重な読書タイムだった。
スマホや電子媒体で読む文章と紙ベースの本で読むのは内容は同じだけれど感覚、感触が全く違う。
表紙のイラスト、装丁、紙の質、そして独特の「匂い」。
五感を生かしながら文字を追う。読書が好き!っていう人はきっと無意識にこのページをめくる感覚なども楽しんでいるからに違いない。
先日も図書館の本を借りたとき水それも臭いのする水につけたのか、悪臭がしており
読む気が失せた一冊にぶち当たりました。
臭いひとつで読む気が失せる…これも五感が働く結果かと。
活字中毒で何か文字を目にしていないと落ち着きませんが、やっぱりデーターで見るのは
目が疲れるしやっぱりどこか「冷たい」感じがするので紙ベースで行けるところまで行きたいです。年を取ると文字が小さいから読むのが億劫…とも聞きますので。
その点、電子機器だとズームできますから。
良い点は取り入れるようには心がけたいし。
けれど、この世に「本」というものが無くなったら…と考えたらそんな時代は来てほしくないと強く願います。
猫弁【完全版】 天才百瀬とやっかいな依頼人たち 大山淳子著
2014年5月15日 読書
お弁当に猫のキャラをいかにして詰め込むか、という話…ではなく、自分の意思とは関係なく
民事ばかりそれも猫専門みたいな弁護士の話。
東大法学部首席卒業の39歳。個人事務所経営…と聞くとさぞかしイケメンの仕事バリバリ…というイメージですが本作の主人公はよれよれのスーツ、6畳のボロボロアパート暮らし…
はては結婚相談所に通い30連敗…これが裁判の結果だともう廃業もんですが。
しかも事務所には裁判の結果を問わず、猫が10匹ほどうじゃうじゃ…
実に楽しそうな事務所ですね!
ぜひ、事務員(猫トイレ掃除担当)として雇っていただきたい! (違)
文中に「タマオ」という猫も出てきます。『雪猫』で出てきた猫と同じ名前。
こちらは幸せな一生だったという描写に一安心。
どんなネコでも幸せな一生を送ってほしい。猫に限らずですが。
本作は「ドラマ大賞」受賞作ということもあり、展開、構成ともにドラマを視野に入れているので
暗くなく、楽しくきちんと終わります。←変な言い方だけど
まあ気軽に読めて(先の展開もすぐに読めますが…)、読後に「ああ、よかった」と思えるので。猫好きさんじゃなくてもOKな一冊。
民事ばかりそれも猫専門みたいな弁護士の話。
東大法学部首席卒業の39歳。個人事務所経営…と聞くとさぞかしイケメンの仕事バリバリ…というイメージですが本作の主人公はよれよれのスーツ、6畳のボロボロアパート暮らし…
はては結婚相談所に通い30連敗…これが裁判の結果だともう廃業もんですが。
しかも事務所には裁判の結果を問わず、猫が10匹ほどうじゃうじゃ…
実に楽しそうな事務所ですね!
ぜひ、事務員(猫トイレ掃除担当)として雇っていただきたい! (違)
文中に「タマオ」という猫も出てきます。『雪猫』で出てきた猫と同じ名前。
こちらは幸せな一生だったという描写に一安心。
どんなネコでも幸せな一生を送ってほしい。猫に限らずですが。
本作は「ドラマ大賞」受賞作ということもあり、展開、構成ともにドラマを視野に入れているので
暗くなく、楽しくきちんと終わります。←変な言い方だけど
まあ気軽に読めて(先の展開もすぐに読めますが…)、読後に「ああ、よかった」と思えるので。猫好きさんじゃなくてもOKな一冊。
こんなツレでゴメンナサイ。 望月昭著
2014年5月15日 読書
妻は夫を「ツレ」と呼ぶ。
夫は妻を「相棒」と呼ぶ。
そんなゲイのカップルの話…というのは当然冗談ですが、
私が夫を「ツレ」と呼び、夫が「相棒」と呼んだとしたらそこに何か「男同士の友情」みたいな
物を感じでしまうのですが。少なくとも私はそう呼びたくないし、呼ばれたくない。
これが「友情」的な関係から発展した夫婦の姿なのかな??似た者同士の。
さて文章はDNの文章が上手な人レベルである意味ゴーストさんが書いたのではない、
とはっきりわかるレベル。
淡々と、淡々と当時のことを冷静に振り返っている感じ。
ぶっちゃけ、吸引力がある文章とは言えない。
けど、毒のない文章ってこんな風なのかあ~って。悪い意味じゃなくて。
小説で毒がない登場人物ばかりだと現実味が薄れて「はいはい、ありえね~」の一言で
片づけてしまうのを事実過去のことを嫌味も卑下もなく、一種の「僧」の悟りのような文章。
ところで「専業主 夫」になったツレさん。
少し元気になった時に「手作り品」を売るアトリエに通った時のこと。
やっぱり「専業主婦&主夫」という「身分」が許されるのは「子育て中に限り」ということか。
それだけ家事は女がするもの、という認識が根付いているってことかな。
「外で働くより、家で家事とかしている方が好き!」ってのはこれからの時代認められないんだろうなあ…
人それぞれ立場、思うことは違っていてもいいはずなのにそんな「個」は認められず
みんな一緒!という思想に暗に強制されている気がする。
その内「みんなで戦場に行くのは当然!」ってことにならないといいけど。
夫は妻を「相棒」と呼ぶ。
そんなゲイのカップルの話…というのは当然冗談ですが、
私が夫を「ツレ」と呼び、夫が「相棒」と呼んだとしたらそこに何か「男同士の友情」みたいな
物を感じでしまうのですが。少なくとも私はそう呼びたくないし、呼ばれたくない。
これが「友情」的な関係から発展した夫婦の姿なのかな??似た者同士の。
さて文章はDNの文章が上手な人レベルである意味ゴーストさんが書いたのではない、
とはっきりわかるレベル。
淡々と、淡々と当時のことを冷静に振り返っている感じ。
ぶっちゃけ、吸引力がある文章とは言えない。
けど、毒のない文章ってこんな風なのかあ~って。悪い意味じゃなくて。
小説で毒がない登場人物ばかりだと現実味が薄れて「はいはい、ありえね~」の一言で
片づけてしまうのを事実過去のことを嫌味も卑下もなく、一種の「僧」の悟りのような文章。
ところで「専業主 夫」になったツレさん。
少し元気になった時に「手作り品」を売るアトリエに通った時のこと。
アトリエのお客さんには裕福な女性客が多かった。
僕はそこで何度か自分の立場を語ることになった。
たいていはギョッとされるような反応があったように思う。
しかし「専業主夫といっても、子育てをなさっていないのじゃ、何か違うわね。
それは病人のリハビリに過ぎないわね。」ということを言われてしまうこともあった。
彼女らの感覚では子育てをしないと「プロの専業主婦(主夫)」ではないのだ。
僕などはまだまだ「アマチュアの専業主婦(主夫)」の域にしか達してないと暗にいさめられてしまうようなのだ。
ただ、子供のいない状況なのに家事を一手に引き受けているというだけで「専業主夫」と開き直ってみるのも、少しばかり心苦しいものもあった。家事をきちんとするということは、
決して楽ではないが、家電製品や便利なサービスなども存在する。
女性でも専業主婦というと「働いていない」」と見なされがちな世相なのに、
男の専業主夫(育児抜き)では、いくら気を張って働いてみてもなんだか説得力がないような気がしてしまうのだった。
やっぱり「専業主婦&主夫」という「身分」が許されるのは「子育て中に限り」ということか。
それだけ家事は女がするもの、という認識が根付いているってことかな。
「外で働くより、家で家事とかしている方が好き!」ってのはこれからの時代認められないんだろうなあ…
人それぞれ立場、思うことは違っていてもいいはずなのにそんな「個」は認められず
みんな一緒!という思想に暗に強制されている気がする。
その内「みんなで戦場に行くのは当然!」ってことにならないといいけど。
名無しの蝶は、まだ酔わない 戸山大学〈スイ研〉の謎と酔理 森晶麿著
2014年5月14日 読書
「黒猫」シリーズに比べたら、断然読みやすい。癖がないというか、ひねりもないが。
それにしても、都会のマンモス大学ってこんな風に個性の強いサークルが本当にあるんでしょうか?楽しそうだな、と思った次第。(作者の出身校および仮名のもじりから、早稲×大学を
モデルにしていると思われる)
ここまで4年(以上)をオモシロろおかしく廃人寸前になりつつ過ごす大学生活。
親の援助、よく打ち切りにならないなあ…と親の目線で見てしまうと俄然「許せん!」と
なってしまうのは…
それにしても、都会のマンモス大学ってこんな風に個性の強いサークルが本当にあるんでしょうか?楽しそうだな、と思った次第。(作者の出身校および仮名のもじりから、早稲×大学を
モデルにしていると思われる)
ここまで4年(以上)をオモシロろおかしく廃人寸前になりつつ過ごす大学生活。
親の援助、よく打ち切りにならないなあ…と親の目線で見てしまうと俄然「許せん!」と
なってしまうのは…
猫好きさんにはたまらない表紙。
けれど、純粋なきれいな片思い。
一途で、盲目で、打算のない気持ち。
私は「人間」なのでどうしてもラストが受け入れられない。
それは「打算」過ぎて「邪悪」過ぎる人間だからこその感情かも。
彼らはそれでもありのままにその人生を受け入れたのかもしれないが、
やっぱり「報われなさ」が悲しかった。
けれど、純粋なきれいな片思い。
一途で、盲目で、打算のない気持ち。
私は「人間」なのでどうしてもラストが受け入れられない。
それは「打算」過ぎて「邪悪」過ぎる人間だからこその感情かも。
彼らはそれでもありのままにその人生を受け入れたのかもしれないが、
やっぱり「報われなさ」が悲しかった。
厳しいですねえ…
トホホな気持ちになります。
発行されたのが2009年(資料は2008年)なので、この時35歳の人は40代に
突入か。
給料が上がらない。この現実を突き付けられ、自分たちより息子世代はもっと
苦しく厳しい世の中を生き抜かねばならない。
「孫の顔が見たい」と思っても結婚すらままならない。
「お金のない(年収500万以下)人とは結婚したくない」という女性の気持ちを考えると
子供にも「結婚しないの?」と聞くことすらタブーになりそうな時代になりつつある。
「子供はまだ?」なんておいそれとは聞いてもいけない。
まだ35歳になっていない人は一読して、今後の自分の人生を見つめなすきっかけにして
進むべき道を明確にした方がいいと思う。
トホホな気持ちになります。
発行されたのが2009年(資料は2008年)なので、この時35歳の人は40代に
突入か。
給料が上がらない。この現実を突き付けられ、自分たちより息子世代はもっと
苦しく厳しい世の中を生き抜かねばならない。
「孫の顔が見たい」と思っても結婚すらままならない。
「お金のない(年収500万以下)人とは結婚したくない」という女性の気持ちを考えると
子供にも「結婚しないの?」と聞くことすらタブーになりそうな時代になりつつある。
「子供はまだ?」なんておいそれとは聞いてもいけない。
まだ35歳になっていない人は一読して、今後の自分の人生を見つめなすきっかけにして
進むべき道を明確にした方がいいと思う。
風水で運命逆転 森田健・王虎応著
2014年5月12日 読書
ある意味「逆説」的な一冊。
ぶっちゃけですが、読んでもあまり意味がない本、とも言えます。
通常「風水」関連本は内容的に「捨てましょう」「家具はこの位置に」と
誰にでも実践できるノウハウ が掲載されており
「じゃ、やってみるか」という気になります。
が、この本は「対談形式」になっておりいかに風水を講じればメリットがあり
運命すらも変えられる「風水、万歳」系とでも言いましょうか。
けれど、万歳する割に全くノウハウが掲載されておらず、
詳細は、有料コンテンツにて みたいな
肩透かしを喰らいます。
逆説と感じた例として
1.墓参りには効果なし
2.金持ちになりたきゃ、ワルになれ
そんな感じ。
「言いっぱなし」で「じゃ、どうすれば」の疑問には「一切答えない」という
不親切極まりない一冊。
トラさんの日本語、正直変だしね。
読みにくいに拍車がかかっている
ぶっちゃけですが、読んでもあまり意味がない本、とも言えます。
通常「風水」関連本は内容的に「捨てましょう」「家具はこの位置に」と
誰にでも実践できるノウハウ が掲載されており
「じゃ、やってみるか」という気になります。
が、この本は「対談形式」になっておりいかに風水を講じればメリットがあり
運命すらも変えられる「風水、万歳」系とでも言いましょうか。
けれど、万歳する割に全くノウハウが掲載されておらず、
詳細は、有料コンテンツにて みたいな
肩透かしを喰らいます。
逆説と感じた例として
1.墓参りには効果なし
2.金持ちになりたきゃ、ワルになれ
そんな感じ。
「言いっぱなし」で「じゃ、どうすれば」の疑問には「一切答えない」という
不親切極まりない一冊。
読みにくいに拍車がかかっている
開運!「捨てる」風水術 林秀静著
2014年5月11日 読書
「物を捨てない」夫を捨てたい場合はどうすれば?笑
ほんと、どうしてこう物を捨てない人って頑固なんだろう?
こういった本を読んで、読み終わって「じゃ、机の引き出しても…」と行動に
移す人がきっと「開運」するのであって、読んでも関係ないしと捨て置くタイプは
きっと一生開運なんて縁がない人だと思う。
夫はもともと持っている運がいいだけで、それを使い果たしたらもう不運しか残らないのに
いまだにそこのことに気が付かない。
「もっと素直になって人の話を聞けばいいのに…」これは夫の対してず~~っと
抱いている感情。
この素直さがないために、会社でも敵(ばかり)作ることになって生き難くなっているのに
ちっとも気が付かない。
この気が付かないことこそ、物を整理しないからいつまでたっても過去の自分のやり方に
固執して、新しいものを取り入れる余裕も無いという悪循環。気の毒に。
気の毒に、と超他人であればそれで放置できるのだが、一応現時点では「家族」なので
「お前の不運は、あたしの不運」に直結しているだけにイライラしまくり。
捨てないどころかため込む体質だけに、前部署で使っていた書類や資料をごっそり持って帰ってきているので和室6畳は悲惨な状態に加えて、現部署で「もっと使いやすい道具箱を…」と凝るB型気質がしっかり芽生えて休みごとに「ああでもない、こうでもない」と
ホームセンターに行っては部品を買い集めて「これは重い」「これは長すぎる…」と
「究極のマイ道具箱」を作ることに必死。そのたびに不採用になった部品がゴロゴロ…
「小遣い、足りない…」と言っているけどそりゃ、それだけ不用品 部品を
買って試せばお金も無くなるし!!
それどころか今いる部署からまた放り出されたらこれだけ金と時間を使って作ったものが
要らなくなるんですけど…それわかってる?って言いたい!!怒
物を捨てない人=溜め込む人=太っている体質だそうなので
独身の人で相手を選ぶときに物を捨てれるか=素直かどうかを判断
できるので、そんな点も見てみては?
まあ、貯める=お金 だったら文句は言いませんけどね。
ほんと、どうしてこう物を捨てない人って頑固なんだろう?
こういった本を読んで、読み終わって「じゃ、机の引き出しても…」と行動に
移す人がきっと「開運」するのであって、読んでも関係ないしと捨て置くタイプは
きっと一生開運なんて縁がない人だと思う。
夫はもともと持っている運がいいだけで、それを使い果たしたらもう不運しか残らないのに
いまだにそこのことに気が付かない。
「もっと素直になって人の話を聞けばいいのに…」これは夫の対してず~~っと
抱いている感情。
この素直さがないために、会社でも敵(ばかり)作ることになって生き難くなっているのに
ちっとも気が付かない。
この気が付かないことこそ、物を整理しないからいつまでたっても過去の自分のやり方に
固執して、新しいものを取り入れる余裕も無いという悪循環。気の毒に。
気の毒に、と超他人であればそれで放置できるのだが、一応現時点では「家族」なので
「お前の不運は、あたしの不運」に直結しているだけにイライラしまくり。
捨てないどころかため込む体質だけに、前部署で使っていた書類や資料をごっそり持って帰ってきているので和室6畳は悲惨な状態に加えて、現部署で「もっと使いやすい道具箱を…」と凝るB型気質がしっかり芽生えて休みごとに「ああでもない、こうでもない」と
ホームセンターに行っては部品を買い集めて「これは重い」「これは長すぎる…」と
「究極のマイ道具箱」を作ることに必死。そのたびに不採用になった部品がゴロゴロ…
「小遣い、足りない…」と言っているけどそりゃ、それだけ
買って試せばお金も無くなるし!!
それどころか今いる部署からまた放り出されたらこれだけ金と時間を使って作ったものが
要らなくなるんですけど…それわかってる?って言いたい!!怒
物を捨てない人=溜め込む人=太っている体質だそうなので
独身の人で相手を選ぶときに物を捨てれるか=素直かどうかを判断
できるので、そんな点も見てみては?
まあ、貯める=お金 だったら文句は言いませんけどね。
イグアナの嫁 細川貂々著
2014年5月11日 読書
ツレさんがうつになる前に訪れたペットショップで「育て方を知らなくて、脱皮に失敗したので指が2本無い」ということで千円でどうですか?とお店の人に薦められてお迎えしたケース。
ご縁ですね~~財布には丁度千円しかなかったそうですから。
それにしてもイグアナ、うちの毛皮の仔どもに似てます。
この種の飼い主さんの多くも「トカゲに似ているうちの仔」認識なので。
私も庭にもぞもぞしているトカゲ類を見ても何とも思わないのは仔に似ているから。
絵ではデフォルメされていてかわいいけど、実際のイグアナはやっぱり恐竜…
それに似ている哺乳類の娘って…汗
発情期の凶暴さもそっくりで、うちなんか生後5か月のガキンチョだったのに
喰い付かれて3針縫って、やっぱり全治一か月だったし。
痛かったろうな~貂さん。
ご縁ですね~~財布には丁度千円しかなかったそうですから。
それにしてもイグアナ、うちの毛皮の仔どもに似てます。
この種の飼い主さんの多くも「トカゲに似ているうちの仔」認識なので。
私も庭にもぞもぞしているトカゲ類を見ても何とも思わないのは仔に似ているから。
絵ではデフォルメされていてかわいいけど、実際のイグアナはやっぱり恐竜…
それに似ている哺乳類の娘って…汗
発情期の凶暴さもそっくりで、うちなんか生後5か月のガキンチョだったのに
喰い付かれて3針縫って、やっぱり全治一か月だったし。
痛かったろうな~貂さん。
その後のツレがうつになりまして。 細川貂々著
2014年5月10日 読書
これも実際の題名としてふさわしいのは
『「ツレがうつになりまして」を出したその後』かと。
先日動画サイトで見た映画版『ツレが…』は『ツレがうつになりまして』と
本書『その後のツレがうつになりまして』を基に作っているなということがわかりました。
というのも、映画版で「メルヘン」と評した講演会の部分が実話だったのがツレさんのエッセイ
からわかって驚愕。
P105
あの予定調和的なエピソードがまさか実話だとは…汗
まあ、言ってくれた人がクレームさんと同一人物ではないと思いますが。
『「ツレがうつになりまして」を出したその後』かと。
先日動画サイトで見た映画版『ツレが…』は『ツレがうつになりまして』と
本書『その後のツレがうつになりまして』を基に作っているなということがわかりました。
というのも、映画版で「メルヘン」と評した講演会の部分が実話だったのがツレさんのエッセイ
からわかって驚愕。
P105
「質問タイム」で「特に質問じゃないんだけど、この本を作ってくれて
アリガトウって言いたかったんです」と
『ツレがうつになりまして』を手にして言って
くれた人がいたこと。そしてその後に拍手が起きてしまったこと。
あの予定調和的なエピソードがまさか実話だとは…汗
まあ、言ってくれた人がクレームさんと同一人物ではないと思いますが。
朝顔はまだ咲かない―小夏と秋の絵 柴田よしき著
2014年5月9日 読書
桜庭の「さ」行
柴田の「し」行
本を探していたら目が横に横にスライドすると目についた。
あんまり記憶にない題名だったので借りたけど、過去に読んでいた。
「ヒマワリの花を踏みつける」というくだりで思い出した。
『砂糖菓子の弾丸は打ちぬけない』と
『朝顔はまだ咲かない』と文末が「ない」という韻を踏んでいるのも気になって。笑
同じ「ない」でも、作家の普段の思想というか生活が真逆な作品に思われた。
本作は高校生の時にいじめにあってそのまま中退、引きこもりになった20歳の女子の話。
中学生活をいかに生き抜くかを題材にしたのと比較すると中学で生き残ったけど
高校では生き延びれなかったというところか。
『砂糖菓子…』の桜庭氏は多分「子なし」、一方『朝顔…』の柴田氏はこの作品で子供がいるからのこその視点で話を展開している。
46歳の母と20歳の娘。
私は46歳で息子がもうすぐ21さいになり、あと二月後には19歳になる息子がいるからこそ
この文章が印象的だった。P141長いですが
多分、「毒親」本人もしくは「毒親」に育てられて親になった人以外の「普通の親」は
共感できる部分ではないでしょうか?
桜庭作品にはこんな風な「親からの意見、気持ち」が描かれることはまずないので
こういった部分からも桜庭氏の過去がどちらかと言えば毒親に育てられた人の感性に
近いきがするし、また同じような毒親を持つ子供たちから支持されるのではないかと思う。
私も完璧な親ではないけれどむしろ欠陥の方が多いだろうけど、
それでも今回のG.Wに一瞬だけ帰省した長男から帰りの電車からのメールで
「やっぱり、実家はいい」という一言をもらい「毒親」にはなっていないと一安心したところ。
柴田の「し」行
本を探していたら目が横に横にスライドすると目についた。
あんまり記憶にない題名だったので借りたけど、過去に読んでいた。
「ヒマワリの花を踏みつける」というくだりで思い出した。
『砂糖菓子の弾丸は打ちぬけない』と
『朝顔はまだ咲かない』と文末が「ない」という韻を踏んでいるのも気になって。笑
同じ「ない」でも、作家の普段の思想というか生活が真逆な作品に思われた。
本作は高校生の時にいじめにあってそのまま中退、引きこもりになった20歳の女子の話。
中学生活をいかに生き抜くかを題材にしたのと比較すると中学で生き残ったけど
高校では生き延びれなかったというところか。
『砂糖菓子…』の桜庭氏は多分「子なし」、一方『朝顔…』の柴田氏はこの作品で子供がいるからのこその視点で話を展開している。
46歳の母と20歳の娘。
私は46歳で息子がもうすぐ21さいになり、あと二月後には19歳になる息子がいるからこそ
この文章が印象的だった。P141長いですが
「いまのとこあたし、現役で女やっている以上に、現役でまだ母親していたい気分なんだよね。なっちゃんにはわからないと思うけど…親ってさ、昔のことを思い出すと、すごく、すごく淋しくなるんだよ。
昔、なっちゃんのちっちゃい頃、どれだけ可愛かったとか、どんなに愛しかったとか、とか。
もういろんないろんなこと、親はね、ずーっと、ずーっと、忘れられないのよ。
もうあの頃のなっちゃんはどこにもいない、あたしの娘は大人になって、ここにいる。
そう頭でわかろうとしても、忘れられない。忘れたくたって、忘れられないの。
もう子供は大人になったんだから、親としてのアンタの役目はおしまいだよって、神様にそう言われても、未練がましく思い出しちゃうのよ。あたしが育てたのに。
あんなに大変だったのに、そう思うと…泣きたくなっちゃうんだよ。
だから…そんなに急いで大人にならなくてもいいのよ。もっとゆっくり、のんびり、
大人になってくれればいいのよ。ママはそう思っている。
世間の教育評論家なんかからは、甘いとか、そんなんだから今の若者は幼稚なんだとか
、怒られそうだけどね。」
多分、「毒親」本人もしくは「毒親」に育てられて親になった人以外の「普通の親」は
共感できる部分ではないでしょうか?
桜庭作品にはこんな風な「親からの意見、気持ち」が描かれることはまずないので
こういった部分からも桜庭氏の過去がどちらかと言えば毒親に育てられた人の感性に
近いきがするし、また同じような毒親を持つ子供たちから支持されるのではないかと思う。
私も完璧な親ではないけれどむしろ欠陥の方が多いだろうけど、
それでも今回のG.Wに一瞬だけ帰省した長男から帰りの電車からのメールで
「やっぱり、実家はいい」という一言をもらい「毒親」にはなっていないと一安心したところ。
帯に「青春暗黒小説」とあります。
暗黒、ですよ。
まさに暗黒と言うか残酷と言うか…
山田なぎさ
海野藻屑(うみの もくず)
と言う二人の少女が出てきます。
娘に「藻屑」と言う名前を付けるセンスからして…
少女の一人は殺されます。
毎日に及ぶ虐待の末、バラバラにされて殺されます。
自分の父親に
なんという絶望感のある設定…
本作も中学生が主人公ですがこういった中高生を主人公にした小説で
最近思うのは 子供たちは絶対に親や大人に助けを求めない のが主流になりつつある気がします。
少女の一人が虐待されていると電話で情報が回っているのに「あんた知ってた?」とまるで無関心の親に聞かれて言葉を失くす少女。
そりゃ、助けを求めないよね。
健全な親子関係だったら友達が暴力を振るわれていてその物音が道の
外まで聞こえてきたら親に「××を助けて!!!!あのままだと殺される!!」って言いませんか?私、そこの描写が納得いかないというか今時なんだろうか?と思ったり。
いつの間に親はこんな風に頼りにされない存在になり下がったのだろう?
最初に発行されたのが平成16年だからかもしれませんが今なら虐待に対して
警察に通報する義務があるのに。
見て見振り。
中学生が大人になる為に、生き残るのがそんなに難しい時代なのか…と。
自分を守る為にさまざまな「弾」を持ち、防御しなければならない大変さ。
生きるってこんなに難しい事だったのか?と。(特に今の子は)
「あざ」を「汚染」と言い換えたり、嘘をつき続けなれければ
自分の身に起こっていることを認めたくない少女の生きる辛さ。
愛情表現と憎しみの区別がつかない
という事は言い換えればきちんとした正しいものを親から与えられなかったということ。
この子がどんな気持ちで自分の親に殺されて行ったかのかと思うと小説ながら
不憫でしょうがなかった。
今までの桜庭作品は私的にはダメでしたが、この作品だけは不思議な存在として印象に残った。
これは小説ですが、この子と同様な運命を背負わされて生きることを断たれた子供たちが生まれかわって今度こそ愛情深い両親に育てられることを心から祈る。
暗黒、ですよ。
まさに暗黒と言うか残酷と言うか…
山田なぎさ
海野藻屑(うみの もくず)
と言う二人の少女が出てきます。
娘に「藻屑」と言う名前を付けるセンスからして…
少女の一人は殺されます。
毎日に及ぶ虐待の末、バラバラにされて殺されます。
自分の父親に
なんという絶望感のある設定…
本作も中学生が主人公ですがこういった中高生を主人公にした小説で
最近思うのは 子供たちは絶対に親や大人に助けを求めない のが主流になりつつある気がします。
少女の一人が虐待されていると電話で情報が回っているのに「あんた知ってた?」とまるで無関心の親に聞かれて言葉を失くす少女。
そりゃ、助けを求めないよね。
健全な親子関係だったら友達が暴力を振るわれていてその物音が道の
外まで聞こえてきたら親に「××を助けて!!!!あのままだと殺される!!」って言いませんか?私、そこの描写が納得いかないというか今時なんだろうか?と思ったり。
いつの間に親はこんな風に頼りにされない存在になり下がったのだろう?
最初に発行されたのが平成16年だからかもしれませんが今なら虐待に対して
警察に通報する義務があるのに。
見て見振り。
中学生が大人になる為に、生き残るのがそんなに難しい時代なのか…と。
自分を守る為にさまざまな「弾」を持ち、防御しなければならない大変さ。
生きるってこんなに難しい事だったのか?と。(特に今の子は)
「あざ」を「汚染」と言い換えたり、嘘をつき続けなれければ
自分の身に起こっていることを認めたくない少女の生きる辛さ。
愛情表現と憎しみの区別がつかない
という事は言い換えればきちんとした正しいものを親から与えられなかったということ。
この子がどんな気持ちで自分の親に殺されて行ったかのかと思うと小説ながら
不憫でしょうがなかった。
今までの桜庭作品は私的にはダメでしたが、この作品だけは不思議な存在として印象に残った。
これは小説ですが、この子と同様な運命を背負わされて生きることを断たれた子供たちが生まれかわって今度こそ愛情深い両親に育てられることを心から祈る。