7年目のツレがうつになりまして。 細川貂々著
2014年5月7日 読書
題名だけを見たら「うつ」になって7年目に「再発」したのかな?
再発の話かな?と思っていたら違っていて鬱になって7年後に
その当時の事を振り返っただけの話でした。
本が出版されて、ドラマ化して映画化して。
人間の子どもが生まれたらイグアナ君たちが旅立ってしまったり。
7年。
長いようで短いようで。
再発の話かな?と思っていたら違っていて鬱になって7年後に
その当時の事を振り返っただけの話でした。
本が出版されて、ドラマ化して映画化して。
人間の子どもが生まれたらイグアナ君たちが旅立ってしまったり。
7年。
長いようで短いようで。
ツレがうつになりまして。 細川貂々著
2014年5月7日 読書
夫があんまり「ワシ、うつ…」って言うもんだから…
正直、腹立つわ~「××は異動して半年で…▽▽は一年ぐらいで自殺したなあ…」
とか言われたら。
長男に「お父さん自分で鬱、ウツ言うから…」と愚痴ったら
「自分で言っているうちは大丈夫違う?」と。
本書内でツレさんの
と言う言葉がありそれが印象に残った。
正直、腹立つわ~「××は異動して半年で…▽▽は一年ぐらいで自殺したなあ…」
とか言われたら。
長男に「お父さん自分で鬱、ウツ言うから…」と愚痴ったら
「自分で言っているうちは大丈夫違う?」と。
本書内でツレさんの
やくたたずだけど、無能だけどしょうがない。
今は人生の夏休みなんだ
と言う言葉がありそれが印象に残った。
ロマンス小説に類するものとあたりをつけて、題名で借りてみた。
確かに性描写もあるのだけれど読んでもちっとも色っぽい気持ちにもならず、
それどころかはじめと中盤からだんだん話が変わっていき正直「破たん」した
作品のように思えた。
すごいです!伏字なしでこのレベルの描写が多々見受けられます。
へ~この作家さん、意外だ~~~
と思っていたら最後に附記として
不本意ながらこの作品は自分の作品であると認めなくないんでしょうなあ…
この一文があるだけでなるほど、各章のテイストや初めと読み終わりの印象が
全く違っており「破たん」というか「まったく読んでいても何が言いたいのか、
さぱ~り」なのは仕方ないか。
というより、こんなもん金払う身のことを考えたら出すな!怒 のレベル。
そんなにお金(印税)が欲しかったの?
確かに性描写もあるのだけれど読んでもちっとも色っぽい気持ちにもならず、
それどころかはじめと中盤からだんだん話が変わっていき正直「破たん」した
作品のように思えた。
見て、あいつよ。全身おまんこ女が好きな男…
あいつ、全身おまんこが好きな…全身おまんこ男が…。
全身おまんこ男。
畜生、でっかい、ごみみたいな売女のまんこを創って、そこに突っ込んでやる。
大腸の糞まみれになって、しゅっしゅとこすってやるさ。
すごいです!伏字なしでこのレベルの描写が多々見受けられます。
へ~この作家さん、意外だ~~~
と思っていたら最後に附記として
この小説は複雑な過程を経て、現在の形となっている。
単行本としては梟森南溟という筆名で出版された。
私と当時のパートナーであった××との共作であったために(以下略)
共作というのは二人でテーマを話し合い、大体の路線が決まると
××がエロティックな描写部分を英語で書き、私がそれをできるだけ忠実に
日本語に翻訳しさらに物語としての形を整えていったという意味である。
(中略)
しかし、これは私一人で作った作品ではないし、私の作品であると言い切ることも
できない。
不本意ながらこの作品は自分の作品であると認めなくないんでしょうなあ…
この一文があるだけでなるほど、各章のテイストや初めと読み終わりの印象が
全く違っており「破たん」というか「まったく読んでいても何が言いたいのか、
さぱ~り」なのは仕方ないか。
というより、こんなもん金払う身のことを考えたら出すな!怒 のレベル。
そんなにお金(印税)が欲しかったの?
もう一度恋をしたくて (ソフトバンク文庫NV) シェリー・トマス著
2014年5月4日 読書
前回書いた本と同じシリーズかと思っていたら「ソフトバンク文庫」って…
ちなみにこの作品がデビュー作だそうで、さらにはアメリカで20万部を超すベストセラーに
なったそうですが、正直全然面白くなかった。
あとがきにある
確かに前回読んだ「ロマンス小説」と比べても全くテイストが違う。
むしろ「ロマンス小説」のくくりから外して現代に舞台を移したらものすごく現実的で
それこそ日常的にどこにでも転んでいる話になりそう。
だからこそ「つまらない」と。
あくまでも読者は「非日常のロマンス」を求めてこれらの本を読むのに
ヒロインは好きになった男を落とすために例えて言うなら親友A子と両想いの男に
「彼女はもう結婚するからあなたのことなんとも思ってないわよ」と告げ、傷心した男が
あっさり2日後にプロポーズしだまされたことを知って10年間イギリスからアメリカで
一人旅立つ。しかも女はお金大好きというか商売の才覚もあるとヒロインらしくない
「革新的」なキャラを持っているのでさらに違和感。
構成が10年前と現在を交互に描写されるのでおさまりが悪い。
デビュー作だから今一なのか、翻訳者が下手なのか。
皮肉の応酬にトゲトゲしすぎて全然ロマンス色なし。
もっと現代小説にしたらそれなりだったかも。(逆にただの一般翻訳小説だったら
読まないけど)
こうやって2作を比較すると単純明快に「好きよ、嫌いよ」と展開していく方が結果が分かっているとはいえ「安心感」はありますね。
全然ロマンチックじゃない雰囲気でそれでこの結末はあまりにも都合よすぎ。
ちなみにこの作品がデビュー作だそうで、さらにはアメリカで20万部を超すベストセラーに
なったそうですが、正直全然面白くなかった。
あとがきにある
ベストセラー作家のリサ・レイパスも
「革命的、掟破り、そしてこの上なくロマンティック。繊細で情熱的で実に斬新」と
確かに前回読んだ「ロマンス小説」と比べても全くテイストが違う。
むしろ「ロマンス小説」のくくりから外して現代に舞台を移したらものすごく現実的で
それこそ日常的にどこにでも転んでいる話になりそう。
だからこそ「つまらない」と。
あくまでも読者は「非日常のロマンス」を求めてこれらの本を読むのに
ヒロインは好きになった男を落とすために例えて言うなら親友A子と両想いの男に
「彼女はもう結婚するからあなたのことなんとも思ってないわよ」と告げ、傷心した男が
あっさり2日後にプロポーズしだまされたことを知って10年間イギリスからアメリカで
一人旅立つ。しかも女はお金大好きというか商売の才覚もあるとヒロインらしくない
「革新的」なキャラを持っているのでさらに違和感。
構成が10年前と現在を交互に描写されるのでおさまりが悪い。
デビュー作だから今一なのか、翻訳者が下手なのか。
皮肉の応酬にトゲトゲしすぎて全然ロマンス色なし。
もっと現代小説にしたらそれなりだったかも。(逆にただの一般翻訳小説だったら
読まないけど)
こうやって2作を比較すると単純明快に「好きよ、嫌いよ」と展開していく方が結果が分かっているとはいえ「安心感」はありますね。
全然ロマンチックじゃない雰囲気でそれでこの結末はあまりにも都合よすぎ。
令嬢は娼婦のふりをする (マグノリアロマンス) シェリルアンスミス著
2014年5月3日 読書
ロマンス小説っていうんですかね?これ
ちょっと趣向を変えてみて読んでみた。
伯爵令嬢のノエル(25歳だけど時代的にオールドミス…汗)
イギリスとアメリカのハーフのギャヴィン
一体いつの時代設定なのか不明のまま話は進み、馬車が移動手段の主であり
伯爵といった身分が存在しているし何より「アメリカ人は野蛮人」という表現がある
そんな背景。
というわで「純潔」=「処女」であることは結婚までは当然という時代ゆえ
シーツの色の区別もつかない暗闇の部屋でお互いの体を触り、匂いだけで
「あの時の…」となる展開は笑える。いや、笑っちゃいかんのだが「無い、無い」と
突っ込んでしまう。
いかにして相手の「穴」に「棒」を突っ込むまでの幾多の障害を乗り越えるかという
まことにイライラする話でした。
というか女の方が口では「嫌よ嫌よ」と言いながらも次第に「突っ込んでくれ~~」と
あれやこれやと誘いをかけて男を翻弄するという…
メンドクセ~女。小説だから成り立つ設定とはいえ、男の方もそりゃ~辛抱強いねアンタ
ってぐらい同情してしまう。
男の方は出会った時から「一発やりて~」と欲望むき出し=チン×おっ立てているほどの
生殺し状態なのに…
素直じゃない女だなおめーは!!
というのがノエルに対する感想。
まあ実際にこの手の女、ゴロゴロしているけど。
そこで素直に
「お願い、手伝って」
「お願い、助けて」と言えばいいものを嘘に嘘を重ねて事態をどこまでも悪くさせるやつ。
まあ、すんなり一発OK!って展開になったらこの手の小説は「はい、終了!」ってなるんだろうけど、いや ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄長い、長い。
お互い結婚に対して否定的な考えゆえに先に進まないという展開設定だけど
最後は男の方から「結婚してくれ」「嫌よ」と言う「お前、バカ?」というお約束展開も
あって。
これって結婚やセックスを夢見る人用の本なんだろうか?
登場人物はどれも美男美女だし。
とまあ、身もふたもない表現で書くと全然つまらん内容になってしまうって…
ここで男は陰気、ブ男けどチン×はデカイ!女はシコメだけど名器の持ち主っていう
設定になったらロマンス小説ではなくエロ小説にジャンルが変わっちゃうんだろうな…
ちょっと趣向を変えてみて読んでみた。
伯爵令嬢のノエル(25歳だけど時代的にオールドミス…汗)
イギリスとアメリカのハーフのギャヴィン
一体いつの時代設定なのか不明のまま話は進み、馬車が移動手段の主であり
伯爵といった身分が存在しているし何より「アメリカ人は野蛮人」という表現がある
そんな背景。
というわで「純潔」=「処女」であることは結婚までは当然という時代ゆえ
シーツの色の区別もつかない暗闇の部屋でお互いの体を触り、匂いだけで
「あの時の…」となる展開は笑える。いや、笑っちゃいかんのだが「無い、無い」と
突っ込んでしまう。
いかにして相手の「穴」に「棒」を突っ込むまでの幾多の障害を乗り越えるかという
まことにイライラする話でした。
というか女の方が口では「嫌よ嫌よ」と言いながらも次第に「突っ込んでくれ~~」と
あれやこれやと誘いをかけて男を翻弄するという…
メンドクセ~女。小説だから成り立つ設定とはいえ、男の方もそりゃ~辛抱強いねアンタ
ってぐらい同情してしまう。
男の方は出会った時から「一発やりて~」と欲望むき出し=チン×おっ立てているほどの
生殺し状態なのに…
素直じゃない女だなおめーは!!
というのがノエルに対する感想。
まあ実際にこの手の女、ゴロゴロしているけど。
そこで素直に
「お願い、手伝って」
「お願い、助けて」と言えばいいものを嘘に嘘を重ねて事態をどこまでも悪くさせるやつ。
まあ、すんなり一発OK!って展開になったらこの手の小説は「はい、終了!」ってなるんだろうけど、いや ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄長い、長い。
お互い結婚に対して否定的な考えゆえに先に進まないという展開設定だけど
最後は男の方から「結婚してくれ」「嫌よ」と言う「お前、バカ?」というお約束展開も
あって。
これって結婚やセックスを夢見る人用の本なんだろうか?
登場人物はどれも美男美女だし。
とまあ、身もふたもない表現で書くと全然つまらん内容になってしまうって…
ここで男は陰気、ブ男けどチン×はデカイ!女はシコメだけど名器の持ち主っていう
設定になったらロマンス小説ではなくエロ小説にジャンルが変わっちゃうんだろうな…
ファミリーポートレイト 桜庭一樹著
2014年5月2日 読書
コマコの母はマコ。
「コマコ、一緒に逃げよう!」と第一章は逃走劇。
二章は一人芝居。
なんか、出来の悪いまとまりのない劇を見ていたような…
細かい感想は密林のレビューや読書め^た^でも読んでくださいな。
というか、一章はまだ息詰まる展開で何とか読めたけど、後半は…
どこがおもしろいのかちっともさっぱり、疲れたよ。
親はいくら親だからと言って子供に対して「神」のごとくふるまうのもおかしいし
子も「親=神」と盲信するなかれ。
子は自分の親子関係を踏み台にして新たなる親子関係を作ればいい。
この本を絶賛する人って申し訳ないが「不幸」というか「闇が好き」なんだろうなあ…
そんな自分に酔っているというか。心の扉を開いたら違う人生が待っているのに…
暗闇を手を引っ張ってあかるい道に導くのが親の務め。
どんなことがあっても手を離さずに。
「親」をやっている人間にとってこの母娘は「ありえない」んですよ。
そういえるだけ私はめちゃくちゃ幸せなんですが。
子供が非行に走らず、いじめの加害者にも被害者にもならず、
学校から呼び出しも喰らわず、リスカもせず、喫煙、飲酒もせず何よりも
警察のお世話にならず(今後は知らないが、とりあえず現在)
に育て上げてたからこそよくもまあこんな話を読むと「親」という職業(?)を
馬鹿にされている気がしてならない。
だから余計にこの桜庭一樹という人が嫌いなのかも。
「コマコ、一緒に逃げよう!」と第一章は逃走劇。
二章は一人芝居。
なんか、出来の悪いまとまりのない劇を見ていたような…
細かい感想は密林のレビューや読書め^た^でも読んでくださいな。
というか、一章はまだ息詰まる展開で何とか読めたけど、後半は…
どこがおもしろいのかちっともさっぱり、疲れたよ。
親はいくら親だからと言って子供に対して「神」のごとくふるまうのもおかしいし
子も「親=神」と盲信するなかれ。
子は自分の親子関係を踏み台にして新たなる親子関係を作ればいい。
この本を絶賛する人って申し訳ないが「不幸」というか「闇が好き」なんだろうなあ…
そんな自分に酔っているというか。心の扉を開いたら違う人生が待っているのに…
暗闇を手を引っ張ってあかるい道に導くのが親の務め。
どんなことがあっても手を離さずに。
「親」をやっている人間にとってこの母娘は「ありえない」んですよ。
そういえるだけ私はめちゃくちゃ幸せなんですが。
子供が非行に走らず、いじめの加害者にも被害者にもならず、
学校から呼び出しも喰らわず、リスカもせず、喫煙、飲酒もせず何よりも
警察のお世話にならず(今後は知らないが、とりあえず現在)
に育て上げてたからこそよくもまあこんな話を読むと「親」という職業(?)を
馬鹿にされている気がしてならない。
だから余計にこの桜庭一樹という人が嫌いなのかも。
無花果とムーン 桜庭一樹著
2014年5月1日 読書
桜庭マンガバージョン
登場人物名
前嶋月夜(まえじま つきよ)
1歳下の兄 前嶋奈落(まえじま ならく)ちなみに8つ上のあには 一郎
奈落の彼女 遠藤苺苺苺苺苺 (えんどう いちご)苺を5つ書いて「イチゴ」
この時点で「ふざけている」感を感じるのは私だけ?
もうね、この作家さんキライ だから、手加減しませんけどね、
この人文章書くのに「起承転結」一切無視!なわけですよ。
これだけ詳しく人物描写しているんだからそれなりに重要な絡みというか役割があるのかな、と読み進めてもぜ~~~~~~~~~~~~~~~~~ンぜん関係ないし。なにこれ、伏線でもなんでもないわけ?へっ?!状態。
ラノベ出身だからその「しばり」を未だに引きずっているのか、
出てくる人物が常に美形だし。
その年齢(高3)の割には精神的年齢が「お子ちゃま」キャラは『荒野』と同じ。
パターン化していてイライラする。笑
で、ラノベのお約束なのか身体的特徴が必ず主人公には付加されており
月夜には「パープルアイ」なわけで。
(『荒野』の時は普通に歩いていてもバランスを崩すほどのでかおっぱい)
なぜこいつが紫の目を持っているのかの理由は一切無し。
義母が蒸発した正式な背景も無し。
(もしかして…的な描写はあっても真実を知っている義父や義兄は語らず)
お子ちゃま小説&漫画のどこにでも転がっている義理兄妹の恋愛設定をダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラと。
じゃ、月夜を通して読者に「成長」を即すのかと言えばそうでもなし。
小中学生対象にしたら1600円+税は高いでしょう!
もう全然、何が言いたいのかさぱ~り。
と言うかこの作家さん、起承転結無視で自分が書きたいとこだけ抜粋してそれっぽく書いているだけ。もっともらしく書いている割に「で?」なぐらい友情関係も投げっぱなし。そりゃ、その性格だと嫌われるよな~ってぐらい我儘。
そもそも他人に「私はもらいっ子だから」って自嘲気味に公言する段階でマジイラつく!!!設定。
育ててもらっておきながら義父にまで
と言い放つ。これ、子供がいない人が読んだら何とも思わないんだろうけど
「親」を20年以上やっている立場の人間からしたらマジむかつくんだけど!
なんだこの自分勝手すぎる主人公は?
こんなのが今時受け入れられるタイプなの?
わからん。全く分からん。
せめて、何か「得るもの」があるのなら許せるが、書きっぱなしは止めてくださ
い。
マンガバージョンは体の割に精神が幼く、闇バージョンは年齢は幼いのに
妙に冷めて平気でセックスできると言う両極端な設定がお好きなようで。
真逆を書きつつも、この作家さん本人の成長過程において「母」と言う存在が気薄な気がして、同じ事を形を変えて書き続けている感じがする。
まあ、子供の頃から愛されて育った人にはこんな陰鬱、闇と言った暗~いもの
を書けないと思うけど。
あまり恵まれた幼少時代ではなかったのですか?桜庭さん。
登場人物名
前嶋月夜(まえじま つきよ)
1歳下の兄 前嶋奈落(まえじま ならく)ちなみに8つ上のあには 一郎
奈落の彼女 遠藤苺苺苺苺苺 (えんどう いちご)苺を5つ書いて「イチゴ」
この時点で「ふざけている」感を感じるのは私だけ?
もうね、この作家さんキライ だから、手加減しませんけどね、
この人文章書くのに「起承転結」一切無視!なわけですよ。
これだけ詳しく人物描写しているんだからそれなりに重要な絡みというか役割があるのかな、と読み進めてもぜ~~~~~~~~~~~~~~~~~ンぜん関係ないし。なにこれ、伏線でもなんでもないわけ?へっ?!状態。
ラノベ出身だからその「しばり」を未だに引きずっているのか、
出てくる人物が常に美形だし。
その年齢(高3)の割には精神的年齢が「お子ちゃま」キャラは『荒野』と同じ。
パターン化していてイライラする。笑
で、ラノベのお約束なのか身体的特徴が必ず主人公には付加されており
月夜には「パープルアイ」なわけで。
(『荒野』の時は普通に歩いていてもバランスを崩すほどのでかおっぱい)
なぜこいつが紫の目を持っているのかの理由は一切無し。
義母が蒸発した正式な背景も無し。
(もしかして…的な描写はあっても真実を知っている義父や義兄は語らず)
お子ちゃま小説&漫画のどこにでも転がっている義理兄妹の恋愛設定をダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラダラと。
じゃ、月夜を通して読者に「成長」を即すのかと言えばそうでもなし。
小中学生対象にしたら1600円+税は高いでしょう!
もう全然、何が言いたいのかさぱ~り。
と言うかこの作家さん、起承転結無視で自分が書きたいとこだけ抜粋してそれっぽく書いているだけ。もっともらしく書いている割に「で?」なぐらい友情関係も投げっぱなし。そりゃ、その性格だと嫌われるよな~ってぐらい我儘。
そもそも他人に「私はもらいっ子だから」って自嘲気味に公言する段階でマジイラつく!!!設定。
育ててもらっておきながら義父にまで
「あの日、ホントは私が死ねばよかったの!
お兄ちゃんじゃなくて、もらわれっ子の方が!
しっ、しっ、死んでお詫びします!ホントにっ、生まれてきてっ、
あたし、ごめんなさい…」
と言い放つ。これ、子供がいない人が読んだら何とも思わないんだろうけど
「親」を20年以上やっている立場の人間からしたらマジむかつくんだけど!
なんだこの自分勝手すぎる主人公は?
こんなのが今時受け入れられるタイプなの?
わからん。全く分からん。
せめて、何か「得るもの」があるのなら許せるが、書きっぱなしは止めてくださ
い。
マンガバージョンは体の割に精神が幼く、闇バージョンは年齢は幼いのに
妙に冷めて平気でセックスできると言う両極端な設定がお好きなようで。
真逆を書きつつも、この作家さん本人の成長過程において「母」と言う存在が気薄な気がして、同じ事を形を変えて書き続けている感じがする。
まあ、子供の頃から愛されて育った人にはこんな陰鬱、闇と言った暗~いもの
を書けないと思うけど。
あまり恵まれた幼少時代ではなかったのですか?桜庭さん。
道徳という名の少年 桜庭一樹著
2014年5月1日 読書
町一番の美女が父無し子を産み、名前を「1,2,3そして最後の子を悠久」と付け、4人は娼婦になり悠久が種違いの弟の子を産みその子に「道徳=ジャングリン」と名付けて…って感じで5編でなる一冊。
う~ん、淫靡な卑猥なって感じはするものの、私ははっきり言って太陽の方を向いて生きていきたいタイプなので性に合わない。
陰の方陰の方を好む人にはこの世界観が合うのだろうけど。
本の感想よりもこの本に挿入されている野田仁美さんの絵の方がインパクトあり。
ロリータ、ってエロいんですね。
う~ん、淫靡な卑猥なって感じはするものの、私ははっきり言って太陽の方を向いて生きていきたいタイプなので性に合わない。
陰の方陰の方を好む人にはこの世界観が合うのだろうけど。
本の感想よりもこの本に挿入されている野田仁美さんの絵の方がインパクトあり。
ロリータ、ってエロいんですね。
ばらばら死体の夜 桜庭一樹著
2014年4月30日 読書
櫻庭さんって、めちゃくちゃ軽い作風と本作の様に重た~い作風の
二通りをかき分ける作家さんなんですね。
こちらはもう重たすぎ、っていうか「ふか~い、深い、底なし沼」を
覗いた感じ。
出てくる女の名前が「白井砂漠」だもん。「砂漠」って女の子に付けるか?
キラキラネームよりなんか残酷な気がする。
ただ、やっぱりこの程度で「なおき賞」って…
男の妻が一体どこを気に入って結婚したとか、人物背景が全く書けてないし。
いやに「唐突な展開だなあ…」と言う違和感。
もっと言えば冒頭描写だと「女が男を殺した」様な書き方なのに
実際は…って言う違和感。フェイクにしてもちょっとなあ…
闇の様なものを書きたかったんだろうけど、まあ実際それはそれでうすら寒い
感じは出ている物の、そっちばっかりに気が行って全体がイマイチなんですが。
それでもしつこく「なおき賞」作家。
二通りをかき分ける作家さんなんですね。
こちらはもう重たすぎ、っていうか「ふか~い、深い、底なし沼」を
覗いた感じ。
出てくる女の名前が「白井砂漠」だもん。「砂漠」って女の子に付けるか?
キラキラネームよりなんか残酷な気がする。
ただ、やっぱりこの程度で「なおき賞」って…
男の妻が一体どこを気に入って結婚したとか、人物背景が全く書けてないし。
いやに「唐突な展開だなあ…」と言う違和感。
もっと言えば冒頭描写だと「女が男を殺した」様な書き方なのに
実際は…って言う違和感。フェイクにしてもちょっとなあ…
闇の様なものを書きたかったんだろうけど、まあ実際それはそれでうすら寒い
感じは出ている物の、そっちばっかりに気が行って全体がイマイチなんですが。
それでもしつこく「なおき賞」作家。
製鉄天使 桜庭一樹著
2014年4月29日 読書
読み始めてすぐ「この人、なおき賞受賞作家だよねえ…汗」と。
あまりの アイタタぶり の
文体と言うか内容に途中放棄の意見に傾きそうになるのをなんとか最後まで
見届けようと。苦行だった。
何この超時代遅れの下手すぎる 中途半端な漫画を読まされているこの罰ゲーム感。
80年代の「つっぱり」「ヤンキー」「レディース」と言った語を身近に感じていた世代ですらなんというか…平成の子が読んで「面白い」んだろうか?
この作家さん、なんとなく自分の若い頃の文化を「思い出した作品」ばかり
かいているんだろうか?若かりしの楽しかったあの頃系?
時代と言うか「トホホ」な語彙を列挙してみました。
ただの思い出話ならまだしも、主人公の「赤緑豆 小豆(あかみどりまめ あずき)」がなぜか鉄を支配し自由に操れるという不思議な能力を持つという…
SFなのかなんなのか全くわからない時代設定に正直、戸惑う。
それ以上にこの内容が「面白い」と思えない自分はいつの間にか
まっとうで常識的な、面白みのない大人 に
ちゃんと成長したんだなあと気づかされた。
この本を自分が80年代、中学生時代に読んでいたら楽しめたのかな?
それにしても、1700円+税。
文庫本でもお金を払って読みたいとは思わないなあ、これ。
もしかしたら相当相性の悪い作家さんかも。
あまりの アイタタぶり の
文体と言うか内容に途中放棄の意見に傾きそうになるのをなんとか最後まで
見届けようと。苦行だった。
何この超時代遅れの下手すぎる 中途半端な漫画を読まされているこの罰ゲーム感。
80年代の「つっぱり」「ヤンキー」「レディース」と言った語を身近に感じていた世代ですらなんというか…平成の子が読んで「面白い」んだろうか?
この作家さん、なんとなく自分の若い頃の文化を「思い出した作品」ばかり
かいているんだろうか?若かりしの楽しかったあの頃系?
鬼ゾリにリーゼントでキメた少年
わずか十四歳のボーイだったのだ。
「ちっ、畜生、あのメスガキ!」
ぱっちりお目めのセイコちゃんカットに続いて…
シャンの足音に振り向く様子は無い。
気絶するほどかわゆい笑みを浮かべて、
二階から、タケルがかける大音響のロケンロールが響いてきた
時代と言うか「トホホ」な語彙を列挙してみました。
ただの思い出話ならまだしも、主人公の「赤緑豆 小豆(あかみどりまめ あずき)」がなぜか鉄を支配し自由に操れるという不思議な能力を持つという…
SFなのかなんなのか全くわからない時代設定に正直、戸惑う。
それ以上にこの内容が「面白い」と思えない自分はいつの間にか
まっとうで常識的な、面白みのない大人 に
ちゃんと成長したんだなあと気づかされた。
この本を自分が80年代、中学生時代に読んでいたら楽しめたのかな?
それにしても、1700円+税。
文庫本でもお金を払って読みたいとは思わないなあ、これ。
もしかしたら相当相性の悪い作家さんかも。
読み始めてすぐに「あれ?桜庭さんってラノベ作家?」と。
初出が『ファミ通文庫刊』でこれを加筆修正したものらしいので納得。
題名の「荒野」は山野内荒野(やまのうちこうや)と言う12歳の中学生の
少女の名前から。
元々は『荒野の恋』だったらしいけど。
ごめん。
年は12歳から15歳までの描写なのに全然話が進まなさっぷりにがっくり。
「で?何?」と言う残念さ。
どこがいいんでしょう?これ???????
私がおばさんだからこの時期を忘れたから??
けど、胸が大きすぎて転倒しまくるって…謎
スイカぐらいのおおきさのおっぱい?
ファミ通の人達へのサービス描写???
少女小説の様であり、その実全然成長しないガキっぷり。
荒野って一体今何歳で中学時代を振り返っている話なんだろ、これ?
初出が『ファミ通文庫刊』でこれを加筆修正したものらしいので納得。
題名の「荒野」は山野内荒野(やまのうちこうや)と言う12歳の中学生の
少女の名前から。
元々は『荒野の恋』だったらしいけど。
ごめん。
年は12歳から15歳までの描写なのに全然話が進まなさっぷりにがっくり。
「で?何?」と言う残念さ。
どこがいいんでしょう?これ???????
私がおばさんだからこの時期を忘れたから??
けど、胸が大きすぎて転倒しまくるって…謎
スイカぐらいのおおきさのおっぱい?
ファミ通の人達へのサービス描写???
少女小説の様であり、その実全然成長しないガキっぷり。
荒野って一体今何歳で中学時代を振り返っている話なんだろ、これ?
女性社員のトリセツ[取扱説明書]―なぜ上司の気遣いは通じないのか? 前川孝雄著
2014年4月27日 読書
リ×ルート出身の男が男性管理職のガイドとして書いた本。
読み終わって一言で言うと
結婚できて良かった!
会社辞めれて良かった!
専業主婦になれて(現在進行形で)良かった!
読めば読むほど男どもにとって女って
邪魔でいらね~
男ばっかりの職場だったらこんな事で悩まずに済んだのに
と言う心の裡が透け透け。男って素直だね。
この中身、飲み屋で男どうしてやれば「そうだ、そうだ」ってなるんだろうけど
「引退」した私が読んでも「そんなに女は邪魔なんか?」と言いたくなるほどだから「現役」の人が読んだらモチベーション下がりまくるだろうな。
そもそも男にとったら「女なんかいらね~」と思っているのに
これまた男社会の視野の狭い、官僚どもが
女を「視野が狭い」と本書でも指摘しているけど、男だってこの政策を見る限り
更に視野が狭いと思うけど。
今まで「補助」的な仕事しかさせてこなかったのに、急に「指導者的立場」が
取れるわけない。
なので、少しでも脳みそがあったら打診されても「お断りします」と言うのは
当然だと思うんだけど。無理やりその職に就かされても結局できずに辞めるか
悪評で悩まされるかのどっちかなのは明白。
けれどそれ自体が男にはわからない、と本書で延々と語っている。笑
男ならば責任ある仕事を打診されて断るやつはいない、みたいな。
育ててないのによくもまあ押し付けるよな、って思った。
もし女が出世を望むのであれば、旧社会よりも元来女職場で頑張る方が
絶対に土壌ができている分、楽。
やる気のある女をどんどん潰していまさら何を言うのか、けっ!
育てずに引っこ抜いて踏みつけて枯らしていったのは誰?って感じ。
氷河期の採用に置いても女より男の方を採用していたし。
こんな風に過去においてもないがしろにしておいて何を今更。
で、「配偶者控除の撤廃」を提案してくるって。
これだけ現役の子らがやりにくい状態なのに化石が社会でどうしろと。
「これだからおばさんは」って言葉で片付けるの目に見えてるし。
責任ある仕事ができる職場におばさんが就けるわけもないし。
レジ打ち、清掃と言った仕事しか就けないのなら家で掃除した方が断然マシなのに。そうやって女性が住みにくい社会にしておいて、よくもま~ぬけぬけと
「女性の活躍する場を!」なんて言えるわ。
日本を衰退させたのは誰でもなく、お前ら男どもだ!!!怒
ちなみにこれを読んで職場改善できた男管理職が何人いるのか
統計を載せてくれたら信ぴょう性はあるけど。
机上の空論で何冊も本を出してもね。
「結果、出せや!」だよね。
読み終わって一言で言うと
結婚できて良かった!
会社辞めれて良かった!
専業主婦になれて(現在進行形で)良かった!
読めば読むほど男どもにとって女って
邪魔でいらね~
男ばっかりの職場だったらこんな事で悩まずに済んだのに
と言う心の裡が透け透け。男って素直だね。
この中身、飲み屋で男どうしてやれば「そうだ、そうだ」ってなるんだろうけど
「引退」した私が読んでも「そんなに女は邪魔なんか?」と言いたくなるほどだから「現役」の人が読んだらモチベーション下がりまくるだろうな。
そもそも男にとったら「女なんかいらね~」と思っているのに
これまた男社会の視野の狭い、官僚どもが
「2020年までに指導的位置を占める女性の割合を少なくとも
30%までに引き上げるように目指し、各種取り組みを行う事」
と言う提言が政府からなされているから。
女を「視野が狭い」と本書でも指摘しているけど、男だってこの政策を見る限り
更に視野が狭いと思うけど。
今まで「補助」的な仕事しかさせてこなかったのに、急に「指導者的立場」が
取れるわけない。
なので、少しでも脳みそがあったら打診されても「お断りします」と言うのは
当然だと思うんだけど。無理やりその職に就かされても結局できずに辞めるか
悪評で悩まされるかのどっちかなのは明白。
けれどそれ自体が男にはわからない、と本書で延々と語っている。笑
男ならば責任ある仕事を打診されて断るやつはいない、みたいな。
育ててないのによくもまあ押し付けるよな、って思った。
もし女が出世を望むのであれば、旧社会よりも元来女職場で頑張る方が
絶対に土壌ができている分、楽。
やる気のある女をどんどん潰していまさら何を言うのか、けっ!
育てずに引っこ抜いて踏みつけて枯らしていったのは誰?って感じ。
氷河期の採用に置いても女より男の方を採用していたし。
こんな風に過去においてもないがしろにしておいて何を今更。
で、「配偶者控除の撤廃」を提案してくるって。
これだけ現役の子らがやりにくい状態なのに化石が社会でどうしろと。
「これだからおばさんは」って言葉で片付けるの目に見えてるし。
責任ある仕事ができる職場におばさんが就けるわけもないし。
レジ打ち、清掃と言った仕事しか就けないのなら家で掃除した方が断然マシなのに。そうやって女性が住みにくい社会にしておいて、よくもま~ぬけぬけと
「女性の活躍する場を!」なんて言えるわ。
日本を衰退させたのは誰でもなく、お前ら男どもだ!!!怒
ちなみにこれを読んで職場改善できた男管理職が何人いるのか
統計を載せてくれたら信ぴょう性はあるけど。
机上の空論で何冊も本を出してもね。
「結果、出せや!」だよね。
「手間をかけない」ことからはじめましょう ものぐささん美肌法 島野孝子著
2014年4月27日 読書
これを読むと今まで化粧品に払ってきたお金は一体なんだったんだろう?
とものすご~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い喪失感に
襲われます。笑
要は持っている肌免疫力を回復させて後は自分の肌に一任すべきであって、
化粧品で肌が改善されるわけでもなしと言う…
むしろあれこれ塗りすぎる人の方が肌を傷めるという悪循環…汗
女性の肌についてってなると大体媒体誌に登場した皮膚科医で女医の
Dr.Y0SI木だって「化粧品は効き目があるのは3000円以上から」って言ってたのに
実はそれも本当か?って思ってしまう。
本書の趣旨は
という事から、結局バランスのいい食事とストレスをためない生活ってことに。
自分の使っている化粧品の成分をチェックしましたとも!!!
幸い「不使用」だったから良かったけど、けど、それはそれで成分が浸透しているのは本当だろうか?と言う疑問も出てくるわけで。笑
肌は普段「弱酸性」。なので「弱酸性のビオ×」を使っている人もいると思うけど、それは余計に「なまけ肌」になるのでむしろ皮膚を刺激して活性化させるために適度なアルカリ性で目を覚ましてやる方がいいのだとか。
なので
まあ後半は大体他の本でも書かれていることですが。
沢山の化粧品を使うより規則正しい生活を心がける。
そうすれば節約にもなるし。
化粧品そのものが悪いのではなく「界面活性剤」が問題なんだよね。
安いのはそれしか入ってない、ってことでdoctorは「3千円以上」と
言っているのかな?
ちなみに昨日は久しぶりに「肌断食」=風呂上りに顔に何も付けない
をやりました。初めは痛いけど、朝はつるんとしてました。
これから夏に向けて皮脂が出てくるので、何も付けなくても全然Okに
なっていくかも。
とものすご~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~い喪失感に
襲われます。笑
要は持っている肌免疫力を回復させて後は自分の肌に一任すべきであって、
化粧品で肌が改善されるわけでもなしと言う…
むしろあれこれ塗りすぎる人の方が肌を傷めるという悪循環…汗
女性の肌についてってなると大体媒体誌に登場した皮膚科医で女医の
Dr.Y0SI木だって「化粧品は効き目があるのは3000円以上から」って言ってたのに
実はそれも本当か?って思ってしまう。
本書の趣旨は
肌には色々なものを入れてはいけない
肌には簡単に成分が入らない
という事から、結局バランスのいい食事とストレスをためない生活ってことに。
肌は入るところではなく、出すところ。
肌は食事が作るものと理解し、「入れる」ケアではなく
「出す」ケアを心がければ、肌はきれいになれるのです。
肌は排泄器官であると同時に、外部の汚れや菌から体を守る等バリア機能を持っています。物質を入れない様にできているのです。
だから、基本的に何も侵入できないような仕組みになっているのです。
ところが、バリアである肌を通過しやすくする物質があります。
それが、浸透力の強い界面活性剤。
このように界面活性剤は免疫細胞や他の皮膚細胞の表面を溶かして
異常な細胞にしてしまったり、体内に蓄積して悪い影響をもたらすなど
多くのデメリットを持っています。入れないに越したことはありません。
自分の使っている化粧品の成分をチェックしましたとも!!!
幸い「不使用」だったから良かったけど、けど、それはそれで成分が浸透しているのは本当だろうか?と言う疑問も出てくるわけで。笑
肌は普段「弱酸性」。なので「弱酸性のビオ×」を使っている人もいると思うけど、それは余計に「なまけ肌」になるのでむしろ皮膚を刺激して活性化させるために適度なアルカリ性で目を覚ましてやる方がいいのだとか。
なので
1、顔は石鹸で洗いましょう
2、体も髪も石鹸で甦る
3、うるおいは「中に入らない」が基本
↑
自分で水+グリセリン 等で化粧水を作る
4、熱いお風呂を効果的に使おう
↑
42~45度の熱いお湯につかると、体表面に取り残された悪い血を分解する酵素が出る(於血=オケツ)。熱い湯はセルライトにも効果がある。
5、背中のケアで美肌を作る
6、バランスのいい食事が一番
7、きれいな腸を手に入れましょう
8、質の良い眠りで美肌作り
9、メイクは自由に楽しもう
まあ後半は大体他の本でも書かれていることですが。
沢山の化粧品を使うより規則正しい生活を心がける。
そうすれば節約にもなるし。
化粧品そのものが悪いのではなく「界面活性剤」が問題なんだよね。
安いのはそれしか入ってない、ってことでdoctorは「3千円以上」と
言っているのかな?
ちなみに昨日は久しぶりに「肌断食」=風呂上りに顔に何も付けない
をやりました。初めは痛いけど、朝はつるんとしてました。
これから夏に向けて皮脂が出てくるので、何も付けなくても全然Okに
なっていくかも。
ヒートアップ 中山七里著
2014年4月25日 読書
お!今度は「警察」を離れて「麻薬取締官」と言う新境地かあ~と思っていたらしっかり繋がっており、
『魔女はよみがえる』の続編と言ってもいい感じ。
と言うのも『魔女』で壮絶な殉職をした宮條貢平(くじょうこうへい)氏とは所属は違えども理解しあえる仲だったし。
ちなみに麻薬取締官とは厚生労働省の麻薬対策課に属するとか。しかもおとり捜査ができるし。へ~
七尾究一郎は特異体質の持ち主とはいえ、『魔女』で開発された「ヒート」なるドラッグとはもう言えない人間を「兵器」に代えてしまう薬を追うことに。
ちなみに宮條さんの壮絶な死と、それ以上に彼の妹さんが薬物によって廃人に至る描写は正直胸糞悪すぎて気分が悪くなっただけに、その続編的位置にあるとしたらあの気持ち悪さが甦るのかなあ…といささか危惧しつつ読み進めるのが気が重かったのですが、あれほどの陰鬱さは無く終わったのでその点はよかったけど、ただ、ラスト。
なんだこれ?ここは日本ですか?状態な戦場描写に…
というか、集中爆撃で主人公は助かったのですが、こうやって普通の人間3人が助かるのならヒートに汚染された動物も同じように助かるんじゃないのかと。(ネタバレするのでつっこめないんですが)
う~~ん、やくざの「山崎」との奇妙な友情が書きたかったのか?と。微妙になんかずれた感じがしたのですが。
『魔女』ほど陰鬱トーンが無い分、軽いというかなんというか…う~~ん。
最後にちらりと山崎が「滅法腕のいい御子柴(みこしば)と言う弁護士を知っていますから」と言う部分の「御子柴」は
『贖罪の奏鳴曲』の御子柴だよなあ…
と言うことで、中山作品は『バチスタ』同様、微妙にリンクしながら一つの世界を形成している模様。
知らずに単発で読むと「何のこっちゃ」になると思うので
発表年数を参考に読むほうが無難。
多分、この七尾シリーズ化するだろうな。
『魔女はよみがえる』の続編と言ってもいい感じ。
と言うのも『魔女』で壮絶な殉職をした宮條貢平(くじょうこうへい)氏とは所属は違えども理解しあえる仲だったし。
ちなみに麻薬取締官とは厚生労働省の麻薬対策課に属するとか。しかもおとり捜査ができるし。へ~
七尾究一郎は特異体質の持ち主とはいえ、『魔女』で開発された「ヒート」なるドラッグとはもう言えない人間を「兵器」に代えてしまう薬を追うことに。
ちなみに宮條さんの壮絶な死と、それ以上に彼の妹さんが薬物によって廃人に至る描写は正直胸糞悪すぎて気分が悪くなっただけに、その続編的位置にあるとしたらあの気持ち悪さが甦るのかなあ…といささか危惧しつつ読み進めるのが気が重かったのですが、あれほどの陰鬱さは無く終わったのでその点はよかったけど、ただ、ラスト。
なんだこれ?ここは日本ですか?状態な戦場描写に…
というか、集中爆撃で主人公は助かったのですが、こうやって普通の人間3人が助かるのならヒートに汚染された動物も同じように助かるんじゃないのかと。(ネタバレするのでつっこめないんですが)
う~~ん、やくざの「山崎」との奇妙な友情が書きたかったのか?と。微妙になんかずれた感じがしたのですが。
『魔女』ほど陰鬱トーンが無い分、軽いというかなんというか…う~~ん。
最後にちらりと山崎が「滅法腕のいい御子柴(みこしば)と言う弁護士を知っていますから」と言う部分の「御子柴」は
『贖罪の奏鳴曲』の御子柴だよなあ…
と言うことで、中山作品は『バチスタ』同様、微妙にリンクしながら一つの世界を形成している模様。
知らずに単発で読むと「何のこっちゃ」になると思うので
発表年数を参考に読むほうが無難。
多分、この七尾シリーズ化するだろうな。
欲ばりワードローブ 進藤やす子著
2014年4月24日 読書
あくまで著者は「イラストレーター」であって、スタイリストでもなければ
ファッション系のエディターでもない。
上から目線でファッショニスタが「こーいうのがいいわよ」と言うのではなく
著者が「こんな買い物したんですが…ちょっと聞いてくれます?」と言う感覚で書いたという事らしい。
なので出てくる服のブランドが全てがハイブランドではなく、普段頑張って働いている人がお給料をこんな風に使いました、って感じのブランドなので街でよく見かけるスタイルが多かった。
あと持っている服やバッグがイラスト内で数回「使いまわされている」ので
「なるほどな~こういう風にコーディネートしてるんだな」と。
そういう言った意味では「手持ちの物を工夫している」と好感を持てますが
色々なコーディネート例を期待している人には「掲載例が少ない」と不満に持つかも。
最後の「スヌーピー愛」は5歳ぐらいの年齢差ゆえに共感を持てるものの、
今時の20~30代のおしゃれ好きな人には「…」というか、
むしろブランド物のジュエリーを掲載する方が受けはいいかも。
私なんかは「スヌーピーの顔の違い」についてニヤニヤしましたけどね。
こうやってあらゆる世代に向けたおしゃれの本を出すのって、案外難しいのかも。
ファッション系のエディターでもない。
上から目線でファッショニスタが「こーいうのがいいわよ」と言うのではなく
著者が「こんな買い物したんですが…ちょっと聞いてくれます?」と言う感覚で書いたという事らしい。
なので出てくる服のブランドが全てがハイブランドではなく、普段頑張って働いている人がお給料をこんな風に使いました、って感じのブランドなので街でよく見かけるスタイルが多かった。
あと持っている服やバッグがイラスト内で数回「使いまわされている」ので
「なるほどな~こういう風にコーディネートしてるんだな」と。
そういう言った意味では「手持ちの物を工夫している」と好感を持てますが
色々なコーディネート例を期待している人には「掲載例が少ない」と不満に持つかも。
最後の「スヌーピー愛」は5歳ぐらいの年齢差ゆえに共感を持てるものの、
今時の20~30代のおしゃれ好きな人には「…」というか、
むしろブランド物のジュエリーを掲載する方が受けはいいかも。
私なんかは「スヌーピーの顔の違い」についてニヤニヤしましたけどね。
こうやってあらゆる世代に向けたおしゃれの本を出すのって、案外難しいのかも。
幸せになるお金のバイブル―女子必読! 深田晶恵著
2014年4月24日 読書
我が家の生命保険を見直すきっかけとなった『定年後破産をしない為に』の
著者の本。
しかし題名に「女子 」とあるように、ターゲットが20~30代当たりなので残念ながら遅かった感あり。笑
とはいうものの何気にお金を消費している人には一読の価値あり。
リボ払いと分割払いのメリットデメリットとか。知らないと損損!
けれどそのリボ払いの説明としての「ネタ」だと思うんだけど
『親戚のM子が自分のご褒美としてブランドバックを買う事に。
けれどそのバックは一カ月分の給料より高いそう。
同資金繰りするか迷っている様子。定期預金は解約したくないし…』
で、クレジットカードのリボか分割か…と言う展開ですが、
私がもしその親戚の子に言うのなら
一括払いできないような物を買うな!
身分不相応だと思え! です。
そのローンの為に今後の生活が乏しくなるなんて。
バッグや財布はブランド物なのに、全体の雰囲気がみすぼらしい子、
結構見かけますが、こんな風にお金の使い方を知らない子が多いんでしょう。
買ってもらえないと流通が回らないなんて言う言葉に乗せられずに、
きちんと本当に必要かどうかを見極める知識と目が欲しいもんですね。
ちなみに私の財布、ノーブランドのくせに5万円 も
してしまいました。汗
風水では財布の寿命は3年と言われており、買い替えの時期はとっくにすぎて
いるのですがこれがまた使い勝手を考え尽くした作りをしており、
これ以上の財布を見つけることが出来ずに今に至っております。
革だけどそんなに汚れが目立たない色だし。
完全に財布の効力=お金が貯まる は失っておりますがそれでもやっぱり
持っていたいと思わせる財布です。(ただのケチか?)
著者の本。
しかし題名に「女子 」とあるように、ターゲットが20~30代当たりなので残念ながら遅かった感あり。笑
とはいうものの何気にお金を消費している人には一読の価値あり。
リボ払いと分割払いのメリットデメリットとか。知らないと損損!
けれどそのリボ払いの説明としての「ネタ」だと思うんだけど
『親戚のM子が自分のご褒美としてブランドバックを買う事に。
けれどそのバックは一カ月分の給料より高いそう。
同資金繰りするか迷っている様子。定期預金は解約したくないし…』
で、クレジットカードのリボか分割か…と言う展開ですが、
私がもしその親戚の子に言うのなら
一括払いできないような物を買うな!
身分不相応だと思え! です。
そのローンの為に今後の生活が乏しくなるなんて。
バッグや財布はブランド物なのに、全体の雰囲気がみすぼらしい子、
結構見かけますが、こんな風にお金の使い方を知らない子が多いんでしょう。
買ってもらえないと流通が回らないなんて言う言葉に乗せられずに、
きちんと本当に必要かどうかを見極める知識と目が欲しいもんですね。
ちなみに私の財布、ノーブランドのくせに5万円 も
してしまいました。汗
風水では財布の寿命は3年と言われており、買い替えの時期はとっくにすぎて
いるのですがこれがまた使い勝手を考え尽くした作りをしており、
これ以上の財布を見つけることが出来ずに今に至っております。
革だけどそんなに汚れが目立たない色だし。
完全に財布の効力=お金が貯まる は失っておりますがそれでもやっぱり
持っていたいと思わせる財布です。(ただのケチか?)
スタート! 中山七里著
2014年4月23日 読書
へ~珍しく「映画界」についてかあ~と思いきや、しっかりミステリー。
しかも本作で「映画」として取り上げている題名が『厄災の季節』。
これが出てきた時「あれ?」って思ったら案の定、「このミス」に応募して
一つは『さよなら、ドビュッシー』で出版、もう一冊が原題『厄災の季節』であり、改題して『連続殺人鬼 カエル男』として出版されたのだから。
自分の作品を別の作品内で映画の原作として使っちゃうって。笑
まあ『カエル』はグロイからいくらなんでも現実に映画化は無理だろなあ…
ところで原田マハの感想でグタグタにこき下ろしましたが、中山さんは
文中でこう書いてます。
p109
こうやって自分の作品内で自分の気持ちを登場人物に代弁させるところに
私は原田マハよりも「面白い」と思うわけで。
しいて言えば原田が「道徳の教科書」で「みんな信号を守りましょう!」と
いい子ちゃんに対して中山氏は「車が突っ込んでくるのが見えても、赤ならじっとしとけって言うのか!!」と毒を吐く感じ。その毒が「なるほどな」と
思えるからこそこうやって引用も多数出てくる。
ただずらずらと出来事を書き並べている原田作品には引用する部分もない。
けれどそんな原田作品を「面白い!」と今の子が評価するのは、これが原因かと。
P147
まさに、原田作品!
しかも本作で「映画」として取り上げている題名が『厄災の季節』。
これが出てきた時「あれ?」って思ったら案の定、「このミス」に応募して
一つは『さよなら、ドビュッシー』で出版、もう一冊が原題『厄災の季節』であり、改題して『連続殺人鬼 カエル男』として出版されたのだから。
自分の作品を別の作品内で映画の原作として使っちゃうって。笑
まあ『カエル』はグロイからいくらなんでも現実に映画化は無理だろなあ…
ところで原田マハの感想でグタグタにこき下ろしましたが、中山さんは
文中でこう書いてます。
p109
「一言で言えば素人が増えたんだよ。素人評論家、素人人権家、
それから素人監督。昔は評論にしても相応の教養や経験が無ければ名乗ることもできなかったが、今は面白かった面白くなかったの印象を書くだけで評論家ヅラができる。そしてそういうヤツに限って相対評価しかできないのに星を並べて
絶対評価したがる。(中略)
挙句の果てには自分でブログを開設し、タダ同然で借りてきたレンタルビデオの
感想を書き散らして悦に入るのもいる。」
こうやって自分の作品内で自分の気持ちを登場人物に代弁させるところに
私は原田マハよりも「面白い」と思うわけで。
しいて言えば原田が「道徳の教科書」で「みんな信号を守りましょう!」と
いい子ちゃんに対して中山氏は「車が突っ込んでくるのが見えても、赤ならじっとしとけって言うのか!!」と毒を吐く感じ。その毒が「なるほどな」と
思えるからこそこうやって引用も多数出てくる。
ただずらずらと出来事を書き並べている原田作品には引用する部分もない。
けれどそんな原田作品を「面白い!」と今の子が評価するのは、これが原因かと。
P147
「今時仕事に命燃やすだなんてアナクロもいいとこ。
あのね、映画屋さん。ご存じないようだから教えてあげるけどね、
今の子たちはね、そーいう暑っ苦しいのは大嫌いなの。
巨匠が命を削っただとか、何百人もの思いが込められているとか、
そーいう重たいのは流行らないのよ。
もっともっとスタイリッシュで、軽くて肩が張らず、
泣かせて欲しい場面で思いっきり泣かせてくれるようなわかりやすいのがいいの。」
まさに、原田作品!
総理の夫 原田マハ著
2014年4月21日 読書
そもそも私が原田マハを読むきっきかけが、この本が書評で紹介されていたから。さっそく予約したら数か月待ち…という事でその間に借りれる本を借りて読んでいたという事ですが。
3か月以上待ったでしょうか。
実業之日本社と言うお堅い出版社名、そして本体価格1700円+税という
決して安いとは言えない価格。
さていかなる原田節で政治を語るのか!と期待したところ…
…
…
…
なんだこれ?ただのラノベじゃん!
1700円+税を払ってでもラノベが読みたい方はどうぞ。
一般小説を読みたいと思っている人は止めた方が絶対に無難。
何これ?マジで?はあ????????
『本日は、おひらがもよく』に出てきた伝説のスピーチライター
「久遠久美」がゲスト出演(?)しているけれど内容で言えば
『本日は…』の方が面白かった。少なくともラノベじゃなかった。
図書館で借りた本なので帯についているイラストは外されていたけれど
こうやって見たらラノベ要素しっかりあったのね…
まるで出版社が「政治に疎い 女子供にも分かるような話を一つ 」とでも言って書かせたんでしょうか?
事実、読書メー×ーでは「女子供」の感想が「面白い!」の一点集中!
そうか、女子供に取ったらこれはラノベだからフツーに面白いと感じてもおかしくないよね。私の様に一般書だと思って読むと全然中身の無いすっかすか~に
「どこがおもろいねん!!怒」としか言いようが無かったけど。
ドラマ化ありき、マンガの原作ありきとでもいうのか。
面白おかしく政治を語るにはこれぐらい脱力させておかないと、興味を持ってもらえないのか、今の日本の若者の知能と言うのは…
果てしなく情けない実家が金持ちと言うだけであとはヘタレの極みの「総理の夫」。もしこの男と結婚したいなんぞとほざく独身女がいたとしたら
アンタ、絶対に一生年収200万程度の男としか縁が無いと思うよ。
このヘタレが夫として機能するのはあくまでも自分で稼ぐ力がある女だけ。
普通の女がこの男と結婚してもろくなことにはならない。
貧乏であえぎたくなかったらこんな男を「いい」とか言わない様に。
40前の男の設定なのに、読んでいてお前は高校生か?と突っ込みたくなるぐらい
「おめでたい」設定にうんざり。
原田さん、正直どの作品も人物設定失敗と言うか無いんですよね。
例えば宮部みゆきならどんなジャンルを書いてもどこか宮部みゆきらしさがあるのに原田の場合は全くそれが無い。
どの作品もどの作品もまるで誰かが書いた本のコピー。
普通デビュー作から2~3作は似た路線を踏んでから徐々に違う舞台を書く人がほとんどなのに、この人の場合全部違う。初めから全くテイストが違う。
それだけ引き出しが多いのか、と思われるのだが読めば読むほど作品の濃度とか完成度が全く違う。当たり外れが大きすぎ。
そして、全部に言えるのが「誰かの作品にどこか似ている」と言う点。
素人に言われたくないと思うけど。
でも本作は正真正銘「ラノベ風に行ってくださいね~」とでも言われたかのようにかる~い。
そもそもこの人の作品には「悪い人が出てこない」こと前提な為、感想にも
「読んでいて安心」とある。
言い換えたら普通小説を通して主人公が困難にぶつかった時の対処法を読者が学べき場面が悪者がいない=困難に対応する場が無い、ということ。
それ、安心ではなく手抜きなんじゃないですか?書けないの?
トラブルが起こらない作品という事は主人公が自ら成長する場もない、という事。いかにその困難を乗り越えたのかと言う描写が一切ないという事は作家にとっては楽でしょう。その分、内容が薄っぺらになるのは当然の事。
本作でももっともっと血を吐くようなやり取りがあってこそ(だって総理大臣の話だもん)なのに、それを語り手を「夫」にしたら表面的な事しかしかも性格がヘタレだからさらにうす~い。
人の努力を本人以外が語れるわけないのに。
うす~いの。うすい~いの。
こんなのを読んで「面白い」と言える平和な日本の若者たち。素敵!
消費税が8%に上がった今こそ、もっともっと語るべきことはあるはずなんだけどな。そこら辺の難し~ことは一切すっ飛ばして素敵なラノベ。
この本を買ったことを後悔しました、って感想があってしかるべきだと思うんだけど。そんなに政治について考えるの、いや????
語っているようで全く語っていないのが原田マハ、と言うことか。
これがこの人の作風の根底にあるという事か?
消費税を上げると国民にいう事は「パンドラの箱」を開けることと同じ。
なら箱を開けた「野田ちゃん」はもっと讃えられるべきだったのに。
なまじ所属した政党があそこだっただけで、おいしいとこは全て
安倍ちゃんたちに取られちゃったんだねえ…気の毒に。
3か月以上待ったでしょうか。
実業之日本社と言うお堅い出版社名、そして本体価格1700円+税という
決して安いとは言えない価格。
さていかなる原田節で政治を語るのか!と期待したところ…
…
…
…
なんだこれ?ただのラノベじゃん!
1700円+税を払ってでもラノベが読みたい方はどうぞ。
一般小説を読みたいと思っている人は止めた方が絶対に無難。
何これ?マジで?はあ????????
『本日は、おひらがもよく』に出てきた伝説のスピーチライター
「久遠久美」がゲスト出演(?)しているけれど内容で言えば
『本日は…』の方が面白かった。少なくともラノベじゃなかった。
図書館で借りた本なので帯についているイラストは外されていたけれど
こうやって見たらラノベ要素しっかりあったのね…
まるで出版社が「政治に疎い 女子供にも分かるような話を一つ 」とでも言って書かせたんでしょうか?
事実、読書メー×ーでは「女子供」の感想が「面白い!」の一点集中!
そうか、女子供に取ったらこれはラノベだからフツーに面白いと感じてもおかしくないよね。私の様に一般書だと思って読むと全然中身の無いすっかすか~に
「どこがおもろいねん!!怒」としか言いようが無かったけど。
ドラマ化ありき、マンガの原作ありきとでもいうのか。
面白おかしく政治を語るにはこれぐらい脱力させておかないと、興味を持ってもらえないのか、今の日本の若者の知能と言うのは…
果てしなく情けない実家が金持ちと言うだけであとはヘタレの極みの「総理の夫」。もしこの男と結婚したいなんぞとほざく独身女がいたとしたら
アンタ、絶対に一生年収200万程度の男としか縁が無いと思うよ。
このヘタレが夫として機能するのはあくまでも自分で稼ぐ力がある女だけ。
普通の女がこの男と結婚してもろくなことにはならない。
貧乏であえぎたくなかったらこんな男を「いい」とか言わない様に。
40前の男の設定なのに、読んでいてお前は高校生か?と突っ込みたくなるぐらい
「おめでたい」設定にうんざり。
原田さん、正直どの作品も人物設定失敗と言うか無いんですよね。
例えば宮部みゆきならどんなジャンルを書いてもどこか宮部みゆきらしさがあるのに原田の場合は全くそれが無い。
どの作品もどの作品もまるで誰かが書いた本のコピー。
普通デビュー作から2~3作は似た路線を踏んでから徐々に違う舞台を書く人がほとんどなのに、この人の場合全部違う。初めから全くテイストが違う。
それだけ引き出しが多いのか、と思われるのだが読めば読むほど作品の濃度とか完成度が全く違う。当たり外れが大きすぎ。
そして、全部に言えるのが「誰かの作品にどこか似ている」と言う点。
素人に言われたくないと思うけど。
でも本作は正真正銘「ラノベ風に行ってくださいね~」とでも言われたかのようにかる~い。
そもそもこの人の作品には「悪い人が出てこない」こと前提な為、感想にも
「読んでいて安心」とある。
言い換えたら普通小説を通して主人公が困難にぶつかった時の対処法を読者が学べき場面が悪者がいない=困難に対応する場が無い、ということ。
それ、安心ではなく手抜きなんじゃないですか?書けないの?
トラブルが起こらない作品という事は主人公が自ら成長する場もない、という事。いかにその困難を乗り越えたのかと言う描写が一切ないという事は作家にとっては楽でしょう。その分、内容が薄っぺらになるのは当然の事。
本作でももっともっと血を吐くようなやり取りがあってこそ(だって総理大臣の話だもん)なのに、それを語り手を「夫」にしたら表面的な事しかしかも性格がヘタレだからさらにうす~い。
人の努力を本人以外が語れるわけないのに。
うす~いの。うすい~いの。
こんなのを読んで「面白い」と言える平和な日本の若者たち。素敵!
消費税が8%に上がった今こそ、もっともっと語るべきことはあるはずなんだけどな。そこら辺の難し~ことは一切すっ飛ばして素敵なラノベ。
この本を買ったことを後悔しました、って感想があってしかるべきだと思うんだけど。そんなに政治について考えるの、いや????
語っているようで全く語っていないのが原田マハ、と言うことか。
これがこの人の作風の根底にあるという事か?
消費税を上げると国民にいう事は「パンドラの箱」を開けることと同じ。
なら箱を開けた「野田ちゃん」はもっと讃えられるべきだったのに。
なまじ所属した政党があそこだっただけで、おいしいとこは全て
安倍ちゃんたちに取られちゃったんだねえ…気の毒に。
楽園のカンヴァス 原田マハ著
2014年4月19日 読書
絵画とミステリーの融合作
中盤の「夢をみた」の小説を読んでいる部分は結構面白かったけど、
読み終わったら最初の部分と終わりの部分がご都合主義ぽくて興ざめ。
だって、導入部分の織絵のキャラって最悪。自分が口にしたくない事はだんまりを決め込み、無視!それ、男には通用するかもしれない(=ご機嫌を取ろうとする)かもしれないけど女同士でやられるとマジむかつく!
そういえば学生時代これをやる女がいて都合が悪くなるとだんまり。
こっちにしたら「電話かけたのこっちだよ!!電話代お前が払え!!」って
めっちゃムカついていたっけ。今なら先日私がメールでやられたみたいに
「じゃ、切るわ!」ってこっちからだんまりが始まったら切ればよかった…
てな感じで、性格の悪い女には顔はきれいだけど性格の悪い娘がいて、
絵を通じて娘の性格が治るのかな?と言う展開なのかと思っていたら別にどっちでもいい設定で。
本当に「娘」と向き合うつもりで岡山に戻って来たのか?ってぐらい母娘間の
冷えっぷり。
そんなさえないくすんだ中年女が17年ぶりの再会って…
しかもそこから「何か」が始まりそうな予感を含んで終わってるし。
う~~~ん。リアル感が全くなさ過ぎてラストをイマイチ快く受け止めることができなかった。
これ、子供がいない人とか若い人が読んだらもっと違う意見になるんだろうなあ。そんなにいいか?織絵のキャラ。
面白いのに残念な感のある一冊。
それ、こなん君にも通じるな。
中盤の「夢をみた」の小説を読んでいる部分は結構面白かったけど、
読み終わったら最初の部分と終わりの部分がご都合主義ぽくて興ざめ。
だって、導入部分の織絵のキャラって最悪。自分が口にしたくない事はだんまりを決め込み、無視!それ、男には通用するかもしれない(=ご機嫌を取ろうとする)かもしれないけど女同士でやられるとマジむかつく!
そういえば学生時代これをやる女がいて都合が悪くなるとだんまり。
こっちにしたら「電話かけたのこっちだよ!!電話代お前が払え!!」って
めっちゃムカついていたっけ。今なら先日私がメールでやられたみたいに
「じゃ、切るわ!」ってこっちからだんまりが始まったら切ればよかった…
てな感じで、性格の悪い女には顔はきれいだけど性格の悪い娘がいて、
絵を通じて娘の性格が治るのかな?と言う展開なのかと思っていたら別にどっちでもいい設定で。
本当に「娘」と向き合うつもりで岡山に戻って来たのか?ってぐらい母娘間の
冷えっぷり。
そんなさえないくすんだ中年女が17年ぶりの再会って…
しかもそこから「何か」が始まりそうな予感を含んで終わってるし。
う~~~ん。リアル感が全くなさ過ぎてラストをイマイチ快く受け止めることができなかった。
これ、子供がいない人とか若い人が読んだらもっと違う意見になるんだろうなあ。そんなにいいか?織絵のキャラ。
面白いのに残念な感のある一冊。
それ、こなん君にも通じるな。
七色の毒 中山七里著
2014年4月17日 読書
『切り裂きジャックの告白』で主役を務めた犬養が登場。
とはいえ、短編なので引導渡し程度の登場ですが。
実際に起こった事件を中山風に料理しました!って感じで。
ただ3篇目の『白い原稿』はこれって水嶋ヒ×のこと?って思ったし
それだけ真面目に作家を目指している人にとってはあれはどうしても受け入れがたかった、言い換えればこの小説の様な展開が起こっても不思議ではなかったとでもいうようで。確かにあの作品はねえ…
けれど名前も設定を変えていてもすぐにピンとくる人にはああこれのモデルは彼だなってわかるし生きている人を殺すってのは…大丈夫か??
そして何より2編目の『黒いハト』。
これ、私だれかの作品で全く同じ展開、オチで読んだことある
誰の何と言う作品かまで覚えていないので比較として参照できないのが残念ですが、読んですぐ「あれ?これってもしかして…」と思っていたらまさかの同一展開だっただけに
「これって盗作 …」と言う言葉が頭に浮かんだほど。
最もミステリー界はすでにトリックは出尽くしているので過去のトリックを焼き直し、焼き直しその人の言葉で表現するのがせいぜい…と言うのが常識になっているようなのでこれぐらいは「盗作」とも言えないのかもしれませんが。
素人が書く大学の論文の方が玄人が書く、お金を取る小説よりコピペが禁止されているという摩訶不思議な世界ですね。
とはいえ、短編なので引導渡し程度の登場ですが。
実際に起こった事件を中山風に料理しました!って感じで。
ただ3篇目の『白い原稿』はこれって水嶋ヒ×のこと?って思ったし
それだけ真面目に作家を目指している人にとってはあれはどうしても受け入れがたかった、言い換えればこの小説の様な展開が起こっても不思議ではなかったとでもいうようで。確かにあの作品はねえ…
けれど名前も設定を変えていてもすぐにピンとくる人にはああこれのモデルは彼だなってわかるし生きている人を殺すってのは…大丈夫か??
そして何より2編目の『黒いハト』。
これ、私だれかの作品で全く同じ展開、オチで読んだことある
誰の何と言う作品かまで覚えていないので比較として参照できないのが残念ですが、読んですぐ「あれ?これってもしかして…」と思っていたらまさかの同一展開だっただけに
「これって
最もミステリー界はすでにトリックは出尽くしているので過去のトリックを焼き直し、焼き直しその人の言葉で表現するのがせいぜい…と言うのが常識になっているようなのでこれぐらいは「盗作」とも言えないのかもしれませんが。
素人が書く大学の論文の方が玄人が書く、お金を取る小説よりコピペが禁止されているという摩訶不思議な世界ですね。